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2月までの椿
長崎の椿→広清美人ー 濃赤色一重・筒咲きの小輪
![]() 広清美人ー小輪の筒咲き |
![]() 輝きのある見事な椿です |
この花は10年以上経っております。 |
兵庫の椿→飛天ー 白〜淡桃色の花弁・紅の吹掛け〜小紋いり・八重大輪
![]() 飛天 |
![]() 飛天 |
この花は10年前ほどに入手いたしました。 |
松江の椿→出雲安寿ー 淡桃色一重・筒咲き筒しべ・一重
![]() 出雲安寿 |
花は数年前に入手いたしました。 |
新潟の椿(雪椿)→雪小国ー 淡桃色八重・牡丹咲き・大輪
![]() 雪小国 |
この花は最近入手いたしました。 |
五島から春を告げる新花誕生→@旅愁 A冬の虹 Bしまうた(五島唄)
3月も中旬になりあちこちで花々が咲き乱れ、本格的な春の訪れを感じる季節になりました。
再び五島より新花の知らせがあり、本日その花の輝きをご覧いただきたいと思います。
![]() 旅愁ー気品があります |
![]() 筒蕊・筒芯が見事です |
![]() ほのぼのとします |
@旅愁→鮮紅色、筒芯筒蕊・一重小輪 この花は旅情の自然実生花とのことです。旅情自体が 五島の椿20選で素晴らしい花ですので、 花の色彩と筒蕊、筒芯の見事さ、さらに葉が細長で花との 調和もよく五島を代表する花となるでしょう。 |
![]() |
![]() |
A冬の虹→紅色、一重長い筒咲き・筒蕊筒芯 |
![]() しまうた(五島唄)−色彩が見事 |
![]() 小輪の蕊が美しいです |
Bしまうた(五島唄)→鮮紅色・筒芯筒蕊・一重、筒咲き〜ラッパ咲き この花は親不明の自然実生とのことです。 五島の地で誕生した椿の色合いをよく出しております。 色が濃く蕊も綺麗で、筒芯の良花と言えるでしょう。 |
→ この3品種を発表された方は五島で実生による数々の新品種を作出されております岩永章氏です。
最初は山に咲く新花を求めたということですが、
現在では実生の新花作出に新たな思いをこめて、日々全力を傾注されているそうです。
実生作りから10年以上なられるかと思いますが、たゆまぬ努力と研究の成果が実を結んでいることと思います。
花を見て、ああ、綺麗だなー と感じることは簡単ですが、そこにたどりつく課程には大変な苦労と困難があったことと思います。
私も椿を始めて10年以上経ちますが、岩永氏に学んでがんばろうと思いを新たにしました。
江戸の椿→都鳥ー 白色八重・蓮華咲き・中〜大輪
![]() 都鳥 |
昔からよく知られた椿で、とても人気のある椿ではないでしょうか。 |
愛媛の椿→肘川紅ー 濃紅色・白斑入り・筒〜ラッパ咲き・小〜中輪
![]() 肘川紅ー白斑は入らず |
![]() |
![]() 白斑入り |
この椿は10年以上前に穂木をいただき接木 |
京都の椿→百合蝶ー 桃色一重・ラッパ咲き
![]() 百合蝶ー桃色に白が入って。。。? |
![]() |
![]() |
この花は5年位前に求めました。 |
東京の椿→桂川ー 淡桃色・紅の縦絞り・一重ラッパ咲き
![]() 桂川ー感じのよい椿です |
この花は穂木をいただき接木をしたものです。 |
再登場→五島の椿ー 最近写した椿
![]() @紅炎 |
![]() A紅湖畔 |
![]() B春望 |
この椿は最近撮影しました五島の椿です。 |
![]() C旅情 |
![]() D旅情白斑入り |
![]() 翁頭紅の実生(5年目) |
江戸の椿→岩根絞りー 濃紅色に白斑入り・大輪
![]() 岩根絞り |
白斑入りの代表的な椿ですね。 |
久留米の椿→薄雪姫ー 淡桃色・一重、筒咲き・小輪
この花はカタログにて入手いたしました。
