ブラウザーの戻るボタンでトップページへ戻ってください。


カウンター

12/2
       五島の椿など   岩永氏より

             昨日に続き岩永氏より送られました花の紹介です。福島百合は長崎県の花かと思われますが、
             整った良い花ではないでしょうか。瀬戸侘芯と紅湖畔は五島の花かと思います。蕾の状態で

             送られてきましたので、本格的な花の咲いた状態ではありませんが、すべての品種が我が家に
             ありますので、どのような花かはわかります。どの花もそれぞれ特徴のあるはなです。

             あと2〜3週間後には見事な椿の花で岩永氏の椿畑も様相を一変することになるかと思います。
             直接その場で写真を撮れればと考えております。紅湖畔は長い間育てておりますが見事な花で

             す。抱え咲の小輪。吉田正美氏発見ー岩永氏発表品種です。    


112/1       五島の椿  岩永氏より


               昨日五島の岩永氏より今咲いています椿の花を数品種送っていただきました。蕾を送っていただきました
               ので、まだ咲ききらずの状態でした。ほとんどの花は小輪で、中には極小輪とも思える花もありました。

               五島の椿はこれまで多く掲載いたしましたが、色合いが良く小輪の花が多く見られます。岩永氏の咲いている
               場所で撮影した写真でしたら、もっときれいに見えたと思います。多少細い枝が付いていましたので接いで

               2〜3年後に花を咲かせたいと思います。寒くなっておりますが、管理次第で活着すると思います。五島の花は
               多少花が早く咲きだしますので、1年中接いだり挿したりできるように、台木を準備し管理をどのようにしたら

               良いか10年以上挑戦しております。なんとか、12月から3月までの寒い間接いだり挿したりしてもほとんど
               良い結果が得られております。これからは椿の花が咲きだし、良い写真が撮れるとよいのですが。

              





11/28
   庭に咲く椿

            色々忙しく椿の花を見落としてしまいます。今日は夢と指月山の花です。夢はすでに10年くらい
            経過しています。新潟の大岡様から送っていただき庭木にとして育っています。果実が多く付き、
            少し早咲きの品種かと思います。指月山は10年以上前に山口県より穂木を送っていただき、枯れて

            しまったと思っていましたら、こっそりと咲いていました。淡桃地 狭い白覆輪 ときに縦絞り 一重 筒咲き
            筒しべ 小輪の花です。 同時期に数種類代表的な萩の花を.接ぎ木しましたが、名前が消えたりして
            はっきりいたしません。花が咲きだしますと、昔の写真が残っていますので大体判別できます。

            山口県も松江の椿と同様に綺麗な椿が.見られますね。庭の接ぎ木してあります花を確認して名札を
            確認し新しく書き直したいと思います。ほかの庭木に再び咲きだしましたら、掲載したいと思います。
            12月に入りましたら、実生苗を発泡スチロールに入れて管理する予定です。ほとんどの種子から発芽
            しております。5〜6年後までどのような花が咲くか楽しみであります。.




11/25       アザレア椿の実生   沖縄   日高の輝

                だんだんと椿の花が咲きだしています。まだ咲かないと思い込んでいますと写真を撮り損ねてしまう
                こともあります。この日高の輝はアザレア椿の実生花ですが、アザレア椿と同じく、7月から11〜12月
                位まで咲くように思います。この時期の早咲き椿との交配に利用できます。接ぎ木と挿し木苗が花を

                咲かせております。日高氏はこの他にも八重のアザレア椿を発表しております。アザレア椿は比較的
                八重の実生花が誕生するように思えます。交配するときは暖かな日を選んで交配しております。庭木に
                接ぎ木して自然実生花が多く誕生すれば良いのですが。アザレア椿は新品種誕生には欠かせない品種
                だと思います。最後の白花は鶴姫の実生です。思いがけない花が誕生しました。極小輪です。




11/21
         庭の花など

             寒さが厳しくなるとともに、椿の花が咲きだしました。これからが本当の椿の花が楽しめる季節。
             今日は里の秋が咲きだしました。楼蘭の実生です。多少楼蘭の面影が見られます。雷は中部の
             椿です。我が家で育てて20年近く経過。庭木に接いでいましたので長年花を見られます。

             蔦紅葉は以前掲載いたしましたが、今が満開です。花付きの良い品種かと思います。少しずつですが
             庭のあちこちで花が見られるようになりました。 来年用の台木を鉢に植えて接ぎ木の準備を終えました。
             挿し木や実生の10年生です。鉢に2〜3本植えて来年の2〜3月に接ぐ予定です。今年すでに数本

             接いでありますので、鉢植えでの100品種の接ぎ木も来年には達成できると思います。 鉢苗は20本
             です。1本の台木に5品種接ぐ予定ですので庭の椿を少し減らしていこうと思います。来年の2月まで
             椿の作業は終わりです。2月下旬から太い枝の挿し木を始めます。挿し木の品種は今熊谷です。



11/18

          アザレア椿実生など

              だんだんと寒くなってきました。椿の花はまだ少ないですね。沖縄の日高氏発表の日高の輝は7月下旬から
              咲きだしています。この花は呼接ぎしたものです。これから咲く椿との交配には良い品種かと思います。
              右側の小笠原姫椿は挿し木苗ですが10年ほど経過しております。この花も早咲きでアザレア椿との交配に

              適しているかと思います。小笠原姫椿は挿し木でも接ぎ木でも増やせます。花が咲きだすまで少し時間が
              かかるかもしれません。大きく育ちますので枝を毎年短く切っております。 色々な花が咲いてアザレア椿との
              交配が楽しみです。今年の秋の接ぎ木はすべて青々していますので、2〜3年後に花が咲きだすのが楽しみです。

              毎年少しでも挿し木や接ぎ木をしておきますと、毎年あちこちに花が咲きだし写真を撮って楽しんでおります。
              これからは花の咲くのを楽しみにしております。家の中ではウサギと一緒に遊んだりして時間を過ごしています。



11/16     畑の野菜状況など


             11月も中旬になりました。今年は比較的暖かいですね。椿の接ぎ木や挿し木も順調です。
             庭木や鉢苗の名札の確認をしながら、彫刻刀で名札に品種名を書き込みました。最初の写真は

             大事な品種を枯らしたり、どこにあるか分からないといけませんので、1か所に置いていつでも接ぎ木や
             挿し木が出来るように管理しております。 畑の野菜は順調に育っています。今年の秋は暖かく野菜にとっては
 
             育つ条件が整っていたと思います。写真以外の野菜→ ニンニクやホウレン草なども育てています。畑仕事は
             疲れますが、日光を浴びながら仕事をしますので、健康に良いと思いながら頑張っています。
             


大事な椿の置き場。いつでもわかるように
大事な苗を置き接ぎ木をします。

春菊が大きくなっています。3種類蒔く。

大根。葉を上に向けて栽培。大きくなると
言われ試しています。

ブロッコリー。色々な種類を育てています。

そら豆の芽が出て伸びています。昨年の種を
100個蒔く。カラスが芽をつついています。

菜の花。大きくなってきました。
2〜3月にかけて花が見られるのでは。

白菜とキャベツ。今年は暖かく生育が
良いと思います。

玉ねぎ。自分で種をまき400本ほど
植える。今年は暖かく、ネギ坊主が出て
しまうのでは?



11/15

ざる菊と接ぎ木

    あちこちで菊の展示会を行っています。私も菊を畑で育てて
    います。春に挿し木をしながら、気に入った菊を集めています。
    鉢での栽培は大変ですので畑で育て花を家に持ち帰り

    花瓶に挿しています。ざる菊もいろいろ種類があり、お互いに
    花芽をいただき増やしています。菊もたくさん増やせますので
    夏から冬まで鑑賞が出来て楽しいです。

    接ぎ木ですが11月2日に行いました。台木は畑で太くしました
    春風という香り椿です。上部の枝に12品種接いであります。
    少し寒くなりましたのでビニール袋を2枚かけて暖かい場所で
    
    管理しております。多少失敗することもあるかと思いますが
    来年の春再びその枝だけ接ぎ木する予定です。下の枝は
    短くして数本残してあります。これから気温が下がりますので

    すべての枝を切って接ぐよりは少し枝を残して接いだほうが
    この時期には適していると思われますが?




11/11         椿とメジロ

毎年この時期になりますとメジロやウグイスなど
椿の花の蜜を求めて庭に姿ををみせます。
この写真も以前撮影したものですが、なかなか
シャッターチャンスがなく困ります。

この椿の花は袖の香という品種です。香りが強く
たくさん咲いてくれます。ウグイスも時々見られます。
ヒヨドリは困りますね。花丸ごと食べているのを見た
ことがあります。でも、鳥たちも必死で生きていると

思いますと、ミカンやリンゴなどを庭先に置き食べて
もらっています。これから寒さが厳しくなります。鳥たち
も来年の春まで元気に過ごしてほしいですね。



11/10       五島の椿

哀愁
   発表者 岩永 章氏

   旅情、 旅愁などの椿を発表されています岩永氏の
   発表品種です。おそらく旅情の自然実生かと思われます。

   濃紅色の筒芯、筒しべ、一重の筒咲きです。
   私も岩永氏から毎年種子を送っていただき蒔き続けて
   います。私は多くの種子を蒔いておりますので、どの品種から

   誕生したのかは分かりません。五島の椿の種子から誕生した
   花であることが分かれば良いと考えております。昨日は接ぎ木を
   しました。この頃の暖かさですので、安心しております。
   寒暖の差はありますが、ビニールの枚数で調整しています。



11/6
          庭木で早く椿を鑑賞し手間のかからない管理方法

                 椿をたくさん増やすには挿し木が最も早いかと思います。私は1鉢に30〜40本ぎっしり挿して駐車場につるすだけですので
                 手間がかかりません。1年で何百本でも増やせますが、その後の管理が大変です。畑に植えられればよいのですが。
                 庭先だけですと大変だと思います。そこで、1mくらいの高さの椿の木を庭に植えて接ぐ方法です。種子苗の大きくなった木や
                 植木屋や友達または庭に植えられている椿の木でも良いですので、接ぎ木して見られると良いですね。

                 小さな苗を何百本も管理するのは一年中大変なことです。最初の写真の木は親指大の太さで、卜伴の実生です。今年の10月
                 接いで1か月経過。私の経験からうまくいくと思います。4本接いであります。8本くらいは接げると思います。
                 接ぎ方は、1mくらいの高さで切断し、最上部に割り接ぎでも良いし、少し下に胴接ぎでも良いと思います。少し太い木ですと

                 最上部に4〜5本ー割り接ぎや胴接ぎ、 少し下にさらに4〜5本胴接ぎをします。最上部と少し下の感覚は5cm位が良いと
                 思われます。あまり離れすぎますと、成長するに従い最上部の芽の成長が良すぎて下側に接いだ芽の成長が良くないと思います。
                 庭木でですので形とかは関係ありませんので、早く花を見られ、穂木をたくさん得られ、1本の木に何種類も花が見られますので

                 管理が全く必要ありません。5本もありますと、気に入った品種が20品種くらい狭い庭でも鑑賞できると思います。剪定をしながら、
                 枝が邪魔でしたら少し太めのヒボでぐるりと巻き付けて、1か所に4〜5本手繰り寄せて縛れば1か所でまとまります。
                 2番目の写真は太い台木に2本胴接ぎをしています。上部の部分は自然に朽ちてきますので心配はいりません。最後の西王母

                 は挿し木苗の12年生です。生け花にはいいですね。さらに、アザレア椿との交配にもなると思われます。


陽の岬、 小白竜、 日高の輝(アザレア椿) 
祈りの女神この接ぎ木部分の下にも胴接ぎが
可能です。 

接いだ上の部分は自然に朽ちて見苦しく
なくなります。
色々な方向に枝を伸ばすことが出来ます。

実生の10年生2本にかぎろい、 草原の輝、黒椿
白侘助、 聚楽、 ダローネガなど接ぐ 



11/3        庭の花など


               蔦紅葉は新潟より求めた品種です。葵の上と名前が間違えた時がありました。我が家で育てて10年以上経過。
               今年は咲くのが少し早いと思います。真ん中の写真は我が家で蒔いた実生の台木に、接いだものです。
               相当の太さがあります。昨年度からこのような太さの台木に色々接いで管理を楽にしようと考えております。

               台木は10年生です。10本で50品種接ぐ予定です。20本ー100品種が限界かと感じております。太い台木
               ですので植え替えが大変かと思います。管理の面でも20鉢くらいなら、なんとかなるかなと思います。
               これまでの挿し木苗が数百本ありますので、呼接ぎをして来年20本接ぐ予定です。最後の梅の台木は畑で

               太くして鉢に植え替えしました。来年の春数品種接ぐ予定です。右側に流れている枝に数品種接ぎ、反対側の
               切断面の5cmくらい下に数品種接ぐ予定です。(胴接ぎ) 椿の台木は今頃鉢に植え替えて来年接ぐ準備を
               しています。椿の種子を蒔いておきますと、花を見られたり台木として大変役立ちます。少し年月がかかります
               が、そのあとは花の美しさで心満たされる日々を迎えられると思います。


1枚おきに白の雲状斑が入ります。



11/1      椿の種子など

             今年の夏は気温が高く椿の種子も早めに採取しました。写真のようにビニールに入れて2か月経過。
             順調に発根しています。ビニール袋を5つほど管理。ほとんど我が家の椿の種子と近くの友達の種子
             です。 12月初旬に発泡スチロールに入れて来年の3月下旬に鉢に入れます。あまり早く発泡スチロール

             から出しますと、寒さのために発芽した芽が痛んで伸びない時もあります。4月下旬まで発泡スチロールの
             蓋を開けて日陰で管理する時あります。春風の台木は畑に植えて早く大きく育てました。今日鉢に植える予定
             です。来年の2月接ぐ予定。畑から数本家に持ち帰り鉢に植え替えて来年の接ぐ準備をしております。

             黄蓮華は接いで3年目。蕾が2〜3個見られます。現在多くの品種を畑で太くなった台木に接ぎ直しています。
             庭での管理では限界がありますので、太い台木に4〜5本接いで椿の管理体制を考えているところです。
             10本太い台木が」ありますと50品種ほど見られますので鑑賞するには十分かと思います。管理も楽になります。

             多く持ちすぎて今まで育ててきた品種を枯らしてはと思います。それでも毎年接いだり挿したり・・・懲りないです。


8月下旬ビニール袋に入れる。
11月までには完全に発根しているのでは。

接ぎ木して3年目。葉に特徴あり。




10/30
       好きな椿

ひな桜
    濃桃色の筒咲きで筒蕊の一重小輪
    金殿の自然実生だそうです。

    春のひな祭りの時期にも咲いて見られ
    ます。 最近の品種ではありませんが

    私の好きな花です。
10月も終わろうとしています。残り2か月。秋の接ぎ木をされましたでしょうか。
この陽気ですと、まだまだ接ぎ木は大丈夫ではないでしょうか。

接ぎ木は終了しましたが、庭で選定をしていますので枝を全部捨てるのもどうかと思い、
好きな数品種を明日接ごうかと考えております。鉢に10本程台木がありますので、
全部接いで大きめのビニール袋1枚をかけて管理しようと思います。たったの1枚で管理
できますのでとても楽です。3〜4本支柱を使用します。

2〜3週間うまく管理しますと成功すると思います。1鉢で10本。
どこにでも持ち運びができますので、暖かい場所への移動ができます。寒いときはビニール袋
を2枚にしています。ビニール袋は少し大きめの袋を
使っています。来年の春には芽が伸びて大きく育ってくれると思います。


10/27

陽の岬U 
      この花は福岡県の八尋氏から穂木を送っていただき
      ました。綺麗な花である陽の岬の近くで発見されたと
      聞いております。数年間陽の岬と違うかどうか観察

      さてていたところ、ほぼ同じではないかと話されていま
      した。陽の岬の自然実生かと思われます。
      両品種ともに私の庭に何本か接ぎ木をして育てています。

      色合いは少し極淡いピンク色が感じられます。




旅愁
    五島  岩永 章氏発表

    花色の素晴らしさと筒芯
    の見事さに特徴あり。

    旅情の自然実生。
胴接ぎについて
庭木に接ぎ木(特に太い幹)するとき割り接ぎでも良いのですが
3〜4か所胴接ぎしますと成功率が高いように思います。

この1週間で4本行いました。すべて1本の木に4本平行に
接ぎました。平行でなくとも、少し段差ガあっても大丈夫だと思います。

温度が最低15度〜20度位ありますと成功すると思います。
これから寒さが増してくると思いますが、この時期ビニール袋を被せ

温度をある程度管理しますと、来年の春まで葉が青々していると思います。
接ぐ場所は切断面の少し下ですので最上部は数年で朽ちて、見苦しくなくなり

ます。保存と早く咲かせ、穂木を早く得るには適している接ぎ方だと思います。





10/22       庭の椿など

浅茅白

    この椿は20年前頃庭に植えて枯れずに咲き続けています。
    この写真ですと見事に見えます。相当の太さの台木に接いで

    いますので、毎年良い花を見せてくれます。今日庭で名前を
    確認しましたが、名札は地面の中に入れてあるものは
    薄くならずはっきりとしています。最近彫刻刀で名前を書き

    鉛筆や色鉛筆の黒色で擦りますと名前が浮かび上がり
    長い間消えずにいるようです。今日40〜50本書きましたが
    少し疲れました。本当に気に入った椿は庭植えガ良いですね。


10/19      庭の花など

ツルウメモドキ
   10年前くらいに見事な曲を描いている
   木を庭に植えてその実を楽しんでいます。
   鳥たちが食べてしまいますので、ビニール袋
   をかけて12月まで鑑賞できるようにしています。


炉開き
   早咲き種として知られている椿です。西王母も
   すぐに咲きそうです。6月〜7月の早咲き種と
   してはアザレア椿小笠原姫椿ガあります。
   2品種ともに咲く時期が重なりますので交配する
   のに適しています。



10/18
       五島の椿など

鷺浦
   五島の椿 岩永 章氏発表

   玉之浦の実生。 椿の種子を
   蒔きますと、思いもよらぬ花が
   咲きだします。

   これはと思う花の種子を蒔いて
   新花を夢見るのも椿の楽しみ
   の一つですね。
対馬の娘
   対馬産の野生椿。
   とても人気のある椿ではないで
   しょうか。 藪椿はいいですね。



10/17
          庭の花

筑紫舞  福岡県産

   数年前に福岡県の八尋氏より穂木を送られ
   接いだ品種です。

   この椿の誕生について詳しくは分かりま
   せんが、我が家の庭木として毎年花を
   楽しんでいます。

広清美人

   濃紅色 一重 筒咲き 小輪。
   小輪の筒咲き, 輝きのある見事な椿です.
  



10/17
                 今月にする椿の作業

                      10月も半ばを過ぎて、だんだんと冷え込んできました。挿し木や接ぎ木の状態はいかがですか。
                     また、椿の種子を蒔かれましたか。私は庭で採取したり、友人から送っていただいた種子を蒔き
                     半分以上発芽しております。ほとんどの種子の名前は書かず、良い花だけ増やし命名しております。

                     これから私が毎年しています椿の作業は接ぎ木と挿し木です。今月中には終了です。少し遅いと感じる
                     と思われるかもしれませんが、わたくしは何でも試す癖があり、1年中何かしら椿と共に暮らしている感じです。
                     どんな時期に苗や穂木が送られてくるかわからない時がありますので、1年の作業を自分なりに処理出来るように

                     1年中試してきました。失敗してもあまり深く考えず、次々と試しました。椿を趣味として楽しんできましたので
                     失敗しても気楽に考えることが出来たと思います。特に五島の藪椿に興味を持ち、接ぎ木、挿し木、種子蒔き
                     取り木、たまに交配と自分の余暇を生かすことが出来ました。10月も半ばを過ぎていますので、挿し木でも

                     接ぎ木でも早めにされたほうが活着や発根が期待できると思います。来年の春までビニール袋での管理が
                     大事になると思います。秋の接ぎ木は来年の春芽が伸びる前にビニール袋を外すか切れ目を入れて外気に
                     慣らしています。

                     挿し木の場合は、発根していれば来年の春にビニール袋を外したり、様子を見ながらビニール袋の先端を切って
                     外気に慣らしています。 それぞれの状況に応じて管理されて、椿を楽しまれてください。

10/16
                 ロザリオの島・久賀島は椿の島       五島より    岩永 章氏 寄稿

     ヤブツバキの原生林 - 原生林のほか、ヤブツバキを利用した集落、生業などにより特徴付けられる景観は「五島市久賀島の文化的景観」
     の名称で国の重要文化的景観として選定されている。
    (ウィキペディア)より→716年(霊亀2年)に遣唐使船が田ノ浦に寄港した記録があり、これが久賀島が歴史に登場した初出となる。
    804年(延暦23年)には空海が乗った遣唐使船も田ノ浦に寄港している。
    猪之木集落には平家の落人伝説も伝わる(ウィキペディア)より)歴史的にも重要な位置を占めて、藪椿の原生林として今後ますます久賀島が
    注目を浴びてくるものと思われます。私を含めてこの久賀島は椿の愛好者にとっては魅力にあふれた島であり、
      多くの人たちの注目を浴びる島になるでしょう。 以下の文は岩永氏直筆の原稿で久賀島への熱い思いと期待を述べられております。   


                                                             

10/15

                洋種椿 庭に咲く椿              

エレインズベティー

  外国種

    鮮桃色、八重牡丹咲き、大輪

ハネムーン
  
  外国種
クリーム黄色、八重咲き、中輪、金花茶交配



0/13
           五島の椿

祈りの女神
       五島の椿  岩永 章氏発表

    紅栄椿の実生花。 紅栄同様
    五島の椿を代表する花ではないか

    と感じております。見事な筒咲の花で
    す。何度か掲載しております。

    右側の花が紅栄です。これらの種子を
    蒔いて新たな新花の誕生を夢見ています。

  




10/12    松江の椿

雪舟
   松江産
     白色  筒咲き 筒しべ 


白髪山
   松江産
      白色  抱え咲き 筒しべ 

2品種とも白花椿として長い間
育てております。とても良い椿ですね。
10月も半ばになりました。私は毎年10月
まで接ぎ木や挿し木を行っております。

時には11月にも行うことがあります。
この時期は気温も暑すぎず、管理が楽で、
来年の外気に慣らすのが3月ごろ行います。

春接ぎよりも管理上はるかに簡単に思えます。
成功率も高いように思えますが。



1011      五島の椿など

肱川紅

    愛媛産  15年以上前に庭木に接ぎ木
    この頃は色々な県の椿を接ぎ木しました。

    愛媛県には多くの素晴らしい椿が見られます。
    この肱川紅もかなり太くなり、ほかの愛媛県産の
    品種と庭木で育っております。
奈留侘芯

   五島の椿
   岩永 章氏から穂木を送って
   いただき接ぎ木する。

   庭木にしてありましたので枯れずに
   長年咲き続けてくれます。


10/9       庭の花

楼蘭

   桃地に底白 一重 椀咲き 筒しべ

   昨日の里の秋と比べると全く違う花色ですね。
   以津の夢や秀蘭など良い花が咲いてくれます。



10/8      五島の椿など

氷上の舞
      五島の椿 岩永 章氏発表

      親不明の自然実生花
      小輪のかわいらしい花です。
里の秋
     楼蘭の実生花

   多少楼蘭の色合いを残しつつ
   変化しています。
   私の兄が発表。
   接ぎ木して私の庭でも咲きだす。

10/7    五島の椿など

春のなごり

   五島の椿 
         発見者→本藤 靖氏     
        命名者→岩永 章氏


    紅色の一重、筒咲き、筒芯、筒しべ




10/3    

      庭の接ぎ木等

出雲大社の接ぎ木 左側の写真

   台木は親指の2倍の太さ
   の広清美人。台木は2年
   がかりで取り木する。右側の蕾が
   出雲大社藪。左側の蕾は広清
   美人の台木。

太い今年の挿し木 右側の写真
  
   今年から来年に接ぎ木する台木。
   台木の品種は火の国。今年の3月
   に挿し木。あちこちに挿す。




1o/2

     五島の椿

春の女神

   五島の椿 岩永 章氏発表

   親不明の実生。シベが整い花形も
   きりっとした美しい椿だと思います。
   ネイミングもいいですね。



10/1       沖縄ー五島の椿  アザレア椿実生など

日高の輝

    沖縄  日高 清宜 氏

    アザレア椿の実生。今年2度目の
    開花。日陰において早咲き品種と
    交配したいと思っています。
    毎年7月の下旬から咲き始めて
    いますが、今年は交配のため日陰
    で管理していました。ツボミが5つ
    位ありますので、楽しみです。
春眠

  五島の椿 岩永 章氏発表

  多くの品種を発表しております
  岩永氏の発表です。
  これからも種子から新花を目指して
  おられるようです。期待したいですね。



五島の観光ポスター  夢一輪  に寄せて

              五島市在住   中村 九永氏 寄稿


            
この画像は五島市の図書館で勤務されておられます大坪昇平氏から送っていただいたものです。
画像もすぐに送っていただき、感謝いたしております。
玉之浦椿の花と同様に五島市が世界に輝くことを期待しております。








