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12月までの椿

大阪の椿→紫炎ー
紫の桃紅色・牡丹咲き・大輪

                  6−7年前に挿し木苗を求めました。
                 今ではだいぶ大きくなりまして、あちこちに挿し木や接木をしております。

                 花の特徴は紫がっかった桃紅色の牡丹咲きの大きな花です。
                 花弁が少し薄い感じがします。フラワーガールとグランサム椿の交配種とのことです。


紫炎ー牡丹咲き

紫炎ー全開状態

久留米の椿→紫式部ー紫紅色・一重筒咲き・侘芯・極小輪
                  5年ほど前に挿し木苗を求めまして、接木をしたものです。
                 紫の色がある程度でますが、春の訪れにしたがって、紅色に変化するのでは。。。?

                 花の特徴は紫光色の筒咲き、侘芯で極小輪です。
                 蕾のうちと、早い時期は外側の花弁は紫がかっています。でも小輪で筒咲きの良い花ではないでしょうか。
                 早い時期に太陽にあてますと良い色が出るのではないかとおもわれますが。


紫式部

Nuccio農園の椿→バターミント(buttermint)-黄色・千重咲き・小輪

                 10年位前に求めたもので接木で保存しております。
                太い木に接いでありますので、枝が密集しております。

                花の特徴は黄色の千重咲き小輪で、たくさんの花が毎年咲きます。
                普通の外国椿よりは豪華さに欠ける面はありますが、花つきのよさでカバーしていると思います。


バターミントー千重咲き

バターミントーくるっとした愛らしさがあり

香り椿→袖の香ー淡い桃色・一重小輪・高い香り

                 この花は今相当太くなっております。10年以上は経っているのではないかと思います。
                穂木を送られまして、接木をしたものです。

                花の特徴は淡い桃色の、小輪で高貴な香りがいたします。
                早咲きで数多くの蕾をつけます。毎日メジロや他の鳥が蜜や花弁を求めてやってきます。   


袖の香ー香りが高い

中部の椿→千羽鶴ー移り白・筒しべ・一重・小輪

                この花は下にも書きましたが私が椿を始めてカタログで
                 求めた思い出の椿です。

               花の特徴は移り白で筒しべの小輪花で、2月ー4月さきです。すっきりとした綺麗な花です。
               皇太子、妃両殿下に献上された椿とのことです。とても良い花だと思います。


千羽鶴ーすがすがしい花です

千羽鶴ー移り色の良花

鹿児島の椿→月の皇子ー濃紅・猪口咲き・小輪・葯退化(侘芯花

                この椿は最近入手しました。送られてきましたとき、
               大変可愛い猪口咲きの一重の濃い花色が目に飛び込みました。花を見まして侘芯であることがすぐわかりました。

              普通、、侘芯花は母木より色が薄くなると言われますが、この花は濃紅で雄蕊が黄色でなく雪白でその対比が大変見事です。
              母木の桜島月光も普通の侘芯花より色が濃く雄蕊も雪白なのですが、それ以上に雪白で色彩が優れている枝を選別して
              月の皇子と命名したそうです。 さらに驚くべきことは、葯退化にもかかわらず、五島の岩永氏が指摘しておられる一休同様
              花粉があり、結実するとのことです。自然のなす業はすごいですね。

              さて、この月の皇子の発見と命名者は鹿児島、長崎、福岡の椿に強い関心と情熱を燃やされていて、特にヤブ椿や侘芯花の
              名花誕生にたゆまぬ努力を捧げておられます八尋晋策氏であります。八尋氏は椿に対する優れた鑑識眼を持ちあわせ、その
              努力は今後新花の発見や、椿に対する感心や興味を引き立たせてくれる役割を果たしてくださるものと思います。

               この花の特徴は濃厚色・猪口咲き・小輪の葯退化です。なんといっても、花弁の濃い紅の色と雄蕊の白が見事です。
              桜島の大自然の中からこのような椿を見いだされた努力と情熱に拍手を送りたいですね。
              
 




皇子ー見事な色彩です

月の皇子ー葯退化・雄蕊の雪白が見事


              

               

一休み→接木について一言
               

               昨日述べましたが、一本の木に数本接がれる時は、
              @最上部以外はローソクで水が入るのを防いでみては。。。?
              A台木が少ないときは便利です。管理もしやすいです。
              B胴接ぎはかなり確実性があると思います。
              C下の行にだいぶ載せてありますが、保存に便利で、最高40種類以上接いでおります。

関西の椿→天ガ下ー濃紅色・白斑入り・平開咲き

               この椿は7−8年まえに求めました。
              愛媛県より送られまして、一緒に大洲天ガ下も入手しました。

              花の特徴は濃紅色で白斑が入り、平開咲きです。
              白斑がもうすこし綺麗に入ると良いのですが。


天ガ下

新潟の椿→紅三光ー濃紅色・一重・筒しべ・極小輪
               この椿はカタログで購入して、12年程経っております。
              椿には珍しい三弁花というので急いで求めました。

              花の特徴は濃い紅色の極小輪です。筒咲きというよりは少し開いていきます。
              新潟の野生椿の選抜種とのことです。成長は10年以上経ってもそれほどでもありません。
              三弁花は時に玉三郎にもでることがあります。愛媛県の綺麗な花です。

 
紅三光ー三弁花

一休み→接木についてーそろそろ。。。。。。!