椿の種類では姫がつく名前が多いですね。それだけ日本人には響きが良いのだと思います。
花の特徴は淡桃色の一重筒咲きで小輪です。
少し写真は良くないと思います。葉や、枝の間に隠れていて一番良い時を逃してしまうことがありますので。
![]() 薄雪姫 |
この花はカタログにて入手いたしました。 |
中国の椿→ユーシーネンシスー 純白・一重平開咲き・香りあり
![]() ユーシーネンシス |
この花は接木がされておりますので10年は経っていると思います。 |
実生花→まゆみ(仮称)− 濃赤色・長筒咲き・一重筒蕊
![]() まゆみー筒咲き |
![]() 筒芯 |
この花は実生の6年目です。 |
阪の椿→極光ー 淡桃色・八重・中輪
![]() 極光 |
![]() 極光 |
この花はカタログで数年前に入手いたしました。 |
新潟の椿→白覆輪羽衣― 桃色・紅色縦絞り・白覆輪・八重蓮華咲き・中輪
![]() 白覆輪羽衣 |
![]() 白覆輪羽衣 |
![]() |
この花は数年前に入手いたしました。 |
五島の椿→紅炎― 濃緋赤色・中輪長筒咲き
![]() 紅炎 |
![]() 紅炎 |
この花は7年位前に穂木を贈られ、接木をしたものです。 |
久留米の椿→後田黒侘― 黒紅色・一重中輪
![]() 後田黒侘 |
![]() 後田黒侘 |
昨年求めた椿です。黒侘と名前がついておりますが侘助の仲間ではないと思います。 |
愛媛の椿→雅ー 淡桃色・八重の蓮華咲き・大輪
![]() 雅 |
![]() 雅 |
今では腕くらいの太さの木に接がれておりますので、10年以上にはなっていると思います。 |
有香椿→ポップコーンー白色・八重・小輪
![]() ポップコーン |
この椿は接木をして3年位経っております。 |
有香椿→みやす姫ー紅色・一重小輪
![]() みやす姫 |
この花は10年以上前にカタログにて購入いたしました。 |
雪椿→小松姫ー赤色・一重小輪
![]() 小松姫ー雪椿の原種に近いのでは? |
この椿は最近入手いたしました。 |
有香椿→浅香姫ー淡桃色・一重咲き・可憐な小輪
![]() 浅香姫 |
10年以上前にカタログで求めました。 |
有香椿→古都の香ー濃桃色・一重盃状咲き・極小輪
![]() 古都の香 |
カタログにて購入しました。 |
愛知の椿→竜田錦ー桃色・紅の赤縦絞り・ラッパ咲き
![]() 竜田錦 |
昨年カタログで購入しました。 |
伊豆の椿→宝専ー濃桃色・底白ラッパ咲き・中輪
![]() 宝専 |
この椿は数年前に入手いたしました。 |
松江の椿→意宇の里ー淡桃色・筒咲き・筒蕊一重中輪
![]() |
この椿は数年まえに入手いたした。 比較的早咲きの椿で底白の感じのする椿です。 花の特徴は淡桃色の筒咲きで一重の小輪です。 春曙紅の自然実生とのことです。 |
中部の椿→夢想花ー濃紅色・一重筒咲き・小〜中輪
![]() 夢想花 |
この花はの花は10年以上前に入手いたしました。 |
接木について→私の独り言
@台木の最上部を切るとき少し斜めに切ると台木を巻くのが早いと思います。
A堅い台木は二度切ると良いとおもいます。外側から一度、中側へもう一度。
Bビニールの中側に水滴が全くついていない時は噴霧器で時々水をかけてください。
(この時ローソクを使用していなければ穂木に水を噴霧してはいけません)(さらに接木してすぐには噴霧してはいけません)
大阪の椿→黒耀ー暗紅色・盃状咲き一重・中輪
![]() 黒耀ー枝が少し枝垂れる |
この椿は比較的早めに求めました。 |
中部の椿→華の小路ーピンク色・八重小輪
![]() 華の小路 |
この椿はピンク色の感じの良い花です。 どの本にも載っていませんので最近出たのではないでしょうか。 花の特徴はピンク色の八重で小輪の部類に入るのではないでしょうか。 中部地区にも良い花が沢山ありますね。 |