私の好きな椿

胡白蝶

  白椿の中で大好きな花です。
  中部より求めて20年近くなります。

  純白の椿もいいですね。色々集めて
  おります。昨日の細雪等とともに大事に
  育てていたい椿の一つです。

紅福籠

  岡山から求めて10年近くなります。
  椿としては素晴らしいと思います。

  多くの五島の素晴らしい椿を楽しませて
  もらっておりますが、この椿も私がずっと

  育てていたい椿のひとつです。

 


     私の好きな椿など

岩の原

   新潟のユキツバキです。
   見事な花色で、数年前に
   求めました。

細雪

  白色の好きな花です。この品種
  は2品種あるようですが、どちらも

  良い花だと思います。太い台木に
  接いで、いつでも穂木が得られる
  状態です。



   五島の椿
など

玉之(の)浦

  五島の藤田友一氏が発表された
  日本を代表する椿だと感じております。

  この品種から多くの椿が誕生しています。
  庭に1本ありますと、心揺さぶられる花と
  なると思われます。
小田原ヤブ

  農紅色の中輪花。
  小田原には数種類の
  品種が誕生しております。
  伊豆諸島に近いことと関係が
  あるのかもしれません。



   
    私の好きな花など

春の小川
    五島の椿

  岩永氏から穂木を送られて
  庭木に接ぎ木したものです。

  藤田友一氏のなじみ深い品種
  かと思われます。この品種は
  藤田氏の朝凪という品種からの
  実生花で岩永氏が発表。
紅栄
    坂口 栄氏発見
    岩永 章氏発表

新潟よりカタログにて掲載
我が家で育てて10年以上経過。
藪椿の美しさが楽しめます。





   私の好きな花など

佐多錦

 鹿児島県産 
       八尋 晋作氏発表

 桜島の椿などを多く発表されて
 おります八尋氏の発表品種です。

 桜島黒神等いろいろ素敵な品種を
 発表されておられる方です。
覆輪春の台

 春の台も人目を惹く花ですが、
 この覆輪花もいいですね。

 今年の夏にも接ぎ木をしました。
 1本庭にありますと楽しめる思います。



五島の椿など    

鷺浦 
    五島の椿
         岩永 章氏発表

   玉之浦の実生。
   玉之浦の白咲は少ないと
   思われます。

   上五島の荒木氏も発表して
   おります。
紅湖畔
   五島の椿

吉田正美氏 発表

岩永 章氏  命名

以前数回掲載しておりますが、
見事な花に思えます。我が家では
毎年楽しませていただいています。



     長崎県の椿

陽の岬

    福岡県の八尋氏から穂木を送られ接ぎ木をしたものです。
    陽の岬の近くから発見されたそうです。数年間様子を観察

    された結果ほぼ陽の岬と同じではないかとの連絡があり
    ました。私のところでも2品種植えて観察しておりますが、

    大体同じ花のように思えます。最初は陽の岬2と区別して
    いましたが、現在は両品種とも陽の岬と呼んでいます。
   


     
      五島の椿など 

津川絞

  新潟 椿華園より

我が家で15年以上経過。
綺麗な花ですね。
多少色合いが変化します。
絞や覆輪などの花は毎年
同じ花が咲くといいのですが。
女学生

五島の椿
  岩永氏より穂木を送られる。

10年前位に接ぎ木する。
鮮紅色の輝く色合いです。




9/18  沖縄の椿など

うみないび

   沖縄産

沖縄県の日高氏より
送られて6年経過。
白穂

   五島の椿

   発表者 平山氏
   命名者 岩永 章氏

とても感じの良い花に思えます。


9/17    接ぎ木や挿し木などなど

            6月20日に挿し木して、もう少しで3か月になります。駐車場につるしてある鉢が次第に多くなっています。
            1鉢には20〜30本の枝が挿してあります。すべて呼び接ぎや畑に植えて大きくします。
            左側の太い台木には5〜6品種接いであります。台木は10年生のときめきという品種です。五島の種子から
            誕生しました。その木に草原の輝光姫御来光などが接いであります。右側の椿は10品種ぐらい束ねて
            植えてあります。狭い場所の庭ですので1か所に数多く植えて紐で束ねてあります。日本種、洋種等好きな品
            種を植えてあります。花が咲くときは色々な品種が1本の木から咲いているように見えます。
  



9/16    五島の椿など


晴れ着

       岩永 章氏発表

鮮紅色の筒芯、筒しべ、
筒咲きの良花です。

夕焼け小焼け

   坂谷 一義氏   発見
   岩永  章氏   発表


濃紅色の筒しべ、筒芯で小輪



9/16
    五島の椿など                                


千羽鶴

花の特徴は移り白で筒しべの
小輪花。2月ー4月さきです。

この椿は中部の椿でとても
素晴らしい椿だと思います。

細御前
      岩永 章氏発表

長筒咲きの極小輪
筒咲きのままで終わる感じです。

一休の実生花



9/15    接ぎ木など

             八重玉かんざしはきれいな花ですね。新潟の椿華園様にお寄りした時に求めた花です。
             純白の見事な花です。真夏の花ではアザレア椿とともに楽しませてくれます。

             前回は草原の輝エレガンス シャンペンだけでしたが、1か月前に小白竜を呼接ぎしました。
             草原の輝とエレガンスシャンペンは今年春に接ぎ木しましたが、穂木が何本も得られ、接ぎ木が

             できます。来年には花も見られると思います。自分で太い挿し木をした台木です。台木作りが接ぎ木
             には大事ですね。私は種子を蒔いて畑に10年生以上の台木がありますので、助かっています。

             台木作りですぐに利用したしたいときは挿し木が早いですね。時々お話ししますが、親指と人さし指
             を丸めたくらいの太さの枝を挿し木します。今年も10本程度利用できます。 もう一つの方法は

             夏に挿した苗や小さな接ぎ木苗を畑に植えて育てると成長が早いですね。太い台木がありますと
             呼び接ぎ等で写真のように1年で大きく育ち、2年目には花をつけるかもしれません。また、すぐに

             穂木が得られ増やすことができます。椿は最も簡単に増やせる樹木の一つかもしれません。

                


八重玉かんざし

    我が家の庭に植えて15年以上。
    毎年真夏に咲いてくれます。

手前→小白竜   右後→草原の輝
    左後→エレガンス シャンペン

手前→かぎろい 
その他→聚楽、羽衣など



9/14
    五島の椿など

かくれんぼ

   発表者  岩永 章氏

   五島の藪椿からの実生花。
   岩永氏の初期のころの花

   のようです。毎年種子を蒔き
   続けて、色々な品種を発表。

   新花を追い求めているようです。
雪ん子

   発表者 藤田友一氏

   五島の福江島から発見
   されました玉之浦の発表者

   でもあります。



9/10        一休の種子について
     
                   以前から一休に関して種子が見られるか、椿の知り合いにお聞きしていましたところ、返事をいただきましたので
                   お知らせいたします。長い間一休に種子が見られると私に報告されておられました方のお話が証明される

                   報告でした。いずれも長い間椿に携わっておられ、椿に関しては深い知識を持たれておられる方々です。
                   長い間一休には種子が付かないと信じておられていたようですが、今年初めて一休の木に種子があるのを発見されたとのことです。

                   それまで、あまり一休に種子が見られるか関心がなかったため一休の種子を確認することはあまりしなかったそうです。
                   それが、今年一休の木を確認したところ種子が見られたとの報告でした。もう一人の知り合いの方は、以前から種子は

                   見られたそうです。長い間いろいろな変遷を経てきていますので、その過程ははっきりわかりませんが、今のところ種子が
                   見られる一休の木が存在するのは確かなようです。一方、存在しないというお話も正しいかもしれません。

                   どのようなことでも断定するのは難しいのかと思われます。といいますのは、自然界の現象ですので何かいろいろなことが起こる
                   可能性が予想されるからです。いろいろなことに夢を持ちながら、椿を楽しんでいけたらと思います。
                   

                   
9/9
     五島の椿

久賀一号  
        五島の椿

紅色の一重、筒咲きの可憐な花
久賀白とともに綺麗な椿です。

はにかみ

    発見者 平山氏

農紅色の筒咲き、筒しべで、小輪
命名者は岩永氏です。


9/8     五島の椿

花岬

  緋赤色・一重・筒咲き・小輪.

  愛媛県  育てて20年以上
  ネイミングも花形もよく、可憐な

  花です。愛媛県には椿の品種も多く
  私の好きな品種がたくさんあります。

  愛媛県の庭で咲く花を大事に育てて
  いきたいと思います。
  
翁頭紅

  五島の品種で、五島の銘花
  20選にも入っております。

  農紅色の藪椿の特色がみられ
  我が家の垣根に並んで植えられて

  います。



9/7
     五島の椿

波の花
      五島の椿  発表者 岩永 章氏

  小輪花白手香の自然実生

  白手香は一休の枝代わりと聞いております。
  久留米から求めた一休からは果実が成り
  細御前やその他の品種も誕生しているようです。
  私自身も椿を数十年楽しんでおられる方に
  お聞きしましたが種子が毎年得られるという
  お話を伺いました。さらに、月の皇子や白手香
  の発表者であります、八尋晋策氏にお聞きしま
  したら庭の一休は種子が見られないとのことでした。
  八尋氏から穂木を送っていただき花などを比較
  してみたいと思います。



発表者   八尋晋策氏




9/4     五島の椿

四君子

濃い桃色で侘芯の極小輪
葯が白で侘芯咲き

発見者は紅栄を見いだしました坂口栄氏です。

瀬戸千鳥


  白地に花弁の先端が薄い紅ぼかしの、
  一重小ー中輪。

  弁端がもう少し色が濃いほうが好きなの
  ですが。
  



9/2      五島の椿

広清美人

濃赤色の一重、筒咲きで小輪

長崎県の椿です。見事な色合いで
庭木として枯れないで、毎年その

美しさを楽しませてくれます。
紅湖畔

数日前にも掲載いたしましたが、
吉田正美氏の発表品種です。

岩永氏から穂木を譲られて15年
くらい経過しています。



9/1      五島の椿

花嫁御寮

    五島の椿

       発表者 本藤 やすし

    10年以上前に一度掲載しました椿です。
    濃紅色のシベや花形の整った花だと思います。

    やすしの漢字が間違えるといけませんので、
    平仮名で記してあります。今後も活躍を期待
    しております。岩永氏もこの椿を評価されて
    おります。。
現殊院

  五島の椿

  発表者 藤田 友一氏

  色合い、花形、シベなどすべてが
  整った良花に思えます。絶やさずに

  管理したいと思います。





8/29       五島の椿



月の皇子   福岡県 八尋晋策氏 発表

     濃紅色・猪口咲き・小輪の葯退化
     母木は桜島月光葯退化
      
     
     花粉があり、結実するとのことです。
一休椿について

    以前お話ししましたが一休という品種に種子が
    毎年見られ新しい品種が誕生しています。

    知人の人の話では一休には種子が見られないと
    言われることもあるようです。知人の人は久留米より

    苗を求めたそうです。確認のために、九州の知人の人にも
    確かめましたが、毎年種子が見られるようです。

    果実の見られない品種もあるのかもしれません。しかし種子
    が見られる一休も存在すのも確かなようです。この品種が
    誕生してから現在までどのような過程を経てきたか、まったく
    わかりませんが、種子が見られると、新花の期待が膨らみます。
   



8/28       五島の椿

春節

   発表 岩永 章氏

   玉之浦の特徴のよく
   出ている品種です。

   白覆輪がよく見られる
   品種です。
紅湖畔

    発表者→吉田正美氏
    
    抱え咲きの藪椿の美しさ
    が見られます。

    我が家で15年以上咲き続け
    ています。



8/27       五島の椿

翁頭紅

五島の椿 発表者 藤田友一氏

   五島の藪椿で筒咲の農紅色。
   20年近く庭で咲き続けております。

   小さな苗から育てましたので、思い出
   深い椿です。
紅焔

    椿華園様より求める。

    特色のある椿で、我が家で
    育てて10年、1mくらいの高さ

    になっております。自分で気に
    いった椿は必ず接ぎ木や挿し木

    をして絶やさないようにしております。



8/26       五島の椿

福江の薫(嘉助

   発表者  岩永 章氏

   玉之浦の実生花。時期や
   天候具合により紫の色合い

   に変化あり。紫系統の花色は
   毎年同じ色合いが見られない
   ことが多いかと思います。
クリサンソイデス

ヌッチオ農園より求めたつばきです。
  極小輪です。 花の特徴は淡黄色の 
  
  一重極小輪です。



8/24       五島の椿

プリンセスマコ

   発表者 田中範彰氏

   夢の扉や望洋など五島の藪椿
   を発表されています。どの品種も

   見事な花形と色合いです。
春眠

    発表者 岩永章氏

    長年五島の藪椿から新花
    を発表されております岩永氏の

    作出された品種です。現在は近くの
    場所で椿仲間の人たちと椿を含めた

    植物の勉強会などを開催されている
    ようです。さらに五島の椿を広めて

    いただきたいと思います。



8/24       五島の椿 




哀愁

   発表者  岩永 章氏

   最も充実していたと思われる
   頃の作品かと思われます。

   五島の花は飽きがなく、心に深く
   五島の自然を刻み込む感じがします。
青春のかおほり

   発表者 岩永章氏

   哀愁と同時期の品種かと
   思われます。

   人は自分のすべてを何かにかけて
   全エネルギーを出す時期があるのですね。

   その時、素晴らしい作品が生まれるのかも
   しれません。



8/23       五島の椿     玉之浦の実生

夢の懸け橋

  発表者 岩永 章氏

  玉之浦の実生花
  細覆輪で10年前くらいの

  発表品種。

大和なでしこ
 
  発表者 岩永 章氏
  
  細覆輪の玉之浦実生花
  ネイミングの良さと玉之浦の

  実生花という点で人気のある
  花であると思われます。
  



8/21      五島の椿
 

たらちね
  
  発表者 岩永 章氏

岩永氏が張り切って実生にすべての情熱を
注いで作出した品種だと思います。

岩永氏の熱意が込められた五島の椿だと
感じられます。

旅愁 

発表者 岩永 章氏

この品種は五島の藪椿の特徴
がよく出ていると思います。

この作品が発表され、次々と
岩永氏の新品種が発表されました。



8/20      五島の椿
 


褒章( ほうしょう )


五島 川口れいしろう氏 発表


    春望 の自然実生花

大事に育てている五島の椿です。
箱入り娘岩永 章氏


薄桃色の筒咲き、筒芯。
大変気に入った花です。


この椿も岩永氏より穂木
を送っていただき接ぎ木を
して育てております。

    

 8/15     庭の椿  
                 夢の扉は五島の田中範彰氏の発表品種です。 五島の藪椿で数年前に発表された品種です。濃紅色の小輪で
                  とても印象に残る藪椿です。 聚楽は昨年知人より穂木を分けていただき接ぎ木をいたしました。知人の庭に咲く

                  聚楽の花は樹齢30年以上と思われる太い椿です。赤覆輪の花では、わたくしがとても好きな品種の一つです。
                  すでに何本も接ぎ木や挿し木をし、増やしています。挿し木の枝からは蕾も見られます。真夏の椿の花ではアザレア

                  椿だと思います。写真の花は庭木に接いで3年目になりますが大きくなってきました。自然交配で種子がみられ、
                  新花を期待しています。これから挿し木をしたり、接ぎ木が楽しみな時期になります。今年は猛暑で挿し木や接ぎ木は

                  大変だったと思います。これからは日差しも少しづつ和らぎますので、成功率は高まると思われます。特に接ぎ木は10月
                  まで毎年行っております。挿し木も今から行えば10月下旬までには発根すると思います。

                  最後に椿の種子を採取してもよい頃だと思います。私はすでに種子を乾かして現在水に浸しております。数日後に
                  ミズゴケで包んでビニール袋に入れて管理いたします。庭植えや椿林、公園等の種子を蒔いて育ててみてはどうで

                  しょうか。特に公園などで何十品種、何百品種と植えられている種子を蒔かれると期待が大きいと思います。少しでも
                  種子を蒔かれて夢を追い続けてください。きっと素敵な花が庭を飾ってくれるものと思われます。


 聚楽  昨年知人より 30年以上の太い椿です

    アザレア椿 育てて8年経過




8/2         春の接ぎ木等 

                夏の接ぎ木は7月中に終えますと、芽が伸びてくる可能性が大きくなると思いますので、夏の接ぎ木は   田中範彰氏
                終わりました。次の接ぎ木時期は9月中旬後です。最初の接ぎ木は6月22日頃ですので、すでに40日

                経過しました。実生の太い台木を鉢に植えて接ぎました。約10年経過している実生の台木です。かぎろい
                は花芽をもっています。芽も順調に膨らんできました。9月には芽を伸ばしてくると思います。

                2番目の接木は2月下旬に接いだものです。10年生の実生の台木です。台木が太いために、見事な芽の
                伸びです。同じように何本も接いであります。温室等で接ぎますと楽だと思います。私は駐車場の下で管理

                しています。半年目に入りましたが、来年にも花が咲きそうです。色々な接ぎ木の仕方を本や友人から聞いて
                自分なりに試しています。趣味として行っておりますので、気が楽です。最後の花は知人より分けていただいた

                カノコユリです。毎年よく花を咲かせます。山百合が好きで実生の花が咲き出しております。実生は咲き出すまで
                4~5年かかります。五島の野百合も来年頃には咲き出すかもしれません。色々畑に植えて育てております。

                椿も挿したり接いだりして、咲き出すまで数年かかりますが、写真のような太い台木ですと2~3年で花が見られる
                かもしれません。沢山品種を持つよりも、気に入った品種を育て楽しむ方が何かと楽で気が休まるように思います。


6月の接ぎ木 かぎろい、羽衣実生、望洋

2月の接ぎ木 紅栄、青い珊瑚礁、玉ありあけ
半年でこの成長です。

カノコユリ

 

8/1        接ぎ木や挿し木など

                   毎日異常な暑さです。挿し木や接ぎ木の管理が大変かと思います。私の挿し木はいつものように、駐車場に
                   吊るして御前と午後1回水くれをしているだけです。ビニール袋の底にナイフで5cm位切り込みをいれて、水を

                   外に流し、袋の上部に水かけをする穴と、高音を外に流す切り込みを入れて調節しています。愛美はすでに
                   芽を膨らませています。8月中には芽を伸ばすものと思われます。都鳥と金花茶との交配とのことです。

                   挿し木はほとんど手間がかかりません。吊るしているだけですから。午後1時くらいまでしか陽が当たりません。
                   小白竜の接ぎ木は3芽を残し接ぎました。2芽が芽を伸ばし始めています。春に接いだものはほとんど芽を伸ばし、
         
                   なかには、びっくりするような芽の出方をしているものもあります。接いだ枝から何本も芽を伸ばしているものも
                   あります。挿し木は10月の初旬位まで大丈夫だと思います。接木も10月中まで気楽に接げると思います。
   
                   秋の接ぎ木の方が確実性が高く、管理も楽だと思います。接木も挿し木も管理さえきちんと行えば100%近く
                   成功すると思われます。直射日光に当たらないように管理してください。

                   

  
 愛美  6月22日接ぎ木  2本
      芽が膨らんできました

挿し木 6月20日挿し木
     現在まで260本近く挿す

  小白竜  接ぎ木  6月22日
         3つの芽を残し接ぐ

桃割れ  松江産  毎年 接いで増やしております



7/20     
           五島の椿    岩永氏と大川氏の五島の椿
 
                     今日は岩永氏から椿の写真が送られてきました。最初に弥生姫です。紅栄の実生花だそうです。色合いは見事です。
                     花弁の先端が少しよじれていますが、小さな苗で初めての花で、蕾が固く、咲ききれないと、このような状態になると

                     思います。2~3年後には見事な花ガ見られるのではないでしょうか。新しい五島の花が誕生すると思われます。
                     氷上の舞 →五島  岩永 章氏 作出発表 小輪の可愛い花で淡いピンク色です。今まで五島の実生花は紅色

                     ガ中心でしたが、このような花も価値のある花に思われます。私のところでも来年は咲き出しそうです。最後に大川氏
                     ガ発見されました白色の藪椿です。見事な抱え咲の花です。しべが綺麗にそろい、大事に育てていただきたいと思います。

                     挿し木や接ぎ木はいかがですか。接木は7月中にされますと新芽が伸びると思われます。挿し木は9月〜10月まで
                     出来ると思いますが、なるべく早い方が発根しやすいと思います。管理ができる範囲で楽しまれてください。


弥生姫  五島  岩永 章氏 作出発表 紅栄の実生

氷上の舞 五島  岩永 章氏 作出発表

親不明の自然実生花 小輪可憐な実生花です

五島の藪椿 五島 大川 雅巳氏発見発表

 均整のとれた見ごたえのある椿です。


7/8          庭の花等

                   いよいよ椿の挿し木や接木の時期になりました。挿し木はすでに150本程行いました。毎年同じやり方で
                   駐車場に吊るしてあります。挿し木をして1週間くらいは午前と午後の2回水かけを行い、その後は天候具合

                   を見ながら、1~2回と水かけをしております。 山百合は種子を蒔いて6年目になりますが、純白の花が咲きました。
                   種子を蒔いたり、自然に咲いた山百合の花で色々な色合いの花をネットで見ておりますが、実生の花は夢が

                   ありますね。3月の接ぎ木は大分大きくなりました。写真でも御覧のように、草原の輝き(五島の種子)とエレガンス
                   シャンペンが相当大きくなって芽を伸ばしております。 6月の接ぎ木は2週間を経過しました。庭木を切り、

                   台木にしました。今年は相当太い庭木を台木にして接いであります。庭木を減らし気に入った品種を接いで管理を
                   楽にしたいと思います。春夏と合計50品種位接いでおります。今庭ではアザレア椿が咲き出しており、この花の

                   花粉を保存して9月~11月の交配に利用するつもりです。なかなか親を超える良い花はむずかしいかもしれませんが
                   出来る限り毎年種子を蒔いていきたいと思います。


アザレア椿  6月30日頃から咲き始める

山百合  実生6年 純白

3月の接ぎ木 左側 草原の輝き
        右側 エレガンス シャンペン

6月の接ぎ木 黄蓮華 羽衣 聚楽等

6/23        畑仕事

                 椿の接木や挿し木の間に畑仕事をしながら、野菜の収穫をしてして楽しんでおります。
                 色々な野菜を育てていますが、この時期は草むしりに追われています。今年はニンニク

                 が大きく育ちました。青森産やスペイン産等葉も枯れずに収穫できました。今畑ではトマト、枝豆、落花生
                 ナス、ショウガ、スイカ、キュウリ、オクラ等植えてあります。花では百合、花葵、ひまわり、菊、ナデシコ等

                 咲いています。最も楽しみな五島の白アザミが咲いています。葵の花も色々な花色があり綺麗です。
                 我が家ではウサギのために回転式の扇風機を購入。夜から朝まで温度に注意しております。冷房と

                 一緒に調節しながらウサギの健康に気をつかっております。生き物は大変ですが、飼い始めると可愛い
                 ものです。一日中家の中で一緒に生活していますので。さて、本格的な椿の挿し木と接ぎ木の時期に

                 なりました。私は昨日半日かけて接木をしました。すでに穂木が固まっていますので、接ぎ木には
                 心配ないと思います。挿し木も4鉢→50本程度挿し、駐車場に吊るしました。挿し木の場合は挿して1週間 

                 程度は鉢の中を綺麗にする目的で、水道水で時間をかけて水をかけております。毎日午前、午後と
                 2回水を与えております。8月下旬には発根すると思われます。暑さのために接ぎ木が心配な方は9月〜10月
                 
                 にされると良いと思います。新芽は出ませんが、来年の春には良い新芽が見られると思います。秋の接ぎ木
                 の方が確実で心配がないと思われます。

          


トマトとキウリ畑 念のため違う場所にも
           かなり植えてあります。

枝豆とショウガ畑
ショウガの芽が伸び始める。

枝豆とインゲン畑
右側の方に落花生を蒔いてあります。

なんとなく可愛いものです。




6/17         挿し木と接ぎ木の状態等
      
                       6月2日の接ぎ木と挿し木を同時に行った今日の状態は葉は青々として接いだ時と同じ状態です。
                       あと半月経過しますと成果がわかると思います。今は台木の力だけで生きていると思いますが

                       これから芽を伸ばし始めますと、カルスを蒔き始め発根作業が行われていくと考えられます。
                       温度や湿度などに注意しながら管理しています。相当の太さの台木ですので数本でも芽を伸ばし

                       発根してくれればと思っております。今日も同じ接ぎ木や挿し木を同時に行いました。その他に
                       台木用の太い挿し木も行いました。 今日行った接ぎ木をしたあと挿した台木には地上に出ている

                       枝(台木)の部分にはビニールで覆い乾燥を防ぎ出来るだけ接ぎ穂に養水分がいきわたるように
                       考えました。さらに薄いビニールに水を含ませ接いだ部分にかけて湿度を保ちながら管理しています。

                       挿し木もある程度、光、温度、湿度等なければ上手くいかないと思われます。本などでは明るい場所
                       管理してくださいと説明されております。直射日光だけは避けて、多少の木漏れ日の当たる場所が適して

                       いると思います。私は挿し木はすべて、駐車場に吊るしています。午後の2時ごろには陽は当たりません。
                       御前と午後に水を与えています。2ヶ月経過しますと発根ガ見られると思います。フウラン、名護欄、セッコク

                       等の植物も大分増え続け大きく育っております。これからは百合の花が咲き出します。五島から送って
                       いただいた黄金百合が咲くか楽しみにしています。これからの季節は椿を趣味とする人たちには楽しみな

                       季節ですね。今日は三つ葉ツツジの接ぎ木もしました。今年の挿し木苗に接いでみました。これも楽しみです。
                       取り木や呼び接ぎなどもあります。太い台木がありますと、呼び接ぎなどは楽しみです。


名護欄 − 昨年送っていただいた名護欄

今日、接ぎ木と挿し木を同時に行う
黒椿、羽衣、聚楽、紅栄と接ぐ

6月2日の接ぎ木をし挿し木を行った
今日の状態。半月経過

聚楽の花、気に入っている花です。


6/6         小さな苗の利用方と新芽の伸ばし方

                      五島より送っていただいたフウランが花をつけ始めました。(右下)フウランなどはマキの木につけると
                      面倒がなく管理できると聞きました。今日は挿し木苗の利用法を見ていただきます。以前にもお話

                      いたしましたが、今日の挿し木苗は流星です。2年生くらいの苗で小さかったために、花を咲かせた
                      ために、新芽が伸びず枯れるのではと心配しました。ところが太い木に呼び接ぎしてあったためと

                      芽が伸びないことに気がついて、すぐに油粕に水を入れてある程度の硬さにして鉢の脇に3個ほど
                      置き2週間経過して芽を伸ばしてきました。もし呼び接ぎや肥料を施さなかったら、枯れていたかも

                      しれません。挿し木苗は太めの台木に、あるいは枝の欲しい場所に呼び接ぎする材料として利用
                      するのが最も早く花を見られ、鉢物として観賞出来ると思います。最後の白孔雀は昨年の秋に接ぎき

                      して今年すでに、こんなにも伸びています。秋の接ぎ木はほとんど失敗はないように思います。
                      2〜3月にかけて芽が伸びる前にビニール袋を外し、そのままの状態で新芽を伸ばしてきます。

                      秋に接ぎ木して2~3月にビニールを外すまで6か月経過しますので、すでに台木と完全に活着して
                      冬の寒い2~3月にビニールを外しても影響を受けないと思われます。この流星の呼び接ぎは完全に

                      台木にくっつき離れません。どのような場所でも呼び接ぎで良い樹姿が出来、椿の花を早く見られる
                      良さがあると思われます。挿しで育てていると、この台木の太さになるには7〜10年かかるのでは?

