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2020.3.15 庭の花など
庭の梅やコブシ等の花も咲き終わったり、落ち始めてきました。椿の花もすでに満開を過ぎているように
感じます。今日は昨日に比べて暖かな日になりました。植え替えや肥料をしたいと考えております。
陽の岬 → とても整った好きな花です。 10数年前に九州より穂木を送られる。白手香とともに大好きな花です。
酔月 → 薄いピンク色のやわらかな色合いの花。 大阪より求め庭木として管理。
ユーシネンシス→ 白色 一重 細長い花びらは5〜7枚 ( 注 ) 花はルチエンシスではなくユーシネンシスです。
浅香姫 → 桃色 一重 盃状咲き 極小輪 香りあり
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2020.3.14 庭の花など
この時期の椿の花々は綺麗でいいですね。ほかの花々が少ないこともあり、椿の花の美しさが
目立ちます。私は狭い庭のため短く木を剪定しています。狭い庭でいかに多くの椿の花を咲かせるか
苦労しています。都鳥はいい花ですね。成長した都鳥の花はコブシのような花形です。葉はよじれて
いますが、全体的には見ごたえのある花だと思います。黄の蝶は淡黄色の小輪の花です。小泊は濃
紅色の小輪。五島より送られる。ザル菊の鉢植え。芽が多く伸びています。これらの芽を挿して鉢に
植えたり、畑に植えて11月頃の開花を待ちます。挿し木は3回くらいに分け、時期をずらして挿します。
菊は1品種20本くらい挿します。4〜6月まで3回にそれぞれの品種を挿す予定です。
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2020.3.14 庭の花など
今日は朝から雨。庭の花の写真を撮り終えたころから雨が降り出しました。朝起きたら曇りなので写真を撮るには良いかなと
思い食事後すぐに撮り始めました。15品種位撮りましたら雨が降り出し、写真の加工を始めました。すでに花弁が多く傷んでいる
品種も多く、考えているうちに雨が降り出し、残りの花は雨で傷んでしまうかもしれません。この数日間温度が上がっていましたので
一斉に咲きだし少し困っていました。パソコンに数年間の写真が何千枚と保存されていますので、心配はありませんが。さらに
この数年品種名を付けて保存してありますのでパソコンから画像を引き出すのが楽になりました。パソコンも奥が深く色々覚えな
ければならないことがたくさんあります。一度パソコンなどを教える科のある学校で専門の先生に教えていただき、何とかパソコンを
操作出来るようになりました。そのような学校に移動して、とても運が良かったと感じています。今でもその先生に教えを受けながら
パソコンを操作しております。 さて、今日撮りました花です。サニーサイドは良い花ですね。コレっティーは白斑の出方が悪いですが
白斑は班がどこに出るかわかりませんので、咲いてみませんと安心できません。夕焼け富士は筒長の好きな花です。夢の扉は
五島の田中氏の発表品種ですが、藪椿で濃紅色の整った花形で大事に育てています。
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2020.3.13 五島の椿祭りを中心として
岩永氏より
今年開催されました五島の椿祭りの展示品の一部をご覧ください。
今年は花の開花が早かったこともあり、花の展示だけでは、飾る花があるかどうか不安があったと思います。
皆さんがいろいろ工夫されまして来場されるお客様のために一生懸命頑張ったようです。
せっかく来られるお客さんのために少しでも五島にきて、良かったと思えるような会場作りに取り組んだように思えます。
2020国際ツバキ会議五島大会及び第30回全国椿サミット五島大会は中止になりましたが、色々工夫し準備されました
努力に拍手を送りたいと思います。一生のうちで人生に何が起こるかわからないことが何度かあるように思います。
それでも日本人はその困難を何度か乗り越えてきました。よく言われることですが、夜が明けない明日はないという言葉を
胸に刻んで。これからの五島椿の発展のために頑張っていただきたいと思います。
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2020.3.12 庭の花など
毎日何かと忙しい日々が続きます。椿の写真も毎日観察していませんと、花弁が傷んだり鳥がつついたりして
花を見にくくしてしまいます。花の写真を撮るときは難しい時があります。20度以上温度が上がりますと一斉に
花が咲きだし、雨が降り出しますと花弁が傷んで写真が撮りにくくなります。咲きだしましたら、写真が撮れる
状態でしたら、すぐに撮影しておかなければ良い写真は掲載できないと思います。一度に咲きだしますと困りますね。
品種名を書き留めずに沢山撮りますと、名前を忘れてしまうこともあります。写真を撮るときは花弁の状態が良く
ノートに品種名をきちんと書き留めながら撮影するほうが安心していられます。
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2020.3.9 庭の花など 五島の椿祭りを中心として
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五島の岩永氏より 今年は花の開花が早かったために五島で色々な 準備をしていた関係者の人たちは苦労をされたのでは ないでしょうか。掲載いたしました写真は会場の一部 ですが、いろいろ工夫されて各自の作品が展示されて おります。比較的長期間と聞いておりますので大変 管理面で疲れたと思われます。 2020国際ツバキ会議五島大会及び第30回全国椿サミット五島大会は 中止になりましたが、椿の花は毎年咲き続きますので、 接ぎ木や挿し木・交配をされてぜひ楽しんでください。 |
2020.3.8 庭の花など
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風花 岩永 章氏発表 五島より 玉之浦自然実生 桃色に白覆輪 令和の麒麟 岩永 章氏発表 春愁の自然実生 筒長大変すばらしい花に思います。 長年五島の椿の美しさを探求し藪椿の 実生にすべてを傾けてきました岩永氏 の新しい実生花です。今後とも五島の 椿の美しさを追求していただきたいですね。 |
2020.3.7 庭の花など
今日は白色の椿の花をご覧いただきます。白色の椿は清らかでいいですね。特に今日の白手香は一休の実生花
で五島の岩永氏の発表品種です。素敵な花だと思います。極小輪の花です。今日その白手香の実生5年生の苗木
から純白の綺麗な花が咲きだしました。7本の苗木から1本だけ花を付けました。来年は5本くらいの苗木からどのような
花が咲きだしてくれるか楽しみです。五島の種子をたくさん蒔いてありますので、毎年花の咲く時期が楽しみになります。
白手香 → 白色 一重 筒咲 五島の岩永氏より送られた苗から咲きだす。 今まで見た大きさの中で最も小輪です。
めぐり逢い → 白手香の種子より誕生。 白色 一重 小〜中輪 白色の花はいいですね。
桜島白鷺 → 白色 一重 長筒咲 福岡の八尋晋策氏発表
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2020.3.6 庭の花など
椿の花も満開を過ぎてきました。雨が降ったりしますと花弁が傷んで掲載出来なくなることもあります。
毎日写真を撮るようにしませんと、花を掲載出来なくなります。狭い庭で多くの品種を植えてありますので
花が咲いているのを見逃してしまうこともあります。とにかく、品種を保存したく、同じ品種を何本も植えてあります。
今年も多くの品種を接いだり挿したりして余暇を楽しんでおります。
タマ・グリッターズ → 玉之浦を交配親にして作出された品種。 アメリカより求める。
ひな桜 → 美しい桃色の大好きな品種です。
津黒 → 暗紅 一重 中輪 筒咲 岡山より求める。
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2020.3.4 庭の花など
五島の椿祭りも終了。いよいよ椿の花から桜の花へと季節も移り変わっていくようです。
今年は桜の花も早く見られるようです。しかしながら、感染症のために外出が心配ですね。
色々影響を及ぼしそうです。2〜3カ月は外出など自制し一刻も早くこの感染症が
終息してほしいですね。
対馬の娘 →野生椿の選抜種 紅色 一重 筒咲き
小輪
ときめき → 五島の種子からの誕生
紅孔雀 →黒椿」と孔雀椿の交配種
額田姫 →白色 盃状咲き 極小輪 少し匂いあり 新潟より求める
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2020.3.1 庭の花など
3月になりましたが、まだまだ寒さを感じ、ストーブやエアコンが頼りになる日々もあります。庭の椿や山草の花々も
咲き始めております。椿が咲き終わるころには季節は一変し暖かな日々になると思われます。
今日の椿の花をご覧ください。すべて園芸品種ですが、時に良い花だなーと心打たれる花も見られます。
夢のふるさと →明桃色の底白ぎみ、一重咲き、小輪。 ネイミングがいいですね。
コガネユリ →淡黄色 一重 ラッパ咲き 小輪
珊瑚礁 → 玉之浦の実生花と思われます。 白覆輪 新潟の大岡氏発表
マーク・アランバー → 紅色 白斑入り 牡丹〜獅子咲き 大輪
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2020.2.26 庭の花など
世界的な感染症の流行で教育、経済等色々な分野で問題が生じております。お互いにルールを守り
一刻も早い終息を願いたいものです。特に老人や体の弱っています人たちへの手厚い看護が望まれます。
今日の椿はすべてご覧になっている品種かと思いますが、島の娘は大好きな花です。太い筒しべの丸みを
帯びた抱咲の花です。千羽鶴も私が椿を始めたころの品種です。中部より取り寄せて30年近くになります。
桜の接ぎ木 → 種子を蒔き4年目で台木として接ぐ。 しだれ桜や豆桜を接いで花芽が見られるようになりました。1月下旬接ぐ。
島の娘 → 濃朱紅、一重、抱咲、太い筒しべ
千羽鶴 → 移り色の良花 移り白 一重 筒咲 筒しべ 自然実生花
紅華 → 紅色、八重の中輪
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2020.2.26 庭の花など
私の庭では今椿の花が咲き誇る時期になりました。すでに満開を過ぎてしまった地域もあると思います。
寒いこの時期に咲く椿の花の美しさは見事なものであると思います。毎年新しい花が誕生していますが、
数年前や、数十年前に誕生した椿の中にも見事な花が見られます。自分の好きな花を集めていつまでも
楽しんでいきたいと思います。
島の娘 → 濃朱紅、一重、抱咲、太い筒しべ、 私個人的にはとても気に入った花です。とても可愛らしく増やしたい花です。、
香港の星 → 紅紫色の一重、筒〜ラッパ咲き、中輪
旅愁 → 濃紅色、 一重筒咲 五島 岩永氏発表
畦別当 → 白色、長筒咲き、筒しべ、小輪 長崎県産
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2020.2.23 庭の花など
2020国際ツバキ会議五島大会及び第30回全国椿サミット五島大会は、残念ながら中止になりました。
一刻も早くこの新型コロナウイルスの終息を願うものです。さらに深刻なのはいろいろな国に広がっています。
日本だけの問題だけではなく世界的な問題になりつつありますね。
さて、今日の椿をご覧ください。
卜伴 → 唐子咲きの代表的なツバキ。おしべ全体が花弁に変形した椿(ツバキ)です。
春望 → 濃紅色 一重 極小輪 五島岩永氏の発表
浅茅白 → 白色 盃状咲き 筒しべ 小輪 ( あさじ白 )
黄金梅の変種か → バラ科の1種とのこと。太い庭木に接いでありますが、もう1種の違った黄金梅といわれる花もあるようです。
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2020.2.22 庭の花など
今年の接ぎ木もそろそろ終わりになってきました。今年は比較的早めに始めましたので3月を待たずに
接ぎ木は終了になります。接ぎ木は4月まで出来ますのでこれから接ぎ木をされる方は、芽が伸びない
状態の時接いでください。それほど難しいものではありません。失敗を繰り返し何度でも繰り返し試される
といいですね。すぐに慣れてくると思います。初めての人は少し本など読んで参考にすると良いと思います。
紅湖畔 → 農紅色 一重 小輪 五島産 岩永氏発表
福島百合 → 濃紅色 一重 長筒咲き 田平町より求める 数年前より白斑ガ入る。 少し長筒咲の良い花だと思います。
久賀白 → 白色 一重 小輪 五島の銘花 とても好きな花で接ぎ木で増やしております。
接ぎ木 → 取り木の枝に接ぎ木 6本同じような太い枝が出ております。今日は9本接ぐ。切り接ぎで1か所に2本左右に
接いで、上部だけで6本。下側の細い枝に3本接いであります。普通1本接ぎますが、切口の左右に1本ずつ
計2本 3か所で6本接いであります。切り口に蝋を垂らし水が切り口に入らないように垂らしてあります。
品種は黒百合、 羽衣、 逆さ富士、 紅都鳥等。
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2020.2.20 庭の花など
15年前に接ぎ木しました乙女の祈りが咲きだしました。この木には青海白や紫紺雲竜椿などが接いであります。
忘れかけていました椿の花がしばしば見られその頃の出来事や知り合いの人たちを思い出します。色々な品種を
夢中で集めました。若いっていいですね。色々な可能性を秘め、先を考えないで進んできました。これからは
進みを遅くしながらも前に進んでいく考えです。
乙女の祈り →濃桃色 一重 極小輪. 五島ののヤブツバ 岩永氏より穂木を送られる。
我が青春 → 五島の種子より誕生 濃紅色 一重 極小輪 綺麗な整った花に思えます。
卜伴 →
唐子咲きの代表的なツバキ。おしべ全体が花弁に変形した椿(ツバキ)です。
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2020.2.16 庭の花など
2月も中旬になりました。接ぎ木の良い時期になりましたね。私は挿し木や接ぎ木をしました。この時期の挿し木は
比較的太い挿し木に適しているのではないかと思います。さらに太めの枝に接ぎ木をして結果ガ楽しみです。
最後の畑の苗木は150本くらいです。すべて横に倒して来年10cm位の高さで切り芽を吹かそうと考えております。
さらに挿し木の苗木をこれから畑に植える予定です。
哀愁 → 濃紅色 一重 小輪 筒咲 五島の岩永氏の発表品種 整った花です。
福江の春 → 濃紅色 一重 小輪 筒咲 五島の種子を蒔き花弁の先端に薄い白覆輪が見られる。
逆さ富士 → 淡い紅色で全体として白色に見える。 一重 中輪 なかなか良い花に思えます。 挿し木苗で育てる。
畑の椿苗 → まとめて畑に植える。すべて斜めに植え、管理の面ですべて切り戻し小さく育てる予定です。すべ名札を付けてあります。
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2020.2.14 庭の花など
今日は気温が高く畑でサヤエンドウやソラマメの世話をし半日過ごしました。ソラマメは体に
良いと思いますので毎年育てています。来月には玉ネギが収穫出来そうです。フキノトウも
近くの山に出かけ天ぷらにして食べました。旬のものは美味しいですね。椿の接ぎ木や挿し木は
いかがですか。ぜひ挑戦してみてください。芽が出てきたときは本当にうれしいものです。
無音の雪 淡桃色 一重 抱え咲き 小輪 松江より穂木を送っていただく。
玉ありあけ 濃紅色 白覆輪 八重咲き 中輪 玉之浦と岩根絞の交配種
満月 一重 平開咲き 梅芯 中〜大輪
小田原藪 濃紅色 小田原産 最後に平開咲 とても濃い色合いなので交配に良いかも。
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2020.2.10 庭の花など
今日は畑から植え替えました10年生以上の太い台木の根を切り、接ぎ木をしました。細根は全くありません。
接いだ品種は都鳥(2本)、 ほたるぶくろ、 タマ・グリッターズの計4本接ぎました。
台木が太いので、成長も早いと思われます。根に接ぎますと新芽が伸びるに従い発根してくると思います。
最後の写真の右側も4本接いで接いだ部分全体にローソクを垂らし黒テープで巻き、さらに薄いビニール袋で巻き
紐でしばります。接ぎ口とビニールテープの下はローソクを垂らして絶対に水が入らないようにしてあります。
太い台木ですので最低2本活着しないと片面の幹が枯れて来る心配があります。そこで上部だけでなく、上部の
少し下側にも接いで枯れるのを防ぐようにしてあります。1月に接いだ椿は3週間経過しましたが青々していますので
うまく活着したのではないかと思われます。4月〜5月にかけて新芽が伸びるのが楽しみです。
乙姫 →濃桃地白斑入り、一重猪口咲、極小輪で 中部の小崎氏の発表。 三河数寄屋に白斑が入った品種です。
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2020.2.7 庭の花
本当に寒い時期になりました。風邪には気を付けて過ごしてください。健康であればどんなことも
楽しくできます。この寒さも数日後には終わり、次第に温かくなると思われます。椿の接ぎ木や
挿し木も少しずつ行っています。3月の下旬には結果はわかると思います。失敗しましたら3月の
下旬に再び行うことが出来ます。私は1本の台木に必ず数本接いでいますので、1〜2本発芽
しなくとも残りの芽がありますので、再度その台木に接ぎ直すことはあまりありません。
台木がありましたら、ぜひ接ぎ木をされて増やしてください。
紅千鳥 → 梅の品種 太い庭の梅の木に接ぎ木 ネイミングがいいですね。
紅栄 → とても良い花に思えます。 五島の岩永氏発表。 私の庭には2m位の紅栄が植えてあります。
十里香 → 香りがあり、育ちも良く花芽が多くつきます。純白がいいですね。
台木 → 五島の椿の種子を蒔いて10年以上。その種子からの台木が右の写真です。
→ 台木を畑から掘り起こしたときに細根が無数に出ているときは相当の根を切り落とし接いでおります。
そのまま切らないで接いだ時にあまり活着率が良くありませんでした。おそらく水を吸い上げる量と
それを受けとめる穂木のバランスが合わなかったものと思われます。椿の根を切った太い丸太のような
台木だけで発根してきますので、細根はそんなに必要はないと思われます。根を整理して接いでいます。
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2020.2.6 庭の花
今日は寒いですね。風邪をひかないように注意しています。接ぎ木や挿し木も今年予定しています半分くらいは
終わりました。名札の再確認をしています。先日ダリアの交配をしています人のテレビを見ましたが、ダリアにかける
情熱がすごいですね。とても参考になりました。人工交配と自然交配をしながら楽しむのがベストかと思われます。
出雲大社藪 → 鮮紅色 一重 筒咲き 筒しべ 小輪 人気のある品種ですね。盆栽に向く品種かと思われます。
旅情 → 鮮紅色 一重 筒先 五島の椿 岩永氏発表 とても気に入っている品種です。
未来を信じて → この花は楼蘭の実生花です。中輪のなかなか良い花に思えます。花弁がきちんと開きますと楽しみな花だと思います。
胡白鳥 → 白侘助と細雪の交配から誕生。 20年前に求め庭木として管理しています、
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2020.2.2 庭の花
2月に入り温かくなってきました。私の庭の花も少しずつ咲きだしてきました。対馬の椿は新潟より求めた花です。
黄金の塔は白色 唐子咲き で花弁は白色です。王冠は肥後日本錦の枝変わりで紅覆輪の縦絞りです。
緋梅の花は小輪の綺麗な花です。この花は太い梅の木に接ぎ木をしたものです。この梅の木には4品種接いで
あります。今日は畑に150本苗木を植え替えました。これで少しは管理が楽になると思います。
台木も簡単に得られますので、接ぎ木をするには便利になります。さらに五島の椿の実生苗もたくさん育てています
ので、どのような花が咲くか楽しみです。花で利用できない時は台木として利用しますので、いつでも椿の接ぎ木を
楽しめます。1月から11月まで接いでおります。4〜5月の芽が伸長している時期は行いません。その代わり取り木
を行います。
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2020.1.19 接ぎ木等
今年は温度が例年より暖かいようで、椿の花の開花が早いのではないでしょうか。五島の花も
大分咲きだしているようで、今年行われるサッミトの時に花が見られるか少し心配ですね。
今年はすでに接ぎ木を50本ほどしました。畑から台木を持ち帰り50本ほど接ぎました。
10年生から5年生くらいの台木です。最近の品種と五島から送られた品種を3時間くらいで
接ぎ終わりました。少し早いかもしれませんが、管理次第では成功すると思われます。毎年五島
からは1月〜2月に穂木が送られてきますので、接ぎ木や挿し木を繰り返して何とか成功する
ようになりました。30年近く接ぎ木を繰り返していますので、いろいろな方法を試してきました。
庭の片隅3〜4か所に30本単位で挿し木や接ぎ木苗を植えてあります。こうしておきますと
枯れる心配もなく、さらに大事な品種はいつでも探さずに穂木が手に入ります。狭い庭での管理
は難しい面がありますが、庭木への接ぎ木や、まとめて数か所に30本程度植えたりしながら工夫
しております。接ぎ木の時期も迫っています。台木を鉢に植えたり、接いだ台木を地面にそのまま
植えたりしながら管理しております。寒冷紗などで日除けをしております。2月〜3月にかけて
接ぎ木が成功し2〜3年後に綺麗な花が咲きだしますと喜びも大きく、毎年接いだり挿したりする
気持ちが湧いてくると思います。時々お話いたしますが、どんなことでも期待や喜びが得られるような
生き方があるといいですね。今年も頑張って色々なことに挑戦してください。
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![]() 三橋孔雀や桜葉椿等 今年の1月13日接ぎ木 |
![]() 庭の片隅に30品種植える 昨年の秋植える |
![]() 昨日送られてきた五島の品種 − 挿し木や接ぎ木用 |
2020.1.14 庭に咲く花
小白竜 → 白色八重レンゲ咲き中輪 白竜椿も育てています。
湊晨侘助→ 紅色地に白覆輪で一重の花
長寿楽 → 淡桃色 一重 平開咲き 梅芯. 肥後椿.