               2月も中旬になりかけてきました。そろそろ接木の時期になろうとしております。
              でも、少し寒さが厳しいと思います。2月の下旬から3月にかけて接木をされたほうが
              無難かと思います。

              時々お話をしますが、鉢に植えてある台木を利用されたらと思います。
              少し太い台木は今頃12cm−13cm位の高さで切っておかれた方が良いと思います。
              
              細い台木でも3−4日前位には切っておかれてはどうでしょうか。
              暖かくなりますと、水を吸い上げますので、切って接木をされますと、
              水が垂れてくると思います。そうでないと良いのですが。
  
              台木の最上部に2本接がれては。さらに胴接ぎをされて1本の木に3−5本位違った
              種類の椿を咲かせてみてはいかがでしょうか。私の接ぎ方にについては、
              少し下の行に簡単に述べてありますので参考にしてください。きっと成功すると思います。

              

大阪の椿→きざくらー淡黄色・八重・中輪位

               この椿は5−6年前に入手したものです。
              その当時は黄色の椿に興味がありましたので、原種も集めて見ました。
              でもなかなか原種は管理が大変で、うまくいきませんでした。

              花の特徴は淡い黄色の八重で、中輪位かと思います。
              日本で作出されました黄花はだいぶありますが、私は初黄を育てております。



きざくら

きざくら

香川の椿→明待ー淡桃色・一重中輪

               この椿は4年ほど前に入手したものです。
              まだどのカタログにも載っていないかと思います。

              花の特徴は薄い桃色の一重中輪です。
              香川県には大変良い花があり、私は源内黒や、島の春、源内牡丹、覆輪乙女、左近白、等が好きです。

秋から冬(10月・12月)の接木→成功率90%以上

               10がつからの接木は比較的成功率がよく、うまくいくようです。
              ただ、穂はほとんど伸びません。しかし来年を待つよりは確かです。

              特に新花の苗を求めたり、知り合いから穂木を頂いたり、綺麗な花を見かけたりした時は、
              10月以後でも接木をされておかれると楽しみだと思います。
              12月、1月でも接木をされて2−3まいビニール袋を被せて、玄関や家の中の陽だまりに置いてください。


10月より接木ー取り寄せた新花です

10月より接木ーほぼ100%成功です

夏(7月・8月)の接木→成長具合

               7月から8月に接木しました成長具合は長い穂で15cm位で、短い穂で3−5cm位です。
              10月から12月までの接木は穂は伸びていませんが、成功率は90%以上です。


一本の木に5種類ーラッキースター、
エレインズ・ベティー、初黄、ナイトライダー
黄の旋律

左から―ハイドン、白孔雀、新世紀、紫炎

久留米の椿→玉の八重曙ー鮮紅色・白覆輪・八重・中輪

               この花は6−7年前に入手しました。今日咲き出しましたが、
              白覆輪はそれほどでもありませんでした。

              花の特徴は鮮紅色の白覆輪で八重の中輪位だと思います。
              白斑がでることもあります。白覆輪を来年は研究して多く出したいと思います。
              
              白覆輪の出方は、遺伝子で時期に関係ないのか、それとも木の成長過程によるのか、
              肥料の問題なのか、光の問題なのか研究したいと思います。


玉の八重曙

玉の八重曙

玉の八重曙

大阪の椿→おにゆりー濃紅・花弁細長・八重の中輪

               この花は10年位前に入手したもので、接木をしてあり1m50cmくらいになっています。
              カタログで花を見まして、細長い百合咲きのような感じの印象のよい花でした。

              花の特徴は濃い紅色の細長で、八重の中輪です。
              とても濃い色彩で、孔雀椿とマーク・アラン・シュプリームとの交雑種ですので細長の花弁なのですね。


おにゆり

Nuccio農園の椿→クリサンソイデス(C.chrysanthoides)-淡黄色一重極小輪

               この花は10年ほど前伊豆の熱川に椿展を見に行った時、カタログで知り、
              ヌッチオ農園より求めた一つです。現在太い木に接木をしまして枯れないように管理しております。

              花の特徴は淡黄色の 一重極小輪で、寒さに弱いかもしれません。
              原種に近い種類は太い木に接木をして、寒さからの保護が大事ですね。


クリサンソイデスー極小輪ー接木2年目

クリサンソイデスーヌッチオ農園より

大阪の椿→酔月ー淡黄色・花弁には桃色含む・長筒咲き。中輪

               この花は10年位前に入手しました。接木で増やし、今では4−5本庭植えや鉢で管理しております。
              今までの椿とは少し違うような感じがします。非常に蕾が長くモクレンのような花です。

              花の特徴は薄い黄色の長筒咲きで、花弁の周りが桃色をしています。
              霜月と金花茶との交雑種とのことです。


酔月

酔月ー蕾

酔月接木ー蕾がよくつきますー2月5日

黄色の椿黄の道程淡黄色・一重・筒咲き

               この花は10年位前に求めたと思います。
              接木をしまして2−3本増やして、求めた木は友人に差し上げました。

              花の特徴は淡い黄色で、一重の筒咲きです。
              形の整った良い花です。


黄の道程ー筒咲きの 良花

細御前4日後の開花状況

               3日前の写真と比較してみますと、最後まで形を崩さずに、筒咲きのままで
              咲き終わる状態です。すっきりとして、可憐で春の息吹を感じさせてくれます。


細御前ー開花して4日後

新世紀→開花状況ー咲き始めから3−4日で満開の状態です。

               昨日の状態から今日の開花状況です。ご覧ください。


新世紀ー3日目

新潟の椿→額田姫ー純白・一重咲き・極小輪・香りあり

               この椿は比較的早く求めたもので、12年位前だと思います。
              接木の2年生を入手しましたが、今では大きくなり毎年枝を切っております。

              花の特徴は純白の一重極小輪で、香りがあります。白系統で香りがあるのは少ないですね。
              白侘助にも香りがありますね。さらにこの椿は枝垂れて風情があります。


額田姫ー極小輪

額田姫ー可愛らしさがあり!