奈良の椿→花影ー濃紅色・一重小輪〜中輪
![]() 花影ー咲き始め |
この椿は数年前に入手いたしました。 親類の人が旅行に行った時購入してもらいました。 花の特徴は濃紅色の筒咲き、筒芯で目立つ椿です。 奈良にも多くの良い椿がありますね。 |
再登場(五島の椿)→旅情ー濃紅色・筒咲き・筒芯小輪
![]() 旅情ー五島(小輪で筒咲きの良花) |
咲き始めの綺麗な写真が撮れましたのでご覧ください。 |
愛媛の椿→伊予ささやきー淡桃色・筒咲き・小輪
![]() 伊予ささやき |
この椿は10年以上も前に入手しました。 愛媛県には綺麗な椿が多いですね。 このつばきの特徴はうすい桃色の筒咲きで小輪の感じの良い花です。 愛媛の椿では紫泉、宝川、津島、肘川紅、玉三郎、広瀬小ヤブ、宮姫、 伊予早春賦、香周蝶、紅筆、等15種類位育てております。 |
Nuccio農園の椿→タマ・ビーノ(タマ・ヴィノ)ー紅色白覆輪・八重咲き・小〜中輪
![]() タマ・ビーノ |
10年位前に入手いたしました。 |
有香椿→湖衣姫ー淡桃色・一重抱え咲き・小輪
![]() 湖衣姫 |
![]() 湖衣姫 |
この花は7〜8年前に入手いたしました。 |
岡山の椿→津黒ー暗紅色・筒咲き・一重中輪
この花は5年位まえに 購入しました。
色の濃い筒長の花で、整った花形の良いつばきだと思います。
花の特徴は暗紅色の筒咲きで一重の中輪です。
葉は細長く成長もよく、評価できる椿ではないでしょうか。
![]() 津黒ー葉は細長く筒蕊の良花 |
![]() |
![]() |
![]() 津黒ー2年8ヶ月ー左はエレインズベティー |
東京の椿→香妃ー淡桃色・八重・極小輪
![]() 香妃ー有香 |
このつばきも10年以上経っております。 |
石川県の椿→初黄ー淡黄色・筒咲き・筒蕊・小輪
![]() 初黄 |
黄色の椿の中では最も早く入手したのではないかと思います。 今では多くの黄色の交配種が作出されています。 花の特徴は淡黄色の筒咲き、筒蕊で小輪です。 原種の黄色の椿は寒さや管理の面で少し注意が必要になりますね。 |
江戸の椿→卜伴ー濃紅色・一重唐子咲き・小輪
![]() 卜伴ー別名(月光) |
唐子咲きの昔からよく知られた椿です。 |
久留米の椿→ひな桜ー濃桃色・筒咲き・筒しべ・小輪
この椿はも見た時に大変可愛らしかったのですぐに入手しました。
ひな祭りの時期に咲いてくれまして、色もよくほのぼのとした椿です。
花の特徴は濃桃色の筒咲きで筒蕊の一重小輪です。
この花は金殿の自然実生とのことです。本当に春にふさわしい花だと思います。
![]() ヒナ桜 |
中部の椿→川添紅ー濃紅色・一重・抱え咲き・小輪
数年前に入手した椿です。
色の濃い小輪の良い花です。各地にはそれぞれ名花があるものですね。
花の特徴は濃紅色の抱え咲きで、梅芯の一重です。
![]() 川添紅 |
休憩時間→接木の時期ーいよいよですね
今日はだいぶ暖かく、いよいよ接木に適する日和になって来ました。
私なりの接木に関しては少し下の行に書いてありますが、皆さんそれぞれ
工夫をされてがんばってください。初めての人には不安があるかと思いますが、
接いでから支柱を立てて、ビニールで被い、陽だまりの暖かな所に置いて管理してください。
だんだん暑くなりましたら寒冷紗をかけて陽射しを遮ってください。接いだあとの管理で
うまくいくか決まりますのでがんばって下さい。まずは一本接いでみましょう。
中部の椿→覆輪侘助ー淡桃色・白の覆輪ボカシが入る。
この花は覆輪が入っていましたので早めにもとめました。
初雁の枝変わりで淡桃に白覆輪や覆輪のボカシが入ります。
花の特徴は淡桃色に白の覆輪ボカシや覆輪がはいります。
白覆輪の入る種類は2〜3ありますが湊晨侘助が侘び助の中では最も優れていると思います。