大和錦 → 白地に紅の縦絞り 肥後椿
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2020.1.5 庭に咲く花
太郎冠者 → 早めに咲き、色合いも良く蕾が多く見られます。挿し木をし、台木に使用。
細御前 → 五島の椿 小輪の可愛らしい花です。 岩永氏の発表。
ベトナメンシス →白色 一重 平開咲き 小輪 原種、 蕾が少ないようですが?
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今年最後の掲載 私の好きな五島の椿
今年も残り数時間となりました。色々ありましたが、揺れ動く国際情勢の中で何とか波間に投げ出されず
この1年を乗り越えられました。今年強く感じましたことは、いろいろな意見の相違はありますが、お互いに
相手を尊重し、地域社会の絆が保たれることガだいじですね。自分だけ良ければとか、自分の仲間だけが
良ければという考え方ではなく、いざという時には周囲の人たちの絆がいかに大事かをお互いに認識することは
大事なことですね。国際関係においても自分の信念を持ちつつ、平和な状況をを生み出す努力と知恵が大事
ではないでしょうか。来年も健康で一人一人の努力が報われる社会が実現することを願っております。
来年も良き年でありますように!
May
the year 2020 be more prosperous and happier
than any other year before!
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2019.12.29 庭に咲く花
今日咲いた花です。紫炎は大阪の吉川和男氏が作出したグランサム椿とショーガールとの交配
から誕生した椿です。大輪の花です。10年以上前に椿姫や霜月と一緒に求めた品種です。
タマビーノはアメリカ産の品種でタマ・グリッター等と一緒に求めた品種です。玉之浦椿の花は早い時期に
咲きだしますと白覆輪が多く見られるのではと思われますが?里の秋は楼蘭の実生です。楼蘭より花色が
濃く少し大きめのような感じがいたします。今年は庭の整理を少ししましたが、来年の春残りの苗木を全部
畑に植えて大きく育てる予定です。おそらく数年で1mくらいに育ち台木や鉢苗として色々な場所に植える
予定です。椿がもう少し求められて、各家庭に植えられるようになると、いいのですが。若い人達の間で
興味を持たれ、各家庭に椿の花が咲き誇るようになると、いいですね。
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2019.12.22 庭に咲く花
今年も残り1週間ほどになりました。本当に年月が経過するのは早いものです。今年の2月から挿し木や
接ぎ木をし始めて、あと1か月少しで再び挿し木や接ぎ木の時期になります。椿で楽しめる最大の特徴は
長期間にわたり挿し木や接ぎ木等苗を増やせることです。失敗しても繰り返しできますので、技術的な面
では早く習得でき苗も自分で何本も増やせるのでは。長く楽しむにはとても良い植物の一つはいると思います。
難点としては、あまり多く庭に植えられないことではないでしょうか。鉢での管理も限度があります。
また、毎年多くの品種が作出されますので、鉢での管理では苦労することが多くありました。今は2か所に
親族の畑を借りながら、管理しています。多く品種を持てば持つほど、管理が難しくなり、枯れる品種もでます。
私はとても貴重で良い花と思える品種はほとんど庭に植え、絶対枯らさないようにしております。さらに同じ品種を
何本も挿し木や接ぎ木を繰り返しています。絶対に絶やさないためです。今日の花ではタマ・グリッターズは
良い花だと思います。比較的早く咲きだし色合いも良く、覆輪も見られます。夢はサザンカと悠県油茶との種間雑種。
角の光は侘芯 極小輪の花です。 夢あかりは鮮やかな桃色と美しい花弁の椿で人目を引き付ける花です。
健康が一番です。インフルエンザに注意されて、数時間おきに緑茶を飲んでインフルエンザの予防をされてください。
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2019.12.16 庭に咲く花
白侘助が満開になりました。今年は少し咲き方が遅いように感じられます。この花は良い花ですね。
純白の微香のある花です。椿を始めた時真っ先に買い求めました。 月照もいい花だと思います。
特にしべが揃い花弁もいいですね。この品種は中部より求めました。楼蘭もまた素敵な花だと思います。
楼蘭、以津の夢、秀蘭などの花はサニー・サイドとともに好まれる品種かと思われます。最後のウサギは
我が家に来て3年目。元気で毎日いたずらをしております。家の中で壁紙、カーテン、ジュウタン等いつも
ひっかきボロボロにしてしまいます。しかしながら、いつも私の後を追い、階段を上ったり、下るとき私の
後を追い、私ガ止まると振り返り私のそばに必ず近寄ってきます。絶対先に進みません。私を見かけますと
カゴを噛んで外に出してくれと、せがみます。ただし声が出ませんので、態度で示しています。夜は暖房を
かけて15度以上保っています。動物は可愛いですが、少し世話が必要になります。ほとんど居間に離して
自由に遊ばせております。色々楽しんでおります。我が家にきて良かったと思えるように面倒をみたいですね。
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2019.12.11 庭に咲く花
12月11日。 あっという間に今年も残りわずか。元気で新年を迎えることが出来そうです。
なんといっても健康が一番ですね。食べ物、運動、楽しみ等うまく組み合わせて毎日をそれなりに
暮らせることが出来ればと思います。椿の花も少しずつ咲きだしました。毎年違った品種を求めて
いますが、最近洋種椿に興味を持ち始めて集めております。ある程度の洋種椿は育てていますが
欲張りのせいか、気に入った椿を見ますと欲しくなりネット等で探しています。今日の椿の花では
一子侘助に白斑が見られます。十数年経過して白斑が見られるようになりました。2番目の花は
白唐子の花ではないかと思われますが。外弁が反り返り、紅色の点状が見られませんので白唐子
と判断しています。白卜伴と間違いやすい品種かと思います。バターミントは可愛らしい花で15年ほど
我が家で咲いております。庭木として育てておりますので、枯れる心配がなく、安心していられます。
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2019.12.2 庭に咲く花
12月に入りました。気温も朝晩10度以下になり、コタツや暖房が必要な時期になってきました。
暑さも嫌ですが、寒さはもっと嫌ですね。今年は少し椿の花が咲くのが遅い感じがしますが、いかがでしょうか?
夢明かりと蔦紅葉はサザンカとの交配のように思える色合いですね。葵上も同じような花です。
椿と同じように菊の花もいいですね。半年以上品種により花を咲かせます。6月〜1月くらいまで花が見られ
ますので、いろいろな面で役に立ちます。これからは椿の作業はあまりしませんが、そろそろ椿の種子を
管理する時期になりました。9月にビニール内に入れて発根した小さな苗を発泡スチロールに入れて管理
します。毎年行っていますが、3月頃様子を見て、鉢に植え替える時期を確認します。早すぎると、霜などで
新芽が枯れてしまいますので、最近は4月の下旬ごろ鉢に植え替えております。自然交配の種子ですので
どのような花が咲くかわかりませんが、逆に期待が持てます。これからは人工交配をもっと多くしなければ
ならないと感じております。今まで集めました品種がある程度ありますので、これからは、その品種を綺麗に
咲かして庭で楽しみたいと思います。毎日毎日ネットやカタログを見ながら色々な花を見るのは楽しいものです。
五島からの椿や山草を送っていただいておりますので、花が咲きだしますとわくわくします。
この喜びやわくわく感がある限り、私の花への情熱が失われることはないのでは?
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2019.11.26 庭に咲く花
今日は庭の椿の整理をしました。前回と同様30本近くまとめて植え替えました。接ぎ木や挿し木
の苗が多すぎてどこに植えたらよいか困ってしまいました。名札を付けるのに大変でした。
日高の輝きは沖縄の日高氏の発表品種ですが、長い期間咲き続けております。7月から
咲きだし12月まで花が見られると思います。糸ラッキョウは大分増え、白と紫の花をつけて
咲き誇っています。花のない時期ですので、小さな花ですが目立っています。
イワナガズ・ドリームは久賀白の自然実生と聞いております。岩永氏の情熱に対する大自然からの
贈り物かもしれません。これから日ごとに寒さが厳しくなりますので、無理をせずに元気で過ごして
ください。これから咲きだす花が楽しみになりますね。家の中でコーヒーを飲みながら椿の花を眺めて
過ごすのも味わいのあるひと時かもしれません。
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2019.1123 畑の野菜など
今年の畑の仕事はすべて終了しました。ホウレンソウも大きく育ち食べられる大きさになり、サヤエンドウ
とソラマメなども70株植え終わりました。野菜は順次蒔いて1月頃まで食べられるように時期をずらして
蒔きました。カギロイは今年花が咲くかもしれません。羽衣の実生は来年まで待つようです。
極楽鳥も綺麗な花ですね。求めて10年経過しています。毎年10本以上の花を咲かせております。単に
鉢に植え、軒下に置いているだけです。比較的寒さに強い植物かもしれません。来年は何百本の畑に
植えてある椿の苗を品種ごとにまとめ植え返す予定です。根を切り2〜3年後に鉢で鑑賞できるように
準備する考えです。30年以上前から集めた品種が出てくるかもしれません。名札があればと期待しています。
![]() ホウレンソウ畑 食べられる頃になりました |
![]() サヤエンドウなどの豆畑 菊畑のとなりに植える |
![]() カギロひ(左) と 羽衣の実生(右) 接ぎ木です |
![]() 極楽鳥 2mくらいの大きさ 鉢で10年以上成長 |
2019.11.113 取り木など
今日は5月に取り木をした枝を外しました。時期的には来年の春のほうが良いと思いますが
来年の春接ぎ木を考えていますので、今日外しました。細根がたくさん出ていました。この
取り木の台木で20品種程接ぎ木する予定です。4本の枝があり、根の部分はおそらく10年以上
の太さがあるのでは。このような枝が10本ほどありますと花を観賞するのに十分ではないかと
思われます。最後の椿の苗木は庭にまとめて30品種位植えました。大きくしないでサツキや
菊の花のようにドーム状に丸く刈り込んで花を観賞する予定です。と同時に品種の保存も兼ねて
います。現在3か所にこのように植えてまとめてあります。すべて名札を付けて大事な品種をまと
めてあります。いかに管理を楽にしながら椿の花を楽しめるか苦労しています。畑ではサヤエンドウ
を50本ほどポットから移して植え替えました。来週はソラマメを60本植える予定です。ポット苗ですので
すべて芽が出ております。豆類やホウレンソウなど連作が難しいので苦労します。どのようなものでも
うまく育てるには5年10年かかるように思います。ほとんど消毒をしないようにしていますが、白菜は
最初の時だけ少し使用します。野菜によっては全く消毒しないで育てるには、かなり難しく感じられます。
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2019.11.113 野菜や花等
久しぶりに雨が降り畑の野菜の成長には良い雨でした。畑の菊はすでに満開で1〜2週間で花の見頃は
終わる感じです。まだ蕾の菊も植えてありますので、12月から咲きだすと思います。
菊は挿し木で沢山増やすことが出来ますので、一度購入しますと毎年増えていくと思います。品種により
咲く時期が違いますので、長期にわたり楽しむことが出来ます。
初嵐は白の一重、筒〜ラッパ咲き、別名「嵯峨」とも呼ばれています。開花期は10〜3月の早咲で茶花
として用いられています。これから順次いろいろな品種の花が咲きだすと思います。自分で気に入った
品種の枝に忘れないように色付きの紐を結んでおきますと来年接ぎ木する時にどこにあるか、すぐ分かり
探さずに接ぎ木ができると思います。寒さに注意されて元気でお過ごしください。
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2019.11.10 庭の花
花はいいですね。この冬の寒さに負けずに咲く菊や椿は特にその感を強くします。
黄色の菊の花は目立ち気に入っています。アザレア椿は今年最後の花です。
コマユミはニシキギと同じ品種だと思います。釣り花同様見ごたえのある花だと思います。
本格的な寒さを感じる時期になりましたので、インフルエンザに注意して過ごしてください。
![]() 菊の花 鉢で咲く |
![]() アザレア椿等 庭で咲く |
![]() コマユミ→枝にコルク質の翼ができない。ニシキギはできる。 |
2019.11.10 接ぎ木など
昨日は今年の畑の仕事がすべて終わり収穫を待つだけになりました。今年食べられる野菜はキャベツ、白菜
ホウレンソウ、春菊、ブロッコリー、大根、ネギ、サトイモなどです。来年の楽しみはそら豆です。
今年6月に接ぎました洋種椿は順調で6か月目を迎えようとしています。最初の写真はピンクダリアです。
そのほかに、スプリング・デイズ、 フランクハウザー、 エンジェル・ウイングス、九曲、クイーン・ビー等です。
菊の花は畑や鉢に植えて咲きだしたものです。12月に咲かせようとしたのですが、挿し木をする時期が早過ぎて
今満開になってしまいました。いろいろな品種を取り寄せて管理しています。1回だけ好きな品種を育てますと
年からは何本でも挿し木で増やすことが出来ますので、楽しみです。3番目の接ぎ木は15年生くらいの太さの
庭木を切り左右に出た枝6本接いであります。左側から瀬戸千鳥、イースター・モーン、玉御前、右側は
陽の岬、覆輪乙女、蔦の細道白百合などです。(アカバナの白百合も綺麗です)最後の写真は菊の花に2匹のバッタが
秋の温かさを背中いっぱい受け、休んでいるようでした。菊の花の純白さもいいですね。
![]() ピンクダリアの接ぎ木 |
![]() 畑に咲く菊の花 |
![]() 太い台木に接いだ椿 支柱は竹です。 |
![]() 2匹のバッタと菊の花 |
2019.11.4 最後の作業 ー 接ぎ木
11月も4日になりました。今日はそら豆やエンドウ豆など蒔き、家で管理しています。11月20日前後に畑に
植える予定です。今年最後の椿の作業としては、昨日接ぎ木を行いました。気温もだいぶ下がってきましたので
ビニールを2枚巻き段ボールや紙袋などで突然の気温の上昇に備えています。この時期では少し接ぎ木が遅い
かもしれないと思いますが、管理の仕方でそれほど心配はいらないと思います。真夏の接ぎ木よりは安全かと思います。
10月10日頃行った接ぎ木はほぼ安心できる状態です。この11月の時期に行う接ぎ木ではビニール袋を2枚使用し
温度と湿度を確保しつつ、まさかの温度の上昇に備えて寒冷紗や段ボールなどで管理しています。11月中に接ぎ木
の成否の確認ができると思います。時期的に遅いと思い接ぎ木をしないよりは、だめでも試してみるほうが楽しみが
増えるとともに、毎日が期待で充実するのでは?毎月毎月何かで期待が持てる楽しみ方があるといいですね。2〜3月
には太い枝の挿し木が待っています。水はけの良い用土で挿しますとかなりの確率で太い挿し木が発根すると思います。
これからは早咲きの椿が咲く時期です。真冬の寒さに向かって咲き始める椿の花に生命力を感じつつ、自分も負けずに
頑張ろうと意欲が湧き出す季節でもあります。
2019.1027 畑の様子等
今日は少し晴れましたので畑に行き生育状態を見にいきました。畑では大根、ネギ、 ニンニク、白菜、 キャベツ、 レタス、
ブロッコリー、春菊、 ホウレンソウ、菜の花類の野菜が順調に育っています。今年の最後の植え付けは玉ネギとソラマメだけに
なりました。