黄の旋律の枝変わり→新世紀ークリーム黄色・桃色覆輪・八重咲き・中輪

               この花も最近求めた椿のひとつで、太い木に接木をしまして、
             今では5−6cmくらいになっています。完全に花が開いていませんが2−3日しましたら載せたいと思います。
 
             花の特徴はクリーム色の八重咲き中輪で、桃色の覆輪が入ります。
             黄の旋律の枝変わりとのことです。黄の旋律も大きくなっておりますので載せたいと思います。


新世紀ー咲き始め

新世紀ー2日目

岡山の椿→瀬戸千鳥ー白色・花弁の先端薄い紅ぼかし・一重小ー中輪

               この花は最近購入したもののひとつで、昨日咲き始めました。
             花弁の先端が薄い紅ぼかしでしたので、関心がありました。もう少し強く出るとすばらしいのですが。。。!でもすばらしい花です。

             花の特徴は白地に花弁の先端が薄い紅ぼかしの、一重小ー中輪くらいです。
             花弁の先端が真っ赤なぼかしが入るとおもしろいですね。玉之浦の逆になる花を作りたいですね。


瀬戸千鳥ーほのぼのとした花です

瀬戸千鳥

五島の銘花(その8)四君子ー濃い桃色・極小輪・侘芯咲き

              この椿は5年位前に挿し木をしましたが、枯れてしまい再び入手いたしました。
             同じ名前の椿があったかと思いますが、この花は20数年前に発見されたと聞いております。

             花の特徴は濃い桃色で侘芯の極小輪です。紅色に見えるかもしれません。
             葯が白で侘芯咲きです。五島の銘花20選のひとつです。
             発見者は紅栄を見いだしました坂口栄氏です。


四君子ー侘芯

五島の椿『新花』→おとめ(少女)鮮紅色・一重・半侘芯・極小輪

              この椿も五島椿の育種をされております岩永氏の作出です。
            数多くの種子を蒔かれて毎年新花を誕生させております。
            ここまでになりますと、ほんとうに毎年毎年新花の誕生に夢が膨らみますね。ここまでが大変だったと思います。

            この花は親不明の自然実生で、鮮やかな紅色の一重極小輪です。しかも半侘芯でもあります。
            五島の大自然の中から生まれた数々の銘花が、日本全体に、さらには世界へと羽ばたき、輝き続けることを願っております。           


おとめ(少女)ー極小輪の可愛いはなです

 

 

ヤブ椿の採集→希望の星(仮称)ー鮮紅色・一重・抱え咲き

            この椿はヤブ椿を採集に行き、山の中で偶然見つけた花です。
           今までは何も気にしないで歩いていましたが、椿に興味を持つようになってからは、
           どこの椿にも目を向けて、花を確かめております。昨日も赤だけの枝に白の枝変りを発見しました。

           さて、この椿は、鮮やかな紅色で抱え咲きの中輪です。
           最後まで抱え咲きのままでいるかは今のところわかりません。


希望の星(仮称)

五島の椿→『新花細御前一休の実生苗☆ついに開花

            実に見事な花である。花だけではなく、母樹が一休というのもすごいものである。
           普通一休は不稔性で実が結実しないで、花粉がないために受粉せず、交配種としては、
           使えないと、どの本にも説明されておりました。それがどうでしょうか。。。。。。?
            
           この細御前を作出した人は現在五島で椿の育種に取り組んでおられます岩永章氏で、数々の
           新花を発表されております。特に玉之浦や五島のヤブ椿の自然実生を中心に長年にわたり努力、研究され、
           椿に対する愛着はなみなみならぬものがうかがえます。

           このことは、すなわち五島をこよいなく愛し、五島の地から全国へ、さらに世界へと夢を届け、
           玉之浦を中心とする五島の椿を通じて、友好と平和を願う岩永氏のあつい情熱がうかがえます。

           さてこの花の特徴は濃いピンクの一重・筒咲き・筒芯で極小輪です。
           実生を始めて10数年経過されると思いますが、こつこつと努力されることが成功への近道ですね。
           


細御前ー見事な花です

細御前ー長筒咲きの極小輪

筒咲きのままで終わる感じです

実生苗→友の里(仮称)ー紅色・一重・筒咲き・2月ー3月咲き

            この椿は6−7年前に新花の作り方を本で知り、種子をまいたひとつです。
           友人から何千個蒔いても1つか2つくらいしか価値のある椿は出てこないかもしれないといわれました。
           でも、蒔かなければ始まらないと思いそのときから毎年種を蒔きつずけております。

           この花はその時のひとつで、紅色の筒咲きで、自分ではBの上くらいかなと思っております。
           毎年これからどんな花が咲くのか楽しみです。


友の里(仮称)

五島の椿→島の秋ー紅色の一重小輪

           この椿は越の麗人や昴と一緒に接木されていまして、相当太くなっています。
          だいぶ前から花を咲かせており、小輪の可愛い花です。

          花の特徴は紅色の一重小輪で、五島の椿ですが、今までの五島産の椿とは色彩も少し違うようです。
          ある程度色々な椿を持っていますと、比較対照して、それぞれの椿の良さが分かって楽しいものです。


島の秋

愛媛の椿→瀬戸の娘ー薄い桃色で、小輪の侘芯

           この椿は10年以上前に穂木をいただき、接木をしたひとつです。
          数日前から花を咲かせております。細長い感じのする可憐な花です。

          花の特徴は薄桃色の小輪で、葯が退化した侘芯です。
          お持ちの侘助椿の中に一本加えられたらと思います。


瀬戸の娘

京都の椿→高台寺ー桃色・筒咲き・一重小輪

          この椿は太い木に、因幡百合や黒宝などと一緒に接木されていますので
         10年以上前に入手したものだと思います。

         花の特徴は桃色の一重小輪で、筒咲きのきれいな花です。
         京都のお寺で発見されたとのことですが、早咲きの引き締まった花です。


高台寺

石川県の椿→ことじー濃赤色、一重の中ー大輪

          この椿は10数年前に穂木を接木して、今では相当太くなっています。
         
         花の特徴は鮮やかな濃い赤色で、比較的早咲きの品種だと思います。
         友達が遊びに来て、この椿は色が非常に濃く、すごいですね、といわれました。
         早咲きの赤でしかも、このように濃いい赤系統の花は少ないと思いますので、貴重ではないでしょうか。


ことじ

大阪の椿→きぼうー淡い黄色の半八重咲き

         この椿は6−7年前に入手しました。挿し木のままにしてありますので、それほど大きくはなっていません。
        原種の黄花系も集めましたが、管理がむずかしく、だいぶ枯らしてしまいました。
        ですから今では家の中に入れたりしながら管理しております。