                      前回の接ぎ木と同時に挿し木も同じですが、今年はこの試みに集中して頑張りたいと思います。
                      ある程度の成績が確かめられれば、簡単で誰もが短期間で花を見られることが出来るようになると

                      思います。椿の新品種の作出とともに、どんな人でも美しい椿が簡単に家で栽培出来るようになることを
                      願っております。


i石付けフウラン 五島より

流星 小さな苗で花を咲かせ、新芽が伸びず
    肥料を施しやっと芽が伸びる始める。

流星 左の呼び接ぎの下の部分→呼び接ぎ
    の部分もその下の枝も見事に伸びる

昨年の秋の接ぎ木
  白孔雀→秋接ぎは管理が楽です。


6/2         接ぎ木と同時に挿し木
  
                      今日は新芽の硬さを確認して私が最も期待しています接ぎ木と同時に挿し木をいたしました。
                      この方法は以前2月3月に行いまして、成功しております。数年前に福岡県の八尋氏に教わり

                      確認をしてきた方法です。親指の2倍位の太さの台木を用いています。台木は火の国ですが太郎冠者
                      や卜伴、それに藪椿の枝を利用しています。藪椿ですと、いつでも手に入りますので便利です。

                      椿の根を切って接ぎ木することは簡単ですが、枝に接いで挿し木をするのは、この時期では
                      初めてですので試してみました。おそらく、全国各地では接ぎ木と挿し木を同時に行っておられる

                      方々ガおられると聞いております。台木が太いですので春からこの時期が発根や活着するのに
                      適しているのではと思い行いました。椿の太い挿し木は毎年行っておりますので、ある程度発根

                      すると思いますが、接ぎ木が完全に成功するか楽しみです。6月中には結果が分かると思います。
                      1年のどの時期に最も適しているか分かるだけでも大きな収穫です。6月下旬から7月にかけて

                      も試してみます。この方法がある程度うまくいきますと、椿を育て花を見られる期間が大幅に短縮
                      されて、2年目で花を観賞できるかもしれません。枝の長さは20cm前後、枝の半分くらいは鉢に

                      差し込んでいます。用土は桐生砂と鹿沼土の細粒を混ぜております。100円ショップで3本100円の
                      支柱を求めて3本使用しております。用土は枝を挿しこむ前に完全に洗い流し綺麗にして差し込んで

                      います。最後に大きなビニール袋を被せ明るい場所で管理しています。今後は管理が大事かと思います。
                      蒸れすぎないで、湿度を保ちながら時々ビニール内の様子をみながら管理していきます。
                      上手くいきますと9月までには発根すると思われます。


枝の半分ほど差し込んでいます。

枝分かれしている場所にすべて接ぎ木。

品種全体で10品種。ほとんど1本の台木に
2〜3品種接いでいます。


      

5/24       心に残る五島の椿等
   
                      五島の椿を再び掲載いたします。以前ご覧いただいた花の中から少し花を拡大して御覧いただきます。
                      岩永氏の長年の努力により、園芸品種よりは五島の藪椿を主に自然交配により種子を蒔き続け

                      多くの心に残る椿の花を見事に私たちの前に届けてくださいました。現在では私を含めて五島の愛好者
                      の方々の庭でも多くの新しい新花が誕生しているものと思われます。祷りの女神は少し光の影響で

                      本当の色合いが出ておりませんが、表紙をご覧いただけますと評価していただけるものと思われます。
                      色々な面で代表的な五島の椿であると思われます。イワナガズドリーム久賀白からの自然実生ですので

                      驚かされる品種かと思います。草原の輝きやときめきも岩永氏から送られた種子から誕生した花です。
                      毎年種子を蒔き管理するのは、大変ですが1年に1本心をときめかす花が咲いてくれますと、椿の美しさに

                      来年も頑張ろうという気力が湧いてきます。 継続こそ力なりの言葉はどんなことにも当てはまるのではと
                      感じております。天才よりも努力の力が上回ることガ多いかと感じております。興味や好奇心が大事ですね。
                      
                         


祷りの女神 素晴らしい椿と思われます。

草原の輝き この花も評価できる花では。
 
ときめき 花弁がもう少し開いた状態で
       御覧いただきたいです。

イワナガズドリーム 自然実生の驚きの花

5/24        五島の種子より


                      岩永氏から教えていただいた種子蒔きからの新花の作出は長い時間がかかりましたが、数年前より藪椿
                      と変わらないほどの花が咲き始めております。送っていただいた種子は岩永氏が作出した品種から得られた

                      ものなので、とても素敵な花が咲いてくれます。岩永氏作出の雪嶺は見事な花であると感じています。また、
                      旅情、旅愁なども岩永氏の作出した品種ですが祈りの女神や紅栄などとともに長く楽しめる品種であると思います。

                      これらの写真は以前掲載いたしました中から再び選んでご覧いただいているものもあります。種子を蒔き続ける
                      ことは、すばらしいことですね。8月中旬ごろより再び色々な種子を蒔きたいと思います。


雪嶺 − 五島 − 岩永 章氏 作出・発表

福江の春 五島の種子より

君恋し 五島の種子より

春眠 岩永 章し発表

旅愁 岩永 章氏 発表

希望の風 五島の種子より

心の友 五島の種子より

福江島 五島の種子より

5/24       上五島の椿   荒木の夢
 

荒木の夢

      上五島 荒木 広太氏 発表 
 

五島の椿としては、岩永氏の作出した品種が沢山ありますが、上五島の
荒木氏も椿に熱心で、近くの山に探索に出かけたり、種子を蒔かれたり

して、数品種発表されておられます。今日の荒木の夢は玉の浦の実生だそうです。
玉の浦からの実生は岩永氏が発表されました鷺浦ガあります。写真で見ますと

中輪でシベの揃った、白色のきりっとした花に思えます。荒木氏は今まで荒木の夢
山王滴、姫玉姫、、紅栄の金魚葉や省吾等の品種を発表されておられます。

椿だけでなく山草類やフウラン、セッコク等の色々な植物に興味を持たれているようです。
以前石附のフウラン等掲載いたしました。今後も荒木氏の活躍に期待したいと思います。

5/18       庭の花等     岩永 章氏作出 品種 と五島の種子から誕生した品種の一部


                  今日は岩永氏の発表品種と岩永氏が送っていただいた種子より誕生した花の一部です。
                  ほんの一部ですが、五島の大地から誕生した椿であり、岩永氏の情熱があふれる花であると

                  思われます。今後毎年さらに多くの岩永氏の作品を発表できることとと思います。同じ品種でも
                  時期により少し違うような花色や写した時刻、天候等により多少違うように思える花もあります。

                  すべて名札が付けてありますので間違いはないと思いますが。今まで相当の岩永氏発表品種を
                  掲載しておりますが、毎年出来る限り掲載し続けたいと思います。紅栄や祈りの女神等の挿し木苗等

                  を作り、何らかの方法でお分けしたいと考えております。


なかよしこよし 岩永氏作出

細御前 岩永氏作出 〇

御来光 五島 岩永 章氏発表 〇

五島の細道 岩永氏発表

草原の輝き 五島の種子より

ときめき 五島の種子より

ダイヤモンドリング 岩永氏発表

福江の里 五島の種子より

白浦 岩永氏作出 〇

祷りの女神 岩永氏作出  〇
 
春望 岩永氏発表 〇

五島の細道 岩永氏発表


5/21      庭の花等


                 家で咲いている花です。これ以外にも多くの花が咲き出しております。


岩石欄 種子島より

セッコク 沖縄より

アジサイ 未来

小さな苗で花を咲かしたため、芽がのびず
肥料を与え右側から小さな芽が出始める


5/18       庭の花等

                   椿を枯らさないように管理するには毎日管理が大変かと思われます。必ず中には枯れる木もでてきます。
                   私は時々太い庭木に接いで管理しています。千寿は庭の太い枝に接いだものです。友の浦やほかの品種も

                   接いであります。同氏も枯らしたくない品種は庭木に接ぐのが最も安心していられます。庭木の太い木に接ぎ木
                   する時注意していることは、できるだけすべての枝を切り落とし、2〜3本枝を短く残し、その枝に接いでおります。

                   数本枝を残して接ぎますと、その枝から新芽が長く伸びて、接いだ穂に養水分が届かなくなります。庭木に接ぎ木
                   するときは、なるべくすべての枝を切り、接ぎたい場所の枝を数本残しその枝を短くして接いでおります。呼び接ぎ

                   でも多少枝を選定しながら行った方が接ぎ穂の伸びが良いと思われます。これからは呼び接ぎをします。
                   5~6本気に入った品種を枯らさないために庭で咲かせ、いつまでも楽しみたいと思います。


花のささやき 新潟より

夢の古里 明桃色の底白

千寿  暗紅色 抱え咲き

酸豆金剛院 .福岡より 極小輪

細御前 五島 岩永氏より

月照 中部より

紅栄 五島岩永氏より

日高の輝き沖縄 日高氏より アザレア椿実生


5/17       庭の花等

                   椿の新品種も多く発表され、あるいは個人的に保存されて楽しまれている品種も多いかと思います。
                   すでに発表されています園芸品種の中にも良い椿が見られます。今日の対馬の娘、隠れ磯、聚楽等も

                   好きな花で接いでおります。岩永氏の発表されました祷りの女神も、発表されました品種の中で最も優れた
                   花の一つとして推奨できると思います。 黄金梅は花弁ガ小さく珍しい花です。成長は遅いです。同じような

                   花も庭木に接いであります。我が家の家族であるウサギは暖房装置が終わり、もう冷房装置が必要な時期に
                   なってきました。可愛らしく、可哀そうに思い、気温には注意して世話しております。餌を与えるときは自分の

                   まわりを4~5回まわり続け、待ちきれないようです。籠の中にじっとしていることはなく、人の姿をみると籠を
                   かじり、葉が折れるのではないかと心配するほどです。籠から出ますと、すぐに二階に飛び上がり、追いかけて

                   連れ戻す毎日です。椿の写真も相当撮りましたが、2か月間何もしないで写真機の中に入れたままでしたので
                   まとめるのに苦労しています。全部の品種がすぐに分かりませんので、藪椿などは同じような写真が沢山あり

                   迷うことがしばしばあります。ノートには、順番に書き留めておりますが、時々順番がずれていることがあり、後で
                   気が付くこともあります。写真を撮ったらすぐに掲載すべきですね。ぜひ、好きな花を増やして楽しまれてください。


対馬の娘 整った良花に思えます。

隠れ磯 あずき色地に白覆輪

笹船 あまり説明のない品種です

聚楽 淡桃地紅覆輪

祷りの女神 五島 岩永氏発表


五島の細道 五島 岩永氏発表 

黄金梅 20年前以上接ぎ木 花弁が小さい

冷房が必要になってきました。


5/15       庭の花等


                  5月も中旬。 今日は畑で野菜の手入れや種蒔きなど行う。タマネギは自分で苗をつくりました。
                  早生や中生等400本ほど。今年のタマネギは大きく成長しました。また、ニンニクも大きく育ち

                  ました。60本ほど収穫できそうです。青森産と外国産の2種を植えました。トマトなどは30cm〜40cm
                  位に育った2本の苗を接ぎ木して1本は接いだ部分の少し上で切り、2本の台木から1本の枝を伸ばして

                  育てています。2本の台木ですので養分を吸い上げる率が高いと思われますので成長が早く大きな実が
                  得られるのではと期待しています。椿の接ぎ木と同じ要領で行いました。色々な野菜に応用できるのでは。

                  さて、6月中旬以後の接ぎ木の準備としては鉢に台木を植えておくことが大事です。春接ぎの場合は揚げ接ぎ
                  ガ可能ですが、夏の接ぎ木では鉢植えの方が成功率が高いと思います。(1~2年生の苗では揚げ接ぎでも可能)

                  椿の根に接ぐ場合はどちらでも大丈夫と思います。今年の春の新しい発見は梅の挿し木です。梅は野梅性等
                  数種類の梅は挿し木が可能ですが、緋梅性などはなかなか難しい(取り木では可能)と思われます。2月〜3月

                  の1カ月半位冷蔵庫に入れて管理し、挿し木をしたところ現在葉が見られ、生き生きとしています。おそらく発根しかけて
                  いると思われます。梅のすべての品種に挿し木が簡単に出来るようになると楽しみが増えそうです。あと1カ月くらいで

                  接ぎ木や挿し木の時期になります。庭では数種類の百合の花の蕾が見られます。元気で過されてください。   


エレインズベティ .極淡桃色に濃紅の縦絞・牡丹咲

百合絞  白地紅大小縦絞一重長弁百合咲

山根寿 紅地に白

我が家のメンバー 家の中を駆け巡る

散り椿 知人より送られる

出雲香 淡桃色 一重 有香

姫さざんか 沖縄より

我が家のメンバー 暖房でうとうと。


5/13       庭の花等

                  今日庭で椿の手入れをしていたところ、茶毒蛾を発見。すぐに消毒をしました。今年は茶毒蛾の発生が早いかもしれま
                  せん。新芽が固まってきたばかりですので、食べられ始めたら、あっというまに葉をすべて食べられてしまいそうです。

                  時々葉を注意深く観察する必要がありそうです。今日の椿の花はすべて長年庭で咲き続けております。毎年庭木を
                  剪定し出来るだけ短くしております。最初の頃は穂木を捨てるのはもったいないと思い、挿し木をしていました。

                  そのうちに、管理ガ大変になり毎年ゴミ袋10個くらいにいれて処理しています。それでも畑等に植えて花を見ており
                  ます。あちこちに植えたり接いだりしながら残してあります。今後は日本の椿を50品種、洋種椿を20品種位に整理して

                  他の植物とともに楽しんでいければと思います。畑で出来たソラ豆を食べながら最後の椿や白アザミの花を観賞して
                  おります。


津黒 岡山産 暗紅色・筒咲き・一重中輪

ダイヤモンドリング 五島産 岩永氏発表

黒曜 暗紅色 一重 盃状咲き

絞羽衣 新潟より

なかよしこよし 五島より 岩永氏発表

スーパースター 白色八重 ニュージーランド

プリンセス雅子 白色地 紅覆輪 紅縦〜小絞り

衣通姫 淡桃色 一重 抱え咲


5/12      庭の花等


                 椿は日本種、洋種含めて何千種類あると言われています。最初に椿を始めた頃はなんでもほしくなりカタログや店先で
                 求めました。だんだんと品種が多くなり管理が大変な時もありました。幸いなことに畑や空いている土地に植えさせて

                 いただき、何とかやりくりしています。あまりにも多く集めすぎて自分の庭では管理できなくなり、枯れたり人にあげたり
                 しながらしのいできました。そこで、どのような品種を選んだらよいか学び始め、新潟の大岡氏等専門家にも色々お聞きし

                 学びました。大岡氏はできるだけ多くの椿の花を見て、どのような特徴をもっている花か学び、これは良い花だという椿を
                 判断できる美的感覚と鑑識眼を持つように教えられました。非常に良いお話を聞き、それ以来出来るだけ多くの花を観察

                 し、この花のどこが良いのか学ぶようにしました。個人的には深く椿の良さを勉強しながらも、皆それぞれ好みがありますので
                 椿(植物)を楽しんでもらうには、好みの花を大事にして自分自身の生活の一部として楽しんでもらいたいと思います。

                 私は欲が深くこれはと思う花に興味を抱き色々集めて、いかにして増やせるかすぐに考えます。昨日も黄レンゲツツジや
                 ミツバツツジをいただき、ついでに山に自生している太めの山ツツジもいただき、その山ツツジに三つ葉ツツジや黄レンゲ

                 ツツジを呼び接ぎして短期間に花を咲かせたいと考えています。色々多くの植物を楽しむ機会がありますので、仕事以外に
                 余暇の時間にぜひ植物に接して違った楽しみの時間を味わっていただきたいと思います。


青海小紫 鮮紅色 良い花形 

花咲く未来 違った角度から撮影

ヌチオズジェム 千重咲き・大輪

久留米乙女 咲き始めは宝珠咲き、可愛らしい
          花で増やしています

瀬戸千鳥 岡山より 弁端薄紅色

サニーサイド 日本人好みの花では?

黄の道程 淡い黄色の花

千代の春 極淡桃色 千重咲き 中輪

5/9      庭の花等
 
                 椿の品種はかなり多く見られます。どんな花が好きかと尋ねられても、この花が好きですと答えにくいかと思います。
                 人により好みは違いますので、難しい質問かと思います。花を求めるときに困ることもあります。写真だけにたより

                 ますと、がっかりすることがあります。最も安心できる購入の仕方は直接花が咲いているのを求めることだと思います。
                 写真だけですと大きさ、色合い、咲き始めから咲き終わるまでの花弁の変化など分からないことがあるからです。

                 写真の色合いも天候具合により変化いたしますので注意しています。写真を撮る場合、曇りの日か、晴れている日は
                 出来るだけ光の当たらない場所で撮るようにしています。写真の草原の輝きは見事な色合いですが玄関先で撮りました。

                 すべての画像はデジカメでとったもので、色の調節(加工)はいっさいしておりません。少し良く写りすぎているようにも
                 見えます。実際五島の種子からの品種ですので素晴らしい花だと思います。祈りの女神紅栄などと同様気に入った

                 花です。花咲く未来も可愛らしい小輪の花です。岩永氏に教えられて種子を蒔き始め8年以上経過しましたが、今では
                 200〜300本の五島の種子から同じような花が咲き出しました。自分の目が確かならば写真を御覧いただいた方々にも

                 五島の椿の良さを理解していただけると思います。これからは庭で咲き出した色とりどりの種子を蒔いて椿の楽しみを
                 求めていきたいと思います。全国各地には幻の椿というものが沢山あると思います。自分だけで楽しんでおられる方々も

                 おられると思います。それぞれの楽しみ方でより多くの椿の美しさを求め頑張っていきたいですね。
                 →椿の木を増やすのは比較的簡単ではないでしょうか。挿し木、取り木、接ぎ木等色々ありますね。長年作業しておりま
                   すとあまり小さな苗木作りですと、楽しみ方に長い年月がかかりますので、少し飽きがくるように思います。そこで台木

                   作りが大事になります。いかに太めの曲のある台木を作るか。椿を本当に楽しいと実感できる楽しみ方は、いかに早く
                   太めで、観賞して見事だなと感じる鉢苗を作り出すことではないでしょうか。椿は他の植物に比べて接ぎ木により太い

                   台木を用いて早めに花を咲かせ、多くの太い苗を作り出すことができます。。極端に言いますと一芽で年間10本以上
                   の苗木を得ることが出来るからです。これには、太い台木が絶対の必要条件になります。挿し木や、取り木、接ぎ木

                   で行っております。太い椿の木を植木屋で探して枝を2~3本残して接ぎ木しますと、新芽が長く伸び1本の新芽で
                   5~6本の接ぎ穂が得られると思います。ですから2本新芽が伸びますと10本の苗木が出来ます。小さな挿し木や細い

                   台木でも良いのですが、色々試しています。それでも、椿の最も大きな楽しみの一つは新花が誕生した時の喜びでは
                   ないでしょうか。


友の浦 太い庭木に数本接いであります

玉三郎 愛媛県産 20年位庭で咲く

花咲く未来 鶴姫の実生 庭で育てています

ベラロッサ ヌチオ農園より 千重咲き アメリカ

ユーシネンシス(攸県油茶 香りあり 中国

故白蝶 白 筒しべ 筒咲

ときめき 五島の種子より

草原の輝き 五島の種子より



5/7      庭の花等

                椿、ツツジがほぼ咲き終わりました。数種類の百合の枝が大きく伸び始め6月には咲き始めると思います。
                山百合やカノコユリ。さらに五島から送っていただきました野百合や黄金ユリなど楽しみにしています。

                山百合は種子を蒔いてかなり増えてきました。ナデシコも咲き始めています。カワラナデシコもいいですね。
                今日の椿では久留米乙女椿瀬戸千鳥が気に入っています。乙女と名の付く品種をいくつか集めました。桜葉椿

                は色々ありますので正式な名称を確認しております。ショウケイ桜葉椿を探していましたが、何種類か集めた
                桜葉椿の中にあるようです。色々調べて、あるいは確認してもらい間違いないと思いますが。。。?