畑の管理も少し大変です。特に夏の2〜3か月間の草取りはいやですね。また、畑を耕すのも苦労します。家にいますと運動不足
になりますので、できるだけ体を使うようにしております。畑では10種( 約30本 )くらいの菊を育てていますが、台風などの
影響で枝が倒れていました。それでも、何種類かの花が咲き始めて2か月くらいは数種類大小の花を楽しめると思います。
椿の接ぎ木や挿し木も終わり春に芽が伸びるのを待つだけになりました。トップページの下側に少し拡大した写真を載せてあります
のでご覧ください。今では20〜30年前と比べますと品種の集め方が非常に少なくなりました。年齢の関係もあると思います。
意欲がなくなったわけでもありません。今年は挿し木を500本もし、この2〜3年で1500本ほど挿していますので。
気に入った品種はすべて接ぎ木したり、見える場所に植えてあります。少しずつ管理方法を考えながら楽しむように考えております。
![]() 菊を植えてある場所 |
![]() ネギ類の場所 |
![]() ニンニクの場所 |
![]() ブロッコリーと白菜の場所 |
![]() 大根の場所 → 約 70本 9月初旬と下旬の2回蒔く |
![]() 今年接ぎ木で30pくらいに伸びております。 |
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![]() 気に入っている品種です。 |
2019.1022 ザル菊や接ぎ木等
10月も残り1週間となりました。皆さん方の椿の具合はいかがですか。沢山管理していますと、枯れる苗も見られます。
自分の気に入った花を何種類か育てるほうが管理がうまくできると思います。鉢だけで管理するのは大変ですね。
多く持てば持つほど、管理が大変になります。挿し木苗はできるだけ畑や庭に植え替えして管理を楽にして育てています。
3番目の写真は鳳凰を今年6月に挿した苗です。10日前に庭に植えかえました。来年の秋には2倍以上に成長すると思います。
最初の写真はザル菊です。全体が丸くなる菊です。鉢で4鉢、畑で4種育てています。畑の菊は鉢の2倍ほど大きく育っています。
菊は新芽が何本も出てきますので毎年何本でも増やすことが出来ます。
2番目の写真は聚楽や小白竜、伊予姫さらに少し下に2品種接いでいます。実生苗の10年生に接ぎ木。来年には花が見られ
穂木を何本も得られると思います。最後の写真は13年生くらいの台木に接いで今年で2年経過しています。2本接いでありますが、
1mくらい成長しております。椿は挿し木や接ぎ木が比較的簡単に出来ますので、誰でも増やし楽しむことが可能ではないでしょうか。
椿仲間がいますと、お互いに穂木を分け与えることが出来ますので品種を増やすことが出来ると思います。1芽しかなくて、枯らしては
いけない時は夏の挿し木をして、少し大きめの鉢か庭や畑で育てますとすぐに大きくなると思います。2年で2芽くらい残し残りは全部
接ぎ木して早く伸ばし増やしていきます。苗を求めましたら必ず2芽残して残りの穂木は全部接ぎ木をしています。太い台木ですと
1年遅れでも最初に求めた苗よりも大きくなることがありますので、接ぎ木はとても便利な方法だと思えます。
![]() ザル菊 3月20日ごろ鉢に植える |
![]() 10年生の実生台木に聚楽、小白竜、伊予姫など接ぐ |
![]() 鳳凰(今年の6月挿し木)を庭に植える |
![]() 15年生の実生台木に昨年の春接ぐ |
2019.1014 挿し木苗など
以前から種子を蒔いていました実生苗に蕾が付き始めました。今日は黒椿や紺侘び等です。実生苗ですのでどのような花が咲くか
全くわかりませんが、親と全く違った花が咲いてくれることを期待しています。
今年の挿し木は順調に発根し育っております。1鉢に20本〜30本近く挿してあります。畑さえありますと挿して5年ほどしますと
ある程度の花が見られ、6〜7年経過しますと小さな椿園が可能かもしれません。本当に椿園を考えて取り組みますと、1年で
挿し木苗は個人の素人でも1000本〜2000本は可能だからです。ポイントは植える用地があるかどうかです。知り合いの人は
何百坪にかなり多くの品種を植えているそうです。200〜300坪くらいありますとかなり綺麗な花の椿園が出来そうです。
いろいろな変化のある品種を集め育てていきますと自分の庭でも立派な椿園が可能に思えます。まだ世に出ていない品種を
作出し自分の庭で育て、花を咲かせるのも楽しいことだと思われます。
![]() 黒椿の実生 |
![]() 黒椿実生4年生 |
![]() 紺侘び実生苗5本 |
![]() 6月挿しの苗 すべて発根しております 25本 |
![]() スーパー・スター、三橋孔雀、隠れ磯等30本挿し木苗 |
![]() 白菊を中心として25本挿し木苗 |
2019. 10.8 椿の楽しみ
早いもので10月も半ばになります。毎日あっという間に経過してしまいます。毎日何かして体を動かしていることが
健康を保つ秘訣かもしれません。明るい昼間は健康であれば体を適度に動かし新しい発見とか感動を感じ、今日も
1日良かったと感じる毎日でありたいと願っています。今は秋の野菜作りの毎日です。土地の改良、肥料、種等
ネットなどで学び10品種位の野菜の種を蒔いたり育てたりしています。菊も40本近く育て花が咲き始めました。
今日は沖縄の日高の輝きです。アザレア椿の実生ですが、比較的長く咲いてくれます。交配種に適していると思います。
日高氏は現在エビネに興味を持たれ、鉢で育てておられるようです。とても熱心な方です。椿に関してもいろいろ教えて
いただいております。 次に紫紺雲竜椿ですが新潟の大岡氏から穂木を送っていただき接ぎ木し10年経過しております。
青海伯という品種に胴接ぎして枝の曲折する品種です。庭木に接ぎ木しておきますと枯れる心配がありません。
3番目の接ぎ木は太い曲りのある根を切り、百合絞、ダローネガ、沖縄の姫サザンカを接いであります。完全に活着し芽が
出始めています。細根が全くなくとも棒状の1本の根がありますと、ほとんど成功いたします。台木がない場合、根だけを切って
台木にしますと便利かと思います。10pくらいの長さがありますと十分かと思われます。
最後の蕾はエンジェル・ウイングスの蕾です。桃色 八重咲き 大輪ですが、桃色の色合いが花弁の内側が薄いところも見られます。
来年は何本か接ぎ木して増やす予定です。今年も数種類挿し木や接ぎ木をしまして成長しております。品種により挿し木が
難しい品種もありますが、何本か挿しますと発根するように思います。接ぎ木をしておきますと安心ですね。今から接ぎ木や
挿し木をしておきますと来年が楽しみになると思います。
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2019.10.2 挿し木と接ぎ木
10月になりましたが、まだまだ暑いですね。数日前に選定した枝を挿し木にしました。下の写真のように
挿し木の台木に接ぎ木して伸びております。椿は早く増やすのにはどうしても台木が必要ですね。
2月から秋まで挿しておりますが、比較的太い枝も発根いたします。5本でも10本でも台木がありますと
いつでも接ぐことが出来保存できます。現在10年生や5〜8年生の実生苗がありますので挿し木の台木
は少なくしております。今年は相当太い椿の枝に数本枝が伸びています枝に取り木をかけて発根しております。
来年その取り木の台木に10本以上の品種を接ぎ木できると思います。とても楽しみです。1本の台木に接いで
すべての枝が枯れず伸びて花を咲かせてくれるか、自分なりに確信が持てていますので楽しみでもあります。
台木つくりでは種子を蒔いて数年後に台木として利用するといいですね。実生の苗では時間がかかりすぎると
考えておられる人は挿し木や取り木、あるいは同じ品種が数本鉢苗である1本を台木として使用することを
お勧めいたします。私くしは20本くらいの太い台木に100品種位接いで管理する方向で考えております。
これからますます年齢を重ねていきますので、植え替えやその他いろいろやるべき管理の点で苦労しない
ような方法を検討中であります。
![]() 昨年秋に挿した台木です。 後ろの枝はこれから挿す来年用の火の国の品種です。 |
![]() 挿し木の台木に鳳凰を接ぐ |
![]() 長く伸びた今年の鳳凰 |
![]() 10年生の実生台木に三橋孔雀など接ぎ木 |
2019.9.26 以前掲載しました椿の花と椿の里さんからの豆知識
9月も下旬になりました。以前は椿のカタログが届きましたが最近はほとんど届きません。
少し残念でもあります。数年後には再びカタログが届くことを期待したいと思います。今では
ほとんどネットで情報が得られますので、新花などの情報は大体見られます。それでも、
カタログが届き今年はどのような花が見られるか楽しみにしていましたので、どこかでカタログ
販売をしてほしいですね。今日は東京の椿の里さんから椿に関するお話をお聞きしましたので
お読みください。
1. 最近洋種椿の大きめの苗を求める人たちが以前よりも増えている傾向が見られるそうです。
早く花の咲いている状態を見たいとの気持ちが強いのではないでしょうか。私も苗を求めますと
今年は花が咲くかどうかときどき苗木を見ながら、蕾が付いているか確かめております。
2. 椿の里さんでは油粕の固形肥料やib化成を使用したりお話をされているそうです。油粕ですと
時々虫が湧くこともあり女の人たちにとっては少し気持ち悪い思いをするのかもしれません。
ib化成は無臭で清潔な肥料で緩効性肥料と言われていますので使いやすいかもしれません。
どちらの肥料も同じくらい使われていると思いますが、椿の里さんからは親切にib化成について
教えていただきました。
3. 最後に春の植え替えについてですが、椿の里さんでは梅雨時に路地に植え替えをするそうです。
また、寒冷紗は50%くらい風が吹き抜ける網目の寒冷紗を使用すると苗木を傷めないで良いとの
ことです。
また、集中豪雨などの時にも荒めの寒冷紗は有効ではないかと説明していただきました。
→ ほかにも椿の管理などに関してお話をしていただきましたが、とても親切に教えていただきました。何か椿に関して
相談がありましたらお聞きしますと丁寧に教えてくださると思います。生産業者の方々は毎日、毎日椿と接しておられますので
私たちが知らない細かな点に関して知識が豊富であると感じられました。より良い椿の花の普及を心から期待しております。
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![]() 川口 れい四郎 氏 発表 五島産 |
![]() 濃紅色 一重 筒咲き 小輪 長崎県産 |
2019.9.21 庭に咲く花
庭では2品種の花が咲いております。日高の輝きは沖縄の日高氏の作出です。アザレア椿の実生ですが、
咲く期間が長いように思えます。7月初旬より11月の下旬まで咲くときもあります。真夏の時期から晩秋まで
咲いてくれますので、早咲きの品種との交配に適しているように思えます。
炉開きは早咲きの品種として知られていますね。少し花色が淡いですが、早咲きであることに価値があるのでは。
大和なでしことポーラーベアーは以前掲載した品種です。大和なでしこは岩永氏の発表品種ですが、細覆輪の
良い花です。ポーラーベアーは洋種椿で15年前くらいにアメリカより求めた品種です。良い花ですね。純白の
心が落ち着く良さがあります。いろいろな白花がありますが、洋種椿の白花も良いものです。昨日より秋の接ぎ木を
始めました。また、太い火の国の太い枝の挿し木も始めました。新潟の大岡氏より太い枝の挿し木についてお聞き
しましたので、相当の太さの挿し木を行いました。取り木や挿し木も来年どうなるか楽しみであります。どちらも親指と
中指を丸めた太さ以上ですので新芽が伸びるかどうか期待をしております。取り木は大丈夫ですが、とても太い枝ですので
心配でもあります。とにかく失敗を恐れずに何でも試してみようと思っております。
![]() 沖縄 → 日高 清宜 氏 発表 アザレアの実生 咲く期間が長いと思われます。 |
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2019.9.18 白斑入り品種の作り方
昨日新潟の大岡氏とのお話をいたしました。特に羽衣のお話をいたしましたが、何十年経過しましても
人々の心に残る名花というものは、きらりと光る美しさがあるのですね。今は少し椿ブームが停滞
しているよう(?)ですが、洋種椿との交配などで新花作りに努力されている方々も多いかと聞いて
おります。新花作り(特に白斑入りの花)に関して大岡氏はウイルス入りの台木に接ぎ木をし数年間
ウイルスが完全に出るかどうか様子を見ながら判断する必要があると述べられていました。
私が大岡氏からウイルスの強い台木をいただき、白斑入りの黒椿や、白斑孔雀がどの枝にも完全に
見事な白斑入りの花を咲かせたいと思い接ぎ木をしました。花が咲き始めましたが、うまく白斑いりの
花が見られなかったことを話しましたら大岡氏は、もう少し様子を見ながら観察されたほうが良いのでは
と述べられていました。新花作りにはやはり最低4〜5年は必要かと思われます。種子を蒔いても固定
するまで最低5〜6年はかかるかと思います。特に白斑入りや絞の花は難しいところがありますね。
津川絞や越の麗人等白斑入りや絞の花などは安定せずに違った品種ではないかと錯覚することが
あります。求めるときはこのような品種の特徴を知っておく必要がありますね。
2019.10.17 椿いろいろ
9月も中旬ですね。春や夏にされました挿し木や接ぎ木はいかがですか。これからは接ぎ木には
大変良い時期になります。気温が20度前後になりましたら接ぎ木を開始する予定です。
久米絞は岩根絞のように絞咲の花であまり出回っていない椿のようです。手向錦は江戸椿保存会
の野口氏より求めた品種です。春サザンカは鹿児島の田邊氏より穂木を送られ接いだものです。
春サザンカは新芽の伸びが良いですね。すでに50cm程伸びております。黄蓮華など5本の品種は
1本の台木(火の国を挿し木)に接いで5本とも成長しております。1本の台木に何本も接ぎ木した
後感じることは接ぎ木する最上部の周辺にぐるりと接ぎ木したほうがよく活着しますね。台木の下から
上部まで間隔がありすぎますと台木の下のほうに接いだ穂木は新芽が伸び始めても、枯れていく
ように思います。(全部ではありませんが、伸びは悪いです)最後の黄蓮華等5本接いである写真は
最上部と最下部の間隔が5cm程でぐるりと接いであります。最上部だけで10本接いである台木も
あります。沢山の品種をいかに庭で管理して保存するかが問題ですね。充分管理ができて枯らさない
ために、さらに1本でも多くの品種を持ち続けたいためにいろいろ工夫している最中です。これから10月
にかけて椿の増やす季節です。数本でも挿し木、接ぎ木をされて1か月後を期待しながら毎日を送るのも
いいものです。だんだんと高齢になっていきますので、毎月何かに夢中になる楽しみを持つことは良い
ことですね。
大岡徳治氏の好きな椿の花 → 今日は新潟の大岡氏と電話で椿の花などについてお話をいたしました。特に福井県の椿の
花の話題になりますと大岡氏の知識の深さには驚かされるところがありました。
また、好きな花の名前をお聞きしますと、羽衣の名前が出てきました。あれだけ多くの
品種を管理されておりましたが、羽衣は大岡氏の推奨する花の一つであるようです。
特に蕾のうちから太陽が直接当たらない場所で管理しますと見事な花として鑑賞できると
のことです。私も羽衣は接いだり挿したりしておりますが、特に太い挿し木の苗があり、鉢で
管理して鑑賞する予定です。羽衣は花付きが良いように思います。大岡氏はとても元気で
椿に関する質問にはどのようなことでも教えていただいております。25年〜30年前から
いろいろ教わってきました。今後とも元気でいろいろ教えていただきたいと願っております。
![]() 高尾の香 と 久米絞の挿し木 |
![]() 手向錦 → 葉が細長 |
![]() 春サザンカ → 祐光とけい光 |
![]() 1本の木に5本接ぎ木→黄蓮華と五島の椿など |
2019.9.12 秋の接ぎ木
あと1週間後には秋の接ぎ木をする予定です。今年は暑かったですね。庭で管理するのは大変でした。これからは少しずつ
気温も下がり接ぎ木をするには良い時期になると思います。温度が20度前後が管理の面から接ぎ木には適しているかも?