        花の特徴は淡い黄色の半八重咲きで中輪位だと思います。
        この花の名前もいいですね。名前のつけ方で花を見なくとも、求めたくなりますね。


きぼう

久留米の椿→玉しぐれー紅色・白斑入り・八重咲き

         この椿は6−7年前に苗木を入手しまして、挿し木や接木で増やしております。
        玉之浦系の椿ですが、白覆輪というよりは白斑入りの中輪位の大きさです。

        花の特徴は紅色に白斑入りの八重咲きで、白覆輪ばかりでなくまた違った色合いもおもしろいと思います。
        玉之浦の実生とのことですが、交配や実生での新品種を生み出す玉の浦の存在意義は大きいですね。       


玉しぐれ

大阪の椿→ピオニークイーンー紫紅色の牡丹咲き、大輪

         この椿は10年ほど前に入手しまして、毎年大輪の花を咲かせてくれます。
        接木しましたが、少し枝垂れるような感じで風に揺られています。

        花の特徴は紫がかった紅色の大変大きな花です。
        最初は外国の椿かと思いました。フラワーガールの自然実生とのことです。

香川の椿→愛染寺ー赤色・一重咲き・小輪

         この椿は5年ほど前に求めたもののひとつです。香川県の椿で比較的新しい椿でないかと思います。
        毎年花が咲き、大事に育てております。

        花の特徴は、赤色の一重で、小輪のきれいな花です。
        成長しますと花弁に縦の白い線が出ることがあるかもしれません。
  
        香川県にも多くのきれいな花が多く、椿愛好家にとっては注目の地域となるでしょう。

五島の椿→大の元ー濃紅・長筒咲き・中輪

         この椿は4−5年前に求めたひとつで、五島産の椿です。
        挿し木と接木の両方で管理しております。

        この花の特徴は濃い紅色の筒咲きの中輪で、良い花です。五島全体を散策しますと、
        あっと驚く椿が待ち構えていると思います。
        毎年椿を見ておりますと、1年、1年椿の見方も変わります
        ですから同じ場所へ行っても昨年よりももっとすばらしい椿の発見に
        つながることがあるかもしれません。
      花の形、しべ、花色、葉の形、それに花の咲き方
などを注意深く観察されるとおもしろいと思います。

Nuccio農園の椿→タマ・アメリカーナー濃赤色、白覆輪、八重の大輪

         この花はヌッチオ農園より求めた一つで、接木をして5年くらいになります。
        タマシリーズのひとつですので、玉之浦系の椿はできるだけ集めたかった時期でした。

        花の特徴は濃赤色の白覆輪で、八重の大輪の部類に入ると思います。
        花弁の周り全体がきれいに白覆輪で覆われるといいのですが。。。2−3年観察したいと思います。


タマ・アメリカーナ

鹿児島の椿→桜島黒神暗赤色・盃状咲き・小輪
         

         この花は4−5年前に穂木を送られまして、接木をしたものです。
        鹿児島の椿にも興味がありましたので、花の咲くのを待ち望んでいました。

        この花の特徴は暗赤色の小輪で一重の盃状咲きです。色彩は鮮やかです。
        
        鹿児島には銘花が多く、ニライカナイ、サツマ小町、サツマ曙、隼人の舞、サツマ娘、サツマ白鷺
        桜島、日向小町、桜島月光、サツマ錦、大隅の直、さつま等本当にすばらしい花が多いですね。


桜島黒神

大阪の椿→黄基94→薄い黄色の一重、中輪

         この花は10年前くらいに求めたものです。
        やはり太い木に胴接ぎして、今では2m位になっています。
     
        花の特徴は薄い黄色の一重中輪で、ホワイト・レティックと金花茶の交雑種とのことです。
        木が生長しているときは黄色の色が薄く白に近い状態に見えます。原種の黄色を見てしまうとーーーーー?
        また原種は寒さに弱い面があり管理の面で少し苦労しますね。


黄基94

対馬の椿→青海小紫ー鮮やかな、一重、筒しべの小輪

         この花は8年くらい前に穂木をいただき、接木したひとつです。
       挿し木や接木で鉢に植えてきますと、たくさんあって水枯れしてしまい、枯らしてしまう場合が多いので
       庭植えの木に接木をして保存しています。

       この花の特徴は色が濃く、筒しべの小輪で、よく成長します。
       対馬の美津島町の野生椿とのことですが、何回も述べますが、対馬、五島等には良い花が多いですね。
       近くに住んでおられる椿愛好家にはたまらない場所ですね。


長崎の椿→畦別当ー白色の長筒咲きで筒しべの小輪です。。
        この椿は5−6年前に穂木を接木しまして、今では多くの花を咲かせています。
       苗を求めましたら2月から11月頃まで必ず太い木に接木をして枯らさないように気をつけております。

       花の特徴は白色の長筒咲きで、一重の綺麗な椿です。長筒咲きですので、抱え咲きとは違ったおもむきがあります。
       長崎の野生椿とのことですが、長崎県とその周辺の地域には、まだ見ぬ野生椿の輝きが見られることでしょう。
       ぜひ一度長崎や五島あるいはその周辺の椿を見学したいものです。               


畦別当ーなかなか良い花です

岡山の椿→安養ー濃紅色の筒咲き、筒しべ小輪

        この椿は7年くらい前にカタログで取り寄せたひとつです。
       接木した枝に今年花が咲き、普通の花より小さいかもしれません。

       花の特徴は濃紅色の筒咲き、筒しべ小輪で、野生椿の選抜種とのことです。
       花弁が成長しますと少し中折れします。とても色彩の濃い野生椿の特徴をだしています。