![]() |
高知の椿→土佐有楽ー紫がかった桃色・底白の一重ラッパ咲き
この花は穂木を送られまして接木で育てており
2月〜3月にかけて咲き始めるのでは。
花の特徴は紫がかった桃色で底白の一重ラッパ先です。
太郎冠者の自然実生らしいといわれています。
![]() 土佐有楽 |
中部の椿→祝い鶴ー淡桃色・底白・外弁は紅ぼかし
比較的早咲きの一重の可愛らしい花です。
花の特徴は淡桃色で外弁は紅ボカシの中輪です。
名前の響きがいいですね。鶴がつきますとなにか縁起がよいですね。
![]() |
祝い鶴ー良い名前ですね |
新潟の椿→祝の盃ー朱紅色・白斑入り・中輪・有香
この花は10年以上前に求めた椿です。
花自体が整っておりなかなか良い椿だと思います。
花の 特徴は朱紅色の 白斑入りで、中輪の香りのする椿です。
とても蕾がよくつく品種です。
![]() 祝の盃 |
久留米の椿→月の輪ー濃紅色・白斑入り・大輪
この花は人目を引く大輪の花です。
だいぶ前に購入しまして接木にて大きくなっております。
花の特徴は濃紅色に白斑入りの、対比の綺麗な花です。
花それぞれにきれいに白斑が入ります。
![]() 月の輪ー綺麗な白斑入り |
久留米の椿→夢の古里ー淡桃色・明るい桃色のボカシ・小輪
この花は桔梗咲きの綺麗な花でカタログを見ましてすぐに求めました。
今ではだいぶ大きくなりよく花を咲かせてくれます。ほのぼのとして、私の好きな椿です。
花の特徴は淡桃色に綺麗な桃色のボカシが入る優れた椿だと思います。
小輪の部類に入ると思いますが、一本椿のコレクションに加えられたらと思います。
![]() 夢の古里ー桃色が出てない感じです。 |
![]() 夢の古里 |
岩根絞の交配種→たくみー紅色・八重・大輪
今日穂木を贈られて接木をしました。
見た感じはだいぶ大きな花で岩根絞り系統を引き継いでいる感じがしました。
花の特徴は紅色の八重で大輪咲きです。最近販売されたのかもしれません。
岩根絞と袖隠しの交配による実生苗とのことです。
![]() たくみー今日接木しました |
![]() たくみ |
休憩時間→接木の様子と管理
今日穂木が送られてきましたので急いで接木をしました。
左下の写真ですが約15本位1本の木に接いであります。竹で支柱をたてて、
ビニールをかぶせます。大き目のビニールで中に少し水を入れておきます。
蒸れすぎないように、雫が新芽に垂れないように気をつけております。
右の写真は2年目ですが3種類ついであります。花芽がついているのもあります。
200〜400種類位なら10本の台木で接木して保存できます。大変便利です。
鉢に1〜10の番号札を立ててノートに@からIに接いである椿の種類をメモしておきます。
そうしますとどの鉢にどの椿があるかすぐ分かります。たったの10本ですから管理がしやすいですね。
![]() 3本接木(穂木45) |
![]() 接木(3本してあります)青海姫、舞楽、タマピーコック |
石川県の椿→黄調ー淡黄色・盃状咲き・筒蕊小輪
この椿は10年くらい経っていると思います。
今日咲き始めました。外に植えてありますので少し遅いかもしれません。
花の特徴は淡黄色に盃状咲きの筒蕊小輪です。
だいたい金花茶との交配種は淡黄色が多いですね。
![]() 黄調 |
![]() 黄調 |
島根の椿→村下―朱紅色・侘芯、筒咲き・一重小輪
この花は侘助にしては非常に色が濃く、
目立つ椿であります。
花の特徴は」朱紅色の筒咲きで一重の侘芯です。
村下という意味が分からなかったのですが、
製鉄の現場の長という意味だそうです。
製鉄所の燃え滾る炎の赤にたとえたのではないでしょうか。
![]() 村下 |
再び侘芯についてー100%でる椿はあるのか
下で侘芯について疑問を述べましたが、毎年100%確実に侘芯がでる椿はあるのか。。。。?