接ぎ木する時は余計に1本多く接いでおくと助かると思います。何かの原因で枯れることもありますので、余計に接いで
必要なければ切ってしまいます。これから10月の下旬まで接ぎ木を考えております。来年の春には五島で発見されました
玉の(之)浦の枯れる前の枝を育てた穂木を送っていただき増やす予定です。挿し木と接ぎ木を考えておりますが、挿し木で多く
増やし、これが五島で発見された玉の〈之)浦であると多くの人に紹介しながら、興味を持っていただきたいと考えております。
接ぎ木ですと多少覆輪の出方が変化することもあるかと思われますので、枯れる前の発見された玉の(之)浦そのものの花を
紹介したいと思います。自分だけの楽しみかもしれませんが、期待が膨らみます。
2019.0.7
挿し木、 接ぎ木等について
台風の接近で今日は忙しかったです。30以上の挿し木や接ぎ木の鉢を安全な場所に移動したり接ぎ木の芽が折れないように
移動しました。今回の台風は風が強いというので少し心配です。せっかく1年間世話をしておりますので、大事な品種は特に
玄関先や家の中に入れました。台風の影響を毎年受けやすい沖縄は大変だろうと思われます。
さて、接ぎ木や挿し木もまだまだ大丈夫です。挿し木は9月中にしたいですね。10月でも大丈夫ですが発根が少し心配です。
接ぎ木は何回もお話ししていますが、暑さも和らぎ管理も楽になりますので、比較的楽に活着すると思います。9月20以降に
なりましたら接ぐ予定です。これから接いでも新芽は伸びませんが来年の春に接ぐよりは比較的楽に成功すると思います。
私は今年伸びました新芽をかなり多く接ぐ予定です。2芽くらい残して残りはほとんど接いでいます。来年の春にはビニールを
外し新芽が伸びてきます。春から夏にかけての管理がいらないので秋の接ぎ木はいいですね。
最後に以前ご覧いただいた花を掲載いたします。
![]() 庵紅 → 抱え咲き 紅栄 → 五島の椿 岩永氏発表 |
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2019.8.27 接ぎ木など
挿し木も2か月以上を経過。ほぼ発根していると思われます。昨年と一昨年を含めて1500本近く鉢のままで育てております。
来年の春には畑で管理する予定です。接ぎ木も順調に思われます。実生10年生の台木に100本近くめざし接いであります。
昨年の秋から今年の春に接いだ枝からすでに芽を利用し何本も接ぎ木してあります。最後の画像の白竜からは10本以上の
接ぎ木をし、最近の品種なども2芽を残し太い台木に接ぎ木。これから9月20日以降に再び接ぐ予定です。新品種は1〜2芽残し
接ぎますと秋には再びその新芽の枝を利用し何本も接ぎ木ができます。2年目からは何十本と増えると思います。挿し木は2月
から行い、5月の台木用の挿し木は完全に発根しております。指の太さ位の挿し木で20本挿してあります。また、画像の挿し木は
花芽の付いた聚楽、逆さ富士、卜伴 などの30pくらいの長さの枝を挿し木してあります。ビニール袋は使用していません。
10月頃になりますとビニール袋などは使用せずに鉢に挿し、日陰で管理しますと、高い確率で発根します。1年間いろいろ試しながら
失敗を繰り返し楽しんでおります。 挿し木でも接ぎ木でも直射日光に当てず、比較的大きめのビニール袋と支柱で上手に管理
しますとほぼ成功すると思います。
祈りの女神 → 五島の椿 岩永氏作出の濃紅色 小輪の良花。 紅栄などとともに庭で育てております。
![]() 台木→実生10年生 白竜、青海姫、 望洋など |
![]() 台木→実生10年生 祈りの女神、 鳳凰、 春の台など |
![]() 6月の挿し木→ 聚楽、 逆さ富士、 卜伴など |
![]() 白竜→10個くらいの花芽が付く。 |
2019.8.21 接ぎ木等
接ぎ木も芽が長く伸びるときは良いのですが、1年間全く動かない場合もあります。時には芽が伸びて枯れることもあります。
ある程度陽が当たり、水枯れしないように管理しています。また、肥料や消毒も必要になります。今年は鳳凰や白竜、洋種椿
など順調に成長し、秋に再び伸びた芽を利用できそうです。春に接ぎ木し、順調に成長しますと再び数芽接ぎ木ができます。
台木の状態が大事になりますね。太い台木の場合は数か月前に鉢に植えて接ぐ準備をしております。台木としては指の太さが
ありますと十分だと思います。若木で成長の良い台木がいいですね。接ぎ穂が2本ありますと、秋には伸びた芽を利用し数本
接ぎ木ができます。種子を蒔いたり接ぎ木をしたり、自分ですべて増やされるといいですね。大変なのは最初の数年で、その後は
次から次へと増えていきます。私は接いだり挿したりした苗から伸びた芽を2芽残して、その他の伸びた芽はすべて接いで増やします。
8月も下旬になりましたが、まだまだ挿し木ができる時期です。9月中旬以降接ぎ木も始めます。
望洋の花は五島の藪椿の中でも大変すばらしい花だと感じています。毎年新しい花と出会えてうれしいですね。
まだまだ暑さも厳しいと思われます。元気でお過ごしください。
![]() 太い台木の接ぎ木 白竜、 鳳凰、エンジェル・ウイングズ等 名札のついているのが鳳凰→9月に2〜3芽接ぎ木できそうです 今年は洋種椿や自分の咲かせてみたい品種など接ぎ木する。 |
![]() 以前掲載した接ぎ木です。秋芽が動いてきた ようです。10年生の台木に接ぎ木。自然交配 で面白い花が咲くと良いのですが。 右側の接ぎ木→3mくらいの高さの白椿の枝を ほとんど切り友の浦、蓮華寺、千寿等接ぎ木。 |
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![]() 五島の藪椿 田中範彰氏発表 とても素晴らしい花だと思います。 |
2019.8.17 以前掲載の花
今庭ではアザレアの花が咲いております。色合いが目立つ良い花だと思います。庭木の雅の木に呼び接ぎしてあります。
腕の太さの庭木ですので枯れる心配はないと思います。早春賦や花岬は穂木を送っていただき接ぎ木をしたものです。
どちらの品種もネイミングがいいですね。花色も気に入っています。鹿児島の田邊氏より送っていただいた春サザンカ(祐光?)。
白色に特徴があります。今年の春接ぎ木をしまして、大きく育っております。令和の夜明けは五島の岩永氏の作出です・
多くの実生花を発表されてきましたが、名前にふさわしい花の誕生となりました。今後ますます活躍されますように期待しております。
→ 大切な品種でどうしても枯らさずに大きく育てたい場合、挿し木が確実な方法であると思われます。もし穂木が1本しかない場合、
接ぎ木か挿し木か迷う場合挿し木が良いと思われます。毎年挿し木をしておりますが、夏の場合は挿し木が最も安全で安心して
いられる方法であるように思います。
発根しましたら、2〜3年後に呼び接ぎ等しますと挿し木の苗を鉢植えで育てる何倍も大きくなると思われます。以前にも述べましたが、
挿し木苗は一度庭か畑に植えて呼び接ぎをするほうが楽しみが増え、効果的な育て方だと思われます。取り木も同じだと思います。
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![]() 鹿児島 田邊氏より 春サザンカ 祐光かと思われます。 |
![]() 愛媛県産 15年以上前に接ぎ木 |
![]() 15年以上前に接ぎ木 引き立つ色合いです。 |
2019.8.15 挿し木の状態 → 2か月経過
8月も15日。皆様方の椿の挿し木や接ぎ木はいかがですか。今年は6月が比較的暖かく6月半ばには挿し木を行いました。
写真の状態は1か月半から2か月経過した状態です。1鉢で20本〜25本くらい挿してあります。駐車場に30鉢程度鉢を
吊るしてありますので、500本程度挿したと思います。日本の園芸品種も洋種椿も挿し木ではほとんど発根する感じです。
洋種椿のピンク・ダリアは少し発根しにくいと聞いたことがありますが、3本挿しほぼ安心できる状態になっていると思います。
接ぎ木のピンクダリアは完全に活着しました、2〜3年経過しましたら10年生の実生台木に呼び接ぎする予定です。
何本かは呼び接ぎをして、残りは畑で大きくする予定です。5〜6年畑で育てますと、穂木は十分得られますし、取り木が
できますので、すぐに鉢苗も庭にいっぱい置くようになると思います。三橋孔雀は新潟の大岡氏より穂木を送られ接ぎ木で
育てております。大輪の素敵な花です。
![]() 自分の好きな品種を挿し木 2か月経過 |
![]() 洋種椿 1か月半経過 ピンクダリア、 シューティング・スター |
![]() 長めの挿し木 2か月経過 黒百合、 千寿、三橋孔雀等 |
![]() ベトナメンシス、 小笠原姫椿等 2か月経過 |
2019.8.10 接ぎ木等
8月も10日。厳しい暑さが続き、畑の野菜はぐったりしています。椿の挿し木や接ぎ木も注意を払い管理しています。
挿し木はすでに500本を超えています。来年畑に植えて管理が楽になるように考えています。
7月に接いだものは、ほとんど枯れずにいます。おそらく芽を伸ばしてくると思います。すでに1か月以上経過していますので。
これから接いで芽が伸びるか微妙な時期だと思われます。私は9月下旬から10月にかけて接ぐ予定です。
その頃に接ぎますと暑さ対策などの管理が楽で、ほとんど活着するように思われます。さらに翌年の春には芽が伸びる前に
ビニール袋を外しています。夏の接ぎ木は管理の面で少し面倒なところがあります。あまり欲張らずに接いだり挿したりする
位が最も安全で楽に管理が出来るといつも反省していますが。接ぎ木の問題点は台木が確保できるかどうかだと思われます。
1年中挿し木をしながら、試してきました。今では実生の苗(5年生〜10年生)が利用できますので、とても楽です。
実生や挿し木苗を育てる場所が少しでもありますと、とても楽になります。名札を付けてほとんど植えたままで、1〜2回肥料
を施すだけです。それでも驚くほど成長しております。今年は取り木を1本行いました。足の太さの椿の木の枝に取り木を
行いました。大分剪定がされて、3〜4本に枝が分かれ、曲もあります。おそらく10品種位それぞれの枝に接げるのではと
発根するのを楽しみにしております。山での根の採取が難しい状態ですので、取り木を考えております。
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![]() 左はコレティー、千羽鶴、百合絞 右は色々な品種の接ぎ木 すでに1か月以上経過。ほぼ活着 していると思われます。 |
![]() 紅栄に2本洋種椿が接いであります。少しコブ状態になる。 |
![]() 根元から曲のある台木に接ぎ木。3本接いであります。 |
2019.8.6 挿し木や細い接ぎ木の利用法
8月になり挿し木や接ぎ木をされている方もおられると思います。私は椿を始めたころ挿し木苗や細い接ぎ木は
育つ時間がかかり、手間もかかり出来るだけ太い苗が良いと思い求めていました。10年くらいからは自分で
すべて挿し木や接ぎ木をするようになり、挿し木でも台木でも細くて安いほうが楽しめると実感しました。
それは、太さのある挿し木や、取り木、実生の苗の5年生〜10年生等を用い、挿し木苗や細い接ぎ木苗を
呼び接ぎや胴接ぎ、腹接ぎの材料として利用しますと、2〜3年で見ごたえのある鉢盆栽が出来上がると思われ
ます。挿し木や細い接ぎ木苗を鉢での育てていましたら、5年〜10年経過しましてもそれほ成長は期待できません
でした。それから実生苗を畑で育て現在では10年生やそれ以上の台木が利用できるようになりました。
挿し木や細い接ぎ苗は呼び接ぎの材料として庭木や太い台木に利用すると良いかと思われます。
または、1^2年生の挿し木苗や接ぎ木苗を畑に植え替えて4〜5してから鉢に植え替えるのも良い方法
だと思われます。( もし借りられる畑がありましたら、ほんのわずかな土地でも楽しみだと思われます)
2019.8.2 確実な接ぎ木のために
春から夏に季節は着実に移り変わり、毎日新しい1歩を踏み始めています。同時に接ぎ木なども1月〜4月、5月〜7月と
接いでありますと、それぞれ新芽が伸びてきたり、少ししか伸びないーあるいはまったく伸びない、伸びたが新芽が枯れてしまった
等色々な経験をされている人もあると思います。台木、穂木、支柱、みずくれ、ビニールの大きさ、置き場所等の問題が
考えられると思います。また、接いだ時の縛り方や接いだ場所に水が入らない工夫、外気に慣らす時期、いつまで外気に
慣らしたらよいか等考えますと色々あるように思えます。特に接ぎ木や挿し木が初めての方々には難しく感じられると思います。
そこで私が毎年繰り返し行っています一般的な接ぎ木の仕方を書いてみます。大した方法ではありません。
1. 接ぐ前に指大の太さの台木を前年度(10月頃)鉢に植えて接ぐ準備をしています。→春に揚げ接ぎしても良いと思いますが
前もって鉢に植えておかれたほうが確立が良いように思います。
2. 次に穂木を切り取って接ぎ木をします。接ぐ時に穂木を切り取り使用しています。接ぎ木の方法は色々ありますが自分で
今まで試された方法で良いと思います。私は切り接ぎを行っています。穂木の差し込みは2〜3cm位で行っています。
3.次に細紐で縛ります。時々薄いビニールを蒔いて細紐で縛ることもあります。最後に黒の絶縁テープで巻くこともあります。
4.最後に接ぎ蝋などを用いて完全に水が入るのを防ぐこともありますが、わたくしはローソクを使用しています。
5.次に支柱を立てます。私は竹を切って使用しています。鉢の脇に4〜5本立てます。台木の長さによって支柱の長さも
変わってきます。台木と支柱の間隔が【横、縦ともに)ある程度広いほうが良いのではと思います。
台木は10cm前後に切って接いであります。 →時に5cm前後の時もあります。
細い台木の時は1〜2本、親指以上の時は3〜4本接いでおります。相当太い台木の場合は3〜4本接ぎませんと、接いだ
ところだけ生きていて、反対側などは枯れてくる場合が多くなります。切断した最上部にぐるりと接いだり、最上部より
少し下の胴に数本接いでいます。最近では最上部に6〜8本接いでいます。2〜3年経過しましたら全部まとめて縛り
1本にまとめ木姿を整えていく考えです。
長さは全部同じ高でないほうがいいですね。鉢の半分は少し短く傾斜して
水滴がビニールを伝わって鉢の脇に落ちるようにします。次にビニール袋をかけます。夏の場合鉢全体をぐるりとかけるか、
鉢の中にある支柱ぎりぎりにかけて、鉢全体をくるみません。鉢の中にビニールを置く状態です。鉢の用土の上に置いてあります。
ビニールに土をかけて密閉しても良いのですが、夏の場合はビニールで蓋をする感じで良いと思います。冬の場合は鉢全体を
ビニールで囲っています。
6.最後に明るい直射日光に当たらない場所で管理して終了です。
→ 接ぎ木する前に鉢に水をたっぷり与え、接ぎ木後はそのままビニール袋を被せるだけです。
1か月もすれば成功か失敗かわかりますので、何回でも接ぎ直すことが出来ます。
失敗することもありますので、2本くらい接いでいますと、安心していられると思います。
2本目3本目の穂木は方向を少し変化させて接ぎますと、枝の方向に変化が見られると思います。
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![]() 左の写真は鉢を全部被せない管理 この太い台木には8本接いであります。4本くらい接ぎませんと 周りが枯れてくることもあります。芽が伸びましたら、全部まとめて 1本にまとめ、樹形を考えます。交配にも効果があるかも? |
![]() 1鉢に何本も植えそれぞれに袋を被せて管理します。 土を被せて密閉状態にすることもあります。 |
![]() 密閉状態から土を取り去り風が入るようにしてあります。 外気に慣らしているところです。2〜3月の接ぎ木は30cm位 芽が伸びております。 |
2019.7.30 接ぎ木など
いよいよ7月も終わりですね。ほとんど接ぎ木や挿し木も終わり、時々穂木が送られてきた時接いだり挿したりしております。
出来るだけ早く接ぎますと芽が伸びますので7月中には終わらせたいと思い接いでいました。
今年の接ぎ木は9月下旬から11月にかけて再び行います。来年接ぎ木をするよりも管理がとても楽になります。来年の春
接ぎ木をしますと7月くらいまで管理が必要になるのでは。今年中に接ぎますと、来年の春、芽が伸びる前にビニール袋を
外すことが出来るからです。7月も終わりになりますが、これから本格的な夏の暑さが訪れるようです。体に気を付けて毎日
元気で一日一日過ごしてください。健康であれば、色々なことが出来るからです。 今年の接ぎ木の楽しみは鳳凰、小白竜
西湖、洋種椿などの品種の接ぎ木が成長していることです。実生の10年生の台木ですので2〜3年後には見事な花の鉢植え
が楽しみであります。特にピンクダリア、スイート・ジェーン、コレティー、スプリング・デイズ、 流星、春衣、エンジェル・ウイングズ
等です。
![]() 百合絞、 ダローネガ・、姫サザンカ 台木は実生の7年生・少し立ち上がり見事な曲が見られます。 3週間経過。おそらく活着したと思われます。3本とも生かすか 途中で枯れるかもしれませんので、数本接いであります。 |
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![]() 左はシューティング・スターの庭木への呼び接ぎ ロイヤル・ベルベットの木を切り接いであります。 この写真の接ぎ木は3週間経過。支柱として挿しました 枝がすべて葉が落ちずに生き生きとしています。 |
台木として毎年挿し木をしております。台木の品種は ほとんどが火の国と太郎冠者です。相当太い枝でも 発根いたしますが、小指から親指くらいの太さの枝 を多く挿しております。左の写真くらいの太さです。 時期的にいつが良いかははっきり分かりませんが、 1月〜3月、 6月〜7月、9月〜11月。はっきりと統計を 出しているわけではありませんが、1月〜3月の時期が 発根率が良いように思えます。 |
2019.7.26 接ぎ木や挿し木の状態 → 椿の里さんより求めた品種など
7月も残り僅かになりました。今まで関東地域では例年にないほどの雨量が観測され挿し木や接ぎ木
などには多少不向きな天候であったかもしれません。1月下旬から始めました挿し木や接ぎ木もある程度
順調に芽を伸ばし、これからは台風などの被害に注意しなければなりません。すべて外での管理ですので
毎日いろいろ管理の面で気を配らなければなりません。今日は東京の椿の里さんから求めました品種の
挿し木や接ぎ木などの状態をご覧ください。最初の画像は2月に接ぎ木。リトル・マイケル、都鳥、
高台寺白等。2番目の画像は椿の里さんからのスイートジェーン、とロブロイの接ぎ木です。花芽の付いた
まま接いだり挿してありますので、花が咲くまでそのままにして、写真を撮ってすぐに花を落とす予定です。
3番目の画像は白竜と伊予姫の接ぎ木です。庭木や太い台木にも接いで花名を楽しんでおります。最後の
画像は椿の里さんからの洋種椿の挿し木です。スイートジェーン、ロブロイ、スプリング・デイズ、ピンクダリア
などを挿してあります。接ぎ木や挿し木ともに40日ほど経過していますので、順調に育っていると思います。
椿の里さんからは挿し木の仕方など教えていただきとても参考になりました。今日ご覧いただいた品種の花が
咲き、楽しめる日を心待ちしています。
接ぎ木や挿し木では品種名を葉裏に書き、成長してから名札を付けています。名前は彫刻刀を用いて色鉛筆で
擦りますと名前が浮かび出て、すぐには消えず長持ちするように思います。
![]() リトル・マイケル、都鳥、高台寺白の接ぎ木 |
![]() スイートジェーン、とロブロイの接ぎ木 |
![]() 白竜、伊予姫の接ぎ木 |
![]() スイートジェーン、ロブロイ、スプリング・デイズ、ピンクダリア の挿し木 →40日経過 |
2019.7.23 接ぎ木など