                リリーポンズ都鳥に似ているを聞き、自分でも確かめました。確かに似ているようですが、断定はできませんでした。
                愛子姫ツツジ は沖縄県の日高清宜氏より送られました。今年挿し木をして増やしています。三つ葉ツツジや黄レンゲツツジ

                等にも興味をもって集めており、太い枝に接ぎ木して増やそうと考えております。今年は6月中旬より挿し木や接ぎ木を考えて
                おります。太い台木も準備して、貴重で珍しい品種を接ぐ予定です。


久留米乙女 八重咲きの可愛らしい花です

大鐸姫 香川産 斑入りの八重咲き

瀬戸千鳥 白地に花弁の先端紅ぼかし

桜葉椿 どのような品種か調査中

小泊 紅色 長筒咲 4弁花 小リン

りりーポンズ 純白 八重蓮華咲

西湖 昨年求める 

愛子姫 ツツジ 沖縄 日高清宜氏より


5/6      庭の花等


                今日も暖かく6月の気候のようです。今日庭で咲いていました花を掲載いたしました。咲き残った花ですので
                本来の色合いではありません。ミリンダも優しさい感じの良い花ではないでしょうか。20年前位色々な洋種椿

                を求めて接ぎ木や挿し木をいたしました。その頃は見るものなんでも欲しくなり求めたものでした。多くの出費を
                しましたが、今何倍にもなって楽しませてくれています。もののふ椿は散り椿ですが奈良伝香寺の散り椿は有名

                ですね。椿を始めた頃よりも品種を選んで特徴のある花や葉を選んで育てています。遠茜は花弁に特徴があり4弁
                が多い品種です。新潟の大岡氏より苗を送っていただき育てている品種です。大岡氏からは色々教えていただき

                現在の私があるのではと感謝しております。昨日も電話で長時間椿についてお話をさせていただきました。ユーモア
                にあふれる話し方と深みのある内容はいつも感心しております。

              → 2番目の写真は太い枝を取り木したものです。すべて接ぎ木しなおしています。サニー・サイド、 出雲大社赤藪、しべなし
                 侘助、 玉之浦、紅栄を接いであります。曲の変化があまり実感できないと思いますが相当変化しています。
                 挿し木でも取り木でも2~3曲ある枝を選んで作業しています。上手く発根しますと、接ぎ木は幹や枝のどこにでも出来ます
                 ので自分なりに楽しむことが出来ます。なるべく太い台木と曲のある枝を求めて作業しています。。


ミリンダ 洋種椿  人間に例えますと優しさと穏やかさ
              を感じる品種だと思います。

取り木から接ぎ木

もののふ椿  奈良 伝香寺の散り椿は
 (武士椿)        有名ですね。

遠茜 新潟より 雪椿


5/5       庭の花等

                 今年香り椿の耳納の香を入手しました。香りもあります。なかなか強烈な香りを放つ花は出現しておりませんが
                 いつの日か家じゅうに椿の香りで満たされる日を願っております。 紅都鳥は花弁の先端がほのかに白覆輪

                 見られる気がいたします。他の写真もネットで調べましたが少し白覆輪が入っている花が見られました。玉之浦の
                 種子からは白色やこの写真のように白覆輪が多く見られる花が出現しております。 五島の岩永氏の発表された

                 さきほ上五島の荒木氏の発表された荒木の夢等も玉之浦から誕生した白色の品種です。これから種子を蒔いて
                 どのような花が毎年咲き出すか夢見るのも椿を楽しむ一つの方法かもしれません。色々な楽しみ方があると思いますが

                 毎年あるいは毎日がわくわくしたり感動する日々があるといいですね。植物だけでなく、どんな事でも良いと思います。
                 そのことが豊かな毎日を過し長寿の秘訣になるかもしれません。何かに夢中になれることは大事なことだと思います。


八重日光 奈良より

紅都鳥 静岡より

耳納の香 九州より 香りがあります

玉之浦実生 五島の種子より



5/5       庭の花等

                  今日は暖かいですね。2月に接いだ芽が大分伸びてきました。鉢で管理するのは少し大変です。
                  今なるべく庭植えの木に呼び接ぎ等をして手をかけないで管理しようと考えております。

                  今日の椿では御来光 草原の輝き 福江の星等藪椿系の花は気に入っております。五島の
                  種子を蒔いてすでに7〜8年経過。数多くの満足出来る花が咲いております。黄色の花は原種

                  以外は淡い黄色の花ですので、数品種育てているだけです。私の感じでは初黄ガ比較的良いのでは
                  ないかと思われます。斑入りや絞の花は毎年同じ色合いで咲いてくれませんので難しさがあります。

                  接がれるときは花を見て、接ぎ穂を選ばれるといいですね。紫の花はむずかしいですね。もともと紫の
                  色素がないと言われていますので、人に差し上げるときは、良く説明されてから譲ってあげるようにして

                  おります。→ 五島の岩永氏から送られました種子から色々な花が咲き始めております。毎年少しずつでも
                           蒔いておかれると忘れた頃に咲き出して、びっくりすることがあります。蒔き始めて5年経過
                           しますと毎年次から次へと新しい花が咲き出しますので、喜びは尽きません。
                           
                           もし可能ならば、椿園や椿の品種が多く植えられています公園等で8月頃種子を譲っていただき
                           蒔いておきますと、色々な品種が自然交配しておりますので大変期待が膨らみます。
                           もう一つの方法は椿園や公園などで種子が落ちて新芽が伸び出しておりますので、その苗を
                           いただいて、育てると良いですね。自分で種子を蒔かなくとも新花を作出することが出来ると思います。


ファイヤーダンスバー 鮮やかな色彩

黄の旋律 淡黄色 八重 牡丹〜獅子咲き

御来光 五島 岩永 章氏発表

草原の輝き 五島の種子より

マークアラン・バー 紅色 白斑入り 大輪

銀杯 微香あり

福江の星 五島の種子より

大社紫 松江 紫を期待しましたが・・・?

5/3       庭の花等

                   五島の藪椿とともに夢の古里やヒナ祭りなどの品種も心惹かれる品種です。玉系統の花も多く見られ鮮やかさと
                   ともに目を惹く花ですね。庭木には良い品種かと思います。雅も優しさを感じる花で長い間育てております。

                   愛媛県より穂木を送っていただき庭木に接いだものです。五島の岩永氏の作出しました品種は藪椿から誕生
                   しておりますので、これらの種子を蒔きますと藪椿の特徴を備えた花の誕生ガ期待できます。岩永氏の功績は

                   非常に大きいと感じております。五島の大地より何十年も種子を蒔き続け、藪椿の美しさを広め、種子を蒔くことの
                   意義を認識させ五島の椿を全国に広められました。コツコツと長年まじめに取り組んできました成果が実を結んだ

                   ものと思われます。これからこれはという品種を発表するのは、かなり難しいと思われますが、種子を蒔き続け、交配をする
                   以外に期待できないのも事実であります。多くの方々が交配や種子をき続け、各地での新花の誕生を期待したいですね。
               → 日高氏のアザレア椿の交配種 
                   沖縄県の日高氏は日高の輝き日高の里を発表されました。アザレア椿はすでに数多く交配種が発表されておりますが、
                   日高氏発表の品種は一重と八重の花です。アザレア椿の種子は小さくなかなか結実しにくいように思われます。
                   日高氏はアザレア椿だけでなく黄色椿の交配などにも挑戦されているようです。私の所にベトナムの椿の交配種を
                   送っていただきました。植物全般に興味を持ち、毎日毎日輝きのある日々を過しておられるようです。


タマ・グリッターズ

おおつごもり 五島 岩永章氏 発表

妙姫 五島 岩永章氏 発表

 20年以上咲いています。

祷りの女神 五島 岩永 章氏発表

夢の古里 20年以上庭で咲き続けています。

ヒナ祭り 優しさと品のある上品な花です。

日高の里 沖縄 アザリア椿の自然実生
       日高 清宜氏発表


5/3        庭の花等 

                     五月に入りました。椿の花もわずかになり、消毒や肥料などの作業に入っております。
                     椿以外にも興味をもっていますので、色々忙しい毎日です。野菜作りにも励んでいますので

                     ほとんど毎日追われています。一つだけの趣味ですと頭の回転が良くないと聞きましたので
                     植物も3〜4種類、その他のことにも取り組んでおります。今日の椿の花では庵紅は抱え咲の

                     特徴のある花に思えます。抱え咲きの品種(玉茜を含めて)は少ないですので増やしております。故白蝶も白花
                     では気に入った花の一つです。吉兆はネイミングが良いですね。イワナガズ・ドリームは五島の

                     岩永氏の作出ですが、久賀白の実生から誕生した珍しい花であると思われます。春望、高台寺
                     長く栽培している品種です。黄河は新潟の大岡氏より送っていただいた品種で黄みがかった特徴

                     のある花です。 イワナガズドリーム久賀白から偶然誕生した品種とのこと。小絞が点在し、たまに縦の
                                 絞が見られます。岩永氏の説明によりますと、このような花が見られるのは珍しいとの
                                 ことです。国内や外国にも椿苗を送り椿を通じて色々な方々との交流を考えておられる
                                 岩永氏の気持ちを考えイワナガズ・ドリームと命名。椿を懸け橋として国際交流が出来る
                                 ことを願っております。


黄河  新潟より

玉都   玉之浦系の良い花です。

高台寺  好きな花です

イワナガズ・ドリーム 久賀白の実生

故白蝶  気に入った花です

吉兆 ネイミングが良く花も特徴ガあります。

庵紅 抱え咲きの花です。

春望 五島の良花

  

4/28       庭の花等
                     明日より5月ですね。例年より半月ぐらい植物の生育が早いように感じられます。
                     今日は椿の挿し木をいたしました。新芽が伸びて挿し木には適していない時期かも

                     しれません。新芽を少し残して挿してみました。ツツジの挿し木も行いました。6月に
                     入りますと中旬位には夏の挿し木が出来るようになると思いますが?

                     今日の椿は2月から4月までに撮影した花です。沢山撮影しましたので、加工したり紅花
                     品種を間違えたりしながら整理しました。岩永氏の作出しました品種(白浦、祈りの女神)

                     や王昭君等が好みの花です。椿を始めた頃はほとんど購入しましたが、最近では1年で
                     数品種と少なくなりました。今育てています気に入った品種や知り合いの人から枝を譲って

                     いただき、挿し木や接ぎ木で増やしております。時々述べておりますが挿し木苗は2−3年目
                     で太い庭木や挿し木の台木に接ぎ木(呼び接ぎ等)して早く花を咲かせるようにしております。

                     → 椿を長く育て枯れないようにするために出来るだけ太めの台木を確保していくように務めています。
                        太めの台木が得られますと、数品種接ぎ、花を楽しめるだけでなく、枝が欲しい場所に呼び接ぎをして
                        どこから見ても見ごたえのある鉢苗を観賞できるようになると思います。そのために、台木は多少
                        曲があり、枝が4〜5本前後左右に出ている台木が欲しいと考えております。

                     


春の台 ー 白?淡桃地紅縦絞八重中?大輪

白穂 五島 岩永 章氏 発表

ハネムーン 
      ジュリオ・ヌチオと金花茶の交配種

王昭君
淡桃色地千重咲き

翁更紗 − 本来の色合いと少し違います。
   覆輪や絞の花は色合いが変化しますね。

祷りの女神 − 五島 岩永 章氏作出

おひなさま 淡桃色 一重 小輪 

そよ風の誘い 五島の種子より



4/28        五島の新花    マホの笑み

マホの笑み

         五島 岩永 章氏発表


多くの品種を発表されてきました岩永氏から手紙が届きこの椿の写真が
同封されていました。五島の藪椿の特徴が見られ、良く整った品種であると

思います。名前の由来については、詳しく聞いておりませんが、おそらく
お孫さんかと思われます。なかなか響きの良い名前であると思います。

笑みの絶えない人生であるように、と願いが込められているのではないかと
かと感じられます。この椿は白覆輪が見られますので自然交配により

玉之浦系の品種と交配されたのではと思われます。3月に撮影されたとの
事ですので、1〜2月に撮影されていましたらもっと白覆輪がはっきりとと見られ

ると思われます。

4/28        庭の花等
                     五月の連休に入りました。身体を休めたり、出かけたり、野良仕事をするには良い季節になりました。
                     私もナス、キュウリ、トマト、ピーマンなど植えて楽しんでおります。キュウリやトマトは苗を接ぎ木して

                     成長の様子や実付状態を観察しようと考えております。2本の苗木を呼び接ぎして最終的には1本にして
                     収穫具合を観察する予定です。今日の花は五島のアザミですが、昨年の6月に種子を蒔き1年で咲き出しました。
   
                     白アザミは私の地域ではなかなか見られません。これからは種子を蒔き続けて毎年増やす予定です。花が
                     咲き終わりましたら、短く切り詰めますと、新しく新芽が伸び再び花が見られるようです。何種類かの花が

                     見られますが、自然交配により、新花が見られるのではと楽しみにしております。サニー・サイドや青い珊瑚礁
                     等はこの時期になりますと色合いが薄れて本来の美しさに欠けるかもしれません。椿全体に言えることかも

                     しれません。ツツジは沖縄の日高氏より送られたものです。色々なツツジや椿、山草など楽しまれているようです。
                     とても熱心な方で椿に関しても多く教えられて助かっております。ツツジや椿の交配にもチャレンジして


白アザミ −五島産 種子から1年で咲き出す

紫アザミ − 五島産

ジョセフィーヌ ー 花付が良いです
皇帝ナポレオンの妃の名前が由来との説

センカクツツジ×ケラマツツジ
沖縄県の日高清宜氏 より

サニー・サイドー 少し色合いが薄れています

イワナガズ・ドリーム 五島 小縦絞り

青い珊瑚礁 − 昨年はどす黒い色合い
   この時期は本来の色が出にくいです。

我が家のペット − ウサギ
この5月で誕生1年目経過家じゅう駆け巡る


4/27      庭の花等
                  昨年の春と秋に接いだ芽の状態です。小白竜は見事な新芽の状態です。これだと今年の夏から秋にかけて
                  10本は増やせると思われます。この品種は孔雀葉のように細い葉で、花も特徴のある品種です。おそらく

                  来年の春には花が見られると思います。また、白孔雀の写真は昨年の秋10月に接ぎ、3月にはビニール袋
                  に切り込みを入れたものです。秋の接ぎ木は管理の面で楽です。石附の椿は五島の岩永氏より送られました。

                  30本程度実生の曲のある椿です。枝が伸びている苗木には接ぎ木をして育てています。とても変化があり
                  楽しめそうです。黒椿も変化を求めて斑入りの花を咲かせたいと試しています。また黒椿に実がつくこともあり

                  私の庭では来年あたり花が見られそうです。椿を早く大きくし、沢山増やしたい場合には太い台木を使用されると
                  良いと思います。私は挿し木や庭木を用いて接いでおります。明日は五島の花とアザミの花等を掲載したいと思います。


小白竜の接ぎ木 − 昨年の春接ぐ

石附 − 五島の椿 白色 
       岩永氏より

黒椿 4月10日 撮影

 現在この黒色系統の花に斑を入れております。
 この種子より4年生の実生が育っております。

昨年の秋接ぎ木  白孔雀
3月にビニールを外し外気に慣らし終えた
状態です。秋接ぎの利点があります。

4/26       庭の花等

                  今日は庭の接ぎ木の様子を観察しました。約100本近く接ぎましたが、芽が伸び始めております。
                  今年は多少気温が暖かかったために、色々な花の開花も例年よりも半月以上早いように思います。

                  接ぎ木で毎年感じます事は9月〜10月位までに接いだ枝は、翌年の3月頃に芽が出る前にビニール袋に
                  切れ込みを入れて外気に慣らし、春接ぎみたいに6月まで管理する必要がないことだと思います。

                  今日の花ですが紅栄は岩永氏の発表作品の代表的な品種です。これよりも小輪で綺麗な花である祷りの女神
                  も五島を代表する花かと思います。福江の里は岩永氏より種子を送っていただいた中から6年を経過して咲いた

                  花です。黒みがかった鮮紅色で藪椿の色合いを感じられます。白色のツツジは沖縄の日高氏より送られた大輪の
                  花弁で見ごたえのある花です。沖縄のツツジや九州のツツジを数種類送っていただき太いツツジの木に接ぎ木

                  して楽しんでおります。今庭では五島の白アザミが咲き出しました。畑などに植えて増やしております。今年この
                  白アザミの種子が得られますので、増やし続けていく考えです。三つ葉ツツジや珍しいツツジの接ぎ木にも挑戦

                  したいと考えております。季節ごとに咲く花々を楽しめるのは素晴らしいことですね。管理が大変ですが。

                 


紅栄 − 五島 岩永 章氏 発表

磯部乙女 ー 中部より

福江の里 五島の藪椿の種子より

ケラマツツジ × アザレアツツジ − 日高氏より



4/25      庭の花等

                  今年も4月25日。ほとんどの椿の花も咲き終わったようです。私の庭でも数品種残して咲き終わりました。
                  新芽が伸び接ぎ木も6月下旬まで待つようです。5月下旬より今年2回目の台木用の太い挿し木を行う予定

                  です。2月〜3月初旬にかけて挿し木を行い、5月下旬と9月にも行う予定です。5月には呼び接ぎも行います。
                  今年咲きました花はすべて撮影しましたが、何かと忙しく掲載しておりませんでした。五島の岩永氏より

                  送っていただきました種子から多くの花が咲き出しております。少しずつ色々な花を掲載したいと考えております。
                  現在増やしていますのは流星、 西湖、 小白竜、春衣等 野口氏より求めた品種と五島の椿、それに加えて

                  アザレア椿(沖縄の日高氏より送られた品種) 等を主に接ぎ木しております。今年は椿以外にも沖縄の日高氏より
                  送っていただきましたツツジも咲き出しております。日高氏が交配しましたツツジも送っていただきました。

                  椿の楽しみの中では種子を蒔いて新花の作出や、早く大きく育て花を観賞するなど考えられます。挿し木の適期に
                  親指以上の太さの枝( 藪椿等 )を挿して台木にすることをお薦めしたいと思います。20cm〜30cm位の長さに

                  切り、2〜3本短くした枝を付けて挿し木をするといいですね。すべて発根しないと思いますが、4〜5本成功しますと
                  2~3年後には良い鉢苗が得られ見事な花が見られると思います。新芽の枝の夏挿しでは時間がかかると思います。

                  太めの枝に接ぎ木して挿し木をしても増やせると思います。数本でも試されて確認してみてください。3月〜10月
                  位まで毎年行っております。2〜3月から10月ごろまで数回にわたり接ぎ木、挿し木、取り木等が可能と思えます。

                  小さな苗や枝などが入手できましたら、太めの台木にすぐに接ぎ木などされまして、早めに花を咲かせたり、増やせる
                  ように太めの台木を準備されておきますと便利かと思います。


流星 − 昨年購入 ー 呼び接ぎ

白浦 ー 五島 岩永氏 発表

タマ・グリッターズ ヌッチオ農園より

マーク・アランバー  新潟より

1/15      庭の花等

                   今年は寒いですね。昨年から寒さが続き、花の咲きが遅いように思います。この寒さのために野菜が高騰し
                   ています。早く春の訪れが待たれます。庭では咲いている花は少ないですが、楽しませてくれています。

                   今年の目標は畑に植えてあります太い庭木を台木として2〜3年で1本の木に5種類以上の花が咲き出す鉢植えの椿を
                   20本ほどの台木に接ぐ予定です。2月の初旬に畑から庭木を鉢に植えて3月中旬から接ぎだす予定です。これまで

                   あまり見られない品種を求めたり、五島の岩永氏の品種や、自分で種子を蒔いて咲き出した椿を枯れないように
                   保存したり、花を見やすくするために接ぐ予定です。台木は昨年の10月頃に植えておけば良かったのですが

                   接ぐ1〜2カ月前でも大丈夫だと思います。 小さな台木では揚げ接ぎもしてきましたので、出来るだけ早く鉢に
                   移す予定です。 あと少しで接ぎ木をする地域もあると思います。珍しい椿でしたら接ぎ木だけでなく、挿し木もして

                   ください。全部発根しなくとも、管理次第では半分以上成功すると思います。春の挿し木はビニール袋に入れて半日陰
                   で管理しております。接ぎ木した残りに小さな枝でも試してください。珍しい、特徴のある椿でしたら、1本でも多く

                   苗として育て、呼び接ぎの材料として利用できますので。そのあと太めの台木に接ぎ木しますと、太めの挿し木よりも
                   成長が早く、花もたくさん見られると思います。厳しい寒さですので、風邪には注意されてください。


遠茜 新潟の大岡氏より苗を送られ、15年
    経過。特色のあるつばきです。

紅栄 五島の岩永氏の作出。 岩永氏の初期
    の実生椿

夢あかり  寒椿と油茶の交配品種で
        サザンカに近い品種

楼蘭 桃色地に底白ぼかし、一重、椀咲き、

1/2      庭の花等
    
             新年になり、今年もよろしくお願いいたします。皆さんが元気で、わくわくする年でありますように!
             庭では大分椿の花が咲いております。毎年同じ花ですので、掲載を控えておりました。未発表の花

             も育てていますが、良い花がまだ見られませんので、掲載できません。今年は2月に太い枝の挿し木
             と庭木で太い台木を鉢に植えて、これはと思う品種を接いで鉢植えの豪華な椿の姿の花と木姿を見たいと

             考えております。幸い畑に10年生くらいの庭木と数百本の種子をまいてあります。さらに挿し木苗も育てて
             おりますので太い庭木に10本前後接いで庭に10本位植えて、庭全体を椿や他の山野草、花等を育てる

             ようにしたいと考えております。庭が椿の木で覆われておりますので、整理したいと思います。これからは
             桜の接ぎ木、2月からは椿の挿し木や接ぎ木もいたします。沖縄の日高氏より沖縄のつつじの交配種を

             送られ大事に管理しております。これから益々寒さも厳しいかと思われますので、健康に留意されて過して
             下さい。 健康であれば、なんでもできますので、この2〜3か月カゼをひかないように過ごしてください。


我が家のウサギ ロップ・イヤー
色々噛みますが、可愛い家族の一員です。

玉の(之)浦 ー 五島 岩永氏より送られる

夢 − 新潟産

バターミント − アメリカより

月照 − とても優れた花に思えます

酸豆金剛院 −  濃紅色、猪口咲き、極小輪

白髪山 − 松江産 − 接ぎ木15年経過

白孔雀 − 求めて10年経過
なかなか交配がうまくいきません。

        


12/2
          庭に咲く花 ー  椿など
                             彩霞は白玉の実生だそうです。新潟より求めて20年近く経過しております。十字星も同じ時期に
                             求めて庭木に接ぎ木しています。新潟の椿華園さんより穂木を譲り受けて接ぎ木をしたものです。

                             袖の香は伊豆大島より求めました。香りのある早咲き種かと思います。現在アザレア椿と交配して
                             おります。ウサギは寒さに敏感かもしれませんので、夜の2〜3時ごろ起きては暖房をし18度〜20度

                             に設定して部屋を温めております。一度飼い始めますと可愛いのですが、管理があまり分かりません
                             のでネットで調べて工夫しております。長生きして欲しいですね。食事の時間には私の足の周りを

                             数回、回って早く食べたいよと、せがんでいます。早く春になればと待ち望んでいます。


彩霞 ー 新潟 − 淡桃色 底白 一重咲き 

十字星 ー 新潟 − 白の覆輪花 
 
 大岡氏より送られ20年経過

袖の香 − 大島 − 香り椿

伊豆大島より求める。現在 満開

ロップ・イアー  − イタズラ好き


             庭に咲く花 ー  椿など

                      残り2〜3日で12月です。庭ではアザレア椿がまだ咲いております。交配をしましたが、上手く結実するか
                      楽しみにしております。今年も果実を採取してビニールに入れてあります。そろそろ発泡スチロールに入れて

                      発芽した芽を守りたいと思います。 今日は松江の四カ村です。すでに20年近く育てております。生菓子の
                      名前にもなっております。 次にウサギです。我が家で飼いだして7カ月経過。大変可愛らしいですが、壁紙

                      など食いちぎり悪さをしたりしております。パソコンの線を2〜3度食いちぎって困りました。生き物は少し大変な
                      ところがあります。遠茜は好きな花です。剣弁の星 型で新潟より求めて15年ほど経過しています。

                      20年前から品種を集めて接いでありますので、比較的枯れずに毎年花が見られます。糸ラッキョウも今年は
                      沢山増えて10鉢ほどになりました。紫色の花は20鉢程増えております。 五島の草花を毎年増やし続けて

                      おり、種子や株分けをしております。来年は白アザミの花が沢山見られると思います。秋蒔きの種子からたくさんの
                      苗が出来ました。6月の苗は大分大きく育っております。1月には桜の接ぎ木を予定しております。寒さが厳しく

                      なりますので、風邪には気を付けて元気に過してください。


四カ村 ー 松江 上生菓子の名前にも
             あります。。

我が家のウサギ − ロップ・イヤー

遠茜 − 新潟
       濃赤色、一重の剣弁の星 型

糸ラッキョウ − 五島
紫の糸ラッキョウも咲いています

11/13 ( 月 ) 
           今月の椿
 

                     11月もすでに13日。 お正月まですぐですね。10月より野菜の種を蒔いたり色々植え替えたりで
                     忙しかった」です。また、自分の仕事もありこのページに書き込むのが、おろそかになってしまいました。
                  
                     まだまだ本格的な花の咲く時期ではありません。8月からアザレア椿が咲いております。最初の花は
                     以前掲載しました花ですが、まだ蕾が2〜3個ついています。交配をしておりますが、果たして種子が

                     見られるか楽しみにしております。 五島の白アザミですが、大分大きくなり来年は花が見られると思います。
                     全部で10本ほど苗が出来ました。来年の春には畑に移植してアザミの白花を皆にに見ていただきたいと

                     考えております。葵の上は好きな花です。新潟より送られて15年ほど経過しています。この花と蔦紅葉
                     区別が時々分からない時があります。以前新潟の知り合いの人とこの花について色々説明を聞いたことを

                     覚えております。蕾の多い品種で、早咲き種に入ると思います。最後に挿し木ですが、台木として毎年挿し木
                     取り木で利用しております。太いものは親指位です。3月の挿し木は相当の太さの挿し木をしています。

                     多少曲のある枝を挿しております。実生苗や挿し木苗など台木にする方法はありますが、同じ挿し木でも
                     親指程度の太さの挿し木をして早く鉢苗にして花を咲かせたいと考えております。

                     
                     


日高の輝き − 沖縄 日高 清宜 氏

白アザミ ー 五島より種子を送られる。

葵の上 
桃色 八重  外弁は桃色と白の一枚変わり

今年5月挿し木 来年用の台木です。


10/14 ( 土 )     
10月も中旬になりました。挿し木も300本位になり駐車場に吊るしてあります。来年畑に植え替え2年目には
               少し太くして椿の人に配ってあげようと考えております。9月からは太めの枝を切り鉢にそのまま挿しております。