新潟の椿→絞り羽衣ー白地に紅の絞り、蓮華咲き、細長

        この椿は10年ほど前にカタログで求めたひとつです。
       羽衣の自然実生ということですが、紅の絞りが入って、感じのよい花です。

       花の特徴は白地に紅の絞りが入り、筒しべのきれいな花です。
       同様に白覆輪羽衣白羽衣という品種もあり、名花羽衣からは色々な花が生まれているのですね。


絞り羽衣

新潟の椿→夢あかりー内弁は桃色、外弁は桃色と白小ー中輪

        この花は4−5年前に求めたもので、昨年から咲きだしました。
       寒椿と攸県油茶の種間雑種とのことで、葉は夢や蔦紅葉と同じ感じですが、
       カタログや椿の本と花の色や大きさが少し違うように思えますが、いかがでしょうか。

       花の特徴は内弁が桃色で、外弁は桃色小ー中輪位です。また獅子咲きです。
       椿の友人に聞きましたところ、花の色が少し紫がかった赤色なので違ったように見えるが、
       葉とか香りから判断して間違いはないでしょうとのことでした。


夢あかりー咲き始め






蔦紅葉ーー夢

沖縄の椿→琉球白妙ー白色千重咲き中輪

        この椿は5年前位に入手しましたひとつです。一重だけでなく色々な椿が少しずつありますと、
      比べられ、それぞれの良さが分かって楽しいものです。

      花の特徴は白色の千重咲きの中輪で、なかなかすばらしい花です。
      この花も太い木に接木をして保存してあります。沖縄の椿もそれぞれ特色があり、庭に植えて鑑賞したいものです。

      沖縄の羽地白鷺、越来白球、うみないび等は良い花ですね。


千重咲きの良花

大阪の椿→おいらんー明桃色で牡丹咲きの大輪

        この花は数年前に購入しまして、太い木に接木をして今年初めて咲きだしました。
      ここ数日寒さのために花の開花が遅れていますが、このおいらんは見事に咲いてくれました。

      花の特徴は明るい桃色で、牡丹咲きの大輪で、豪華な花です。
      


おいらん

咲き始めー2日目

Nuccio農園の椿→ムーンライズ(Moon Rise)明るい桃色で千重咲きの大輪

        この花は4−5年前に求めたものです。接木をしまして、大事に管理しております。
       この2年間よく花が咲いて楽しませてくれます。

       花の特徴は明るい桃色で千重咲きの大輪です。花の中央が盛り上がって、豪華な椿です。

久留米の椿→玉御前紅色の八重咲き、白覆輪

        この花は3年前位に求めたものです。接木をしまして昨年より咲き始めました。
       玉之浦の実生とのことですが、白覆輪は安定しているのではないかとおもいます。

       花の特徴は紅色の八重咲きで、白覆輪が全体にでます。
       昨年は簡易温室に入れましたところ、12月20日前後に咲いたとおもいます。今年は今咲き始めようとしております。


玉御前

実生苗→二人の世界(仮称ー濃紅色小輪 →永遠の幸(とわのさち)(仮称)

       この花は親不明の実生6年生苗です。種子の名札がはずれて、名前が分からなくなってしまいました。
    花の特徴は濃紅色の一重小輪で、葉は丸く育ちもよさそうです。1−2年様子を観察したいとおもいます。

      永遠の幸(仮称)は楼蘭の実生でやはり5−6年経っております。種子は3個程でしたが、母樹よりも色彩の濃い椿で、
     花の大きさとか花形は楼蘭に似ております。


二人の世界(仮称)

永遠の幸(仮称)ー楼蘭の実生苗

大阪の椿→椿姫桃色で八重の大輪花
       この椿は8年前位に大阪から求めたものです。花は見ませんでしたが、花の名前に惹かれてもとめたひとつです。
     非常に大きな花で成長がよく、挿し木でも接木でも増やせます。

     花の特徴は桃色の八重で大輪花ですが、花の咲く時期は地域や気象条件により異なるかとおもいますが、
     私の家では1月21日に咲きだしました。


椿姫

Nuccio農園の椿→タマ・グリターズTama Glitters)ー八重の牡丹咲きで中輪ー大輪の白覆輪

       この椿は7−8年前位に椿園芸店で購入したものです。アメリカのヌッチオ農園のタマシリーズのひとつで非常に鮮やかです。
     玉之浦から生まれた椿はたくさんありますが、この花は牡丹咲きの豪華な花で外国の人達の好きな花であるとおもいます。

     花の特徴は濃紅色の八重咲きで鮮やかな白覆輪が入る豪華な花です。
     木の成長はよく、毎年よく花が咲いてくれます。白覆輪も比較的安定して出るみたいです。
     皆さんの感じはいかがですか。
     


タマ・グリターズ

京都の椿→ほたるぶくろ白色で筒咲きの小輪

       この花は10数年まえにカタログで求めた椿です。太い木に接木をしてありましたので残っていたと思います。
      京都の寺院からの選抜種とのことです。

     花の特徴は一重の抱え咲きで袋みたいにふくらんでみえます
     この寒さの中で今日咲きましたので早咲きだと思います。他の椿とは違った雰囲気があります。


ほたるぶくろー抱え咲きのいい花ですね

対馬の椿→対馬の娘紅色の筒しべで小輪

      この花は3年くらい前に私の住んでいます花やさんで求めた椿です。
    対馬産のヤブ椿とのことですが、今では全国的に出回っているようです。人気のある椿なんですね。

    花の特徴は紅色の筒しべの小輪花です。 蕾もよくつき、鮮やかな花です。
    


対馬の娘ー良花

Nuccio農園の椿→ペイパーダルズ(paper dolls)-ピンクの小輪咲き

     この椿も下のベラロッサと同様にヌッチオより購入したものです。
    新花として書かれていましたので、すぐに注文しまして求めました。

    花の特徴は、明るみのあるピンクの色彩で、花の先端にいくにつれて色が濃くなる千重咲きの小輪花です。
    可愛らしい花で、蕾がよくつく品種です。


paper dolls

Nuccio農園の椿→ベラロッサ(Bella Rossa)-赤の八重列弁咲き

     この椿は6−7年前にヌッチオより購入したものです。見事な花との説明がされていましたので、ぜひ欲しいと思いました。
   花の特徴は赤の八重椿で中ー大輪で、色合いが良く長い期間咲きます。