春からの接ぎ木が大きくなりました。色々な台木を使用していますので、新芽が伸び方が違います。
最初の接ぎ木は昨年の12月に接ぎ木したかぎろひです。3番目の接ぎ木は春サザンカの祐光です。
鹿児島の田邊先生から送られた穂木を接いだものです。とても白覆輪が多く見られる品種だそうです。
そのほかに4品種ぐらい伸びております。最後の写真は挿し木をしている鉢です。今年は25鉢くらい
吊るしてあります。6月中旬から挿しておりますので、そろそろカルスが形成され8月15日ごろから発根
し始めると思われます。大きな鉢には20本くらい挿してあります。畑に植えないと管理が出来ないと思われます。
最後に百合の花です。カノコユリだと思います。百合の中では遅咲きの花だと思われます。種子島や鹿児島
に住んでおられた方から譲られた百合です。夏に咲く花が少ないですので、この時期に咲く花はいいですね。
挿し木は9月〜10月くらいまで心配ありませんが、接ぎ木では新芽を出させるには出来るだけ7月にされるほうが
安心だと思います。時間的余裕がありましたら、この夏にぜひ接ぎ木や挿し木をされてください。
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![]() 左の接ぎ木はかぎろひです。 この花はカノコユリです。 |
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![]() 左は春サザンカの祐光です。 駐車場に吊るした挿し木苗です。吊るしてありますので 管理が楽で、水かけをするだけです。 |
2019.7.15 山ユリと接ぎ木等
今日も雨が降り続いています。7月も15日。色々な面で影響が出ているようです。椿の挿し木や
接ぎ木などにも多少の影響があるかもしれません。今日は先日掲載しました山ユリの実生です。
純白の山ユリが咲いていました。種子を蒔いて7年目ですが、椿同様種子からは思いもよらぬ花
が咲くものです。庭に植えただけでまったく管理はしていません。山で咲く山ユリの成長する条件
と同じ状態で管理が出来ると枯れずに毎年咲き続けてくれるのでは?次の写真は洋種椿の挿し木
です。すでに20日以上経過。水の与え方を考え管理しています。3番目の写真は太い台木に接ぎ木。
白竜、 鳳凰、 エンジェル・ウイングズ等接ぎ木。大きく育っています。最後は接ぎ木の管理状態です。
すでに半月以上経過。完全な密閉状態で管理。この中には比較的細めの台木が5〜8本ほど入っています。
1鉢接ぎ木するのに30分程度です。大きな太い台木の管理と少し違います。椿の剪定もあと少しです。
雨が降り続いていますので、健康に注意しながら色々管理しています。
![]() 山ユリ→自然実生 右側は河原ナデシコ |
![]() 洋種椿の挿し木 フランク・ハウザー、 ブライト・アイズ等 |
![]() 太い台木の接ぎ木 白竜、 鳳凰、エンジェル・ウイングズ等 |
![]() 細めの台木の接ぎ木管理 5本〜8本の台木が1鉢にあります |
2019.7.13 アザレア椿の花と接ぎ木
真夏に咲くアザレア椿。今年は6月下旬に蕾が開き始めて、7月5日ごろ咲き始めています。
この花は2回目の花です。太い庭木に接いで3年目。雅の庭木を2〜3枝残し接ぎ木したものです。
見事な色合いをしています。沖縄の日高氏作出のアザレア椿の実生日高の輝も蕾が沢山見られます。
今日は小雨が降り続いていましたが、玄関先で3本の台木に接ぎ木をしました。台木は出雲大社藪や
紅栄等自宅に何本もある園芸品種を用いております。接いだ品種は西湖、 君が代、 黒百合
クイーンビー、千寿、 シューティング・スター等です。今年芽を伸ばした細い竹を鉢に4〜5か所
差し込み、その上からビニール袋をかぶせて終わりです。ビニールの端に土をかけて完全に密閉状態
にするときもあります。非常に簡単で30分位で終了です。最後に明るい直射日光の当たらない場所に
おいて管理します。今接ぎ木しますと芽が伸びてくると思います。接いだ後に水が入らないように接ぎ蝋等
数種類ありますが、わたくしはローソクを使用しています。完全に接いだ場所をビニールなどで縛れば
そのままでも大丈夫かと思います。接ぎ木をする時鉢に植えられた台木がありますと簡単で成功率も
良いと思います。太さはボールペンから小指位の太さで十分だと思われます。若い台木のほうが成長が
良いように思えます。紐は写真のような100円ショップで求めています。出来る限り7月に接いで芽が
伸びるほうが楽しみが増えるかと思います。
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2019.7.11 山ユリの実生花 等
実生7年目の山ユリの花で紅筋入りの花が咲き出しました。神奈川県の大船フラワーセンターで見られますが
10年に一度位しか出現しない山ユリの変種と言われております。ネットで見ますと、今では個人的に求める
事が出来ますが、自分の庭で紅筋入りの花が咲いてくれるとは、驚きました。大事に育てて沢山増やしたい
ですね。同時に黄色の筋が薄い花や少し変わった花色も見られます。椿の挿し木は今日ですでに400本近く
挿し木をしました。雨や曇りの日が多く水やりに注意しています。直射日光に当てない。明るい場所であること。
ビニール袋内がある程度湿度が多く、適度に蒸れてカルスを形成する条件を整える等心がけています。
そのためには大きめのビニール袋の使用が良いと思います。次にビニールに入れた鉢を吊るすことに意味が
あるように思います。大きな鉢内には30本程度の挿し木をしてあります。6月に挿した穂からはカルスが形成
され始めたと思います。8月10日ごろには発根するのではと思われます。庭ではすべての椿の剪定を行っています。
ゴミ袋で10袋以上剪定をしました。どの枝を挿し木しようかと考えながら剪定をしていますと何日あっても終わりません。
大事な品種を主に挿し木接ぎ木を繰り返しています。今年は色々な植物の枝を挿してありますので、9月頃の
確認が楽しみです。畑では色々な野菜が収穫できています。元気で楽しく生活できることが一番ですね。
![]() 山百合の実生花 紅筋入り |
![]() 山ユリの実生花 黄色の薄い実生花 |
![]() 接ぎ木の新芽が大きくなりました。 |
![]() 今日で400本近く挿し木をしました。 |
2019.7.4 今年の心に残る花
五島の岩永氏から長い間送っていただいた種子から多くの花が咲いております。畑で管理しながら
楽しんでおります。今年の接ぎ木もほぼ終わり、新芽を伸ばしております。これから接ぎ木や挿し木を
されるときは管理が大事になりますね。直射日光に当てずに、ある程度明るい場所に置いて管理
しています。(駐車場に多く置いてあります)知り合いの人は自宅の庭が木々で覆われていますので
その木々の下に置いてあります。多少の木漏れ日が当たり手間もかからず、管理するにはとても
良い場所だと感じました。植物の成長には光はとても重要な要素ですので、まったく日の当たらない
暗い場所に置きますと良い結果は望めないかと思われます。春から夏に接ぎ木をする場合ビニール
袋が比較的大きいほうが良い結果が期待できるように思います。すなわち、接いだ穂木を被せる
大きさが小さなビニール袋よりも比較的より大きめなビニール袋を用いて管理しています。
大きな袋であれば、高温であってもすぐに影響を受けることもないように感じられます。小さなビニール袋
であれば、すぐにビニール内の温度は上昇し葉が落ち、枯れる心配があります。私は大きなビニール袋の上に
竹で支柱を立て寒冷紗や段ボール箱を置き管理しています。(特に庭木での接ぎ木の場合)
直射日光が当たらない場所での管理の場合はそれほど厳重な管理は必要がないと思われます。
ただし、ビニール袋は少し大きめの物を使用し蒸れすぎないことに注意しています。他に注意している
事は支柱の立て方に注意しています。家の屋根の傾斜のように水滴がビニール袋を伝わって鉢の端の
用土に落ちるようにしています。ビニール袋がたるんで水滴が接ぎ木の芽にあたる事がないようにしています。
下の花はそれぞれ特徴があり気に入った品種です。
![]() 八尋晋作氏発表 |
![]() 岩永 章氏より穂木を送られる。 |
![]() 15年以上前に穂木を送られ接ぎ木する。愛媛県より |
![]() 岩永氏の発表品種。 |
2019.7.1 私の挿し木
7月に入り本格的な椿の作業の時期になりました。今年は6月が暖かく私は6月15日から挿し木や接ぎ木を
行ってきました。挿し木は多くの苗が簡単に増やせますので、とても便利な方法かと思います。2〜3年
経過しましたら呼び接ぎの材料として大変便利です。また、数年畑などに植えておきますと大きく育ち綺麗な
花をたくさん咲かせます。今まで何回となく挿し木について述べてきましたが、簡単に私の挿し木の方法を
まとめてみます。必ずしも私の方法が最良とは言えません。場所や天候、管理状態によっては全くうまくいかない
事もあるかと思います。参考にしてください。
1) 穂木を水に浸す(2〜3時間)直接挿しても影響がないかと思われます。
2) 穂木を10本〜15本挿せる鉢に穂木を挿します。(葉と葉がぶつからないくらいの間隔があればと思います)
用土は底に中の赤玉を入れ、あとは鹿沼土の細粒です。
3) 穂木を挿す前に丁寧に用土を洗うように水道水で水をかけます。完全に綺麗な水が鉢底から流れるのを確認します。
4) 穂木を挿してさらに水道水で水を丁寧にかけています。用土を綺麗にするためと穂木の安定(揺れない)のためです。
5) 穂木の葉は2〜3葉残して挿しています。
6) 次にビニール袋に入れて吊るします。駐車場に吊るしますので、大きめのビニール袋を使用しています。
支柱などは使用しません。ビニールを吊るしますと、円錐形になりますので水滴が袋を伝わり
穂木に落ちないで鉢の周りに落ちるようになります。
7) 袋に1〜2か所ナイフで切れ目を入れて水をかけられるようにします。同時に鉢底にも切れ目を入れて
水が外に流れるようにします。
8) 真夏になりましたらビニール内の熱い空気を外に出すために最上部に切れ目を入れて熱い空気が外に出るようにします。
9) 挿し木から1週間後には水かけは天候具合で調整し1日に1回あるいは2〜3回と考えながら与えています。
10) 最後に直射日光は絶対に当てないようにしています。挿し木から2か月すれば発根していると思われます。(おおよそです)
挿し木はそれほど難しい作業ではないと考えております。直射日光だけ当てないで、明るいある程度ビニール袋内が蒸れる場所
がいいですね。駐車場と同じような条件を整えて挿し木をされるとうまくいくのでは?(私の駐車場は6時間くらいしか陽が当たりません)
良い結果が得られ、良かったと喜べる日々が来られるといいですね。接ぎ木もがんばってください。
2019.6.30 今の作業と接ぎ木など
明日から7月です。挿し木や接ぎ木はいかがですか。私は接ぎ木は80%終わり挿し木も大事な品種は
終わりました。現在庭木の剪定をしております。写真の庭木は紅栄です。2m以上になり相当の枝を
切りすっきりさせました。紅栄の周囲には私の好きな品種をまとめてあります。2番目の写真は挿し木
をした鉢を吊るしてあります。毎年こうして挿し木をして8月中旬以後に発根すると思われます。
毎日午前と午後の2回水をかけております。1週間後には天候具合を考慮しながら水くれを行っています。
挿し木は最も簡単な増やし方で発根率も非常に高いです。次の写真の接ぎ木は庭木の太い枝に接いでいる
西湖と白竜などです。すでに外気に慣らしています。新しい品種は庭木に接いで2年目の秋にはその穂木を
利用し沢山増やしています。最後の挿し木は来年用の台木作りです。品種は太郎冠者と火の国です。
台木は挿し木と実生苗を利用しています。昨日は太い枝の取り木も行いました。相当の太さの枝ですので
来年の春利用できるか分かりませんが、秋には利用できると思います。これから挿し木や接ぎ木には
良い時期です。ぜひ楽しんで行ってみてください。
![]() 紅栄 ( 五島の岩永氏発表 )の剪定 |
![]() 駐車場に吊るした挿し木の鉢200本近く挿してあります。 |
![]() 西湖と白竜の接ぎ木。他にも色々庭木に接いであります。 |
![]() 台木用の挿し木。親指以上の枝です。20本発根を願っています |
2019.6.24 接ぎ木や黄金オニユリなど
春の接ぎ木はすでに芽が伸びて外気に慣らしています。全部で100本ほど接いでいます。
時間がある時は穂木を取ってすぐ接いでおります。最初の接ぎ木は小笠原姫椿(中央の接ぎ木)
左が都鳥(10cmほど伸びています)都鳥はいいですね。大きくなりますと見事な花が見られます。
他に3品種接いであります。 2番目の百合は五島から送っていただいた黄金オニユリです。
いい花ですね。ムカゴが沢山見られますので、増やすのは簡単です。この花も数年前に蒔いたムカゴ
から咲いた花です。3番目の写真はむかごの付いた状態です。5本ありますので50個くらいは付いて
います。山ユリ等とともに我が家の庭を飾ってくれそうです。最後は数日前に接いだものです。鉢で
接いだあと発泡スチロールに植え替えます。細い竹を準備して接いだ後
台木の周りに4〜5本支柱として立て、ビニールの周りに土をかけて終了です。6本台木に接いであります。
8月には芽を出してくると思われます。今年芽を出させるには7月中に接いだほうがいいですね。
![]() 小笠原姫椿は葉に特徴があり、葉の数が多いいです。 |
![]() 黄金オニユリ。 見事な花だと思います。 |
![]() ムカゴが沢山見られます。 |
![]() 接ぐ1か月前くらいに1か所に台木を植えて おられると便利です。大きな袋1枚で済みます。 |
2019. 6.20 6月の接ぎ木
本格的な椿の季節になってきました。挿し木でも接ぎ木でも大丈夫だと思います。すでに挿し木や接ぎ木を始めています。
挿し木はいつものように駐車場に吊るして管理してあります。おそらく発根するための条件がうまくマッチしているものと
思われます。最初の写真は太い台木に8品種接いであります。6月17日に接ぎました。1本の台木に8品種接いであります。
太い台木の場合は1か所だけ接ぎますと、反対側などから枯れ始める危険性があります。ですから、なるべく台木の周囲に
ぐるりと接いでいます。2週間経過しますとうまくいったかどうかの判断が出来るかと思われます。真ん中の花は名護蘭です。
他にもいろいろ接ぎ木や挿し木を行っています。今年は鉢で鑑賞するために台木を短く切り。どこにでも置けるように育てて
鑑賞したいと思います。7月の中旬位までには接ぎ木は終わりたいと思います。次の接ぎ木は9月中旬から始めます。
![]() 白竜、小白竜、三橋孔雀、聚楽、 黒百合等 |
![]() 名護蘭 |
![]() 好きな花の接ぎ木 台木は実生10年生 |
![]() 黄金オニユリ 五島より |
2019.6.9 小白竜の状態
今年は小白竜が大きく成長しました。昨年この木から5〜6本接ぎ木をしました。今年は
新芽が大きく伸びて15芽位接ぎ木が出来そうです。白竜も接ぎ木して伸びております。
花芽も7個位付いています。このまま大きく育てても良いのですが、太い台木に数本接ぎ木
しますと、すぐに大きく育ちますので気に入った品種は1本大事に育てるよりは太い台木や
庭木に接ぎ木したほうが2〜3年後には数倍大きく成長し、増やすこともできると思います。
右側の百合は五島から送られた黄金オニユリです。種子を蒔いて今年初めて花芽を持ちました。
黒く丸みを帯びているのを蒔きますと来年芽が伸びてきます。左側の1本生えているのは
黄金野ユリです。この他に日本の山ユリやカノコユリ等これから咲き出しそうです。
![]() 小白竜接ぎ木3年目 |
![]() 黄金オニユリ 2年前に五島の田中氏より送られる。 花芽があり今年は咲きそうです。 |
![]() 小輪の可愛らしい花です。種子を蒔いてすでに 10年位経過。 実生での花は、これからは赤花よりも、 違った色合いで花形に 特徴のある花を期待したいと思います。 |
![]() 10年以上前に求めた品種で 綺麗な花です。 マーク・アラン・バー等とともに人気のある 品種ではないでしょうか。 |
2019.6.8 接ぎ木の状態
梅雨に入りすべてのビニール袋に切れ込みを入れ、外気に慣らしています。鳳凰や白竜、洋種椿も順調に育っています。
10年生の台木に接ぎ木して秋までには接ぎ穂を充実させ、接ぎ木をする予定です。台木が太いので新芽の伸びも速く
秋には再び気に入った花の接ぎ木が出来そうです。ポットボトルでの挿し木も多くなり衣装箱で管理しています。
ボトル内の湿度、温度、 日の当たり方等に注意を払い管理。すでに15日経過。桜や梅の葉も落ちずに青々しています。
椿は安心していられます。一番発根してほしいのは梅の木です。野梅性などは比較的発根いたしますが、緋梅性などは
発根しにくいです。桜の木はすでに何本も発根しておりますので発根すると考えております。すべて発根した2〜3年後に
呼び接ぎしますと成長は速く、取り木などで太い枝を得ることが出来ます。
![]() まほの笑み、 村下、 鳳凰、 祈りの女神等 |
![]() 鳳凰(手前に垂れている枝) 小白竜、白竜、 等 |
![]() ペットボトルでの挿し木→今日で17本 衣装箱で管理 |
2019.6.7 アジサイの花等
今日から梅雨に入りました。少し肌寒く感じます。庭ではアジサイの花が咲き出しました。小輪の花は鉢で育てますと
さらに小さな花を咲かせてくれます。挿し木で簡単に増やせますので、知り合いの人たちから枝をいただき挿しています。
ペットボトルでの挿し木は今日で2週間経過。ほとんど葉も落ちずに順調に思えます。梅雨が終わりましたら本格的な挿し木
や接ぎ木を考えております。今年は少し油断をして春の接ぎ木が少し枯れていました。大変暑い日々が続きましたので
葉が落ちたり、新芽が焼けたりしました。色々な箇所に同じ品種を接いでありますので、心配はなさそうです。
来週から駐車場に挿し木を吊るす作業が始まります。接ぎ木も考えております。今年の接ぎ木は新しい接ぎ木をしたいと
思います。秋まで何回でも接ぎ木が出来ますので、色々試したいと思います。今年の接ぎ木は洋種椿を少し多めに接いで
2〜3年後を楽しみに待ちたいと思います。
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2019.6.2 接ぎ木や挑戦
いよいよ新芽が固まり始めましたのでペットボトルで挿し木を始めました。すでにペットボトルでの挿し木は
本や雑誌、あるいはネット等で説明がされていると思われます。私は初めての挑戦です。自分なりに工夫
してこのようにすれば、上手くいくのではないかと考えながら挿し木をしました。ボトルの中にある程度
水をいれ、自然に水が外に出るようにある程度の高さに切り込みを入れてあります。またボトルの蓋を利用
しないで紙テープで蓋をして天候具合でいつでもテープを半分くらい開けて、中の暑い空気を外に出るように
します。雨が降りそうな時はテープを完全に蓋の代わりにして雨水が入らないようになります。現在ペットボトルを
10本利用。成功するかどうかは管理次第だと思います。いかにカルスを出させる工夫をするかだと思います。
![]() セッコク系の花 名護蘭やその他の蘭も一緒に 植えつけてあります。 右の写真→今年の春接ぎ木。大きなビニール 袋で押さえつけられて上部が曲がってしまい 竹の支柱を立て外気に慣らし始める。 秋接ぎではこのような外気に慣らせる 作業はほとんどありません。 |
![]() ベトナメンシス 奥に流星、春衣を接いであります。 |