               いつものように30cm〜40cm位の長さだと思います。接ぎ木もすべて活着し、7月に接いだ枝からは芽が伸びて
               います。今日の花では日高氏のアザレア椿の実生→日高の輝きが咲き誇っています。今年は少し咲き出しが
 
               遅くなりましたが、逆に、これから咲き出す早咲き椿との交配に期待がもてます。里の秋は楼蘭の実生ですが、固定
               していないようです。昨年は花弁の先に斑が入っていました。少し早咲きですので交配を考えております。

               炉開きもお茶を楽しむ人たちには良い花ですね。知り合いの人は庭木で腕の太さの枝に見事に花が咲き乱れております。
               最後に紅栄の枝に取り木をかけ翌年にサニー・サイドを接いで、花芽が沢山見られます。紅栄の枝の太さは親指大です。

               これからも挿し木や接ぎ木もできますが、夏から行ってこられた方々はそれほど沢山増やすこともないかもしれません。
               これから椿の種子をビニールに入れて管理する予定です。今年は遅くなりましたが、気に入った品種だけ50個ほど

               採取してあります。庭は植木や山草、花々で一杯ですのでこれ以上増やせない状態です。それでも増やし続けてしまいます。
               五島の岩永氏より30本ほど苗木を送っていただきました。畑に植えて大きくしながら、良い花を咲かせたいと思います。


日高の輝き − 沖縄 − 日高 清宜 氏

里の秋 − 楼蘭の実生

炉開き − 西王母と同じく早咲きの品種

紅栄サニィー・サイドを接ぐ 


9/24 ( 日 )      アザレア椿の実生等 − 日高の輝き等

                               現在最も増やし関心をもっている品種がこのアザレア椿です。とにかく6月下旬から
                               10月まで数回咲き出します。あるいは11月になってからも咲き出すかもしれません。

                               すでにご紹介しました写真ですが最初のアザレア椿は太い庭木に呼び接ぎしたものです。
                               少し色合いが薄いです。外で日中撮影するのは難しいと思います。朝や夕方あるいは曇り

                               の日に撮影するのが良いと思います。これから椿をする人たちには、このアザレア椿をぜひ
                               育ててほしいですね。真夏の日に緋紅色の素晴らしい色合いを見ましたら、きっとこの椿に

                               魅了されると思います。早咲きであるうえに、交配種として最も期待できる品種かと思われます。
                               挿し木でも接ぎ木でも比較的楽に増やせると思います。呼び接ぎ、取り木、太い枝の挿し木

                               等色々早く大きくする方法がありますが、春、夏、秋とできるだけ何回も試してください。
                               コツさえつかめば誰でも接ぎ木は可能であると思います。挿し木も今の時期は適しています。

                               趣味として楽しまれると気が楽です。色々な方法で楽しめると思います。どんな植物でもそれぞれ
                               特徴がありますので少しの間苦労すると思いますが、頑張ってください。私はすでに30年以上

                               経過すると思います。これから10月まで椿の枝を鉢や庭に挿して楽しんでください。


アザレア椿 − 庭木に呼び接ぎ

庭木に接いで伸びた枝です。

日高の輝き − 沖縄 日高氏の実生作品



9/17 ( 日 )
             アザレア椿など
               
                        早咲きの椿が各地で咲き始めていることと思います。この時期に椿林が見られる場所に行かれて早咲きの
                        花を確認するのも楽しいものだと思います。我が家のアザレア椿は少し花の咲き方が遅く8月の下旬頃から

                        咲き出しました。これから10月の下旬ごろまで咲き続けるものと思われます。少し遅れて咲き出したので早咲き
                        品種との交配に都合が良いかもしれません。アザレアの実生である日高の輝きも花芽がたくさんついてこれから

                        本番を迎えようとしています。一鉢で10個くらい花芽を付けております。沖縄ではアザレア椿がすでに2ヶ月前から
                        咲き出しているそうです。今日のアザレア椿の写真は太い庭木に昨年呼び接ぎした枝から咲き出した花です。

                        30cm位の挿し木苗を呼び接ぎしたものです。これで毎年アザレア椿の挿し木や接ぎ木の穂木が得られ、増やし
                        続けことが出来、 交配も多く可能になるかと思います。挿し木苗は3番目の写真ですが、再び挿し木を始め今年は現在

                        200本を超えています。同時に来年用の台木も挿し木をしました。五島や沖縄など各地から送っていただいた穂木
                        や自分で集め、まだ発表していない珍しい品種も挿してあります。最後に梅の接ぎ木です。2月に接いだ非梅の芽が

                        伸び始めて今年〜来年にかけて咲くかもしれません。9月にも梅の木の皮を剥ぎ取り庭の梅の木に接いであります。
                        今年は桜や雲竜性の桑の木の挿し木から目が伸び始めております。挿し木といえば、これから台木用の太い椿の

                        挿し木も適期かと思われます。私はすでに行いましたが、数本挿して見られてはいかがでしょうか。椿が注目される日
                        が再び訪れると思われますので、種を蒔いたり、椿林の探索等して特色ある品種を集めて楽しまれてください。


呼び接ぎの枝から花が咲き出しました。

庭木にアザレア椿を昨年呼び接ぎ

駐車場に吊るした挿し木苗 200本程あります

庭木に緋梅を接ぐ。


9/2 (  土 )
             挿し木の状況等

                         9月に入り早咲き椿も咲き出しているかもしれません。数日前に7月1日に挿しました挿し木の鉢が
                         駐車場より落ちて1鉢全部投げだれてしまいました。20本程度挿してありましたが、ほとんど発根して

                         していました。2本ほどまだ発根していませんでしたが、2ヶ月しますとだいたい発根するようです。
                         鉢の置き場所や天候具合にもよると思いますが、皆さん方の挿し木が7月初旬ですと、ほぼ発根していると

                         思います。挿し木はこれからも適期であると思います。これからは鉢に挿し、日陰においていつも管理して
                         おります。9月〜10月にする挿し木はビニールを使用しないで日陰において管理しております。

                         真夏の時期よりも管理が楽ですが、芽はのびません。接ぎ木も活着率は良いですが、芽は伸びません。
                         管理施設がありますと、挿し木や接ぎ木はほぼ1年中試せると思います。でも、よほどのことがない限り、

                         真冬にする必要はありませんね。私は施設はありませんが、地方から送られて穂木が1月中旬ごろの
                         ことがありますので、絶対に失敗してはいけないと思い、色々苦労しました。いつでも挿し木や接ぎ木が

                         出来るように心がけてきました。今日の写真の最初は種子苗の曲のある台木に接ぎ木したものです。
                         この台木で10年経過しております。五島の品種の矢上や妙姫(おとめ)を接いで、今年左側に伸びています

                         枝に2〜3本接ぎ木する予定です。2番目の品種は西湖です。野口氏の作出かと思います。挿し木苗で蕾も
                         見られますので、掲載できると思います。接ぎ木苗も成長しております。3番目の品種は上五島より送られた

                         桜葉椿です。名前が分かりませんが、とても綺麗な花だそうです。最後の品種は望洋です。五島の田中氏
                         より送られた品種です。(表紙に掲載)私は最近挿し木はほとんどしませんでしたが、前回述べましたように、

                         花の好きな人たちや知人に差し上げるために挿し始めました。もう一つの理由は太い庭木に綺麗な品種を
                         呼び接ぎするためです。これから椿を目指す方々には、ぜひこの呼び接ぎを試してもらいたいですね。

                         小さな椿の木でも良いですから庭の片隅に植えて3〜4年育てて、綺麗な品種を接いでください。そのために
                         挿し木苗を利用します。挿し木苗の2〜3年生を呼び接ぎします。とても成長も良く、庭木ですので管理も楽です。

                         2〜3本の庭木がありますと、最低でも10品種位は接ぎ木が出来ると思います。鉢苗の管理では大変
                         になりますので、呼び接ぎがいいですね。9月からの接ぎ木や挿し木にも頑張ってください。


種子苗の10年生→左側の伸びている枝を切り
接ぎ木を2〜3本する予定です。

西湖 →蕾もあり掲載の予定。挿し木や接ぎ
木苗も増やしています。

桜葉椿→綺麗な花とのこと。咲き出しましたら
掲載いたします。

望洋→ 福江の田中氏より送られる。
      とてもきれいな花だと思います。



8/15 (  水 )
             7月20日の接ぎ木

                  8月も15日になりました。挿し木や接ぎ木をされた方々も多いかと思います。7月の初旬に挿し木をされましたら
                  9月の中旬には発根するかもしれませ。8月の初旬位までに接ぎ木をされましたら9月には芽が伸びると思います。

                  管理次第では今から接ぎ木しましても芽が伸びる事もあるかもしれません。いくつかの条件次第だと思います。
                  今日の写真は7月25日に接いだものです。種子苗5本を普通の鉢に植えて庭においたまま9年経過した台木です。

                  鉢から根が地中にいっぱい出ていましたので、シャベルで掘り出し根を切って接ぎ木をしました。1本1本切り離さず
                  そのまま10cm位の長さに切って接ぎました。20日以上経過していますので、少し安心しています。芽を伸ばしましたら

                  10月中旬に少し大きめの鉢にそのまま植え替えて花を観賞するつもりです。全部で10品種位接いであります。
                  一休、 故白鳥、 覆輪乙女、 村下、 婆の木、 草原の輝き、 日高の輝き(アザレア椿の実生)、白穂(五島の椿)
                  紅栄、 出雲大社藪、 紅湖畔、流星、 西湖 等接いであります。普通庭木の9年生でしたら1本の台木を植えるだけだと思います。

                  種子苗をそのまま鉢に植えたままでしたので、このような寄せ植えみたいになりました。おそらく根は絡み合っていると
                  思います。植え替えるときは土をほぐし、大きめの鉢に植える必要があると思います。このような接ぎ木を今年の夏は

                  7鉢程接ぎ木をしました。1鉢で(それも普通の鉢)10品種程違った花が咲き始めたら見事だろうと期待しています。
                  呼び接ぎ用と椿の好きな人に差し上げるために今年は挿し木を150本ほどしてあります。この数年すべて剪定した枝は

                  捨てていましたが、時々花が咲き出しますと、綺麗ですねと声をかけられ、来年差し上げますと返事をしていますので、挿し木を
                  した次第です。今のところすべて青々としています。 接ぎ木は雨傘用に使われるふわふわのビニール袋と紐、それにローソクです。

                  接ぎ終わりましたら、霧吹きをしてビニール袋に入れて軒下や玄関先の明るい場所におきます。接ぎロウやロウソクを使わない
                  時は霧吹き等はしない方が良いと思います。接ぎ口から少しでも水が入りますと活着が悪くなると思いますので。それでも軽く

                  葉水くらいなら大丈夫だと思います。接ぎ口全体をビニール袋や接ぎ木用のテープで完全に巻き、水が入るのを防ぎますといいですね。
                  ビニールテープは電気屋さんが使用する絶縁テープも使用しています。100円ショップで販売していますので、いつでも利用しています。

                  これから挿し木接ぎ木はいつでも出来ます。出来るだけ早めの方が発根率は高いかもしれません。頑張ってほしいですね。


種子苗を台木にして接ぎ木。

1鉢に植えて庭に置いたまま、地中に根を張る。

9年生の台木です。

約 10品種位接いであります。



7/31 (  月 )
           7月最後の日  

                   
今日で7月も終わりです。 前回も述べましたが8月初旬位までに接ぎ木をしておきますと新芽が伸びてきます。
                     また、挿し木もこれから出来ますね。挿し木は10月まで可能だと思います。できるならば8月までに終えれば

                     10月には発根していると思います。挿し木の小さな苗でも2〜3年の挿し木苗は呼び接ぎとして利用してください。
                     最初の写真は庭木に保存用として3種( 久留米乙女、覆輪乙女、 友の浦)接いであります。庭木に接いで

                     おきますと保存、接ぎ穂、挿し穂としていつでも利用できます。取り木としても、簡単に鉢苗を得られます。
                     2番目の鉢は五島の白アザミの苗です。種子を蒔いて育てたものです。アザミの増やし方も種子を蒔いたり

                     咲き終わったら切り戻し新芽を出させたり、挿し木も可能なようです。昨日も白アザミの種子を蒔きました。
                     10月にも蒔く予定です。3番目の写真は大島桜の八重咲き赤花です。3月に挿し木をしました。桜は増やすのが

                     簡単に思えます。1月に接ぎ木しますとほとんど活着しています。取り木も簡単に思えます。数日前に五島の
                     田中三義氏から黄金鬼百合ノヒメユリの球根送られてきました。特にノヒメユリは2種送られ、オレンジ色と

                     黄色の(キノヒメユリ)品種は全国的にも稀少品種で価値が高いようです。絶滅危惧品種になっているそうですので
                     増やして保存したいと思います。

                     
                    


庭木に接ぎ木 − 久留米乙女、覆輪乙女、 
            友の浦

白アザミの種子苗

大島桜の八重咲き

            

7/26 ( 水 )
          挿し木、 接ぎ木など       
                      
                     
今日まで再びパソコンが使用できない状況でした。ウサギに線を切られてしまいました。高いテーブルの
                       上において管理していましたが、あっという間にジャンプしてアダプターの線を切断してしまいました。

                       アダプターを取り寄せるまで時間がかかり今日書けるようになりました。まだ7月ですので接ぎ木は接ぎ穂の
                       芽が伸びてきます。8月初旬近くまでに接ぎ木しますと今年中に芽を伸ばし始めると思います。

                       挿し木もまだまだ十分間に合います。挿してから発根するまで50日前後かかるかと思います。色々な条件に
                       より多少の違いはあると思います。写真の接ぎ木は3月に接いだものです。相当の太さの台木を切り戻し

                       芽を伸ばし接ぎ木したものです。→ 玉之浦、 草原の輝き(表紙)、覆輪乙女、 山吹、 エレインズ・ベティー
                       を接いであります。8月の初旬位までに接ぎますと新芽が伸びて管理がしやすくなると思います。

                       次の花は鹿の子百合です。種子島出身の知り合いの方に分けていただき自分でも増やしました。
                       山百合などほとんど百合系統は咲き終わって五島から送っていただいた紫アザミが咲き出しました。この花は
 
                       今年2回目の咲き出しです。咲き終わった枝を15cm位に切り戻し地面から新芽が出て咲き出した花です。
                       白のアザミの種子を蒔いて10本ほど育っています。9月になりましたら、再び種子を蒔き始める予定です。

                       挿し木でも育っております。色々な草花の種子をもらい10月にすべて蒔く予定です。アザミも多年草と聞きますが
                       新芽が出ない場合もあるようです。河原撫子は花すべて枯れてしまいますが、春には新芽がでてくるようです。

                       種子も10月には蒔いて増やしています。昨年五島より送っていただいた黄金スゲがさきだしそうです。稲のように
                       を垂らして咲くようです。白ラッキョウの花も10鉢程になり小さな花を一杯付けて秋には咲き出すかもしれません。

                       これから咲く椿は沖縄の日高氏が作出しました日高の輝きというアザレア椿の実生です。非常にきれいな花で
                       早咲きの花です。沖縄では6月7月と咲き出したそうです。私も呼び接ぎで増やしております。


今年の接ぎ木ー玉之浦、 草原の輝き(表紙)、
覆輪乙女、 山吹、 エレインズ・ベティー

カノコユリ − 知人より

五島の紫アザミ − 切り戻して2回目の開花



7/6 ( 火 )
             挿し木等
                    
すでに7月になりました。大分前回から時間が経過しました。家で飼っていますロップイヤーというウサギが
                      パソコンの線をかみ切り2度ほど使用が出来なくなりました。この時期ですので挿し木や接ぎ木に関しては

                      このページおいて自分の考え方を何度も述べましたので、あまり説明しなくとも良いかなと思い書かずにいました。
                      庭では百合の花が咲き出し、五島の花も見られます。沖縄の日高氏作出のアザレア椿の日高の輝きも蕾を

                      付け始めました。昨日日高氏と電話でお聞きしましたところ、すでに6月には1回目のアザレア椿が咲き出し
                      2回目の花も見られるとの話でした。写真が送られて来ましたら掲載したいと思います。

                      簡単な挿し木の仕方ですが、私が行っています方法は毎年述べてきましたので、すでにご存じかと思いますが、
                      駐車場に吊るすだけです。午後2時頃には日陰になってしまいます。最初の5〜6日は毎日水をかけ、その後は

                      2〜3日ごとに水をかけております。鉢をビニール袋の中に入れて、袋の下に切り込みを入れて水が外に流れる
                      ようにしてあります。用土は底石と鹿沼の細粒、桐生砂、赤玉小(1〜2割)を混ぜて挿しております。用土に関しては

                      各地の水はけの良いものであれば心配ないと思います。今挿し木をしますと9月中旬までには発根するのでは
                      ないかと思います。挿し木や接ぎ木で最も大事なのは太陽の光だと思います。本などでは明るい場所に置くと
      
                      説明されています。直射日光はもちろんだめですね。日除けをしながら湿度を保ち明るい場所(光が差し込む)
                      がいいですね。挿し木苗は小さいので時間がかかりますが、私は呼び接ぎに利用して太めの台木や庭木に

                      接いでおります。貴重な品種の保存には向いていますね。時には枯れる事や名札が消えて品種名が分からなく
                      なってしまうことがあります。そのようなときに1〜2本挿し木苗がありますと、接ぎ木ですぐに増やせます。大事な、

                      貴重な品種はぜひ1〜2本挿し木をされて、いつでも安心出来る状態にされておくといいですね。
  
6/13( 火 )
             挿し木


                      私の椿趣味も25年以上経過しました。最近最も関心のある事は椿の花が6月〜8月の夏場に咲き出す
                      品種を作出することでした。もう一つの関心は、いかにして1〜2年で見事な太さの鉢苗を作り出せるか
 
                      でありました。最初の願いの6月〜8月のあまり咲かない時期での花が咲き出す品種が報告されてきました。
                      その品種は沖縄県の日高氏作出のアザレア椿の実生→ 日高の輝きです。日高氏が2年前位に発表された

                      アザレア椿の実生です。今年はすでに1回目の花が咲き終わり2回目の花芽が膨らみ始めているそうです。
                      写真が届き次第掲載いたしたいと思います。 次に挿し木ですが、写真のように太い枝です。そのまま鉢苗に

                      しても、台木としても利用出来ます。太いものでは夏場の挿し木の5年〜10年位の太さの挿し木も可能かと思われます。
                      オランダ紅の太さはとにかく太いです。30cmくらいの長さで20cm位地中に差し込んであります。今年中枯れなければ

                      発根する(あるいは発根している)可能性は強いと思います。取り木も簡単ですが、挿し木の太い枝ですと接ぎ木が
                      そのまま出来ますので便利です。最後にアザミの挿し木がうまくいきました。花も咲き出しました。来年新芽が出てくるか

                      分かりませんが、種子苗と楽しみに管理していきたいと思います。

                      


オランダ紅 の挿し木
今年3月下旬挿すー 2ヶ月半経過

5月中旬挿し木
加茂本阿弥、ト伴を挿す

五島のアザミ挿す
1カ月経過

アザミの挿し木で花が咲き出す




6/2( 日 )
 岩永氏より


                 今日は五島の岩永氏より種子から育てたと思われる曲付きの鉢盆栽を5鉢程送っていただきました。
                 種子から育てたと思われますので見事な曲になっています。長年種子から育て、あるいは種子の1年生


                 に接ぎ木して育てられましたので人工的にはなしえないような見事な姿になっております。庭では相当数の
                 鉢を管理されているそうです。多くの新花を作出されながら、同時に種子の根を利用しながら、見事な鉢苗

                 を育てておられたようです。私も家に送られてきました鉢盆栽を見まして、良く頑張っているなあと感じました。
                 名護欄は数日後に咲き出しそうです。 最後の芽はアザミの種子から発芽したものです。挿し木もしてあります。

                 岩永氏より白アザミの種子の付いた苗も送っていただきました。これから秋にかけて接ぎ木も試してみるつもりです。
                 1年草の草ものも挿し木をして試しています。来年芽が出るか試しています。
                 


根上がり盆栽

事な曲付き小盆栽

名護欄

白アザミの発芽




5/28( 日 ) 庭の楽しみ


                   椿の花も時々見られますが、掲載して御覧いただくような花ではなくなりました。4月に五島の荒木氏から
                   送られました穂木の挿し木〜芽がすき出してきました。荒木氏は山草や椿を趣味として楽しまれておられる

                   方です。椿も新品種を作出されたり発見されて大変熱心な趣味家です。今日掲載しました品種は荒木氏の
                   発表されました新品種です。上手くいきますと来年花が見られるかもしれません。五島のアザミの枝を挿し木して

                   10日経過しました。挿し木が成功するかどうか分かりませんが、ナスやトマトを挿し木して増やすことが出来る
                   と聞き、試してみました。トマトは今年挿し木して育っております。ナスは今試している最中です。アザミの種子から

                   芽が出始めました。秋に再び蒔く予定です。白アザミですので期待しております。接ぎ木も予定しております。
                   アジサイの未来は綺麗な花です。新潟の大岡氏より送られて5年目になります。挿し木で増やし、畑にも植えて

                   増やしております。今日は色々な花の挿し木、とくに河原撫子の挿し木をしました。ナデシコも多くの品種があります
                   が河原撫子を中心に数種増やしております。ナデシコは種子が多く得られますので増やすには簡単に思われます。

                   挿し木は今年が初めてですが、2〜3週間様子をみますと発根しているかどうか分かると思います。


上五島の荒木氏の新品種ー 野村丸、山王滴
                   荒木の夢など

アザミに挿し木 ー 五島より

アジサイ − 未来

白アザミの種子より芽が出始める



5/20( 日 )
 庭で咲く花等
    
                      ほとんど椿の花が咲き終わり、夏に咲き出すアザレア椿を待つことになりました。今日は五島の
                      田中 三善氏より白アザミの花の写真が送られてきました。庭先で数株咲き出しているそうです。

                      先日田中氏より送っていただいた桃色のアザミが私の庭で咲きだしています。。写真と一緒に種子も
                      送られ今日15粒ほど蒔きました。秋にも蒔く予定です。さらに我が家で咲いている桃色のアザミの

                      挿し木もしてみました。初めてのことですが、うまく発根するか楽しみです。さらに野アザミに接ぎ木
                      試してみるつもりです。挿し木で発根しますと1年で太い白アザミが増やせる楽しみが出てきます。

                      岩石欄は譲り受けて1年目で咲いてくれました。今後増やし続けていきたいと思います。白アヤメは
                      それほど珍しい事ではないと思います。むしろ黄色のアヤメが見られると良いのですが。以前黄色の

                      アヤメが咲いたのですが、最近は白色が多くなりました。時期ごとに色々な花々が見られるのは楽しいものです。
                               


白アザミ 五島より

岩石欄
   
     種子島出身の知人り株を譲っていただく

白アヤメ

 紫アヤメより白のアヤメが咲き出す。



5/17( 水 )
           庭の花


                  ほとんど椿の花は咲き終わりました。 毎年これから6月にかけて庭の椿の整枝をかねて庭の手入れをいたします。
                  庭木の枝を2〜3本残し切ってしまいます。これから出てくるかもしれない茶毒蛾を駆除する狙いもあります。

                  今年初めてロイヤル・ベルベットの花の良さをこの時期に感じました。岩石欄は咲き始めですが昨年譲っていただい
                  ものです。来年は株を倍くらい増やしてくれるといいのですが。アザミは薄い桃色の花です。白い花のアザミの種子も

                  送っていただき蒔く予定です。 椿の作業としては新芽が固まり次第呼び接ぎや取り木をする予定です。また挿し木も
                  予定しています。親指大から親指の2〜3倍太い枝までも挿し木や取り木を行っております。多少時間がかかるかも

                  しれません。太い枝では1〜2年様子を見ることもあります。夏の3〜4cmの挿し木苗の何倍も太い枝ですので1〜2年で
                  鉢苗として得られるのは楽しみ化と思います。台木としても使えますので。


岩石欄 − 種子島より

アザミ − 五島より

ロイヤル・ベルベット ・赤花、八重蓮華咲き 

オランダ紅 ・ 濃紅地に白の縦筋千重咲



5/10
( 水 )    庭の花


                  庭では残りの花が少しずつ咲いております。5月ですべて咲き終わると思います。
                  アヤメは数種新潟より求め育てております。根が横に張っていきますので鉢より庭や畑に

                  植えております。白色や黄色もたまに見られます。岩石欄は種子島出身の知人より分けて
                  いただき今年咲き出しそうです。綺麗な黄色の花ですので楽しみにしています。黄エビネより

                  丈夫で庭に植えておきますと、そのままで増えていくそうです。今日は今年求めた流星の呼び
                  接ぎをしました。庭木を切り詰め鉢に植えなおして接ぎました。庭木の太さは親指より少し太い

                  です。いまくいきますと、来年花が咲き出すかもしれません。失敗するといけませんので、接いだ
                  枝の下側に2本新芽が出ている枝を残し、いつでもまた接ぎ木が出来るようにしておきました。

                  新芽が今年3か所から出ておりますので、今年の秋に数本接いで増やそうと考えております。
                  呼び接ぎがうまくいけば2〜3年内には相当の接ぎ穂が得られると思います。挿し木苗でも新芽

                  がかなり長く伸びる時がありますので、1〜2年生の挿し木苗から接ぎ木によりすぐに増やす楽しみ
                  があると思います。これからは色々な木々の挿し木や取り木を試すチャンスと考えております。


アヤメ − 新潟より 15年経過

呼び接ぎ − 2本新芽を下枝に残す
  台木の頂点でなく途中に接いであります。

岩石欄 − 種子島より 知人より

ロイヤル・ベルベット −濃紅色 


5/5( 金 )    庭の花
                       

                     細雪は A と B の2品種あると説明されています。私は細雪で購入しましたので、おそらく細雪A だと思います。
                     良い花ですね。今咲く花は本来の美しさに欠ける面があります。矢上は五島産かと思いますが、実が大きく椿油

                     用に向いているかもしれません。花もきれいです。ベラロッサはヌッチオ農園より求めて10年近くなります。ウイルス入りの
                     台木に接いで斑入りを試していますが、なかなかきれいに斑がはいりません。もう少し全体に各弁に綺麗に入ると

                     良いのですが。それでも接いで4年経過しています。右側の花がヌッチオ農園より求めた花です。ウイルス入りの台木
                     に数品種接いで斑入りの新花を咲かそうと試しています。最も期待していますのは黒椿と白斑孔雀椿です。

                     白斑孔雀椿は斑入りの花ですが枝により斑入りが見られない枝も見られますのでウイルスの強い枝に接いで試して
                     います。胡蝶侘助などに接いでも良い斑入りの花が見られています。色々な角度から試し新花の素晴らしい花を見たい

                     ものです。


ベラロッサ ー アメリカ − 斑入り

ベラロッサ − ヌッチオ農園より

細雪 ー 細雪Aでは?