またその侘芯を固定する方法はあるのかと考えております。
上の2つの疑問についてある人は今のところ全くないのではと答えました。
比較的安定して出る椿はと聞きますと、天輪寺月光や角の光等ではと答えました。
また安定しにくいのが瀬野川ではないかと教えてくださいました。
専門家ではないので細かなところまで求める気持ちはありませんが、なかなかむずかしいですね。
ですから、侘助に種ができて実生で新花ができることも理解できますね。
それほど理論や理屈では自然界というのは当てはまらないのですね。
枝変わり→越の麗人ー全く違う花に
越の麗人の枝に全く違う花が咲いているのにきずきました。
越の麗人は移り白に紅覆輪が入るのですが、越の麗人は
九重の枝変わりなので、九重の血統を受け継いだのだと思います。
越の麗人自体完全に紅覆輪がきちんと出ることは少ないように思います。
覆輪のでる椿は枝によりなかなか色の出方が難しいですね。
![]() 越の麗人ー枝変わり |
大阪の椿→錦初釜ー白色・赤縦絞り・抱え咲き・小輪
この花は7年位前に入手しました。
カタログで求めたと思います。
花の特徴は白色の赤の縦絞りが入り抱え咲きです。
松浪とイワラジェンシスとの種間雑種とのことです。
![]() 錦初釜ー今日咲きだしました |
大阪の椿→黒船ー黒紅色・一重・筒咲きからラッパ咲き・中輪
この花は4年程前に入手いたしました。
カタログで色の濃い花でしたので、いつものようにすぐに求めました。
花の特徴は黒紅色の一重で、筒咲き〜ラッパ咲きになり小〜中輪位ではないでしょうか。
![]() 黒船 |
![]() 黒船 |
![]() 黒船 |
鳥取の椿→因幡百合ー紅色・一重ややラッパ咲き・筒蕊・小輪
この花は接木をしてありますので10年以上たっております。
花を見て綺麗な椿を集めていました。
花の特徴は紅色の一重ややラッパ咲きの筒蕊で、
色もよく花形も良いです。菊月の実生とのことです。
因幡百合ー良い花です
接木の一例→今日の接木の様子ー四本接ぐ(穂木60)
今日はだいぶ暖かかったので少し接いでみました。
いつものように一本の木に15本位接いでみました。
この接ぎ方はあくまで保存するためと、台木の苦労をしないためです。
でも、咲き始めると色々な花が一本の木で見られますので管理がしやすいです。
ビニールはこの鉢を入れて上でしばりますので、相当大き目のサイズです。
上から被せて下で結んでも良いと思います。透きとおったビニールが良いと思います。
![]() 15本上から順に接いであります。竹で支柱を立てて、ビニールを被せます。 |
難しい椿の色々→侘芯についてー固定の方法は。。。。?
よく聞く話ですが侘芯が出たとか、ぜんぜん出ないとか、少し出たということがあるようですが、
100%常に出る椿と、年によりでたり出なかったりする椿に区別されるのか。。。。?
この事に関しては全く分かりませんが、咲く時期が通常よりも遅くなりますと
侘芯が出やすい椿があるようです。そして侘芯の固定方法ですが
2〜3の人の話では、侘芯が常に出ている椿に接木をしてみたらと言われました。
例えば、角の光等に接いで研究されてはどうでしょうか、と言われました。
専門家の本に何か書いてあると思いますが、研究されております方がおりましたら
なにかのページで教えていただきたいと思います。
京都の椿→白玉ー白色・一重筒蕊・小輪
この花は代表的な茶花として知られていますね。
早咲きの京都の椿の中で最もよく知られた花ではないでしょうか。
花の特徴は白色の一重筒蕊、筒咲きで、早咲きです。
別名は初嵐と言われていますが、区別して花を載せてある本もあります。
ある地区では少し違うと言われる人もいますが、よく分かりません。
![]() 白玉ー写真よりももっと抱え咲きです |
中部の椿→銀の月ー移り白・筒蕊・中輪
この花は5年位前に入手しました。
銀のつく花も数種類ありますが、この花は整っていまして肉厚の良い椿です。
花の特徴は筒蕊の筒芯で中輪かと思います。
やはり名前もいいですね。
![]() 銀の月 |
豆辞典→侘助という名の侘助でない椿ー入手するとき間違えないで。。。。!
私の兄弟が侘び助と書いてある椿を買ってきましたが、
花が咲きましたら花粉もあり侘芯でないと、その花を持ってきました。
名前を見ましたら紺侘助と書いてありました。椿をやり始めた人には無理はないですね。
一般的には、葯が退化して、変形した侘芯を侘助と呼ぶと思いますが、昔から何故紺侘助と
呼び、名前を変えなかったのでしょうか。また永楽(黒侘助)もそうですね。
それぞれなにか理由があり名前がついたのだと思います。両方ともヤブ椿の系統とのことです。
中部の椿→友禅ー桃色・絞り入り・一重・抱え咲き
この花は数年前に求めました。
小さな絞りの入った良い花です。
花の特徴は桃色に絞りが入り、抱え咲きの一重中輪です。
絞りの入った目立つ花ですね。
![]() 友禅ー絞りが全体に入る |
中部の椿→乙姫ー桃色・白斑入り・猪口咲き・侘び芯
この花は10数年まえに求めました。
白斑の入った可愛らしい椿です。
花の特徴は桃色に白斑入りの猪口咲きで侘芯です。
三河数奇屋に白斑の入った侘助椿とのことです。
![]() 乙姫 |
関東の椿→紺秋ー濃紅色・筒咲き・筒蕊・一重
この花は数年前に求めました。
とても早咲きですので、秋の花の少ないときには生け花等には利用できるのでは。
花の特徴は濃紅色の筒咲きで、筒蕊のはや咲きです。
紺侘助の実生から生まれたとのことです。
![]() 紺秋 |
鹿児島の椿→サツマ娘ー濃紅色・筒長・一重筒咲き
この花は数年前に求めたものです。
形の整ったとても良い花です。カタログでもあまり見かけないようですが。
花の特徴は濃紅色の筒咲きで、筒蕊です。
鹿児島には良い花が多いいですね。今頃散策しますとまだ見ぬ花と遭遇するかも。。。!