![]() 大きな梅の木に緋梅を接ぐ。 枝が伸びすぎて ビニール袋に届いて手前に曲がってしまいました。 20年生の梅の木でです。 この梅の木には4品種の梅が接いであります。 黄金梅や緋梅、青軸性の梅や野梅性の梅 などです。このような大きな梅の木に接ぎ木を する時はすべての上部の枝はほとんど剪定を して接ぎ木します。来年は手間に曲がった枝を 利用して他の枝に接ぐ予定です。新芽を接ぎ木 すると違いほぼ100%接ぎ木が成功すると思い ます。この木には黄金梅やほかの品種も接いで あり、すでに花も咲いております。何本でも 接ぎ木が可能になると思います。 |
![]() ペットボトルでの挿し木 5月25日から梅、桜、椿を中心としてペット ボトルで挿し木を始めました。今日で1週間 経過。ペットボトルには2か所ナイフで3p程 の切り込みをしてあります。上部は紙テープ を載せて開け閉めが出来るようにしてあります。 さらにボトルの外側も紙テープを張り付けて あります。多少陽が差し込むようにしてあり ます。今年が初めての挑戦です。桜と梅の 葉は全く落ちておりません。ボトルの中に水 が少し入っています。水を与えなくとも蒸気で 水分を補い、カルスが巻くことを期待して? |
2019.5.27 挿し木や菊の植え替え
近くの公園やお寺の庭ではアジサイの花が咲き始めています。今では多くの種類のアジサイが咲き、交配により
色合いや花の大きさも驚くほど多く見られます。私の庭でも数種類のアジサイが咲き始め春から初夏への季節の
移り変わりを感じております。
最初の菊はザル菊と呼ばれています。丸くこんもりとなる菊です。3月に挿し木をした苗です。すでに、ある程度の形を
なしております。これからは消毒や肥料、水くれ等の管理が必要かと思います。黄色、白、ピンク、桃色等6種を育て
ております。畑にも50本ほど植えております。アジサイは2番目が未来、3番目がヤマアジサイです。菊同様すぐに
挿し木で増えます。最後に椿の3月挿しです。挿してある品種は赤羽衣、 洋種椿、 紅都鳥などです。3か月経過。
これから、まもなく再び挿し木が始まります。すでに五島の椿や芽が伸びた枝を挿して色々な木の木陰に吊るしています。
桜や梅の挿し木も始めております。これからも椿、桜、梅、草花等挿し木をする予定です。すべて発根しないと思いますが
1本でも発根しますと、来年増やすことが出来ます。初めて試す時が最も大事かと思います。とにかく色々な方法で試して
確認しております。
![]() 黄色のザル菊。すでに丸まってドーム型をしております。 |
![]() アジサイ → 未来 |
![]() ヤマアジサイ → 藍姫 |
![]() 椿の挿し木→赤羽衣 挿し木3か月経過 洋種椿も3品種あり |
2019.5.25 私の好きな花
5月なのに30度を超す日々が続きそうです。春の接ぎ木の管理も大事になってきます。温室や管理場所がある
所では安心していられると思いますが、外で管理している場合はそろそろビニール袋にナイフなどで数か所切れ込み
を入れて新芽を外気に慣らす必要があるかもしれません。今日の花は花弁が小さく細長の花です。
これから、これらの品種の呼び接ぎを行う予定です。鳳凰などもすでに6〜7cm位伸びております。小白竜の2年前の
接ぎ木は新芽が20近く利用できる状態です。また沖縄の椿イジュ(伊集)を接ぐ予定です。ほのかに甘くさわやかな香りが
するそうです。梅雨時に咲くヒメツバキ族の高木で小さな白花をたくさん咲かせるそうです。小笠原姫椿も育てています。
このような小さな細長の花も人目を引き付け、可憐さに心打たれるかもしれません。
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2019.5.23 私の好きな花
数日で6月になります。今日椿の新芽の葉を確かめたところ、だいぶ固まり始めました。
新芽も伸び初めて剪定もしなくてはなりません。家庭用のビニール袋に10以上剪定をし
処理しています。次々と毎年剪定をしては処理しています。全部ゴミとして処理しても良いのですが
いつもの癖で挿したり接いだりして増やしてしまいます。私の知り合いの人もビン接ぎなどして
駐車場内で管理していました。私はすべて外で管理していますので苦労いたします。
まもなく私の季節が始まりそうです。
褒賞と紅栄は五島の椿です。とても素敵な藪椿です。白菊もいい花ですね。洋種椿のエレインズ・ベティー
も豪華で好きな花です。今年も洋種椿を数種類接ぐ予定です。アメリカから求めてすでに10年以上
経過しておりますが、再び洋種椿を増やす気持ちになりました。今年1年で20本近く増やす予定です。
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![]() エレインズ・ベティー |
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2019. 5.20 私の好きな花
すでに梅雨入りが始まった地域もあり、豪雨のために被害が心配されます。庭の椿の新芽の状態
を観察していますが、だいぶ固まってきました。すでに挿し木を試しました。ざわざわと新芽が伸び
覆いかぶさってきましたので時々剪定しております。6月中旬になりますと完全に挿し木は大丈夫
だと思われます。4月6日に挿し木しました洋種椿や藪椿は完全に新芽を伸ばしております。2月〜
3月に挿しました台木用や五島の椿などの太い枝も順調に新芽を伸ばし発根したのではないかと
思われます。さらに都鳥の挿し木30本程度も順調に育っています。すぐに6月中旬になりますと
多くの剪定する枝がありますので、10本単位で挿し木を予定しております。夏の挿し木は最も簡単
に発根しますので、珍しく、あまり他では見られない品種を増やすには絶好の時期だと思います。
それと同時に接ぎ木もする予定です。夏の挿し木や接ぎ木での注意点は管理が大事に思えます。
挿し木では私は午後2時まで陽が当たる駐車場に吊るすだけです。20〜30本挿した鉢をビニール袋に入れて
吊るすだけです。おそらく駐車場が発根の条件にうまくマッチしたのだと思います。吊るすだけですので
場所も取らず管理も楽です。挿して1週間くらいは毎日午前午後と2回水を与えています。ビニールの底に
穴をあけて水が外にこぼれ、ビニール内にたまらないようにしてあります。楽しみな時期がきますね。
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2019.5.17 私の好きな花
今日の椿は違った意味で好きな花です。 夢の故郷は東京に出かかたとき求めた椿です。すでに15年程度
経過しているのでは? 古都の香りは新潟の大岡氏より穂木を送っていただき接ぎ木したものです。
香り椿で良い花だと思います。 耳納の香も香り椿です。春の台が種子親ですので綺麗な花です。香り椿
では珍しい花色で良い椿の誕生ではないかと思います。耳納の香は今年2本接いで枯らさないように注意して
おります。絶対に長く保存したい品種は庭木に接ぐか挿し木をして多く増やしています。真夏の挿し木ではほぼ発根
しますので、増やすには最も簡単です。2〜3年しましたら畑に植えて大きくするか、庭木に呼び接ぎします。
太い庭木に接ぎますと、ほぼ安心していられます。
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2019.5.16 庭の植物等
今日は庭の植物。特に寒葵です・山地の木陰に生える。茎は短く、地上をはい、長い柄のある卵円形の葉を数枚ずつつける。(
ネット上の説明 )
斑入り大ハンゲは五島の荒木氏から送られたものです。椿の春の台は昨年の10月に接ぎました。3月に袋を外し外気に慣らしています。
いつもお話いたしますが、夏から秋にかけて接がれますと春の管理がとても楽です。昨年の秋の接ぎ木はほとんどこの春の台と同様芽が伸びています。
今日気が付きましたが、今年最初のチャドクガを見つけました。すぐに消毒しました。そのままにしておきますと、新芽が相当食べられてしまいます。
これから毎日庭の椿に注意しなければなりません。せっかく接いだ椿が一晩で食い荒らされてしまいますので。
![]() 寒葵 |
![]() 斑入り大ハンゲ 右側→ 春の台 秋接ぎ |
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![]() オータム・グローリー 秋接ぎ |
2019.5.14 庭の花 私の好きな花 再び掲載
久しぶりに雨が降り、水を鉢物にかけずにすみました。畑の野菜のためにも良い雨でした。
畑では今キュウリ、 ナス、 トマト、 オクラ、 黒豆 カボチャ、 スイカ等植えてあります。
菊苗も30本植えました。さらに30本挿し苗がありますので順次植える予定です。
岩石蘭は毎年咲いてくれます。庭に植えますとかなり増えてます。接ぎ木はビニール袋を外して
すでに2か月経過。昨年の秋接ぎですので管理が楽です。手前の葉の細い品種→小白竜
その後ろが→ 聚楽 左側の長い2本の枝が伊予姫です。これから新芽が長く伸び続ける
と思います。小白竜はたったの一芽を接ぎましたが、この一芽から今年の秋には5芽位接げる
ようになると思います。伊予姫はすでに多くの新芽を伸ばしています。6月下旬から7月までに
接ぎますと今年中に芽が伸びてくると思います。これから接ぐ予定がありましたら、鉢苗の台木か
鉢に前もって植え接ぎ木の準備をされると管理が楽になると思います。鉢に植えられた台木なら
どこにでも移動ができ、外出等の際鉢を移動できますので管理が楽になりますね。さらに鉢苗ですと
接ぐときに楽に接ぎ木が出来、失敗が少なくなると思います。最後の花咲く未来は鶴姫の自然実生花です。
これからは樹木の挿し木を予定しています。色々楽しみな季節になってくると思います。
![]() 岩石蘭 |
![]() 小白竜、聚楽、伊予姫 等 |
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2019.5.13
庭の花 私の好きな花 再び掲載
早いもので5月中旬。6月には中旬〜下旬にかけて挿し木や接ぎ木もしております。今日も試しに
2回目の梅や椿の挿し木をしました。新芽が伸びいくらでも出ておりますので剪定して捨てるつもりで
試しております。遊び半分なところもありますが。挿し木は毎年枝を切って駐車場に吊るすだけです。
どんな品種でもほぼ発根しております。駐車場に陽が当たるのは午後2時ごろまでです。挿して8日〜10日
間は毎日ホースで水を与え、それ以後は天候にもよりますが2〜3日に一度だけです。真夏日は毎日
午前と午後1回与えております。蒸れるいけませんので1か月くらい経過して袋にナイフで2〜3か所
切れ込みを入れてビニール内の暑さを外に出るように管理しています。今日の花はすでに掲載した花
ですが、わたくしが気に入った品種です。紅福籠は岡山産の品種ですが良い椿です。広西美人は
長崎産の椿で20年以上庭木として咲き続けています。夢の扉は五島の藪椿で田中範彰氏の発表
品種です。どの花も私には感動を与えてくれた花です。弥生姫は五島の岩永氏の発表品種です。
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2019.5.12
庭の花 私の好きな花
5月も中旬になろうとしています。新芽の葉が固まり呼び接ぎなどが出来る時期がもうすぐです。
色々な木々の挿し木を待ちわびています。特に桜です。5月下旬ごろから挿し木をする予定です。
菊の挿し木もすでに50本近くしました。畑に植えて夏から秋にかけて花を咲かせる予定です。
椿の接ぎ木も順調です。庭木や鉢の台木に接いだ芽が伸びています。昨年の秋接ぎはすでに
ビニール袋を外しています。これからは自分が気に入った椿を求め楽しんでいきたいと思います。
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2019.5.9 庭の花 私の好きな一重小輪花
今日も私の好きな花を掲載いたします。色々な花色や大小の椿の花が見られます。同じものを毎日
見ていますと芽が慣れてきまして、他の花が欲しくなります。同じような花色や大小の花が沢山ありますので
ある程度気に入った花を集めて、そのほかに比較対象出来る花をある程度揃えるといいですね。
これは凄い花だという品種を数種類持ち、あとはその花を引き立てる花を数種類植えておきますとお互いの
花がそれぞれ引き立てあってそれぞれの花の価値を高めてくれるものと思います。日本種あり、洋種ありといった
具合に違った花色大きさの椿を植えておかれるといいですね。
今日の矢上は岩永氏の発表品種です。果実も大きいときております。花も素晴らしく気に入っております。筑紫舞はかれこれ
10年は経過すると思います。今年咲いているのを見て、再認識いたしました。草原の輝きは五島の種子から誕生しました。
色鮮やかな見事な花だと思います。白手香は福岡の八尋氏の育てていた椿だと思います。筑紫舞も八尋氏の発表作品では
ないでしょうか。これからはますます同じような品種が沢山発表されると思いますが、何か大きな特徴のある花が人気を増す
ようになると思われます。花の見方の基本を押さえながら、特徴のあるまとまった品種を求めたいと思っています。
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2019.5.9 庭の花 私の好きな一重小輪花
今年掲載しました椿の花で私が好きな花を数回にわたり再び掲載いたします。 これらの花は私が偶然出会ったあるいは
五島の趣味家から届けられた品種がほとんどです。白穂は五島の岩永氏の実生花です。白花では私が出会った花の中でも
ずっと育てたい花のひとつです。望洋はやはり五島の田中氏の発表品種です。これも見事な花だと感じております。久田紅は
偶然東京の園芸店で見つけた花です。全国には個人的に育てている見事な花が相当あると思います。自分が気に入った
品種を育て楽しんでいる生活は楽しいものです。毎年接ぎ木や挿し木などしながら増やし、知り合いの人と交換したりしながら
品種を増やしています。椿だけでなくほかの植物にも興味を持ち色々育てております。同じことだけをやっていてはいけないと
言われますので、まったく違った趣味も行っています。椿も花を咲かせるまで少し時間がかかりますが、うまく剪定などして管理
しますと大変綺麗な花です。あまり大きく育てないで庭先で鑑賞できるくらいの大きさで数種類育てて楽しんで下さい。
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2019.5.5 五島より 令和の夜明け 岩永 章氏発表
以前掲載いたしました令和の夜明けです。新しい時代の夜明けにふさわしい椿の花になりました。
五島より多くの藪椿や実生花を発表されてきました岩永 章氏の発表。この発表品種の名前のごとく
令和の時代が平和で安心して生活できる時代の夜明けであってほしいと願っております。
色々な災害や困難が待ち受けているかもしれませんが、お互いに寄り添って心豊かな毎日を過ごせる
ように努力したいですね。
紅福籠は岡山の椿と記憶していますが、長年我が家で見当たらなくなり、今年やっと探し当てました。
望洋と同じく私の記憶に残る品種です。太い白の紐をつけて大事な品種はすぐに分るように印をつけました。
大事な品種はすぐに挿し木や接ぎ木をして増やしておくと安心していられると思います。
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2019.54 庭に咲く花
今日は以前掲載しました花をご覧いただきます。色々な花を組み合わせて写真を撮りますと華やかで
いいものです。色の組み合わせを考えて配列しますと素晴らしい作品になると思います。
真ん中の望洋は五島の田中氏の発表されました藪椿ですがとても整って、色合いも私の気に入った花
の一つです。数年前に穂木を送っていただき挿し木や接ぎ木をして3年目で花が咲いてくれました。
今年は太い台木に他の品種と一緒に接いで花を咲かせたいと考えております。田中氏は数品種五島の
藪椿や実生花を発表されておりますが、藪椿の中でも感動する花を見い出しては報告してくださいます。
五島の大自然からさらに素晴らしい花を見いだし、五島の藪椿の美しさを日本全国に届けてほしいですね。
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2019.5.4 庭に咲く花
ほとんど咲終わりの花です。宇宙の光や津川絞の花色も本来の花色は見られません。特に斑入りや絞などの花は
カタログやネットに出ている花色と違いますね。これからの楽しみは接ぎ木や挿し木の成長です。
新芽が固まる5月中旬以降になりますと呼び接ぎや取り木を行います。6月中旬になりますと挿し木や接ぎ木の準備を
行います。
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2019.5.3 庭に咲く花
だいぶ暖かくなりました。接ぎ木の芽も伸び始め、大事な品種が目を伸ばしているか確認しました。
鉢苗と庭木の両方に同じ品種を接いで安全策を講じております。庭木の芽の伸びのほうがはるかに
早いです。今年の秋接ぎに利用が出来そうです。早いもので5cmほど芽が伸びています。庭では毎日
遅咲の花が咲いていますが、本来の姿や色合いとは少し変化しています。アジサイの花芽が見られ
2〜3週間しますとアジサイの花が庭を飾ると思われます。
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2019.4.30 五島のアザミ等 田中範彰氏より
五島よりピンク色のアザミの花の写真が届けられました。紫色が普通ですが白色など見られます。
今日の写真では白色の中心部が薄いピンク色になっています。花の咲き進むに従いもっと強いピンク色
になるのかもしれません。今年種子を送っていただけるそうですので、5月か6月に種子を蒔いて来年
に咲かせたいと思います。西湖は以前掲載した品種です。もっと咲き出しますと、とても素敵な花です。
昨年から今年にかけて色々接ぎ木をしましたので鉢で見られるようになるのではと期待しています。
毎年違う品種を集めて庭先で見られるよう努力しています。20〜30鉢が限界では
ないかと考えております。肱川紅もいい花ですね。長い間庭で咲いてくれています。愛媛県より穂木を
送っていただいて接ぎ木したものです。
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2019.4.30 庭に咲く花
今年咲いた花を再び掲載しますのでご覧ください。色々な花色の椿がありますが、好みがありますので
どの花が最も良いか分かりません。自分が気に入った花が最も良い花であるかもしれません。
私自身好きな花を100品種集めれば十分だろうと思っています。挿し木、接ぎ木、取り木、種子蒔きなど
色々試してきました。欲が深くほかの植物にも関心を持ち色々楽しんでいます。毎日何かに頭を使って
いれば少しは長生きをしたり、認知症予防になるかと思い、忙しい毎日です。最近興味があるのは英会話で
テレビの宣伝でポケトークという英会話の翻訳機みたいなものをみました。日本語で話しますと数十カ国の
言葉に翻訳されて出てきます。(自分で聞きたい国の言語を選ぶのですが)とても英会話の練習や海外旅行
などに役立つのではと考えております。いつの日か海外との椿の交流もあるかもしれませんので少し勉強
してみたくなりました。それにしても便利な時代になりました。脳の働きにも良い影響を与えるかもしれません。
今日の花はすでに掲載したものばかりですので花だけご覧ください。好きな花がありましたら求めて育てて欲しいと思います。
鳳凰 → 開花した状態の花です。 太い台木や庭木に接ぎ木。数年後にはたくさんの花が見られると思います。
紅都鳥 → 濃紅色地の八重蓮華咲きで、大輪。 とても気に入った花です。今年で7年くらい経過しています。
青い珊瑚礁 → 紅〜紫紅色、一重咲き、中輪。同じ枝から赤い花や紫を帯びた花等咲いております。 紫系統の花は