矢上 − 五島 −実が大きいそうです。


5/2( 水 )    庭の花等

                      庭では最後の花が数種類咲いておりますが、あまり良い状態の花ではありません。色合いが良くありません。
                      7月のアザレア椿から秋の花に期待をしています。椿の花以外に畑で色々な野菜を趣味で育てています。

                      今年で3年目ですが、何とか育って楽しみとしては十分な成果を得られそうです。トマト、ナス、キウリ、ピーマン
                      里芋、ショウガ、ヘチマなど植えました。沖縄ではヘチマを食用として栽培しているようです。種子を送っていただき

                      蒔いてみました。日高氏に聞きましたところ大変おいしいそうです。私はヘチマはタワシに使うものと考えていました
                      のでびっくりしました。沖縄のゴーヤに似ているのかもしれません。種子は普通のヘチマより少し大きいように

                      思えました。糸ラッキョウは五島の田中氏より送っていただき、大変増えましたので白色と紫色の苗を全部で10鉢ほど
                      に分けて植えました、その他の山草も順調に育っています。この時期は色々な花々が咲き出しとても良い季節ですね。


ブラック・レース − 洋種椿

大社紫

青森ニンニク

さやエンドウ

そら豆

イチゴ

タマネギ

糸ラッキョウ(白) − 五島産


4/30( 日 )    庭の花

                      明日より5月。 ほとんどの椿の花も咲き終わり、新芽が伸び始めております。これから咲き出す花も
                      ありますが、あまり期待できる花色ではないような気がいたします。これから庭で咲き出す花としては

                      百合の花や山草類の花が期待できます。庭ではこれから椿の花が咲き出す品種がありますが、あまり
                      期待できないと思います。7月に入りアザレア椿がいいですね。最も楽しみな品種です。少し弱い面が

                      見られますが、交配や新花誕生の面では最も期待のできる品種かと思われます。沖縄の日高氏も新花
                      誕生に努力されているかと思います。金花茶交配種もすばらしいと思いますが、もう少し金花茶の原種に

                      近い色合いが見られますと、いいですね。久留米乙女椿は好きな花です。乙女と名まえの付く花は集める
                      ようにしております。夢とか乙女とネイミングされた花はその名前のごとく特徴のある花であると思います。

                      5月には挿し木や呼び接ぎ、さらに取り木と楽しみがあります。少し太い枝の挿し木や取り木等に挑戦されて
                      椿ってこんなに面白い趣味なんだと実感されてください。夢中でやっていますと必ず成功いたします。

                      長鉢で太い枝を挿し木しました。30cm位の長さで太さは中指と親指を丸めた位です。今年発根するか来年に
                      なるか分かりませんが、今までの結果では6〜7割成功しております。取り木はほぼ100%です。


久留米乙女 − 淡桃色 宝珠〜千重咲き

ジョセフィーヌ − クレマチス
皇帝ナポレオンの妃の名前が由来との説

金花茶交配種 − ゴールデン・グロウ



4/27( 木 )    庭の花

                       庭の花はほとんどが咲き終わりそうです。この時期の花は本来の花と比べまして見劣りがいたします。
                       この時期の花を見て品種の良し悪しの判断はしないほうが良いのでは?この品種はこんな色合いで

                       こんな花だったのかと疑う時もあります。今日の写真の花は皆素晴らしい花だと自分では思いますが
                       この写真では本来の素晴らしさに欠ける面があります。現在庭の木は新芽を伸ばし始めています。

                       5月の中旬ごろから太い枝の挿し木や取り木を行う予定です。また呼び接ぎも準備しております。
                       接ぎ木は台木の準備が必要になります。取り木や挿し木で準備されると良いと思います。         

                     


桜島黒神 ー  鹿児島 ー 八尋氏発表

祷りの女神 − 五島 − 岩永 章氏発表

ロイヤル・ベルベット赤花、八重蓮華咲き 

プリンセス・マコ −五島 −田中範彰氏発表 

セッコク、名護欄、フウランなど庭木に吊るす
自分で集めた山草や五島から送っていただいたものを集めて苔や木に巻き付けて
試しています。色々な楽しみが出来て楽しみでもあります。

知り合いの人からは岩石欄の株を分けていただき、今年2〜3本の芽が伸びて
花を咲かせようとしています。熊谷草は少し難しいですね。あまり増えないです。

鉢で育てていますので、庭に植え替えして育てようと考えております。色々手を
広げますと勉強しなければなりませんので、ある程度に抑えようと思います。

山草の育て方は五島の田中氏や荒木氏に教わりながら勉強しております。



4/24( 月 )
             庭の花 

                         今日の花色は全体的に薄れていると思います。今日の花の中では乙女椿が気に入っています。乙女椿は
                         数品種見られます。いま庭で見られる乙女椿は久留米乙女、 覆輪乙女、白乙女、磯部乙女、それに乙女椿

                         です。私が最も長く育てています香川県産の覆輪乙女ですが、とても気に入った椿です。一般的に言われて
                         います乙女椿も素敵な椿ですね。長い間人気のある椿だと思います。今日は山草の植え替えや肥料を与えました。

                         色々な百合の芽が伸びてきました。自分で種子を蒔き今年花が咲きそうな百合もあります。最も力を入れている
                         百合は日本産の山百合です。種子を蒔いたり球根の断片を剥がして1年目で花が咲いたり、いろいろ試して

                         増やしています。色々な花が1年中見られるのは楽しいものです。自分の仕事以外に植物の楽しみに出会えた
                         ことは、とても運が良かったと思います。庭では五島から送られたアザミの花が咲いています。
                             


意宇の里 ー 桃色、底白、一重、筒咲

ドリーディー − 洋種椿

乙女椿 − 3月〜5月頃に咲く 

オランダ紅ー濃紅地に白の縦筋千重咲中〜大輪


4/23( 日 )
             庭の花 等
                            桜葉椿→ 昌桂桜葉椿か?
                
                                   今日は庭や鉢で桜葉椿の花が咲いていました。この品種は知人から穂木をいただき
                                    接ぎ木と挿し木をしたものです。数日前にも五島より桜葉椿の苗木が送られてきました。

                                    自分でも桜葉の穂木を見つけたときは挿し木や接ぎ木をして集めております。この品種に
                                    興味を持ち始めたきっかけは知人からこの品種をもっていないかと尋ねられたのがきっかけ

                                    でした。その人の話ではこの品種の別名は草木錦葉集に記載されています昌桂桜葉椿である
                                    ので探しているとのことでした。それ以来あちこちで桜葉の椿を集めるようになりました。

                                    カタログ等に桜庭椿が掲載されていますが、昌桂桜葉椿かどうか全く分かりません。実際今まで
                                    昌桂桜葉椿となずけられた椿を入手したことがありませんでしたので。桜庭の椿は育てていましたが

                                    それが 昌桂桜葉椿であるかどうかは意識していませんでした。ネットや本などで調べてみますと
                                    写真の花と似ているのではないかと思われますが?白〜移り白地、 淡紅縦〜小絞り、 八重 二重鋸歯

                                    で桜葉に似ている特徴がほとんど同じではないかと思えました。私が時々お話いたしますように、時期により
                                    絞や覆輪の入る花は花色が多少変わりますので、違う品種かもしれませんが?写真で見る限り各弁に
                                    
                                    綺麗に絞が入り長く育て増やしたい椿に思います。来年には10本くらいにしたいと考えています。
                                    五島から送られた桜庭椿もどのような花が咲くか楽しみです。
                                    


桜庭椿

昌桂桜葉椿か?

春の台と同様増やしたい椿です。



4/20( 金 )
             庭の花 等


                       新芽が伸び始めてきました。接ぎ木もそろそろ出来なくなるかもしれません。椿の花も終わりになろうと
                       しております。白花以外の花色も本来の色合いが見られなくなってきました。5月中旬頃より挿し木、呼び接ぎ

                       取り木を行う予定です。椿以外にも花の種子を蒔いていますので畑に植え替えております。河原撫子、百日草
                       コスモス、ひまわり、矢車草など新しい品種を蒔いてみました。椿の花では備中が筒長で気に入った花です。

                       童唄は新潟より求めて今咲いております。ハネムーンは花弁の中心部が黄色になっています。ヌッチオ農園
                       より求めた品種です。今頃満開ですので遅咲きの品種かもしれません。気温が上がってきましたので種子苗

                       を全部取り出し鉢に植え替えました。200本近くありましたので、すべて親の品種名は書かずに混ぜて植えました。
                       今までにない特徴のある花が咲いてくれればと思います。明日接ぎ木をして今春の接ぎ木は終了です。

                       台木は太めの庭木を鉢に植え替えて、15cm位の長さに切り詰めてあります。まだ新芽が伸びていない品種で
                       特徴のある花を接ぐ予定です。少しくらい芽が動いていても接ぎ木には影響がないように思えますが?


ハネムーン
       藤桃色 開花とともにクリーム白  

五島の花 − 実生

備中 − 岡山 − 濃濃、長筒咲、一重
           

童唄 − 濃紅、 八重、 蓮華咲


4/18( 火 )
             庭の花 等

                        この時期になりますと花色が少し薄くなり始めた品種もあります。だんだんと本来の色合いが
                        見られないことがあります。日光の照射率の関係なのでは?黒椿は今ウイルスの強い台木に

                        接ぎ木して斑入りの花を目指しています。孔雀椿なども試しています。各花弁に綺麗に斑が入って
                        欲しいものです。白斑孔雀などもいつも見事な白斑が見られるといいのですが。

                        花富貴は抱え咲きの花で育てみたい品種かと思います。抱え咲の品種はそれほど多くないと
                        思いますので。長寿楽は肥後椿で梅芯咲です。優しい花色で好まれる花かと思います。

                        これだけ多くの品種がありますと、とにかく特色のある花の出現が望まれているのでは。そのためには
                        人工交配や自然交配等の種子を多くの人たちが蒔いてほしいですね。それでも、なかなか難しい

                        作業かもしれません。日本中の椿園の種子を皆さんに配り蒔いてもらう活動なども大事かもしれません。
                        多くの人たちに注目され身近な花であると感じられるような取り組みが求められているのかも。
                        


黒椿 ー 暗紅色、 抱え咲、 八重

ブラック・マジック ー黒紅色、八重、大輪 

花富貴 ー 桃色 八重 抱え咲き 

長寿楽 ー 淡桃色 一重 平開咲き



4/17( 月 )


             庭の花


                       昨年呼び接ぎしましたアザレア椿が写真のように大きく育ってきました。腕位の太さの庭木に呼び接ぎ
                       して間もなく1年経過します。小さな鉢苗を呼び接ぎの材料として利用されますと短期間に楽しめると思います。

                       庵紅は一度掲載いたしましたが、抱え咲きの気に入った椿です。陽の岬は育ててから20年近くになります。
                       今日撮った写真ですが、きりっとして増やしたい椿の一つです。これからの作業は新芽が伸びて固まりましたら

                       挿し木や呼び接ぎ、取り木などを考えています。草もの等の花も咲き始めています。これからは春らしい良い
                       季節になると思います。仕事とともに畑や庭の作業も大いに頑張ってください。陽の岬と庵紅はお薦めの椿
                       だと感じております。


陽の岬 − 昨年の接ぎ木
        

桃色神楽
        濃桃色 八重 牡丹〜獅子咲き

アザレア椿の呼び接ぎ

庵紅 − 抱え」咲
 
       濃紅 、見事な抱え咲き



4/14( 金 )

            庭の花
                       エレガンス・シャンペンは透きとおるような花弁は波打ち、花弁の端にはフリルや刻みが入り、特徴
                       のある椿です。紅三光は新潟から求め、3弁あるいは4弁も見られます。佐知子は10年以上庭木として

                       育っております。個人的には好みの花です。一人静は近くの山で発見し数株育てていましたら、大分増えました。
                       私が数年前に種子を蒔きました山ユリが5年目で花を咲かせるのではないかと楽しみにしています。

                       花が咲き出しましたら掲載いたしたいと思います。色々な山草の芽が出始めて肥料を毎日与えております。
                       椿の肥料も1回目は終了しました。油粕に水を入れて手でまるめて鉢の隅に3か所くらい置いています。

                       早めに1回は施肥してはと思います。鉢苗も3年目くらいには植え替えも大事かと思います。


エレガンス・シャンペンアメリカ椿、
白色、八重唐子咲き、大輪

紅三光 − 濃紅色の一重 ラッパ咲き

佐知子 − 濃紅色の一重 ラッパ咲き

一人静 − 庭で育てています。



4/13( 木 )

             庭の花
                       この時期になりますと、覆輪や絞などの花は色がぼやけたり、薄くなり本来の花色と違うことがあります。
                       ルックアウェイマークアランバー等も同じ傾向が見られます。白虎は赤花が咲くこともあります。

                       志々満は20年近く育てております。春の台五島の細道は気に入った花です。すでに数回掲載いたしました。
                        最後の花は〜乙女かと思いますが、名札が外れてはっきり分かりません。この時期は花の色合いが

                        品種により、ぼやけたりしますので写真だけで花の評価はしにくいところがあります。趣味で楽しむには各色ごとに
                        10品種位育てて、全部で50品種位楽しめれば十分であると思います。多く育てればそれだけ多く枯れる

                        心配もあり、管理も大変になると思います。私も品種を持ちすぎていますし、増やしすぎだと家族から言われて
                        おります。どの品種を残し最後まで庭木として育てるか考えているところです。


ルックアウェイ ー八重の牡丹咲大輪、紅色
白色、広覆輪 色合いが薄れております。

マークアランバー
紅色地 白斑入り 牡丹〜獅子咲き

白虎 ー 薄紅色の縦絞り

志々満 − 白色、 筒咲、 愛媛県産

春の台
白〜淡桃色、紅色の縦〜小絞り、 蓮華咲き

五島の細道 − 岩永 章氏 発表

〜乙女か? 名札が外れてしまいました。




4/12 ( 水 )

             庭の花

                      昨日雨のため写真がうまく撮れませんでした。庭の花も雨のために少し傷んで黒みがかっている
                      花もいくつかありました。白孔雀、白穂は気に入った椿です。ナイトライダーは白く見えますのは光

                      の関係です。今日は交配を行い、赤花や黒花×友の浦・タマグリッターズとの交配を行いました。
                      自然交配だけではどうしても思った色合いが出せないことがありますので、成功するかどうか分かり

                      ませんが、楽しみで行っております。のんびりと気長に楽しんでおります。接ぎ木、取り木、挿し木、
                      交配や山草の植え替え、種蒔きなどけっこう忙しい毎日を過ごしております。明日からは椿の庭木の

                      整理に入ります。なるべく小型にして空間を空け夏場にかけてきちんとする予定です。各庭木の枝は
                      2〜3本にして、さらに庭木も詰めて空間をできるだけ作るように考えております。


白孔雀 − 10年近く育てております。

白穂 ー 五島 − 岩永 章氏発表

ナイトライダー −黒紅色 八重咲き 小輪 

五島の細道 − 岩永 章氏発表 


4/11 ( 火 )


              五島の荒木 広太氏のフウランやセッコク等

                        五島の荒木氏から紅栄の金魚葉、梵天椿など珍しい椿の挿し木や穂木が送られ、セッコクやフウランなどの
                        石付け、太い木に絡みついた山草などの写真などが同封されてきました。数年前にも荒木氏から貴重な椿の

                        穂木が送られてきました。中には假屋崎 省吾氏の命名された省吾の写真も同封されていました。
                        写真を見ました時は見事な出来栄えに関心いたしました。長年の努力がこのような見事な作品となって

                        長年楽しませてくれることを教えられました。このような作品を誕生させるには長年の努力があったものと
                        考えられます。何か一つのものを完成させるには長年かけて研究努力しますと立派な作品が出来上がりますね。

                        これから草ものにも椿以上の努力をして立派な作品を仕上げていきたいと願っています。


庭木に根を張ったセッコクやフウラン

石付け

岩石への石付け



4/11 ( 火 )
                 庭の花

                         今日は一日中雨が降り続いていました。咲き出した花が雨のために少し傷んでしまいそうです。
                         最初の姫浦島草は五島より送られ芽が伸びてきました。今年花が咲くか楽しみです。白手香

                         出雲大社藪椿は良い花だと思います。多くの花が毎年誕生していますが、これはと思う品種は
                         必ず数か所に接ぎ木して枯らさないようにしております。黄の旋律は長年咲き続けています。

                         原種以外に私の好きな黄色の花は初黄です。上手く管理しますとある程度の黄色の色が良く見られます。
                         原種の椿は寒さに注意して管理しないと枯れやすいかもしれません。冬季は十分注意して管理する

                         必要があると思います。


姫浦島草

白手香

黄の旋律

出雲大社赤藪



4/10 ( 月 )

            庭の花
                        昨年の秋から接ぎ木や太い挿し木を繰り返し行ってきました。早いものですでに半年以上
                        経過しております。挿し木の利用方法は畑で大きくしたり、呼び接ぎに利用したり、いかに早く

                        観賞できるか考えております。今日の春の台は良い花ですね。絞が綺麗に出て、各花弁に
                        見られます。唐川も良い椿だと思います。知り合いの椿の趣味家も気に入っておられました。

                        あちこちに接いでありますので、咲いて初めてこんなところにも、こんな椿があったのかと思い
                        出すことがしばしばあります。ッキースターはウイルスが混じり斑が見られます。接ぎきかナイフ

                        から入ったものと考えられます。エレインズベティーはほんの少し紅色の吹きかけ絞が見られますが
                        2〜3月に咲く花は各花弁に絞が見られとても綺麗です。 椿の増やし方は色々あります。色々な

                        本やネット等で解説されていますが、初めての方にはとても難しいのではないかと、考えられます。
                        私は決してあきらめない、変わり者ですので1年中試しております。梅の接ぎ木から始めて、すでに

                        30年以上接ぎ木を行っております。挿し木も10年以上経験しました。学問も他のすべてのことも同じだと
                        思います。何事も夢中に取り組み継続することだと考えております。そうしますと、必ず多くのことを

                        植物から教えられるようになると思います。頑張って色々取り組んで自分なりのやり方を会得し、花の
                        美しさを楽しんでください。今日の椿では春の台はお薦めの品種であると思いますが?


春の台
白〜淡桃色、紅色の縦〜小絞り、 蓮華咲き

唐川 岡山  −  濃紅色、筒咲 、一重

ッキースター − 桃色 八重 蓮華咲き 

エレインズベティー
桃色〜 弁端濃桃色 ときに紅色吹掛け〜縦絞り


4/8 ( 土 )

               庭の花
                        祷りの女神はヤブ椿の中でも私の好きな花の一つです。何回も掲載いたしていますが、藪椿は本当に
                        見ていても飽きることはありません。対馬の娘や出雲大社藪椿など素晴らしい藪椿がありますが、

                        岩永氏の発表されました藪椿も見事な花が多く見られます。今では日本全国には大変多くの品種を見る機会が
                        ありますので、少し見慣れてしまって、何か変わった花はないかと思う時があります。それでも藪椿の美しさ

                        に惹かれるのは私一人ではないのでは?岩永氏から送っていただいた種子から多くの良い花が咲いて
                        くれました。今日もかなり多くの発根した種子苗を発泡スチロールから取り出して鉢や庭に蒔く準備をしました。

                        羽衣は良い花ですね。津黒も暗黒の目立った花です。種子を蒔いて新品種の作出に努力していきたいと
                        考えています。黒色の花も種子苗から誕生しています。エレインズベティーは紅の吹きかけ絞が入ると

                        大変綺麗です。花弁の先端が波を打っています。


祷りの女神 五島 − 岩永 章氏 発表 

羽衣 − 極淡桃〜淡桃色の八重、蓮華咲き



エレインズベティー
桃色〜 弁端濃桃色 
           ときに紅色吹掛け〜縦絞り

津黒 − 岡山 − 暗紅・一重・中輪・筒咲 



4/7 ( 金 )

               庭の花
                          昨日掲載しました五島の細道を今日もう一度撮り掲載しました。ほとんど変わらない写真かと思います。
                          良い椿に出会うものです。岩永氏の長い経験が生かされていると思います。多くの花を観察し美的感覚

                          が備わっているのではないでしょうか。出来るだけ多くの品種の花を見てそれぞれの花の特徴を学ぶ事
                          が大事であると思います。最初の写真の寒葵の花は地面にくっついて咲いています。落ち葉などで分からない

                          かもしれません。NHKのタモリさんの番組でこの葵の花を話されていました。成長するのに随分時間がかかる
                          ようです。枯らさないように管理したいと思います。エレインズベティーは紅色の吹きかけ絞が出ておりません

                          のでパットしない花になってしまいました。少し残念です。絞や覆輪などの花は少し早い時期に咲いた方が綺麗に
                          咲くと思います。これからも挿し木や接ぎ木は可能ですので、特色のある花の誕生に工夫をこらしたいと頑張っています。


カンアオイ( 寒葵) 地味な花です。

ポーラー・ベア − 白色 八重咲き 大輪

五島の細道 
    五島のヤブ椿 − 岩永 章氏発表

エレインズベティー
桃色〜 弁端濃桃色 ときに紅色吹掛け〜縦絞り 


4/6 ( 木 )

             庭の花
                         4月に入りましたが、まだまだ桜の花は満開になっていない場所も多いようです。今年は草花の開花が
                         少し遅れているかもしれません。今日は知り合いから数品種の椿の挿し木や穂木が送られて来きました。

                         急いで挿し木や接ぎ木を行い、山草の植え替えをしました。五島の田中氏や知人から送られました山草
                         を植え替え肥料も与えました。珍しい山草も含まれているようです。庭ではいろいろな百合の芽が伸びて

                         来ました。種子を蒔いた山ユリも大きく育って来ました。種子を蒔いて今年で5〜6年経過します。色々な
                         樹木の挿し木も順調に思えます。庭の花では五島の細道が咲きだしました。藪椿だそうです。濃紅色の

                         閉じ芯の花です。おそらく散策しながら発見された花かと思います。五島の山々や街路樹を散策しますと
                         ふと見事な花に足を止めることもあるのでは。素晴らしい花との出会いはなかなか出会えるものではないと

                         思います。偶然目に留まることが多いかと思います。時には椿林に出かけ、いろいろな椿の花を眺めるのも
                         面白いと思います。近くに椿の咲く公園などがありましたら、出かけて花の状態を確認するのも良い椿を発見

                         する一つの方法かもしれません。
                         


五島の細道 − 五島のヤブ椿 − 岩永 章氏発表


市房
 ー 肥後椿


タマグリッターズ − アメリカ

白手香 ー 福岡県 − 八尋晉策氏発表



4/5 ( 水 )


              庭の花
                      桜が開花し春らしい気候になりました。4月になりましたが、まだまだ接ぎ木や挿し木をしております。
                      後瀬山は淡い桃色ですが、少し桃色が出ておりません。庵紅は最近求めた品種です。完全な抱え咲

                      です。最初見たときどうしようか迷いました。というのは、すでに玉茜(おぼこ)という品種を20年前に求めて
                      庭木で育っているからです。違った品種を庭木で育てても良いかと思い求めました。すでに庭木に2本接ぎ