![]() サツマ娘ー鳥につつかれて花びら悪し |
![]() サツマ娘 |
中部の椿→参平椿ー桃色〜濃桃色・濃紅色の縦絞り・一重中輪
この花は3〜4年前に求めたものです。
紅色の弁脈がでて、ラッパ咲きである。
花の特徴は桃色に濃紅色の縦絞りが入り、樹自体は立性である。
![]() |
休憩時間→梅の接木ー春を呼ぶ花
椿をする前は梅を100種類以上ついでおりました。
梅とか椿は春をよぶ花としていいものですね。
私は緋梅、佐橋紅、紅千鳥、茶青梅、紅筆、黄金梅等が好きです。
緋梅は少し弱く、強く切り詰めますと枯れこんできます。
梅とか椿の香りに誘われて、メジロや鶯が飛んでくるのも楽しいものです。
![]() 緋梅 |
![]() 梅の接木 |
![]() 茶青梅 |
新潟の椿→夢ー内弁3枚は紫色・外弁3枚は白色・小輪
この椿は10年以上前に求めました。接木で大きくなっています。
花の特徴は紫色と白色が交互に並んで、筒しべのわずかに香りあり。
寒椿と攸県油茶の種間雑種とのことです。花弁の紫と白の対比がきれいです。
![]() 夢ー名前がいいですね |
新潟の椿→黄河ー咲きだしは薄緑・黄唐子・中輪
この花は7年前位に購入いたしました。
ちょうど1mくらいになっております。
花の特徴は薄緑から黄色の唐子咲きになります。
黄色の唐子咲きは少ないかと思いまして求めました。
![]() 黄河ー黄唐子 |
![]() 黄河 |
休憩時間→挿し木3年苗に接木ー10本接ぐ
細い挿し木苗ですが、鉢に3年植えてありますので、確実性があります。
10本とまでいかなくとも2〜3本でも試されてみてはいかがですか。
台木のない時にはとても便利です。さらに胴接ぎが主ですので、最上部に接がれるよりは成績は良いと思います。
![]() 10日経っております。枝は2本残してあります。 |
Nuccio農園の椿→フリーダムベル(Freedom Bell)ー朱紅色・八重・レンゲ 咲き
この花はカタログで求めたものです。
名前もいいですね。ネイミングで人気とか売れ行きにも影響があるらしいですね。
この花の特徴は朱紅色の八重咲きでレンゲ咲きです。
この花もヌッチオ農園から求めたものだと思います。
![]() フリーダムベルー良花 |
![]() フリーダムベル |
県不明の椿→久田紅ー濃赤色・一重・筒咲き
この花は10年くらい前に東京の椿等専門に扱っています店屋で求めました。
なかなかすばらしい色の椿で、この一本だけ購入しました。
花の特徴は濃赤色の一重筒先で
花の形と色に関しては評価できるのではないかと思います。
葉が少しよれるのではないかと思います。
![]() 久田紅ー何処の県の作出か。。。。? |
大阪の椿→吉兆ー淡桃色・唐子咲き・小輪
この椿は名前が良いので欲しかった一つです。
葉は大形で、樹自体は立ち性で寒さに少し弱いかも。でも0度Cでも枯れませんので
庭植えでも大丈夫だと思います。
花の特徴は淡桃色の唐子咲きで小輪です。
良い名前であると思います。
![]() 吉兆ー唐子咲き |
京都の椿→胡蝶侘助ー紅色・白斑一重・極小輪・侘び芯
この花は最も早く購入した椿で、足の太さ位になっています。
何も分からないときに求めましたが、白斑が入っていて綺麗だなあという印象でした。
花の特徴は紅色の白斑入りで、極小輪です。
同じ木でも枝により白斑が入らなかったり、花の大きさが違うことがあるようです。
![]() 胡蝶侘助 |
大阪の椿→紅華ー紅色・八重・中輪
この華は10ねん以上前に求めたものです。
今は挿し木苗だけで、求めた木は誰かにあげたものと思います。
花の特徴は紅色の八重で中輪くらいだと思います。豪華に見えます。
![]() 紅華 |
休憩時間→接木の一例ーそろそろ準備されては。。。。!