難しい面があるように思います。色々な条件で紫色が出たりでなかったりするようです
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2019.4.29 庭に咲く花
今日はサニー・サイドやテッセン等咲いていました。テッセンも多くの品種が見られます。咲き終わったら
挿し木をされるといいですね。毎年芽を伸ばし咲いてくれます。テッセンが咲き終わりましたら、ツルを1〜2本
いただき挿しておかれると毎年咲いてくれます。手間もかかりません。椿が終わりテッセンやツツジが次々と
庭を飾ってくれます。次はアジサイの花です。アジサイも品種が多く楽しめます。数多く持たなければ季節ごとの
花木、山草等の花が1年中見られるようになるといいのですが。あまり追い求めても枯らすものも多くなり
代表的な植物を集め楽しむのもいいかもしれません。
サニー・サイド → 桃色ぼかし 弁端ほど色合いが濃くなり、 庭木として育っています。 良い花だと思います。
百合蝶 → 明桃色底白 一重 ラッパ咲 筒しべ 小輪 綺麗な花ですね。
草原の輝き →五島の種子から誕生した品種。花の明るさや色合いは時期や写真の撮り方により変わります。
この花は五島の種子から誕生しました最も気に入っている品種の一つです。
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2019.4.28 庭に咲く花
4月も終わりになる時期ですが寒い日が続きますね。今日は車で近くを回りツツジやフジの花を見てきました。
ツツジもいいですね。色々な花色があり、挿し木も簡単で増やせます。写真の白花ツツジは沖縄の日高氏から
送られた花です。比較的大きく花弁に厚みがあります。フジの花もいろいろあり見事でした。季節ごとに色々な
花が咲き、見ていると次々に欲しくなります。できるだけ挿し木をして増やせるか試します。かなりの樹木は挿し木
が可能に思えます。これから色々な枝を挿し木して楽しみます。今日は20本近く菊の挿し木をしました。ポンポン
菊やドーム菊それに秋に咲く大きな花菊などです。菊は畑に植えて管理する予定です。
耳納の香 → 春の台を種子親 ちくし曙を花粉親として誕生したそうです。多花性で香りが比較的あり、大輪です。
春の台が種子親ですので綺麗な花に思えます。
白卜伴 → 白色の唐子咲き、小〜中輪花 江戸時代からみられる良花。
白孔雀椿も長い間咲き続けています。卜伴椿もいいですね。
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2019.4.27 庭に咲く花
新芽が伸び始め山々が綺麗な新緑に一変しました。ドライブやウオーキングには良い季節になりました。
皆さん方の椿の状態はいかがですか。私は安全を期して絶対成功させる方法で大事な品種を接いでいます。
台木は10年生の実生苗とボールぺン大の苗木です。10年生の太い台木には5本程度接いでいますが、
中にはうまく活着しないことがあります。そこでボールペン大の太さの台木に1〜2本接ぎ木します。このくらいの
太さの台木に接ぎ木しますと、ほとんど活着します。写真の今年の接ぎ木のように鉢に10本単位で前もって
植えておき地上5cm〜10cm位の高さに接いでいます。すべての台木から新芽が動き出しています。鉢の中央部
に最も長い竹の支柱を、中央部から離れるに従い前後左右にだんだんと短くした支柱を立てます。円錐型に支柱を
立てビニールを被せます。鉢全体に被せても、鉢の中側にビニールを置きそのビニールの上から土をかぶせて
ビニール内に風が入らないように管理しています。この場合は紐は使いません。土を載せるだけです。この場合は
ビニールの上から水をかければ鉢内にある程度水が浸透しますので、管理は楽かと思います。鉢全体をビニールで
囲んでも水滴が垂れてきますので心配はないと思いますが。接いである品種は陽の岬、花咲く未来、ベトナメンシス
鳳凰、白竜、 つたの細道赤(白)花等です。6月の下旬になりますと挿し木や接ぎ木が楽しみになりますね。
紅栄 → 農紅色 一重 小輪 五島 岩永氏発表
イワナガズドリーム → 久賀白の実生 一重 小輪 珍しい花色が出てきました。
★ 6月下旬からぜひ挿し木や接ぎ木をしてみてください。初めての人は本やネットを参考にして試されてください。おそらく6月下旬から10月
末まで接ぎ木が出来ると思います。挿し木でも9月下旬、もしかすると10月に入ってもできると思います。失敗を恐れずに頑張ってください。
5月下旬位からは呼び接ぎをする予定です。1本の台木に5本程度接いだ上部の少し下に呼び接ぎをして違う方向に枝を伸ばす予定です。
これから10月まで何か月もありますので、管理の勉強をされて頑張ってみてください。きっとうまくいくと思います。私はどれほど失敗し
同じことを繰り返したか分かりません。でも、今日まで頑張れたのは花が好きで変わり者だったのかもしれません。うまくいくといいですね。
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2019.4.26 庭に咲く花
いよいよ新しい元号まで残り数日です。素晴らしい時代であることを期待したいですね。
椿の花もほぼ終わりになりました。これから咲く花はそれほど期待できませんね。庭では
今まで掲載しました花が咲いております。これからの作業の中心は挿し木や接ぎ木の
管理です。ほとんど心配のないように管理してありますので時々確認するだけです。肥料も
あと1回する予定です。庭では五島の白アザミが咲き出しました。種子を蒔いて大きくなりました。
アザミは花が咲き終わる頃ビニール袋を花に被せ種子が飛ばないように確保します。
9月まで2〜3回種子を蒔いて苗を作ります。たくさんの苗が得られます。私の周囲ではあまり
見られませんので楽しみです。安全のために2〜3回分けて種子を蒔きます。
白アザミ → 五島より 種子を蒔いて3年目(2年目でも咲くかもしれません) かなり太くなっています。
兄や知り合いにも譲っています。増やすことはやさしく思います。五島ではピンク色のアザミが
見られるそうです。
昨年の秋の接ぎ木 → 昨年9月に接いだのですが、太い台木のために、こんなにも芽が伸びてきました。
下のほうの葉は台木の葉です。10年生の太い台木ですのでこれからの成長が
楽しみです。台木の品種は五島の種子から誕生したときめきです。
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2019.4.23 庭に咲く花
クイーン・ビー → 淡桃色 八重〜牡丹咲き 極大輪. 洋種椿 ★ フランク・ハウザーの花も見事だと思います。
御来光 → 五島の椿 農紅色 一重 小輪 岩永 章氏発表 閉じ芯 比較的長筒咲
今年の新芽と接ぎ木 → 昨年度ほとんど1芽を残し接いだ苗から今年度写真のように新芽が伸びてきました。品種は小白竜です。
昨年度は一芽を残し10本程度接ぎました。今年の伸び方から判断しますと花芽を3つくらい残し後の芽は全部
接ぐ予定です。5〜6本の新芽が伸びており、1本の枝から4〜5本くらいの芽がありそうです一芽を残し15本程度
接ぎ木が出来そうです。今年はすでに2回肥料を与えました昨年の秋接ぎから今年の春接ぎを数えますと25本半年で
接ぐことができそうです。。この他に鳳凰や比較的新しい品種と洋種椿、古典椿を接いであります。一芽か二芽あれば1年内で
何本も増やせますので椿は楽しみがあります。それも1月からの挿し木や接ぎ木がほぼ1年中可能に思えます。
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2019.4.21 庭に咲く花
庭に咲く最後の花も終わりになろうとしています。この時期に咲く花はあまり期待できないと思います。
本来の花色や形などから少し違うように見えます。ほとんどの赤花などは同じ色合いにも見える時があります。
写真を撮って見てもらうにはこの時期の写真ではなく、それぞれの品種が咲く時期の写真が最も綺麗な
写真が撮れると思います。これからは接ぎ木や挿し木の状態などを観察しながら管理していく予定です。
白羽衣 → 白八重レンゲ咲 中?大輪 羽衣も素晴らしい花です。白羽衣もいいですね。交配種として貴重な品種だと思います。
ヒイラギ椿 → 紅色 一重 筒咲き 筒しべ 小輪 葉に特徴があります。
ニライカナイ → 鹿児島産 ヤブツバキ 小輪の一重咲きです。 鹿児島大学内に見られるそうです。
カタカナですが日本の藪椿とのことです。沖縄や奄美群島で,遠い海のかなたにあると信じられていた楽土。
記紀の神話に登場する常世(とこよ)の国に相当する。つねに現世と往来できる所。(ネット上での説明)
→ 新しい椿がいろいろ誕生しています。色々交配して新花を誕生させる努力は素晴らしいと思います。新しい椿の趣味家や
愛好者を育てるにはとても大事な交配であると思います。これとは逆に昔からの品種で素晴らしい花もあります。
古い品種の中から選別して再び光輝く花にしたいですね。色々な椿園を訪れ観察したいと思います。
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019.4.15 我が家の椿
4月も15日になりました。椿の花は残すところわずかになりました。写真を撮れなかった花は今年の秋から
掲載したいと思います。今2回目の肥料を与えています。油粕だけです。すでに新芽が伸び切った品種も
あります。毎年肥料を与える時期は5月20日位までです。庭木にはほとんど肥料は与えておりません。
鉢で管理してあるものだけ肥料を与えております。忙しくて肥料を与える時間がない場合でも1回は与えるように
しています。今年から来年に咲く花を楽しむためにも施肥はある程度必要になると思います。
見驚 → 白. 八重 蓮華咲き 中〜大輪 少し透き通るような感じがします。良い椿ですね。
大社紫 → 今の時期に紫を期待しても無理かと思います。 私のところでは濃い紫色はあまり見られません。
晴れ着 → 五島の椿 農紅色 一重 小輪 接ぎ木して10年は経過 岩永 章氏発表
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2019.4.12 五島の椿
だんだんと椿の花も少なくなり残っている蕾も20くらいになりました。撮り忘れや風雨でいためられたり
撮影できなかった花もあります。今日は机の中に置いたまま忘れていました五島の椿をご覧ください。
多くの人たちが趣味として椿に関心を寄せていただきうれしく思います。お互いに苗や穂木の交換をされたり
種子を蒔かれたり、山の散策をされながら椿に関する知識を吸収されて椿の観察眼がかなり高まってきた
ように感じられます。近くの街路樹や山道を歩いていたらこんな椿が咲いていたと報告されてきます。
いつもお話いたしますが、何かに夢中になられることはとても素晴らしいことですね。夢中になり、その中から
新しい発見へとつながっていくと思われます。興味や好奇心を常に持てれることが自分を高め育ててくれる
ものと思われます。今日の2枚の写真も大変良い花だと思います。閉じ芯の花で白色と覆輪の紅花です。
西海の白妙 → 白色 一重 中輪 閉じ芯 藪椿 発見者 大津 助男氏
見返り美人 → 細覆輪の入る農紅色 一重 小輪 実生花か? 発表者 川上 宅実氏
平成つごもり → 農紅色 一重 小輪 五島の藪椿 発見者 田中 範彰氏
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2019.4.12 庭に咲く花
今日はネットで椿の花を見ながら最近どのような花が出ているか確認しました。ネット上で見られる花は比較的人気のある花が多いですね。
人気のある品種はネイミングと花の色合いや形、大きさなどと関係しているものと思われます。私は藪椿の小輪が好きで五島よりたくさん
送っていただき、自分でも数多く五島の種子を蒔いています。それでも同じ小輪だけですと飽きがきたり、もっと他の花が見たいという気持ち
にもなりかなり幅広く集めました、どの花が良いかは各人違いがありますので、断定はできません。色々な花がありお互いに引き立てている効果
を生み出しているものと思います。多少品種が違う花を求められると楽しいと思われます。
シンデレラ → 桃色地 白覆輪 八重 大輪 鋸歯弁 本来の花色より薄れています。
畔別当 → 白色 一重 小輪 五島より入手
晴れ着 → 農紅色 一重 小輪 岩永氏より数年前に入手 一度枯れて再び接いで5年目 筒長の綺麗な花です。
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2019.4.11 昨年の秋の接ぎ木等
私は椿の接ぎ木で管理的な面から考えますと7月〜10月くらいの接ぎ木が比較的楽にできると思います。
写真の2枚の接ぎ木は昨年の9月〜10月に接いだものです。2月の下旬から3月にかけてビニールを外し
庭木と同じ状態で管理しています。この頃の寒さなどは全く影響がありません。秋に接いで昨年の3か月くらいで
完全に活着していて、昨年から今年の2月まで3か月以上の寒さにも関係なさそうです。春接ぎではこれから
が管理上大切な時期になりますが、秋接ぎではまったくビニール内での管理等何も心配することはありません。
秋接ぎでは年内の2〜3か月で成功かどうか決まりますね。あとは2月の下旬〜3月の初旬にビニール袋に
切り込みや入れるか、完全にビニール袋を外してしまえば終わりです。春の管理は全く必要がなくなります。
八重日光 → 唐子咲き 肉厚 小輪. 日光の枝変わりです。 奈良より入手
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![]() 白竜と聚楽はもう少しで芽が伸び始まると思われます。右側の ヒナ桜は完全に芽が伸びています。ビニールを外してすでに1か月 経過。 春、6月下旬〜10月下旬まで接いでいます。その間挿し木 や取り木、呼び接ぎ等も行っています。 |
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2019.4.10 庭に咲く花
今日は寒かったですね。この時期に雪が降りますと農作物に大きな影響を与えます。椿の接ぎ木の芽にも
影響があるかもしれません。 昨年の秋に接いだものはすべてビニール袋を外してありますので、まったく
新芽への影響はありません。芽が伸びる前に外気に慣らしてありますので、新芽が伸びていますが全く影響
はありません。秋接ぎは3月にビニール袋を外したり、ビニールに切り込みを入れて管理ができますので楽です。
今日の花では極小輪の花が咲き出しました。本当に小さいです。でも、あまり鑑賞価値はないように思えます。
ヌチオズ・ベラロッサ → 紅色 千重咲き 大輪 アメリカ
桃色神楽 → 濃桃色 八重 牡丹〜獅子咲き 中〜大輪
最小椿? → 五島の種子から誕生 極小輪 今まで見た中で最も小輪の花
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2019.4.8 庭に咲く花
御殿場で椿大会があり、会場で沖縄や地方の知人と再開いたしました。とても熱心な方々が多く短い
時間でしたが色々な情報を交換いたしました。来年は五島の福江市で開催されそうです。
今日は洋種椿と覆輪乙女をご覧ください。
ポーラーベアー → 白色 八重咲き 大輪 オーストラリア産 純白の素敵な花だと思います。
エレインズ・ベティー → 淡ホワイトピンク色の美しい大輪咲きの椿 もう少し早い時期ですともっと多くの絞が入ると思います。
覆輪乙女 → 乙女椿に覆輪の入った椿です。 10年以上前に入手。とても良い花です。
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2019.4.7 五島の椿 五島 田中範彰氏
五島の田中氏より2枚の写真が送られてきました。1枚は農紅色の少し割蕊の花で筒咲の花ではないかと
思われます。八重の花で実生かと思われます。もう一つの花は花弁の端に白覆輪が入り、玉の浦の花粉が
混じっているかもしれません。田中氏は望洋、 夢の扉、 プリンセス・マコ等素晴らしい花を発見誕生させております。
五島の豊かな大自然の中で自然がもたらせてくれる素晴らしさや感動を味わえることはうらやましい限りです。
田中氏の今後の活躍を期待しています。
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2019.4.6 五島の椿 令和の夜明け 五島 岩永章氏より
今日は五島から椿の自然実生の写真が送られて来ました。 農紅色 一重 筒長 筒芯のとても感じの良い
椿の花です。岩永氏によると花弁が細長く肉厚、 筒芯で台木の下から咲いていたそうです。
もう少し拡大してみますと本来の花の特徴が見られると思います。次回に拡大した花をご覧いただきたいと思います。
★ 実生苗から誕生した令和の夜明けです。花弁が長く筒咲 筒芯のとても良い花だと思います。自然界は分からない
ものですね。自然交配でも時にこのような百合咲のような花が咲くのですね。それだけに種子蒔きや山の散策
椿園の花の確認など色々な努力が大事になってくるかと思われます。もちろん人工交配ほどの驚きはないかも
しれませんが。この令和の写真を見ますと、何事にも一生懸命取り組むと良い結果が得られる事があるのですね。
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拡大しますと本来の この花の良さがわかって 来るように思えます。 新しい元号に移行される 年にふさわしい花の誕生 となり、良いスタートになった と思われます。いつの日にか自分の庭でも花を咲かせたいですね。 |
2019.4.6 庭に咲く花
今年私が目標にしてきました20本で100品種の接ぎ木を行いました。昨年の秋から接いで、終わりました。
中にはうまく活着しない穂もあるかと思います。その時は呼び接ぎや胴接ぎなどで補います。ここで最も注意
したことはウイルスの入った台木を使用しないことです。でも、これだけは完全にわからないことがあります。
台木、穂、ナイフ、剪定バサミ、ノコギリなどから入り込むことも考えられます。接ぎ木ナイフは毎回砥石で研いで
います。求めた苗なども数年後白斑の花びらが見られることもあります。ウイルスには相当の多くの菌が存在
しているようです。できるだけ注意を払い接ぎ木したいと考えております。
白虎 →白色 薄紅色の縦絞り 八重咲き 中輪 桜葉 この花は縦絞が薄らぎ本来の色合いではありません。
エレガンスシャンペン → 唐子咲き・大輪。3〜4月咲き エレガンスシャンパンとも呼ばれています。
白手香 → 純白 一重小輪 良く整った筒咲の花です。
ファイヤーダンスバー → 農赤色に白斑入り。豪華な花で人気のある花だと思われます。
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2019.4.5
庭に咲く花
今年椿のサッミトが御殿場で開催され、来年は五島で行われる予定とのこと。御殿場では明日から開催
されるそうです。椿に関する講演や展示品なども見られると思います。近くの人で参加が可能な方は楽しみな
サッミトだと思いますので、ぜひ参加されてみてください。昨日も庭の椿の木を30本ほど畑に植え替えました。
出来るだけ新芽が伸びる前に植え替えたいと思います。
手向絞 → 百合咲の縦絞 手向源治と同じような花形です。 今咲いております。
青い珊瑚礁 → 紅〜紫紅色、一重咲き、中輪。同じ枝から赤い花や紫を帯びた花等咲いております。 紫系統の花は
難しい面があるように思います。色々な条件で紫色が出たりでなかったりするようです。
磯部乙女 → 薄いピンク色 八重 小〜中輪 乙女と名前が付くと求めたくなり、色々集めております。