   日本で売り出されています嘯月院と比較されることもありますが、ベラロッサは赤一色です。
   嘯月院は盛り上がり、千重咲き中輪で中心が淡色です。


ベラロッサ

嘯月院

ベラロッサ

長崎の椿→陽の岬薄ピンクー白色一重小輪私が最も好きな椿のひとつ

     この椿は10数年前長崎の田平町の椿の趣味家より穂木を送っていただき、接木をしましたが5−6年して枯れてしまいました。
   でも花は見事に咲き、なんとすばらしい花なんだと家族に見せて自慢したものでした。ところが管理が悪いせいか枯れてしまい
   なんとかして手にいれたいものだと探しておりました。

  5−6年まえに福岡県の椿愛好家でとても研究熱心な方から穂木を譲っていただき、現在5−6本に増え蕾もつけて成長しております。

  この椿は長崎県の野母崎半島にある野母崎町の山で発見された藪椿の選抜種とのことです。
  花の特徴は、筒しべの抱え咲きで、なんと言っても最後まで形を崩さないで、抱え咲きのままであるということです。

  また、陽の岬という名前がいいですね。太陽が半島に登り、夕方沈みゆく光景を思い浮かべますと、野母崎半島はどのような半島なのかロマンをかきたてられますね。
  このような素敵な椿に出会えることは偶然のまた偶然かもしれません。ぜひ推薦したい花のひとつです。


陽の岬ー見事でしょう!

真ん中ー陽の岬

対馬の椿→浅茅白ー白色盃状咲き筒しべ小輪

     この椿は数年前に入手しました。現在1m50cm位になっております。
   対馬産のヤブ椿の選抜種で、筒しべの一重小輪で可愛らしさがあり、枝がよくでる椿です。

   名前の読み方が難しくて、色々聞きましたが、日本ツバキ・サザンカ名鑑には(あさじしろ)と書かれております。
   対馬に浅茅湾がありますが多分そこで発見されたのではないでしょうか。 

 


浅茅白ー小輪の良花

浅茅白の接木

長崎の椿→肥前百合姫濃紅色一重筒咲き

      この花は10数年前対馬や五島の椿を見かけて、目にとまりカタログで購入したものです。
   たった一本だけ接木をしてありましたので、毎年花を咲かせて楽しませてくれます。

   その頃は、接木も上手くいかなっかたので、よく残ってくれたものだと思います。
   この花の特徴は濃紅色の鮮やかな色彩で、すこし長筒咲きの良花です。

   2,3のカタログを見ましたが、見当たりませんでした。毎年新しい品種が出ておりますので書き換えたのだと思います。


肥前百合姫-小輪の筒咲き

肥前百合姫

五島の銘花(その7)小浦侘芯濃紅色で猪口咲き極小輪

     五島の椿で侘び芯花は、2種類ほど知っていますが、まだ新しい発見や作出されている椿があるかもしれません。
  この花は極小輪で五島産特有の濃い色彩をしております。可愛らしさと色彩がマッチして鮮やかである。

  白のしべと花色が対比され、猪口咲きの愛らしさを誘五島の銘花のひとつです。


小浦侘芯ーもう少し写真が良いと

対馬の椿→青海姫濃紅色一重筒しべ小輪

     五島椿及び対馬椿の特徴は非常に濃い紅色でしべがとてもきれいなところです。
   この花もヤブ椿で筒しべの小輪で、色彩が濃くあざやかです。10数年まえに入手しまして、今花が咲き始めました。

   この青海姫と同じく対馬産で青海白という品種があります。またお知らせしたいと思います。


青海姫-色彩が見事です

   再び春節→2週間後の白覆輪対比

     2週間まえに撮影しました春節とほぼ変わらずに、白覆輪の色合いが出てほっとしております。
   この覆輪が3月まで持続すれば良いと思うのですが。とにかく早咲きですので魅力があります。

   玉之浦系統の白覆輪の出方を注意深く観察しているところです。3月まで咲き終わってしまうかも。


春節ー白覆輪の出方変わらず

  対馬の椿→対馬紅ヤブ椿濃赤色一重筒咲き

     この椿は10数年前に求めた椿で、カタログで見まして、新幹線に乗って購入した思い出のひとつです。
   この椿の特色は濃赤色の一重筒咲きで、小輪の早春咲きです。

   現在は名前が変更されているかもしれません。どのカタログにも載っておりませんので!とてもすばらしい花です。


対馬紅ヤブ椿ーヤブ椿の輝き

 五島の銘花(その6 )→ 春望濃(暗)紅色一重筒咲き
 

     この椿も6−7年前に入手しまして、接木しました元の木は枯れてしまいましたが、3本他の木に接木してありましたので助かりました。
  木の花の特徴はとても濃いあるいは暗赤色の色彩で、一重の筒咲きです。本当にヤブ椿そのものといった色合いをしております。
 
  名前の春望はこれからの季節にマッチしていますし、花自体も五島で咲きほこる椿の里を思い浮かばせる美しさがあります。
  この椿も五島の銘花20選のひとつです。
  


春望

春望の接木


  五島の銘花(その5)→旅情鮮紅色の一重

     この椿は6−7年前に入手しまして、今では2mくらいの大きな椿になっております。なるべく切り詰めて小さくして、保存してあります。
   知人にも分けてあげたりしまして、家には4本残って今花を咲き始めようとしております。

   この花の特徴は鮮紅色の一重で幾分開きぎみに開花します。挿し木でもよく増やせます。
   またこの花に白斑の入った椿も咲き始めました。偶然入ったものと思われます。このように五島の椿が数種類ありますと、
   いろいろ花の対比が出来て、たのしく、さらにもっと欲しいと数が増えそうです。でもこの意欲がなくなったらーーーーー?