2月も下旬にさしかかりました。温室のある場合は暖房施設がなくとも、
接木をされても大丈夫だと思います。でも非常に寒い時は温室の中でも、
暖房施設がない時は鉢に大きめのビニールを被せて夜などは注意されたほうがよいかも。。。。。!
一般的には3月に入ってからのが無難だと思います。今私は3枚のビニールを被せて、家の中の陽だまりに置いています。
気温の上昇とともにビニールの数を減らして管理いたします。接木の準備もそろそろですね。
接木の準備
@接木ナイフの手入れ(砥石で磨く、接木のとき熱湯に浸す)等
A鉢に植えてある台木の整理
B穂木の手配
C台木を接木する長さに切っておくように。(12~13cm位に)
D支柱の準備(竹などで。。)
Eビニールの準備(少し大きめ)
F穂木は台木の切断面の一番下に差し込むように。
G最上部に2本位と胴接ぎで2〜3本されてはいかがでしょうか。
Hローソクで接いだ面を被う。
I接木をされた時は水をかけないほうが良いと思います。
Jビニールをかけて、陽だまりの暖かな場所で管理して下さい。
K4月,5月、6月になりますと気温が上がりますので、寒冷紗で囲ってください。
上から順次下までぐるりと接いであります。一周で4本位接いであります。
太い台木の場合は上、真ん中、下の部分に一本位づつ枝を短く切って残してあります。
![]() 一本の木に45種類 |
![]() 一本の木に30種類 |
静岡県の椿→つたの細道赤百合・白百合ー白・赤の長筒咲き・一重小輪
この花は5年前にカタログで入手しました。
百合咲きみたいで、感心がありました。
花の特徴は花が筒咲きの筒蕊で12月頃より咲きだすと思います。
同じような長筒咲きでは孔雀椿とか、白孔雀等がありますが、このような椿もまたいいものですね。
![]() つたの細道赤百合ー白百合 |
大阪の椿→貴美子ー淡黄色・一重ラッパ咲き・葯は退化
この花は栄冠とか椿姫などと一緒に求めました。
10年は経っていると思いますが、木の成長は遅いです。
花の特徴は淡黄色のラッパ咲きで葯が退化しております。
成長が遅いので盆栽向きかと思います。
![]() 貴美子ー成長遅し |
![]() 貴美子ー盆栽向き |
玉御前の不思議な花?−二頭咲き?
この花は蕾の時は一つで、咲いて2〜3日経ってから同じところから、
二つの花が咲いているのに気が付きました。私自身も初めてのことで、
椿の花によくあることなのか分かりません。
二段咲きとか、二頭咲きという言葉は聞いたり、本で見たことはありますが、
玉御前にでるとは。。。固定するとおもしろいのですが。
一度肥料の関係で出ることがあるのではないかと聞いたことがありますが
白覆輪の出方が悪いですね。やはり時期に関係しているのか。。。。?
![]() 玉御前ー二頭咲きと言うのか? |
新潟の椿→昴ー濃紅色・白斑入り・八重の中輪
この椿は10年以上経ちます。、一緒に島の秋、彩霞が接木してあります。
歌の名前で有名でしたので、自然に求めました。
花の特徴は濃紅色の白斑入りで、八重の中輪です。
白斑と濃紅色の花弁の対比がきれいで、成長も良い椿です。
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![]() 昴 |
愛媛の椿→花岬ー緋赤色・一重・筒咲き・小輪
入手しまして10年以上経っております。
岬のつく花は他にもありますが、名前にふさわしい良い花です。
花の特徴は緋赤色の一重小輪です。
ヤブ椿かと思いますが、愛媛県の椿愛好家より穂木を送られて、接木をしたものです。
![]() 花岬ー感じの良い花です。 |
中部の椿→玉霞ー白〜桃色・吹き掛け絞り・一重抱え咲き
6年位前に入手しました。挿し木と、接木で保存してあります。
抱え咲きで膨らみのある、なかなか良い印象のある花でした。
花の特徴は白〜桃色の色々な絞りの入る、抱え咲きの良花で、
最後まで抱え咲きのままである。大日の曙も抱え咲きですね。
![]() 玉霞ー抱え咲き |
関西の椿→加茂本阿弥−白色・一重・筒しべ・中輪
椿の根に接木しまして、今ではだいぶ大きくなっています。
花の特徴は白色の一重筒しべで、早咲きで蕾は丸くて、茶花として、人気があるのでは。
種子は出来ないと言われております。
![]() 加茂本阿弥−別名ー窓の月 |
侘助椿→数奇屋ー淡桃色・薄紅色のぼかしが入る。猪口咲き・小輪