                      挿し木もしました。求めた苗木は芽が一つ残っているだけになりました。最後の花は名まえが分かりません。
                      カタログの写真と違った花が咲いたからです。紫色の黒みがかった花で育てても面白いと思い切らずに残し

                      ました。時にカタログと違う花が咲き出しますが、多くの花が咲いていますので、あまり気にせずにそのままに
                      してあります。このような違った品種であっても種子を蒔き違った良い花を誕生させたいと願って います。


 後瀬山 ー    淡桃色 八重 抱え咲き

庵紅  − 完全な抱え咲

カタログと写真が違い名前分かりません。


4/4 ( 火 )

            庭の花

                       庭の山草が芽を出し始め、白色のアザミも咲き出しそうです。ソメイヨシノ桜も咲き出しました。
                       桜の接ぎ木も芽を出し始めました。桜の挿し木も沢山芽を出し発根してくれるのではと期待しています。

                       桜は挿し木するよりも接ぎ木して取り木をかけますと椿同様すぐに発根して苗木になります。
                       今日のイワナガズドリーム久賀白の実生で珍しい花が咲いて作出者の岩永氏も驚いていま

                       した。自然界は分からないものですね。岡山からの花は素敵な花ですがカタログの花と違い
                       名前が分かりません。苗を取り寄せて実際の花と違う場合が時々あります。数多くの苗を生産して

                       いますので仕方ないかもしれません。ファイヤーダンスバーは濃紅色地 白斑入り、八重咲の椿で
                       す。このような白斑入りの椿は自分でも作出できますので、ウイルスの強い台木で試しています。

                       最後に心の友ですが五島の種子より誕生した椿です。この花は岩永氏作出祷りの女神と同様
                       ヤブ椿の見事な色合いと形をしています。今年は次から次へと五島の種子より花が咲き出しています。


イワナガズドリーム 五島 − 久賀白の実生

岡山から求める
カタログの花と違い名前は分かりません

ファイヤーダンスバー濃紅色地、白斑入り 
                、八重咲き

心の友 − 五島の種子より誕生



4/3 ( 月 )

            庭の花   

                      庭では新花が咲いております。時間の関係で名前は明日掲載するつもりです。五島の椿の種子からは
                      楽しめる花が咲いてくれます。これからは特徴のある花でないと関心を持たれないのではないかと

                      感じております。そのためにはヤブ椿以外にも多くの品種が植えられている場所の種子を蒔き続け
                      これまでの花と全く違う花を誕生させる必要があるのでは?自然交配でも人工交配でもよいと思います。

                      とにかく色々混植された場所の種子や人工交配による種子をできるだけ多くの人たちが蒔き続けていく
                      ことで椿の美しさや椿に対する興味を広めていけるのではないかと思います。とにかく根気のいる作業

                      ですね。継続することにより必ず夢は実現するものと信じております。


福江島 − 新花 ー 五島の種子より

白孔雀 − 白色 八重 蓮華咲き 

巡り合い ー 新花 −五島の種子より

スーパー・スター − 白色 八重 大輪
               ニュージーランド



4/1 ( 土 )

               百合咲(?)椿紹介

                             今日は新しい椿を入手しましたので、ご紹介いたします。すでに育てておられる
                             方々もいると思います。2品種ともに百合咲の花に見えます。

                             風神は純白(だと思います)の閉芯の見事な花です。流星は淡い桃色の入った
                             素敵な花です。接ぎ木や挿し木で増やし数年で鉢苗として見事な花を咲かせたいと

                             意欲を燃やしています。これらの種子から新花の誕生にも挑戦したいですね。
                             アザレア椿との交配にも夢があると思います。明日接ぎ木や挿し木をする予定です。

     


風神 − 純白・筒長→百合咲のようです。

流星 − 淡い桃色のように見えます。百合咲



3/30 ( 木 )


             庭の椿     希望の風

                                河津桜が咲き終わり今春めきという品種が咲き終わろうとしています。今週から来週にかけて
                                ソメイヨシノが満開になるかもしれません。学校の入学式頃には大分咲き出していると思われます。

                                今日の椿では希望の風が新花として咲き出しました。筒長の小輪です。色は違いますが細御前
                                に似ております。人生には色々な風が吹き荒れますが、4月からの卒業生の新生活には気持ちの良い

                                すがすがしい風が吹いてくれるといいですね。人はみな必ず素晴らしい才能をもっているものです。
                                大人たちや周囲の人たちが気長に一人一人を大事に見守り彼らの内在する力を引き出し認めて

                                評価してあげる社会であるといいですね。どのような社会でも仲間意識を大事に育て一つの輪になる
                                ことが大事だと思います。挿し木では色々な挿し木を試しています。多少工夫をしながら頑張っています。


桜 − 春めき

     河津桜より遅れて咲き出します

桜などの挿し木
             昨年の秋より挿し木

希望の風 − 新花 − 五島の種子より

マークアランバー
      
 紅色地 白斑入り 牡丹〜獅子咲き


3/30 ( 木 )

             庭の花
                     
                       庭では陽の岬が蕾を開花させております。長く椿と向き合っておりますが、白花の素敵な花です。
                       ネイミングも良いですね。何か素敵な出会いとか、別れのイメージを掻き立てる名前だと思います。

                       ヒナ桜も素敵な花ですね。金殿の実生ですので種子を蒔いてみたいと思っています。久賀一号
                       もよく整った花だと感じています。昨年枝の整枝をしましたが、挿し木をしておけばよかったと後悔

                       しております。岩永氏の作出した品種と同じく花弁の色合いが鮮紅色で人目を惹く花だと思います。
                       キティーも桃色ぼかしが入り可愛らしい花ですね。隙間がないほど椿の木が植えてありますので

                       写真を撮るのに苦労します。写真の花ですが、撮影した天候具合、時間帯、季節などにより花の印象
                       が変わりますので、写真だけでは判断しにくいことがあります。花の咲き出しは比較的見事に見えたり

                       しますので、高価な品種は自分の目で確認してから求められると安心できるかと思います。


陽の岬 ー 長崎 − 八尋 晋策氏より
              
              

ヒナ桜 − 濃桃色 一重 筒咲き
       金殿の自然実生

久賀一号 ー 五島の花は魅力的な花が
          多く見られます。

キティー
     淡桃色 外弁には桃色ぼかし 
     宝珠〜千重咲き

3/28 ( 火 )

                   五島 田中 三義 氏 の山草


                             五島の田中 三義氏から五島で育てています山草を送っていただきました。田中氏は多くの山草を
                             育てられて,その活躍は多くの人に影響を与えておられるようです。私も何回か電話にて山草の

                             育て方をお聞きし参考にしております。写真の糸ラッキョウ大ハンゲをお送りいただき鉢に植えて
                             今年の成長を楽しみにしています。田中氏は山草だけでなく色々なスポーツをされて健康面にも

                             気を配り元気に活躍されておられるとお聞きしております。これからも多くの人に植物の楽しみを
                             教えご活躍ください。


糸ラッキョウ − 
      色の濃い方は紀伊糸ラッキョウ

実物小盆栽と会場の様子

大ハンゲの斑入り、黄金色のものも出現
             しているとのことです。



3/28 ( 火 )


              庭の花 →   五島 祈りの女神 等    
                          今日は春らしい天気になり草むしりや植え替えを行いました。この暖かさで残りの花も一気に
                          咲き出すと思われます。今日は五島の岩永氏の祈りの女神をご覧ください。太めの根に接いだ

                          祈りの女神が咲き出しました。鮮紅色の筒咲です。紅栄( 坂口氏発見、岩永氏命名)と並んで五島を
                          代表する花の一つに数えられるかもしれません。椿の評価は色々な角度から総合的に判断されると

                          思いますが、自分で楽しむには自分が気に入った花を集めるのがいいですね。その中には誰もが
                          持っていない花で、ある程度特徴のある花を集めるのも一つの楽しみ方かもしれません。夢の懸け橋

                          岩永氏が10年ほど前に作出した実生です。花弁の先端にちょうど良いくらいの覆輪が入り飽きない花です。
                          忘れかけていた五島の花が接ぎ木苗の庭木から顔をのぞかせています。鉢植で15年〜20年以上もの長い期間

                          管理するのはするのは、難しかったと思います。さらに1本の木に何本も接いでおいて正解でした。
                          岩永氏と椿の仲間達の椿も見事な花がたくさん見られます。多くの五島の人たちが五島の椿を全国に

                          その美しさを広められるといいですね。五島の椿ここにありと自慢できる日も近いのでは。
 


祈りの女神 − 五島の椿 − 岩永 章氏発表

祈りの女神 − 五島の椿 − 岩永 章氏発表

紅栄 − 五島の椿 − 岩永 章氏発表

夢の懸け橋 − 五島の椿−岩永 章氏発表

3/27 ( 月 )


             庭の花 
                        五島の紅栄があちこちで咲いています。挿し木、取り木、接ぎ木」など増やし続けております。
                        坂口 栄氏発見のヤブ椿です。命名は岩永氏です。岩永氏発表の旅情、旅愁、春の女神

                        松江の出雲大社藪椿等とともに魅力的なヤブ椿だと感じています。鮮紅色の筒長でその鮮やかな
                        色合いが庭を飾っています。陽の岬は八尋晋策氏より穂木を送られ接ぎ木したものです。

                        長崎県の野母崎野母町の権現山に原木があったそうです。とても良い花です。花のささやき
                        白色雲状班入りの花です。色々な色合いの花がありますと庭をにぎやかにしてくれます。


紅栄 − 五島 − 坂口 栄氏発見
            岩永 章氏発表

紅栄 − 鮮紅色、筒咲、一重 、五島のヤブ椿

陽の岬 − 長崎 − 白花ではトップクラスに入る
               花だと思います。

花のささやき − 新潟 −赤色、白色雲状            班入り、八重咲き 

3/26 ( 日 )

               春の女神 − 五島 → 岩永 章氏 発表 

                                 今日朝庭では五島の椿が咲き出しておりました。春の女神という品種です。雨の中きらりと輝いて
                                 いました。ヤブ椿はいいですね。しかも小輪の筒咲です。2年前に穂木を送っていただき接ぎ木

                                 しました。細い枝でしたが一芽接ぎ、残りの1本は挿し木をしました。2本とも育っています。
                                 送っていただく品種と種子からの花はすべて小輪の筒咲です。よく観察しますとすべて

                                 特徴が違います。間違いないように、写真撮影と同時に名札を付けております。Ayー Ayー Ay
                                 ヌッチオ農園より求めた品種です。少し本来の色が出ておりません。ただし、絞や覆輪が

                                 入る花は年により同じ色合いが見られないことがあるように感じられます。大社紫は写真の
                                 ような色合いですが紫色は見られません。数年後に見られるかもしれません。この品種は比較的

                                 早くブルーイングして紫色が出やすいと聞いておりますので、期待したいですね。紫色の椿に関しまして
                                 私なりの感想はありますが、完全な紫色になることは難しいように思われますが、いかがでしょうか。

                                 数年前に五島の愛好者から見事な紫色の椿の写真を送っていただきました。このページでも掲載
                                 いたしましたが、見事な紫色でした。栽培の仕方次第では不可能ではないかもしれません?


春の女神 − 五島 − 岩永章氏発表

春の女神 ー 新花 ・ 農紅色、筒咲

Ayー Ayー Ay
桃色、濃紅の縦絞り、白覆輪が時に入る.

大社紫 − 松江・一重 筒〜椀咲き



3/26 ( 土 )

             庭の花
                          3月も下旬になりましたが、寒いですね。小学校、中学校の卒業式が行われ卒業生が
                          夢や希望を抱きながら新世界に飛び出していきました。卒業とは終わりではなく、次なる

                          ステップへの出発点でもあります。どんなことにも、くじけず頑張ってほしいですね。今日は
                          庭で新しい花が咲き出していました。五島の種子から咲き出したヤブ椿です。旅立ちと命名

                          しました。小輪の筒咲です。五島の種子から咲き出す花はほとんどが小輪の筒咲の花です。
                          これからも蕾がたくさん見られますので楽しみです。友の浦は沖縄の大きな貝に植えた花です。

                          植えてから3年目になろうとしています。7個ぐらいの貝に多くの品種を植え付けました。
                          水苔で土を抑え4〜5本植えこんであります。枝を手で曲げて撮影しました。貝は沖縄出身の

                          知り合いに頼んで入手しました。軽石がたくさん入手できると良いのですが。絞羽衣はとても
                          気に入った花です。変化に富んだ花もこれから貴重になると思われます。青い珊瑚礁ですが

                          昨年はどす黒い花色になりましたが、今年は写真のような花色です。紫系の花は難しいですね。
                          松江の大社紫も咲き出しましたが、紫色はあまり見られません。これは気候条件、植えられた場所

                          開花時期、年数、用土、肥料など多くの条件がマッチした時見られるのかもしれません。昨年庭で
                          咲きました青い珊瑚礁は植えてから15年以上経過し、雨水のかからない軒下に植えてあります。

                          年輪も関係しているのかも?松江の知り合いの人は比較的紫色の出方が見られると話されています。
                          桜島黒神も若い苗では農紅色ですが成木〜老木になるにしたがい黒ずんだ色合いになります。

                          管理次第で大根の花のような紫色が見られると良いのですが。


旅立ち − 新花 − 五島の種子より

友の浦 − 沖縄の貝に4〜5本植える
    水苔で貝全体を覆っています。

絞羽衣 − 新潟椿華園より

青い珊瑚礁 − 庭木で15年生


3/24 ( 金 )

              庭で咲く花

                           わが庭では椿の花がまだまだ咲き続けております。昨年挿し木したり、接いだりした芽も膨らみ
                           なんとなく楽しみな時期になってきました。五島の哀愁は岩永氏の発表品種です。旅情、旅愁

                           とならんで藪椿の魅力を備えている花であると思います。サニーサイドは私の好きな色合いです。
                           白孔雀は八重の蓮華咲の特徴のある花です。額田姫は香り咲の可愛い花です。

                           気に入った椿や特殊な珍しい花を接ぎ木、挿し木、取り木などで増やしますと2〜3年で多くの
                           苗が庭を飾り友達や知り合いにあげることにより、花を通じてよりよいふれ合いが得られるのでは。

                         


哀愁 − 五島 − 岩永 章氏発表

白孔雀 − 東京 − 野口 慎一氏発表

サニーサイド − 鮮桃地底白、

額田姫 −  白色 一重 盃状咲き 極小輪 芳香.



3/21 ( 月 )

             庭の花

                      今日も庭では違った花が咲き出しています。ヒヨドリが飛来して花弁を食べています。寒さの中必死に
                      食べている姿を見ますと追い払うのは可哀そうな気がして飛び去るのを見つめています。

                      白色の水吉は雪椿で香りのある品種です。出雲大社藪椿や唐川とともに1本の木に接ぎ木してあります。
                      紫泉は黒みがかった花形の良い椿ですね。庭木として育っております。翁頭紅は五島の椿です。

                      福岡県の八尋氏から枝を送っていただき接いだものです。今年は今までにない品種を庭木に接ぎ、           
                      芽が出るまでしっかりと管理するつもりです。秋接ぎですと楽ですが大きな庭木ですと成功するまで

                      枝の整理や管理など手間のかかることがあります。上手くいきますとすぐに花も見られ、接ぎ穂も得られます
                      ので増やしたり保存には、庭木に接ぎ木するのは適しています。
                 


紫泉 ー 黒紅色、 筒咲き、筒しべ 、小輪

水吉 −白色、八重咲き、ユキ芯 、香り椿

翁頭紅 − 五島の椿

黒曜 ー 暗紅色 一重 盃状咲き  



3/19 ( 日 )

                 庭の花
                             3月も19日。私の庭では20年前から接いだ花が忘れかけた時期に咲き出してきます。
                             久田紅は東京に出かけた際に偶然花屋さんで購入したものです。知り合いの人にも

                             枝を分けて花が開花しております。非常に良い花だと言われました。旅愁は岩永氏の
                             発表品種です。すでに数回御覧いただきました。旅情の実生です。玉三郎はすでに15年

                             以上庭で咲き続けております。愛媛県より穂木をいただき接ぎ木した品種です。この頃は
                             多くの愛媛県の品種を接いだり挿したりしました。君の瞳は五島の種子より誕生した新花

                             です。多くの種子を蒔いておりますので、同じような花に思えますがすべての花は色々な
                             点で違いが見られます。写真を撮ると同時に名札を付けて間違わないように管理しています。

                             庭では種子苗に蕾がいくつか見られます。どんな花が咲くか毎朝庭に出るのが楽しみです。


                        


久田紅 − 東京の花屋さんで購入

旅愁 − 五島 − 岩永 章氏発表

玉三郎 − 愛媛県

君の瞳 − 新花 ー 五島の種子より



3/18 ( 土 )

               庭の花 
   
                         庭では接ぎ木した花が咲き出しております。種子苗からも新花の誕生が見られます。
                         日高の里は前回掲載しましたが、沖縄の日高氏が色々な工夫をしながら誕生させた

                         花です。とても熱心な椿の愛好者です。ヌチオズジェムは魅力的な花です。純白で
                         細い枝も垂れるようで増やしたい品種です。プリンセス・マコは五島の田中氏の発表

                         品種で好きな花です。新世界は五島の種子を蒔いて3年前位から咲き出しました。
                         五島の種子を蒔き続けておりますので、毎年新花の誕生が楽しみです。今日は庭の

                         太い枝にこれはと思う品種を接ぎ、10cm位の枝を20本ほど挿し木をしました。
                         少し寒いようですのでビニール袋をかけて管理しました。毎年今頃色々な枝を挿し木
           
                         してほとんど発根しております。接ぎ木が大変な時や台木が不足しているときは挿し木
                         をして処理しています。挿し木の苗木は呼び接ぎ用に利用しています。 
                             


日高の里 ー 沖縄 日高清宜氏発表

ヌチオズジェム ー アメリカ − 千重咲

プリンセス・マコ−五島−田中範彰氏発表

新世界ー 新花 − 農紅色 − 中輪



3/15 ( 木 )

                 庭の花   日高の里 →  沖縄 日高清宜氏 アザレア椿の交配種


                         今日は沖縄の日高氏発表のアザレア椿との交配品種です。この花は八重の花で咲き出す色合いが
                         アザレア椿の原種とは異なります。アザレア椿の交配種は日高氏から送られた写真から半数近くが

                         八重の花でした。数年後には5〜6月咲のアザレア椿の交配種が見られるかもしれません。
                         夢の懸け橋は岩永氏が10年以上前に発表した品種です。私の庭で綺麗に咲いております。

                         青春のかほりは小輪の鮮紅色でヤブ椿の輝きを帯びております。今までの品種よりも輝きのある
                         色合いです。岩永氏と椿の仲間の人たち、五島の椿愛好者・趣味家の方々に頑張っていただき

                         五島の椿をさらに広め新品種の誕生に頑張っていただきたいですね。


日高の里 ー 沖縄 日高清宜氏発表

日高の輝き − 沖縄 日高清宜氏発表

夢の懸け橋 五島 −岩永 章氏発表

青春のかほり 五島 岩永 章氏発表



3/14 ( 水 )

               庭の花
                           
                           3月も中旬。 しかしながら依然として寒さは厳しく雪の降る地域も聞いております。
                           すでに地域によりほとんど椿の花が咲き終わっている所もあるようです。接ぎ木や

                           挿し木はまだまだ行っております。椿以外にも山草や他の樹木の挿し木も行いました。
                           五島の山草も植え替えました。庭の花では旅愁が印象的です。色々な花が交じり合って

                           それぞれの花を引き立てています。それでもヤブ椿の花に惹かれるのは私一人だけで
                           しょうか?これからも椿の美しさを求めていきたいと思います。


旅愁 ー 五島」− 岩永 章氏発表

黄調 − 淡黄色 一重 筒〜盃状咲き

椿姫 − 桃色 八重 極大輪

津黒 ー 暗紅色・筒咲き・一重中輪.

              
3/13 ( 月 )
              庭の花
                          桜島黒神 など

                            昨日蕾の桜島黒神が咲き始めました。紫がかった花ですが、数年後にはどす黒い色合い
                            になると思います。この花は6年前に接いで鉢植えで育てたものです。庭木に接いだ木にも

                            花芽が見られますので、どのような色合いになるか楽しみです。友の浦は白風輪の幅が広く
                            見られます。千寿は写真のように黒みがかった花色です。この品種は孔雀椿の実生で、

                            K百合とは実生姉妹だそうです。これらの品種はすべて太い庭木に接いで枯れないように
                            してあります。大きくなれば何本も取り木で鉢苗が得られます。これからの苗木作りは取り木

                            太い枝の挿し木、呼び接ぎ等で簡単に楽しむことが出来るようになると思います。色々特色の
                            ある椿がありますが、自分が好きな花や何かしら特色のある品種を育てられるといいですね。

                            私の庭は狭いですが、庭木を利用し1本の木に何本も接いで楽しんでいます。2〜3本の庭木で
                            10〜15品種は接げると思います。工夫しながらぜひ楽しんでください。


桜島黒神 − 鹿児島 桜島

桜島黒髪 − 八尋 晋策氏発表

友の浦 ー 濃紅地 白覆輪 八重咲き

千寿 ー 暗紅色 一重 長筒咲き 筒しべ 



3/14 ( 水 )

               庭の花
                           
                           3月も中旬。 しかしながら依然として寒さは厳しく雪の降る地域も聞いております。
                           すでに地域によりほとんど椿の花が咲き終わっている所もあるようです。接ぎ木や

                           挿し木はまだまだ行っております。椿以外にも山草や他の樹木の挿し木も行いました。
                           五島の山草も植え替えました。庭の花では旅愁が印象的です。色々な花が交じり合って

                           それぞれの花を引き立てています。それでもヤブ椿の花に惹かれるのは私一人だけで
                           しょうか?これからも椿の美しさを求めていきたいと思います。


旅愁 ー 五島」− 岩永 章氏発表

黄調 − 淡黄色 一重 筒〜盃状咲き

椿姫 − 桃色 八重 極大輪

津黒 ー 暗紅色・筒咲き・一重中輪.