    この椿につけられた名前もいいですね。なにか色々なイメージが湧いてきますね。五島は夢とロマンのある島ですね。
    この花も五島の銘花20選のひとつです。

 


旅情ー名前もいいですね

旅情ー白斑入り

旅情の接木

五島の銘花(その4)→翁頭紅(オウトウベニ)

   この椿もまた五島の椿で、私が入手しましたのは10年位前だと記憶しております。新幹線に乗り椿の見学に行った時に求めた苗です。
 その時の話ですとその当時五島より購入されたと聞いております。

 花の特徴は濃赤色の長筒咲きの小輪で、花の色が五島の椿特有の濃い色彩をしています。
 最初に求めたときに( オキナカシラベニ )と間違って読んでいました。現在この花の実生苗が育って、花を咲かせております。
 ほぼ同じ花形で色も変わらないようです。この花もまた五島の銘花20選のひとつです。

玉之浦の実生苗→夢乙女→五島の椿
   
    再び五島の椿で玉之浦の実生です。小輪で白覆輪が良く出ております。
  5−6年前に五島より入手いたしました。太い枝に接木をしてありますので、枯れずにすんだものと思われます。

  一本しかない大事な椿は必ず保存するために、1年中どんなときでも太い木に接木するくせをつけております。
  ただし冬の場合は鉢の台木に接木をしまして3月まで大事に管理いたします。

  この夢乙女は枝により少し白覆輪の出方が違うように思われますが、冬のこの時期に咲く花としては、
  他の玉之浦系の椿と同様にきれいで、赤と白の対比が見事です。


夢乙女

夢乙女

五島の銘(その3)Iwanaga's Dream-久賀白の自然実生
 
    この椿は五島の20選にある久賀白の自然実生です。2年程前に手に入れたものです。花の特徴はピンクで赤絞りが入るきれいな花です。
 色々な椿が植えられていますと、思いもよらぬ銘花に遭遇するものです。
 
五島の大地で、全くの自然条件の中で予想をしない椿の誕生を思いますと、本当に夢が膨らみますね。
毎年どんな花が咲くか、それだけでも生き生きとしてくるではありませんか。

 毎年こつこつと種を蒔き、水をかけ、冬の寒さに注意を払い、時には悪天候に悩まされ一本一本植え替えをして、5−6年経過して初めて咲くわけですから、
 蕾を持ったときの嬉しさと花の咲いた時の感動は格別なものだと思います。

 この花の名前は五島から日本中にさらに世界に夢をおくり続けたいと願う本人の名前からつけさせていただきました。

 


Iwanaga's Dream-ピンクの赤絞りー良花

五島の銘花(その2)紅栄暗紅色一重小輪

    五島のヤブ椿で20選の一つですが、紅湖畔とも違い色も濃く、小輪から極小輪の部類に入るのではないかと思います。
 紅湖畔よりも遅く咲きますが、花の色はすばらしく、花と葉の調和がよくとれていまして、キリットしています。
 
五島の20選に選ばれたのはなるほどといえる椿ではないでしょうか。現在その種子を蒔いて育てております。また玉之浦との交配に期待をよせています。
下の写真を見まして、いかがですか。小葉でなかなか花との釣り合いもよく、筒咲きと言えるでしょう。   


紅栄

 

中国の椿大東茶花の命は短いが次々と咲き誇る

   近くの温泉地に行った帰り道に、有名なお寺に立ち寄ったところ侘助椿が咲き誇り、その中に白花の大きな花が咲いていました、尋ねましたところ、大東茶という中国の椿とのことでした。写真で見たことはありますが、実際に咲いているところを見ましたのは初めてでした。

木の高さは2m以上だったとおもいます。白花で、大きく、花の周りにそれぞれ数個の蕾をつけていました。花の寿命は1−2日だそうですが、蕾が次々と咲いてくるそうです。常緑の低木でツバキ科とのことです。花の大きさは10cmくらいあると思います。

この真冬に咲き誇る一重で大輪の大東茶にまた心ひかれ、すぐにネットで調べ、求めたくなりました。推薦したい花ですね。


大東茶ー蕾が多い

五島の銘花その1紅湖畔濃紅色の抱え咲き

   五島のヤブ椿は色が濃く本当にきれいな花がたくさん発見されているようです。現在50種類以上あるかと思われますが、
 この紅湖畔は五島の銘花20選の1つです。抱え咲き、小輪でしかも早咲きです。
 
紅栄、紅湖畔、玉之浦、乙女の祈り、大宝侘芯、奈留侘芯現珠院、浜長、みじょか、翁頭紅、久賀白、
 浜絞、四君子、小磯、旅情、春望、れいめい、みさこ慕情、久賀1号、小浦侘芯
が20選です。

 まだまだ海辺に、山中にまだ見ぬ銘花が数多くあるものと思われます。しかもそれぞれの花の種子からその何倍もの新花が作りだされ、また作り出されている最中かもしれません。
本当に五島は玉之浦に代表されるように椿の宝庫であり、愛好家にとってはぜひ一度訪れたい場所のひとつに思えます。


紅湖畔

島根の椿→白髪山島根白花の最も優れた花

      現在島根の白花は移り白を除いて約20種類以上あると思いますが、その中でもこの白髪山が最も優れた椿であると思います。
 私が島根の白椿で優れていると感じている椿は、乙部白、雪舟、大山白、伯州、普門院等がありますが、白髪山はその中でも秀でていると思います。

 白色の一重、小ー中輪で、筒しべで大変整っております。花形も、葉の大きさもバランスがとれていてすばらしく、島根を代表する花にちがいありません。
 人により好き嫌いがあると思いますが、おそらく誰が見ても、良い印象を持たれると思います。
 


白髪山ー清純で花形が良い

椿を購入する時の留意点→できれば花を見て、よく聞いて、確かめて買われたほうが!