茶花として人気があり、親戚の家にもうえてありましたので、
接木をしました。
花の特徴は淡桃色に薄いぼかしが入り、猪口咲きで小輪です。
侘助の仲間では白侘助、胡蝶侘助、等とともに人気のある椿ではないでしょうか。
三河数奇屋という椿もありますが、この品種は濃い桃色であると思います。
![]() 数奇屋ー茶花として人気が高い |
中部の椿→中枇白ー白色・一重・盃状・中輪
この椿は10年前位に入手いたしました。
本で見たときに筒咲きで綺麗でしたので求めました。
花の特徴は白色の一重筒咲きで中輪の椿です。
とても清楚で気品があり、茶花としてもすばらしいと思います。
![]() 中枇白 |
侘助→美浜侘助ー赤色・白芯・一重・極小輪
求めたのは10年以上も前だと思います。
侘び助系統の中では早い時期に入手しました。
花の特徴は赤色の白芯で、一重の極小輪です。
侘助の仲間では村下が印象に残っております。濃赤色の白芯で対比が見事です。
![]() 美浜侘助ー白芯 |
島根の椿→桃湖ー桃紅色・唐子〜獅子咲き・中輪
5−6年前に求めた椿です。
唐子咲きの椿はあまりもっていませんでしたので、すぐに欲しくなりました。
花の特徴は桃紅色の唐子〜獅子咲きで、立性です。
12月頃から咲き始めると思います。湖の近くで人目を引き付けていたのではないでしょうか。
![]() 桃湖 |
一休み→接木の一例ー細い台木でも。。。。。!
まだまだ寒さが続いておりますが、この時期にどうしても接がなければならない時、
私は挿し木苗の3年生を用いて接木をしてみました。毎年相当の数の挿し木をしておりますので、
たくさんあります同じ種類の苗3年生で接木をして保存しておきます。
毎年挿し木をしますと3年目位からは接ぎ木用に使えますので大変便利です。
台木の不足に苦労しなくなります。細くとも接木の成長は挿し木よりもかなり早いと思います。
今年からはボールペン位の太さの挿し木にも挑戦して、1年目で接ぎ木用の台木を作りたいと考えております。
![]() 3年生挿し木苗の接木ー5本接木 |
神奈川の椿→小田原ヤブー濃赤色・一重・小輪・筒咲き
この花は12年前に入手しました。
挿し木をしたり、接木をしまして大きく育っております。
花の特徴は濃赤色で小輪の筒咲きです。
とても色の濃い花びらでヤブ椿の特徴をよく表しております。
![]() 小田原ヤブ |
新潟の椿→妙姫ー紅桃色・一重盃状咲き・極小輪
この花は近くの花屋さんで購入したものです。
花が沢山あり、新潟産の椿とのことです。
花の特徴は紅桃色の盃状咲きで一重です。
多花性でよく成長します。
![]() 妙姫 |
大阪の椿→くれないー濃紅色・八重・中輪
5年位前に求めた椿です。
名前から判断して、なにかわくわくするような夢のある名前でした。
花の特徴は濃紅色の八重で、中輪の花です。
なかなか見ごたえのある花です。
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中国の椿→十里香(C.grijsii)-白色・一重・平開咲き小輪・香りあり
10年前くらいに求めた椿です。花の形が少し変わっていましたので、
また十里も先まで匂いがするのかと思い購入いたしました。
花の特徴は白色の一重、平開咲きで(極)小輪です。
香りはそれほど強くなく、蕾がよくつきます。
![]() 十里香 |
一休み→1月の接木状態ー1月2日より接いでおります・2週間経ちました
1月より穂木が送られてきましたり、友達が遊びに来ましたりすると、椿の話題になり、
あの椿は、この椿はどう?などとお互いに感心のある椿の話をして、時に、穂木を差し上げたり、
頂いたりして接木をしたのが下の写真です。太い木に上から順にぐるりと接いで、新しい穂がきましたら
だんだんと下に接いでいきます。もちろん、台木は1年前から鉢に植えてあるものです。
相当太い台木ですが全く問題はありません。今半分だけ接いであります。あと20種類以上接ぐ予定です。
普通であれば、40−50本の台木が必要になりますが、たったの1本で間に合います。
失敗するといけませんので、かならず同じ種類は別々の台木にわけて、接いでおります。
今のところ3枚のビニールでそれぞれ保護しております。家の中の陽だまりに。ローソク使用しております。
![]() 1がつより接木ー20種類接木 |
![]() 残り下半分はこれから接木予定 |