              
3/13 ( 月 )
              庭の花
                          桜島黒神 など

                            昨日蕾の桜島黒神が咲き始めました。紫がかった花ですが、数年後にはどす黒い色合い
                            になると思います。この花は6年前に接いで鉢植えで育てたものです。庭木に接いだ木にも

                            花芽が見られますので、どのような色合いになるか楽しみです。友の浦は白風輪の幅が広く
                            見られます。千寿は写真のように黒みがかった花色です。この品種は孔雀椿の実生で、

                            K百合とは実生姉妹だそうです。これらの品種はすべて太い庭木に接いで枯れないように
                            してあります。大きくなれば何本も取り木で鉢苗が得られます。これからの苗木作りは取り木

                            太い枝の挿し木、呼び接ぎ等で簡単に楽しむことが出来るようになると思います。色々特色の
                            ある椿がありますが、自分が好きな花や何かしら特色のある品種を育てられるといいですね。

                            私の庭は狭いですが、庭木を利用し1本の木に何本も接いで楽しんでいます。2〜3本の庭木で
                            10〜15品種は接げると思います。工夫しながらぜひ楽しんでください。


桜島黒神 − 鹿児島 桜島

桜島黒髪 − 八尋 晋策氏発表

友の浦 ー 濃紅地 白覆輪 八重咲き

千寿 ー 暗紅色 一重 長筒咲き 筒しべ 


3/12 ( 日 )

                庭の花
                          今日の花で注目していますのは桜島黒神です。福岡県の八尋晋策氏の発表品種です。
                          以前にも紹介しましたが、この花は接ぎ木や挿し木の若い頃は濃い赤色ですが、成木

                          になるにつれて写真の蕾のようにどす黒くなっていきます。この傾向は八尋氏も述べて
                          おられますが、八尋氏の自宅では相当の太さで黒みを帯びた花が見られるそうです。

                          成木から老木になるにしたがって見事な黒味を帯びた花が見られるのが特徴です。
                          私は早くこの色合いを見るために庭木の太い枝に接ぎ木をして3年目で桜島で咲いていた

                          色合いの花が見られるようになりました。庭木の太さは腕位の太さです。次に細御前ですが
                          五島の岩永氏の発表品種です。小輪〜極小輪の可愛らしい花です。この品種は10年くらい

                          前に発表された品種だと思います。肱川紅は愛媛の品種です。私の庭で20年以上咲き続けて
                          おります。色々な花が咲き出し春ガ近いことを感じています。


細御前 ー 五島 − 岩永 章氏作出・発表

肱川紅 − 愛媛 − 20年以上育てています。

桜島黒神 ー 八尋 晋策氏発表

浅香姫 − 匂い椿


3/11 ( 土 )
              庭の花


                     3月も10日を過ぎました。すでに暖かい地域では見ごろを過ぎたかもしれません。接ぎ木や挿し木
                     をされている最中かもしれません。春試されて、夏、さらに秋と何回も接ぎ木は出来ますので

                     一度失敗しても心配する必要はないですね。私は秋が最も楽な時期かと思います。
                     さて、今日の花では伊予姫が好きな椿です。小輪の淡い桃色です。蕾がたくさん付きます。

                     藤侘助は大島より求めて15年位経過します。今咲き続けております。黄の道程は岡山から求めて
                     15年以上経過しております。淡黄色です。蕾は多く見られます。ユーシネンシスは沢山の花が

                     見られます。色々な花が咲き出しておりますが、多くの品種がありますので自然交配が期待され
                     種子を蒔いて新花の誕生が楽しみです。現在庭では五島の岩永氏から送られました種子苗から

                     新花が咲き出しております。岩永氏の自然実生から誕生したヤブ椿の素晴らしい種子から
                     誕生していますので、大変楽しみな花です。五島のヤブ椿の普及にも役立てたいと思います。


伊予姫 − 愛媛県 −極淡桃色、 
弁端桃色ぼかし 、 小輪 

藤侘助 − 伊豆大島 − 桃色

黄の道程 ー 岡山 − 淡黄色

ユーシネンシス 白色 一重 細長い花びら


3/10 ( 金 )

             庭の花 − 新花 → ときめき

                             五島の種子より再び新花が咲き始めました。鮮紅色、一重、筒しべ、筒長の
                             花です。昨年から咲き始めましたが、昨年庭の木に呼び接ぎして今年咲いて

                             くれました。今年誕生した花の中では上位に入るヤブ椿かもしれません。
                             この花は種子を蒔いて7年。畑に植えて5年経過しています。昨年5〜6本の

                             枝を挿し木にしました。挿した枝にも花芽をもっています。色合い、花形、しべ
                             葉の形等ある程度満足出来る花であると満足していますが。
                             スーパー・スターは長年咲き続けています。多くの蕾を付ける品種かと思います。
                             


ときめき − 五島の種子より 斜め横より

ときめき − 真横より

ときめき − 斜め上部より

スーパー・スター ー アメリカ

3/9 ( 木 )


             庭の花
                     春も、もう少し先かと思われます。接ぎ木の方はいかがですか。この数日少し仕事に追われて
                     写真を撮る時間がありませんでした。庭では木々の間から花々が覗いているように見られます。

                     玉霞は白花に紅色吹掛け絞一重、抱え咲きの花です。もう少し吹きかけ絞が強いと素晴らしいと
                     思われます。花のささやきは新潟の椿です。ウイルスの入った綺麗な花です。

                     白髪山は松江の花です。松江には多くの良い花が見られます。婆の木、 村下、 雪舟など素晴らしい
                     花が多く見られます。私の庭でも多くの松江の花を楽しませていただいております。もうすぐ大社紫

                     咲きそうです。この品種は比較的紫色の色合いが多く見られそうですので楽しみにしております。
                     五島から数年前に鮮やかな紫椿の写真を送っていただき掲載いたしました。大社紫が私の庭でも

                     ある程度の紫色が見られましたら掲載して広めたいと思います。春眠は五島の岩永氏の発表品種です。
                     多くの藪椿を発表しておりますが、新品種の誕生にこれほど情熱を注がれておられる方も少ないかと

                     思われます。椿仲間の人達も新花を発見・誕生させており、さらに五島の椿を広めることを期待しております。


玉霞ー淡桃地紅 吹掛け絞一重玉状

花のささやきー赤色、白色雲状班入り、八重咲き

白髪山ー白色の一重、小ー中輪で、筒しべ

春眠 五島 岩永氏作出・発表

3/7 ( 火 )


            庭の花


                        今日は30分くらいで2m位の白花の庭木に接ぎ木をしました。自分で絶やしてはいけない
                        品種をあちこちに接いでおります。これからの接ぎ木は気温との戦いになると思います。

                        日除けをきちんと行い、日除けが強風などで飛ばされないように、しっかりと紐などで結び
                        つけています。庭の花では陽の岬Uは陽の岬の実生であると思われます?。八尋晋策氏

                        より穂木を送られ庭木に接いだものです。この品種は陽の岬の近くで発見されたそうです。
                        姫サザンカも好きな花です。沖縄の日高氏より送られ大事に育てています。優しさのある

                        花です。初黄は原種以外では黄色の色合いがよく出る花ではないかと思います。蕾もよく
                        見られます。永楽は実際はもう少し黒ずんでいると思います。写真では本来の色合いが
 
                        伝えにくい面がありますね。時間を違えて2〜3枚同じ花を掲載すれば良いと思いますが。


姫サザンカ −沖縄 ー 日高氏より

永楽 −黒侘助 暗紅色 一重 筒咲き 
筒しべ

陽の岬U − 長崎  八尋 晋策氏発表

初黄 − 淡黄色一重筒咲き肉厚弁中輪

3/6 ( 月 )

                 庭に咲く椿
                                 今日は午前中自分の仕事を終え11時ごろから接ぎ木を行いました。曇りなので
                                 接ぎ木するには良かったです。五島の祈りの女神や紅栄、五島の細道、望洋など

                                 10品種位接ぎました。岩永氏の品種や田中氏の望洋(表紙に掲載)など2本ずつ
                                 保存を兼ねて接ぎました。最初に穂木を作り一気に台木に接いでいきます。

                                 40分程度で接ぎ終わり、庭の花の写真を撮りました。庭のタマ・グリッターズはよく
                                 白覆輪が出ております。宇宙の光は肥後椿ですが、数品種肥後椿も育てております。

                                 コガネユリはもう少し黄色が強ければと思いますが、可愛らしい花ですね。黄色の濃い
                                 花色は原種以外はあまり見られないと思います。地域により原種椿は寒さに弱いですので

                                 育てにくい面があります。私は試しに庭木の太い枝に凹脈金花茶などを接いでみました。
                                 今年葉が落ちているか観察しましたが元気で育っています。2〜3年生の細い挿し木苗

                                 や接ぎ木苗では枯れてしまう時があります。今年さらに太い庭木に接いで確認し原種椿
                                 にも興味を注いでみたいと思います。


タマ・グリッターズ − 濃紅色地 、白覆輪 
               八重〜牡丹咲き

宇宙の光ー濃紅色地 白覆輪 八重〜牡丹咲き

コガネユリ − 淡黄色 、一重、 ラッパ咲き

ホンコン椿 − 紫色を帯びた紅色、 筒咲き

3/5  ( 日 )

           庭の椿
                    色々な椿があるもんですね。 特色のある椿は2〜3本接ぎ木をされ、枯れないように管理
                    されてください。エレガンス・シャンペンは唐子咲で好きな花です。玉ありあけも私の庭では

                    よく白覆輪が出ておリます。おもかげという品種は感じの面影もあるようです。同一品種か
                    どうか分かりません。 この時期は接ぎ木に適した時期だと思います。毎日少しずつ接いで

                    います。台木がなくなりかけていますが、庭木に接いでいます。台木がなくなれば、挿し木を
                    して呼び接ぎの材料に利用します。接ぎ木をして接ぎ穂にビニール内の水滴が当たらないように
       
                    管理しています。竹の棒を立てたり、接ぎ穂の上にテープや紙をのせて水滴を防いでおります。
                    どんな接ぎ木でも直射日光に当てないように気を付ければ、上手くいくと思われます。      


エレガンス・シャンペンアメリカ椿、
白色、八重唐子咲き、大輪

玉ありあけ
玉の(之)浦と岩根絞の交配

おもかげ
奈良 − 椿寿庵の椿

3/4  ( 土 )
               五島の種子より誕生 − 君恋し
                
                                五島から送られてきました種子より新しい椿が数年前より誕生してきました。
                                今日も庭では新しい花の誕生を見ることが出来ました。花形、しべ、色合いなど

                                すべて違っています。多くの種子を蒔いていますが、ほとんどすべて同じである
                                椿は一つもないように思います。五島のヤブ椿の特徴はほとんど小輪で緋紅色

                                の筒咲です。岩永氏の作出しました祈りの女神のような花の誕生を期待しながら
                                種子蒔きを続けていきたいと思います。桃割れは唐子咲のユニークな花です。

                                色々特徴のある花を植えておきますと、変化があって庭が華やかになると思います。
                                


  君恋し ー 五島の種子を蒔いて作出・発表

君恋し ー  岩永氏より種子を送られる。

桃割れ − 松江 − 桃色 一重 唐子咲き

3/3 ( 金 )

               今日は前回述べました五島の椿→祈りの女神が少し咲き出しましたのでご紹介いたします。緋紅色
               筒咲、極小輪〜小輪の見事な花だと感じております。表紙では咲き始めて2〜3日の花を掲載しております。

               この品種は岩永氏の作出した品種の中でも最も優れた品種のひとつであると思います。これから庭木で
               咲き出しましたら掲載してご覧いただきたいと思います。今日は五島の品種等挿し木の太郎冠者に20本ほど

               接ぎ木をしました。太郎冠者は親指くらいの太さで、挿し木2〜3年目の台木です。太郎冠者の枝を残し5〜6
               品種1本の木に接ぎました。1年中このように色々な品種をあちこちに接いで絶対大事な品種を絶やさない

               ように保存しております。3月下旬頃種子苗を発泡スチロールから出して鉢で管理する予定です。種子苗は
               弱いですので、あまり早く外に出しますと葉が傷んで枯れてしまうことがあります。4月に鉢に植え替えても

               良いかもしれません。毎年新花を楽しむには毎年種子を蒔き続けなければなりません。長い道のりかもしれません。
               それでも、期待とうれしさを求めて蒔き続けております。


祈りの女神 − 五島 −岩永 章氏 作出・発表

リトル・マイケル
   淡い桃色、 唐子咲

3/1 ( 水 )  五島の椿 − 福江の春 −  旅愁の実生

                   
今日は種子を蒔いて5年目ですが、少しは見られる花が咲いてくれました。岩永氏より
                     毎年送っていただいた種子です。福江の春と命名しました。福江の薫という品種もあります。

                     小輪で筒咲の筒芯です。この花は旅情の実生花→旅愁の実生です。なかなか良い花と
                     思いますが岩永氏の発表されました多くの品種の方がはるかに優れていると思われます。

                     特に祈りの女神は花色、花形など私が大事に育てている品種です。友の浦は2段咲のような
                     面白い咲き方をしています。これからは何か特徴のある椿を目指して作出、あるいは集めたいと

                     考えております。
                     

                            


福江の春  ー 旅愁の実生

福江の春 ー 岩永氏より種子を送られる。
          5年目で咲き出す。

旅情 − 五島 − 岩永 章氏 作出・発表

   この品種から旅愁が誕生しています。

友の浦
      2段咲のような花です。

2/26 ( 日 )
                  庭の花

                            2月も残り2日。早いものですね。 春の到来も目前。色々作業があると思います。接ぎ木、挿し木、肥料の
                            準備など。庭では種子からの蕾がまさに咲きそうです。五島の椿の種子がほとんどです。蕾と葉でだいたい

                            どのような花が咲くのか予想して待ち続けます。さて、庭の花では出雲大社藪椿が人気があると思います。
                            小輪の整った花ですね。松江を代表する花ではないかと思います。盆栽にも向いていると思います。

                            3番目の秋の山?は数年前に山で発見した花です。秋の山に似ており、秋の山の実生かも?高台寺
                            好きな花です。新潟から高台寺白が発表されております。十里香は奈良の合頂山茶に似ております。

                            私は1年中挿し木、接ぎ木と取り木に適した時期に取り木を行っております。挿し木は3月から9月にかけて
                            直射日光を避けながらの管理。 9月〜11月ぐらいまでの挿し木はビニール袋は使っていません。

                            12月〜2月までの3か月位はビニール袋をかぶせております。3月以後は突然気温が上がる時があり、
                            ビニール内の芽や葉が落ちてしまうこともありますので。これからは大いに楽しめる時期ですね。
                            


出雲大社藪椿 − 松江の気に入った椿です。
            鮮紅色、一重、筒咲、筒しべ

十里香 −  一重、平開咲、香りあり、中国

山で発見。 秋の山の実生か?

高台寺 −桃色 、筒咲き、 筒しべ、 京都

2/24 ( 金 )
                   庭の椿 
                              寒暖差の激しい日々が続きます。風や雨ですぐに花弁が傷んでしまいます。醜い写真も
                              あると思います。今日の花では卜伴 の実生は卜半と違う花が咲きました。黒みがかった

                              黒曜に近い花色であると思います。友の浦月の皇子対馬の娘はそれぞれの花の良さが
                              見られます。対馬の娘は鮮やかな色合いです。月の皇子は花色と雄蕊の対象が見事です。

                              友の浦はじきに関係なく白覆輪が良く見られます。庭では五島の種子から花が色々咲き出し
                              そうです。どのような花が咲いてくれるか楽しみです。なかなかトップ級の新花は難しいと思い

                              ますが、種子を蒔き続けることはしたいと思います。毎年満足できる新花を2〜3作出出来れば
                              大成功だと思います。自分の鑑識眼を高め頑張っていきたいですね。
                              


友の浦 − 白覆輪が良く出ています。

月の皇子 − 雄蕊の綺麗な花です。

卜伴 の実生 − 良い椿が誕生しました。

対馬の娘 − 鮮紅色の綺麗な花です。

2/22 ( 水 ) 
                   春の予感

                            庭では椿以外に少しずつ春を告げる花々が咲き始めてきました。花はいいものですね。椿だけですと
                            花の季節が限られていますので、色々な草花に興味を持ち、集めております。福寿草、タンポポ等も

                            咲き出し、桜も咲いております。今日の椿の花は玉の(之)浦と春眠です。玉之浦は良い花ですね。
                            この玉之浦を500本近く、町の街路樹等に植えましたら見ごたえのある町作りに貢献するのではと

                            思います。岩永氏の発表品種→春眠も小輪の良い花です。岩永氏の発表する品種は五島のヤブ
                            椿の系統ですので小輪の筒咲が多く、多くの種子を蒔いて花咲く日を待ち望んでおります。

                            


玉の(乃)浦

五島の白タンポポ − 岩永氏より

春眠 − 五島 − 岩永 章氏作出・発表

福寿草 ・ 庭に咲き出す

2/18 ( 日 )  
                庭の花


                       今日は庭の枝を切り接ぎ木や挿し木をしました。5月〜6月にかけてかなり強く剪定をします。
                       この時期に太めの挿し木をしますと9月〜10月には鉢のままで接ぎ木が出来ますので、来年には

                       完全に活着し早めに花も見られると思います。いつもお話いたしますが、太めの枝を挿して台木や
                       鉢苗として楽しめるように試されることをお勧めいたします。台木苗の挿し木はヤブ椿の枝が良いと

                       思います。あるいは種子苗の3〜4年生くらいの太さがありますといいですね。接ぎ木はそれほど
                       難しくはないと思います。接ぎ木後の管理が大切ですね。ネットや椿の本等にポイントが書かれています。

                       直射日光に当てず、明るい場所に置かれて」ください。ビニール内の水滴を接ぎ穂に当てないように
                       管理されると良いと思います。ビニール内には3〜4本竹の棒等を立て、水滴がビニールを通じて外側に

                       流れ落ちるようにしております。絶対に水滴が真ん中に落ちないように、ビニールが斜めに張られるように
                       しております。


                      


凹脈金花茶 −  花は淡い黄色 で底がやや
            赤味がかっている。

銀盃 − 中部 − 白、一重、盃状咲、中輪、微香

光源氏 ー 淡紅色地 紅縦絞り 白覆輪 

2/18 ( 土 )

             五島の椿など

                        皆さん、椿の接ぎ木や挿し木はいかがですか。本日五島の岩永氏より五島の椿の枝を送っていただきました。
                        雪嶺は白手香の実生です。岩永氏の作出・発表作品です。白手香同様感じの良い花に思えます。種子を蒔く

                        喜びが感じられます。褒章は数日前に掲載いたしましたが、五島の川口氏の作出・発表作品です。
                        また、春望の枝も送っていただきました。早速接ぎ木や挿し木を行いました。合頂山茶は奈良県より入手。

                        十里香に少し似ているようです。葉に特徴が見られます。
                        遠茜は 剣弁咲の花です。この花は絶やさないように増やしています。 写真を撮った後に実際と色合いが少し

                        違うことがあります。光や撮影場所により異なると思います。もし可能ならば、自分で花を見て購入されると間違い
                        ないかと思います。また少しでも枝がありましたら、接ぎ木と挿し木の両方を行っておくと安心かと思います。


雪嶺 − 五島 − 岩永 章氏 作出・発表

褒章 − 五島 川口 れい四朗氏 作出・発表

合頂山茶 −  奈良  − 椿寿庵の椿

遠茜 − 新潟 − 雪椿

 

2/14 ( 火 )
 
               庭の花
                        
                        玉之浦系の花が2品種です。友の浦は白覆輪が多く見られます。大きな庭木に数か所
                        接いであります。玉の(乃)浦2世は新潟産です。永楽は良く知られています黒侘助

                        別名です。私はこの黒系の椿に斑入りの椿を作出したく、ウイルスの強い台木に接いで
                        咲き出すのを待っております。また、黒椿の実生を育てて開花するのを楽しみにしております。

                        新花を作出するには種子を蒔いて4〜5年待たれるといいですね。現在多くの品種が見られ
                        ますので、なかなかあっと言わせる花を咲かせるのは難しいかもしれません。それでも蒔き
                       
                        続けなければ夢はありませんね。毎年1品種でもAランクの新花が作出出来れば素晴らしい
                        ことだと思います。何かに夢中になれる物があることはいいですね。私は数種類の植物を

                        育て楽しんでおります。椿、桜、梅、山草等少し欲張りかもしれません。ほとんど自分で増やし
                        育てる楽しみを感じております。


友の浦 ー 濃紅地 白覆輪 八重咲き 大輪.

玉の浦2世 ー 玉之浦の実生花

永楽 ー 暗紅色 一重 筒咲き 筒しべ 黒侘助 (別名

         



2/13 ( 月 )
                     庭の花
   
                           今日は庭に咲く花をご覧ください。 遠茜は雪椿です。新潟より入手。雪椿, 剣弁咲のユニークな花です。
                           対馬の娘は以前にも御覧いただきましたが、全体的に良く整った綺麗な花に思えます。

                           備中は寒さで少し花弁が傷んでおりますが、長筒咲の花です。個人個人好みが違いますので、どの花が
                           最も良いかは言えませんが、自分が気に入った花を集めて保存しております。 挿し木で台木を作り

                           どの時期でも接ぎ木が出来る準備をしております。これからは接ぎ木のできる時期ですので、大変楽しみな
                           日々が続くと思います。増やしすぎますと管理が大変になると思います。3月に接ぎ木される方は台木を

                           10cmくらいの長さに切り詰めて接ぐ準備をされておくと良いと思います。切り詰めたら間をあけて接いでください。 
                           台木より水が出てきますので。 


遠茜 − 新潟 − 雪椿

対馬の娘 − 鮮紅色、 シベの綺麗な椿です。

備中 − 岡山 ー濃紅色の長筒芯で小輪



2/12(日) 


               五島の椿  褒章 ・ れい嬢    川口 れい四朗氏 作出・発表


褒章 五島 − 川口 れい四朗氏 作出・発表 

れい嬢 五島 川口 れい四朗氏 作出・発表
褒章
        
川口 れい四朗氏 作出・発表 

    鮮紅色、 筒芯、 小輪。
    春望自然実生。 五島を代表する椿である
    と思われます。五島のヤブ椿の特徴が良く
    表れているとように思われます。

れい嬢
        川口 れい四朗氏 作出・発表 

     白手香の自然実生。白手香は八尋氏
     発表作品で白花のすっきりした花です。
    
     その種子を蒔かれて見事に開花するまで
     になりました。岩永氏にお聞きしますと

     色々な種子を椿仲間の人たちに分けて
     新花作出に努力しているそうです。ほんの
     小さな種子から大きな夢へと希望が膨ら
     んでいくのではと期待しております。 

2/10(金)
            庭の椿など
             
                      夢あかり、 対馬の娘、 備中
 ともに庭木として育っております。それぞれの地域には見事な椿が
                         存在するものです。ある程度品種を集められましたら、種子を蒔かれて新花に挑戦してみますと

                         楽しみと夢が広がると思います。椿は本当に1年中楽しめます。挿し木、接ぎ木、取り木と、これほど
                       
楽しめる植物に出会うとは思いもしませんでした。知り合いの人の話では、ほとんどの植物は挿し木が

                         出来るのではないかと話されておりました。それには1年中色々な角度から試してみなければ、と思います。
                         私は桜の挿し木を1年中試しました。ある時期に試した挿し木は80%くらいの確率で発根しております。

                         桜の接ぎ木は椿と同じくらい簡単に思えます。とにかく諦めないで試されることだと思います。今日も椿、桜
                         の挿し木をいたしました。 最後に写真の最初の接ぎ木は、接いだ場所全体を紙テープで覆い水滴が

                         垂れないようにしましたら、成功率が上がりました。取るに足らないことでも試されてみる必要があるように
                         思います。 


接ぎ木の工夫 - 
紙テープを接ぎ穂の上に載せる

夢あかり
大阪 夢あかり外弁は白色と桃色、内 弁
は紫がかった桃色の八重です。

対馬の娘
鮮紅色の美しい椿です。

備中 − 岡山
紅色の長筒芯で小輪



2/7(火)

               五島の椿が咲き出しました。どの花も小輪〜極小輪に近く、ヤブ椿の魅力を楽しめます。これらは岩永氏から
               穂木を送られ接ぎ木や挿し木をしたものです。実生の小さな枝を少しでも早く送って下さいました岩永氏の心

               ずかいに応えるためにも絶対挿し木や接ぎ木で成功させなければとの思いで必死で接ぎ木や挿し木を行いました。
               私の接ぎ木や挿し木の技術がある程度向上した一因も、五島の椿を増やし全国の人たちに見てもらいたいという

               思いが強かったことにあるのではと思われます。このような機会を与えて下さいました岩永氏に深く感謝しております。
               春望も妙姫もとても良いヤブ椿に思えます。珠姫は以前乙女という名で紹介しておりました。湊晨侘助は可愛らしく

               白覆輪もよく見られる花ですね。庭木として育てるとともに、あちこちに接いで増やしております。今日はオリンパスの
               Toughというカメラで撮りました。 写真も撮り方により大分イメージが違ってきます。そういう意味では写真だけで苗を

               購入するのは購入後少し感じが違っているかもしれません。これからの時期は挿し木(太めの枝が良いと思います)や
               接ぎ木の時期になります。ビニール内の水滴が穂木の葉や新芽に当たらないように、接ぎ穂や芽の上にテープ等をおき

               防いでおります。ヤブ椿の木が入手出来れば庭に植えて3月中旬頃接ぎ木してみますと、楽しめると思います。
               

               


春望 → 五島

春望 → 五島

珠姫 → 五島  岩永 章氏発表

湊晨侘助→下総侘助の自然実生

2/2 (木)

           パソコンが全面的に故障して直すまでに時間がかかりました。幸いパソコンの技術に精通しておられる知り合いの
           人にお願いしてすぐに使えるようになりました。ほとんどの故障はすべて直せるように思います。助かりました。

           さて、月照はおそらく中部だけではなく、白花の中でも秀でている花の部類に入るかと思います。20年以上前に
           入手いたしました。中輪の良い花だと思います。紅栄は数年掲載しておりますので、知られた花かと思います。

           新潟の大岡氏のカタログにも掲載していただきました。戸室も実に良い花だと思います。個人的な感想かもしれま
           せんが、庭木として育っております。玉覆輪は久留米より入手。玉之浦系の花は早咲きでは多くの覆輪が見られる

           ように思います。鉢苗の挿し木苗です。私は9月以降、剪定した枝を鉢や庭に無造作に挿して発根しております。
           昨年から今年にかけて5〜6cmの長さの捨てるような枝を挿してほとんど発根しております。夏に挿すのは止めて

           単に挿しておくだけです。紅栄などは剪定した枝が40本ほど鉢で発根しております。他に取り木、接ぎ木、太い枝の
           挿し木と1年で鉢苗に出来る苗がありますので、挿し苗は畑に植えて早く育てて、庭木にと考えております。


月照 中部

紅栄 五島

戸室 石川県

玉覆輪 久留米より入手

2/1(水)

            台木用や鉢苗用の挿し木をしてみました。昨年は2月にヤブ椿の太い枝を挿し、10月には接ぎ木をして
            4月には鉢に植え替えして育てるまでになっています。昨年の9月末から今まですでに200本以上の

            挿し木をしました。桜もすでに接ぎ終わりました。昨年の10月から桜の挿し木もしております。大分発根
            しております。桜も1年中挿し木をして適期を見極めております。梅も匂いが良く1本の木に数品種接いで

            楽しんでおります。秋に接ぎ木をしますと3月にビニールを外して管理できますので大変楽です。挿し木
            接ぎ木等は1年中試して自分なりの確信が持てるようになると楽しくなると思います。
         


鉢苗用挿し木 ( 1/20 )
太郎冠者、 逆富士、無音の雪、卜半等

梅 → 茶青梅
20年以上見続けております。

梅の接ぎ木  1/20接ぐ
緋梅、紅筆等接ぐ ー 庭木に接いであります

洋種椿
洋種椿も一時かなり多く集めました。