     椿を求める時に特に注意する点は覆輪や絞りのある椿を購入するときです。1−2年後花が咲いたら、全くカタログの花と違っていると思い、
 購入した店に電話や、faxで問い合わせをしましたり、さらに相手の応対の仕方により怒りを爆発させることもあるようです。

 たいがいのカタログには留意点が書いてありますが、初めて求める人にとっては、表紙の美しい花のイメージがありますので、
 がっかりして、電話をするのは無理のないことだと思います。咲く時期や天候具合、栽培条件により花の大きさや、色、葉の艶等が、
 違うことがあります。特に覆輪花や絞りの花等は購入する時期により多少色具合が思うほどでないときがあります。
 表紙に載せる写真は最高の状態の時ですので、咲いてから咲き終わるまでの解説が欲しいですね
    
   越の麗人や玉之浦でさえがっかりする色合いのときがあります。紫の花を求めた時は本当にひどいものでした。春に咲いた花はほとんどが赤に近い色でした。
 ですから、販売者とか生産者が良い、悪いのではなくて、椿の持っている遺伝子みたいなものであることを理解していませんと
 お互いに気分がよくありませんね。
   でも購入者は高いお金を払って求めるわけですので、問い合わせのあったときは理解ある対応がほしいですね。
 
下の玉之浦の花は真っ赤ですが、同じ木の枝により皆、花の色も違うみたいです。すべての花が全く同じとは限らないようですね。
 実生の玉之浦も同じ木の実を100個蒔いても全く同じ花は少ないと思います。人間でも、兄弟皆性格から体の大きさ等も違うように
 植物においても複雑なんですね。ですから、購入するときは、なるべく色を聞いて、または自分の目で確かめて求められてはと思います。

下の玉之浦の花は全部赤ですが、椿の赤花としては相当優れていると思います。種を蒔いて思いどうりの花が咲かなくても捨てないで、
 椿として優れているかどうか確かめるまでは育ててみたらと思います。


玉之浦実生ー5年目

白覆輪侘助湊晨侘助自然のなせる業ー玉之浦か?

     このような侘助が存在するのか!と思ったほどの驚きである。何十という侘助椿の中に、白覆輪の混じる椿は2種類ほありますが、このように、白覆輪が鮮明に出る侘助はこの椿だけだと思います。今後もめったに出現しないかもしれない、それほどの稀な椿といえるでしょう。

この椿は下総侘助の実生とのことですが、おそらく周りに玉之浦椿が植えられていたのだろうと思います。小輪で、葯は退化して、1月5日に咲きましたので、実際は12月か、11月下旬には咲き出すのかもしれません。また、玉之浦の特徴である白覆輪がどのくらい固定しているのかは分かりませんが、まず間違いなく侘助椿の最高傑作だと思います。
   
     自然のなせる業とはいえ、このような椿にめぐりあえたことは本当に驚きであります。何回か、私が言ってますように、まずは、種を蒔いて夢と希望を抱いてみては!1−2年はすぐに経過します。毎年10個蒔いても、2−3年後には30−40と増え続けて、5−6年先には毎年新花が生まれ、日本で唯一の花になることでしょう。一歩、一歩ですね。


湊晨侘助  

湊晨侘助

広島の椿との出会い→禅月→早咲きのピンク→展示会や生け花に!

    今まで広島の椿はあまり持っていませんでしたが、10数年前手に入れたのがこの禅月でした。あまり気にもしていなかったのですが、毎年12月には咲いて、早咲きで、ピンクの色をしています。私は現在、瀬野川、長束、大田川の3種類を持っていますが、これからは、、早咲きですので、この禅月を育てて、展示会や生け花等に使用してはとおもっております。


禅月ー早咲き種ーピンク

玉之浦椿の美しさ→白覆輪の見事さに魅かれて

       昨年度九州の植木市で購入しまして、送られてきた玉之浦です。毎日暖かいために椿が咲き出してきました。この玉之浦は陽だまりの木の下に昨日まで置かれていました。
 実生でもなく、交配でもなく挿し木の3年目だと思います。白覆輪がすてきですね。下の春節よりもさらに白覆輪がでております。大事に育ててこの穂木を接いだり、挿したりして増やしていきたいと思います。八重の椿も見ごたえがあっていいですが、一重の椿の清楚さにも心打たれるものを感じます。ますます椿の世界にはまってしまいそうです。ぜひ一本もとめられては!温室で育てないで外のままで、ここまで咲いてくれるとは!。外でも全くの日陰ではこのようには咲かないと思います。やはり、木の性質と、暖かさと、寒風を避けることが大事ではないかと思います。


玉之浦ー挿し木3年目

玉之浦ー挿し木3年目

玉之浦の実生苗→春節五島から春を呼ぶ便り→種を蒔いて世界でたった一つの椿を!

    
早いもので、今日は1月4日。仕事初めですね。皆さん、お正月をゆっくりと家で、あるいは実家で過ごされたことと思います。
今日は五島から2年前送られました玉之浦の実生苗が我が家で初めて花を咲かせました。どんな花か楽しみにしておりましたので、
花を見ましたときは、ほっとしました。予想していましたより少し白覆輪が少ないように思いますが、この時期に咲いてくれましので、
実生苗としては良いほうではないかと思います。
実生苗は何千個蒔いても親よりすぐれた性質が出るのは少ないと聞いておりますので!
お正月から新年にふさわしい椿の便りを2回届けられますことはとても運が良いことだとうれしく思っております。
皆様も友達や、知り合いや、趣味家がおりましたら、種をわけて頂き4−5年後に夢を抱かれたらと思います。
お正月頃実生でこのくらいの白覆輪が出ますと楽しみです。早く暖かな所に置けば、もっと白福覆輪も多く、早く咲いたのでは?今までの経験では!


春節咲き始め一日目

春節ー咲き始めー2日目

春節ー3日目

2008年→今年初めての書き込み新春を飾る新花玉ありあけ
あけましておめでとうございます。すばらしい新年をお迎えのことと思います。今年も感じたままの、自分に出来る椿の情報を提供しまして、
少しでも参考にしていただき、椿への情熱を新たにしていただきたいと思います。これからは、椿の花の掲載が多くなりますが、
これはと思う椿を自分の手で増やして、喜びを感じて欲しいと思います。そのための一助になればうれしく思います。

下の玉ありあけは、玉之浦と岩根絞りの交配で1−3月咲きです。中−大輪で濃紅色に白覆輪で、タマグリターズに似ております。昨年購入しました。


玉ありあけ

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