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2019.4.4 庭に咲く花
今日は庭の苗木を20本ほど畑に植え替えました。同じ品種や花色のものを植え替えました。
残り50本ほど植え替える予定です。さらに挿し木苗を500本ほど畑に植え替えなければなりません。
昨年の種子苗もまだ残っております。鉢に挿し木してありました苗は地方の品種が多く
カタログに載っていない品種が残っておりました。鉢で10年以上管理していましたので成長は
していませんが、接ぎ木をすればすぐに成長しますので助かりました。出来るだけ庭はすっきりしたいと考えております。
現殊院 → 農紅色 一重 中輪 八尋氏より送られる。 長崎県産
ハネムーン → 藤桃色から次第にクリーム白に変化 中心部は黄色 八重 中輪のすっきりとした良い花です。
紅クジャク → 農紅色 中輪ぐらいかと思います。 黒椿と孔雀椿の交配種とのことです。とても良い花だと感じております。
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2019.4.3 庭に咲く花
4月に入り寒さが厳しいですね。色々な野菜に影響なければと案じています。椿の花も大分咲き終わり
遅咲の花が何種類か咲き始めています。これからは追肥をしたり、遅くなりましたが植え替えたり、名札
の確認などする予定です。接ぎ木や挿し木の管理も大事です。直射日光が当たらないように、6月まで
注意が必要になります。どのくらい接いだか分かりませんが、穂木が入手次第接いでおりました。
今日は畑に庭の苗木を植え替えて庭の整理を予定しています。
庵紅 → 農紅色 一重 中輪 抱え咲 椿展で求める
白菊 → 白の千重咲き 白色の菊のような花です。
ヌチオ・ジェム → 純白 八重 小〜中輪 白色の花もいいですね。
★ 接いだ後の管理では庭に直接植えて支柱を立ててビニール袋をかけて終了しています。
日陰に植えて管理。あるいは日光の当たる場所では竹を3〜4本利用し寒冷紗などを
かけて管理。最初だけ水かけをしてその後は時々水をかけるだけです。鉢の管理より楽です。
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2019.4.2 庭に咲く花
4月に入りすべての花が咲き出しました。何年も見たことのない花も咲いていました。庭木で咲いて
いますので枝の陰などで分からない時もあります。この時期の花色や花形、大きさなど少し変化が
見られる品種もあります。写真の月日が違っています。今日は4月2日です。
久賀白 → 五島久賀島の椿 白く清楚な五島の銘花です。感じの良い椿です。 岩永氏より。
桜島黒神 →小さな苗木では赤色 古木になるにつれて黒ずんできます。 椿の花色は品種により変化しますので
長い間管理してみますと驚く花色になることもあります。 福岡県の八尋晋策氏より穂木送られる。
我が家の椿 → 黄蓮華 白孔雀 白菊 以津の夢 初黄 出雲大社藪 オランダ紅 大和なでしこ 白手香 庵紅 等
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2019.4.1 庭に咲く花
紅福籠 → 少し拡大して掲載。
望洋 → 五島の藪椿 紅福籠同様大変良い椿であると思います。
★ 花色は季節や日差し、場所により大分変ってくると思います。紅福籠と望洋はほとんど同じ
色合いかと思います。この時期に咲く花色や花形は本来のものより少し違ったものになることがあります。
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2019.4.1 庭に咲く花
今日元号が決まりました。 令和です。 国民の平和や世界の共存を願う意味が込められているそうです。
今日から元号が変わるのでなく5月1日から変わるそうです。
今日の椿は3品種です。黄蓮華は花びらが全開した状態です。ダローネガもいいですね。
紅福籠は10年くらい前に求めた花です。この3年間探していましたが、やっと咲いている花が見つかり
接ぎ木をしようと思っています。
紅福籠 → 農紅色 一重 小〜中輪 見事な花だと思っています。どこに植えたか分からなくなり、やっと見つけました。
全体的によくまとまり、調和のとれた秀花だと個人的には感じています。
黄蓮華 → 黄蓮華は都鳥とクックホンエンシスの交配品種 もう少し黄色の色が強いと良いと思いますが。
ダローネガ → 中輪で花弁が大変多い千重咲き 名前の由来はアメリカで最初にゴールドラッシュが起きた町の名前ということです。
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2019.3.31 庭に咲く花
今日は暖かく桜を見に行きました。古木が多く見られ満開に近い状態でした。明日から気温が下がり
桜の花が来週いっぱい見られるかもしれません。知人の庭では大きな洋種椿が綺麗に咲いていました。
広い庭ですので洋種椿の大きな花が見事な美しさを見せていました。洋種椿は鉢よりも庭木として
咲かせたほうが大きな花になり、びっくりするほどの美しさでした。私も数品種洋種椿を植えておりますが
洋種椿の良さを再認識するとともに、もう少し洋種椿を研究してみたいと思います。
細御前 → 濃い桃色〜赤色 一重 小輪 筒咲 一休の自然実生 五島 岩永 章氏発表
白孔雀 → 八重 蓮華咲き 中輪 多くの花が見られ 枝は枝垂れる 良い花ですね。
黄蓮華 → 黄蓮華は都鳥とクックホンエンシスの交配品種 長めの花弁が特徴でだんだんと黄色の色合いが薄れてきます。
接ぎ木して4年目 寒さに弱いとの説明。
スーパー・ スター → 白色 八重 大輪 とても良い花です。 リリーポンズや都鳥等とともに育てています。
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2019.3.29 庭に咲く花
椿の花が終わろうとしています。今日雨がふりますと今咲いている花は痛んでしまうかも。
しかし待っていたかのように桜の花が開花し満開を迎えようとしています。花々はきちんと
季節の到来を知らせてくれます。桜の花もいいですね。世界に誇る花だと思います。
私も数品種桜の接ぎ木をしています。桜は成長が早く来年には花が見られると思います。
望洋 → 五島の藪椿 農紅色 一重 小輪 田中範彰氏発表 とても素晴らしい花だと思います。
黒曜 → 黒椿x浙江紅花油茶 黒みがかった 一重 中輪か 今咲いている椿はとても綺麗な花です。
白手香 → 白色 一重 小輪
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2019.3.28 庭に咲く花
五島の種子から藪椿の実生花が誕生しています。種子を蒔いてから今年で7〜8年経過しております。
同じような花もたくさん咲いていますのでどの花が特徴を持っている花を選別し、残しておくか考えている
ところです。今年も300個ほどの苗を植え替える予定です。畑に植えて大きく育て変わった花だけ増やす
予定です。
エンゼル・ウイングス → 桃色 八重咲き 大輪. 大分痛んでいますが、とても気に入った椿です。
手向絞 → 百合咲の縦絞 手向源治と同じような花形です。
五島の種子からの花 → たくさんの花が咲き始めています。 これから毎年選別して気に入った花だけを残したいと思います。
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2019,3,28 庭に咲く花
3月も残り少なくなり、平成の時代も終え新しい時代を迎えようとしています。次の時代が
平和で安心して過ごせる時代であってほしいと思います。一生懸命努力して、その努力が
報われる社会であってほしいですね。
氷上の舞 → 淡いピンク色をした筒長 筒咲の良花 小輪 挿し木3年目 五島 岩永 章氏発表
薩摩白鷺 → 純白 筒咲 一重 小〜中輪 桜島産 八尋 晋策氏発表 白系統の花は清潔感がありいいですね。
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2019.3.27 庭に咲く花
今日は知り合いの庭でハトが卵を抱えている場面を撮影しました。非常に近くによってもピクリともせずに
卵を抱えていました。人間と同様に動物の責任感の強さを感じました。数日後には子供たちも元気な姿で
羽ばたいているかもしれません。今日は下の椿をご覧ください。比較的新しい品種かと思います。
手向源治 → 百合咲の弁端は白覆輪 光の関係で少し色合いが薄れているかもしれません。 新しい百合咲の花かと思います。
百合の香 → 百合咲 農紅色 一重 中輪か この花は香りがします。新しい香り椿の品種だと思います。
※ この花は百合香でなく百合の香です
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2019.3.28 庭に咲く花
早いもので3月も残り数日となりました。暖かな地域ではすでに満開を過ぎていると思われます。
明日は桜の花を見るのに最も適している日であると言われています。日中も夜も気温が高いそうです。
桜は花びらが落ちるのが早いですね。もし機会がありましたら近くの桜を見に行かれたらと思います。
白孔雀 → 白色 八重 蓮華咲き 中輪 咲き出しの花 数日経過しますともっと豪華な厚みのある花びらが見られます。
古都の香 → 一重 筒〜ラッパ咲 極小輪 明るい色合い 香り椿 多花性
玉三郎 → 赤色 一重 筒咲き 三弁花または四弁花に 筒しべ 小輪 可愛らしい花
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20i9.3.27 庭に咲く花 黒潮の舞等
五島の岩永氏より矢上(写真)の実生ではないかと思われる花が咲き届けられました。矢上と同じような色合いの花で
黒ずんでおります。黒潮のたよりを掲載しましたが今回は咲き出しの花です。もう少し開きますと全体像が分かり矢上との比較
も分かるのでは。数年後には私の庭で咲くのを楽しみにしています。五島では来年国際ツバキ会議五島大会が開催されるということです。
大成功を祈るとともに、五島の都市あるいは五島の椿が全国あるいは世界にその美しさを広められることを願っております。
黒潮の舞 → 農紅色 一重 小輪 矢上の自然実生? 岩永 章氏発表
矢上 → 農紅色 一重 小輪 筒長 筒咲 見事な花と思われます。
黒潮のたより → 農紅色 一重 小輪 閉じ芯の花で我が家で7〜8年近く育てています。
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2019.3.27 庭に咲く花
春眠 → 農紅色 一重 小輪 五島の椿 岩永章氏 発表 今年が最も綺麗になっています。
昨日掲載しましたが見えにくい場所でしたので、再び掲載しました。
友の浦 → この時期ですのでこのように白色の多い花びらになっています。
紺侘助実生 → 5年目で咲き出す 八重の農紅色 小輪 紺侘助の色合いを引き継いでいるようです。
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2019. 3.26 庭に咲く花
ほとんどの花が咲き終わり、残りわずかとなりました。うまく撮影できない品種は以前撮影しました写真を再掲載
したり、今年の秋〜春にかけてご覧いただきたいと思います。これから庭や分散してあります苗を1か所に植え替え
写真が撮りやすいようにまとめる予定です。1か月かかり庭の整理をする予定です。鉢での栽培はなかなか太らず
年月を要しますので、多少栽培する日当たりの良い空き地がありましたら、そこで2〜3年育てられますと早めに苗と
して見ごたえのある鉢苗がが見られると思います。
琉球白妙 → 白色の千重、大輪。花期は1 〜2月。
肱川紅 → 暗紅色地に白斑、一重咲き、 小輪。 愛媛県産
べティーズ・ビューティー → 白地に赤覆輪・牡丹咲き、大輪
春眠 → 農紅色 一重 小輪 五島の椿 岩永章氏 発表 今年が最も綺麗になっています。
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2019.3.24 庭に咲く花
椿の花はこの時期になりますと色合いや覆輪が変化ししやすいことがあり驚くことがあります。
1回だけ見てすごいなーと思いますと、次の年がっかりすることもあります。椿の花の状態を
数年観察して見極めることが必要かと思います。自分だけで楽しむには、どんな花であろうと
気にすることはないのですが、皆さん方に見ていただく場合は出来るだけ正確でなければ
なりません。それでも名札がなくなったりしますと、名前がわからない時があります。そんなとき
今まで掲載しました自分のページを見直して確認しております。
島の娘 → 鮮濃朱紅、一重、抱咲、太い筒しべ、小輪 蕊が太いために評価も分かれるかと思います。
大和なでしこ → 有名な玉の浦の自然実生で糸覆輪 五島 岩永 章氏発表 玉の浦系の花はいいですね。
オランダ紅 → 紅色地 各花弁に白筋 千重咲き 小〜中輪 特徴のある花ですね。挿し木3年目
夢の故郷 → 淡桃色 一重 キキョウ咲き 筒しべ 可愛らしい花でネイミングもいいですね。
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2o19.3.23 庭に咲く花
玉の浦は春になるにつれて白覆輪が薄れていくと言われております。実際私の家でも同じ現象が見られます。
日光の照射率の問題も含まれると思います。今日の王昭君は2/16の花よりも桃色が濃くなっています。
斑や絞あるいは色付きの花は時として色々変化することがあるようです。
王昭君 → 淡桃 基部ほど濃く、弁端は白覆輪となる 千重咲 一週間前と花色が変化しています。桃色が強くなっています。
この花もいいですね。最初の花のほうが色濃く素敵に見えます。
信子の譜 → 桃色 一重 平開咲き 輪芯 肥後椿
玉三郎 → 赤色 一重 筒咲き 三弁花または四弁花に 筒しべ 小輪 可愛らしい花で15年前に接ぎ木 庭木になっています。
愛媛県より穂木を送られ接ぎ木。
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2o19.3.23 庭に咲く花 私の好きな花
畑や庭では、一斉に最後の花と思われる椿の花が咲き出しています。色々なところから求めた花や
送っていただいた花等も咲いています。25年か、それ以上前の品種が庭の木々のどこからか綺麗な
顔を覗かせています。ほとんど忘れかけていた花との再会もあり、庭木として接いであったことがうれしい
再会となってその美しさを誇らしげに表現しています。いいですね。どのような花も季節ごとにきちんと
綺麗な花を見ることが出来ます。花と共に生きる嬉しさが元気になる源かもしれません。
矢上 → 五島の椿 農紅色 一重 小輪 筒長 筒咲 見事な花と思われます。 岩永章氏発表
岩永氏の説明ではこの品種の果実はとても大きいそうです。庭木で育てて果実を見たいと思います。
黄蓮華 → 黄蓮華は都鳥とクックホンエンシスの交配品種 長めの花弁が特徴でだんだんと黄色の色合いが薄れてきます。
接ぎ木して4年目 寒さに弱いとの説明。 我が家では庭で育てて大丈夫です。
百合蝶 → 明桃色底白 一重 ラッパ咲 筒しべ 小輪 綺麗な花ですね。
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2019. 3.21 庭に咲く花
写真を撮り出した時に雨が降り出し急いで撮りやめました。今日は午後から急に雨が降り出したり
強い風が吹き出しました。前回述べましたが風が吹き雨が降った後は花弁が痛んでいます。
花の良い状態の時にすぐに撮らなければいけないと分かっているのですが、つい後回しになって
後悔しています。写真で見る時の花の良さは上手に写真が撮れたかどうかに負うところが大きいと
思います。この暖かさでほとんどの花が終わりそうです。まだ数十品種撮影できていないと思います。
五島の種子からの新花はたくさん咲いています。少しずつ掲載したいと思います。
−−−−? → ファイヤー・ダンスバーのつもりで撮ったのですが少し違うみたいです?
都鳥 → 良い花ですね。 今年山に行きましたら太い都鳥の木があり接いだり挿し木をたくさんしました。
時々山を散策するのも良いものです。健康的であるし偶然素晴らしい花と巡り合えるかもしません。
黄河 → 咲き始めは黄緑色から薄黄色に変わる唐子咲き 大岡氏発表作品→とても熱心な人間味にあふれる研究家です。
...
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2019.3.21 庭に咲く花
斑入りの花は毎年固定しない時もあります。色々変化していますので見事な花とそうでない時があり
人に譲る時はよく説明して渡さないとがっかりされる時があるかもしれません。華やかなときもあり、
そうでない時もあるのでは。華やかさがあり非常に貴重な品種である事は確かです。。特に庭植えには
人目を惹き庭を引き立ててくれる効果があります。色々混植してそれぞれの花を引き立てるには
大事な品種かもしれません。
佐多錦 → 紅絞り、筒咲き〜ラッパ咲き、中輪 . 福岡の八尋晋策氏発表作品 桜島で発見
ひな桜 →桃色 一重 花弁や葉も細長い 極小輪 すっきりとしていい花ですね。伊予姫や夢の故郷とともに好きな花です。
マーク・アランバー → 紅色地に白斑絞が入ります。八重〜牡丹咲きの大輪
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2019.3.20 庭に咲く花
今日は忙しく遅く帰宅しました。今の時間は10時過ぎです。今日も暖かく一気に花々が咲き出し風や雨
が振り出しますと花弁が痛んでしまいます。私にとって良い写真を撮るのは難しく思います。花の感じは
写真の撮り方によりずいぶん感じ方が違ってきますね。できるだけ多くの花を見て自分の気に入った花を
育てたいと思います。いつまでも花とともに楽しみたいと思います。
後田黒侘 → 黒紅色の色が美しいツバキ 黒詫と名前がついておりますが、侘助ではないと思います。黒椿と卜伴の交配と
聴いております。
早春賦 → 15年くらい前に接ぎ木 庭木として管理。 伊予早春賦が正式な名前だと思います。 もっと早く撮影しますと感じの良い花に見えます。
サニーサイド → 桃色ぼかし 弁端ほど色合いが濃くなり、 庭木として育っています。 良い花だと思います。
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2019.3.20 庭に咲く花
少し拡大した写真 ご覧ください
花も少し拡大しますと本来の花の状態に思えるのでは。 花色や画像の大きさによりかなり感じが違うかと思います。
下の花は私がとても好きな花です。小さな画像で見るよりも咲いている花の良さが感じられると思います。
伊予姫 → 花弁は白地で 弁端は桃色ぼかし 一重 小輪 とても可愛らしい花です。
花咲く未来 → 白色 一重 小輪 自然実生 良い花が咲いてくれました。筒咲の気に入った花です。
ひな桜 → 桃色の美しい椿 細長い花弁 長筒咲き
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2019.3.18 庭に咲く花
庭の椿が多すぎて今日は畑に挿し木苗や接ぎ木苗、種子苗を植え替えました。明日も相当の苗を
植え替えする予定です。鉢で栽培しますと育ちが悪くいつまで経過しても太りません。最初の数年は
ある程度畑で育てて早めに太らせて見栄えのする鉢苗や庭木として育てようと考えております。
紅の剣 → 紅色 八重 剣弁 中〜大輪 庭木として育っています。なかなか良い品種に思えます。
黄調 → 淡い黄色 一重 筒〜盃状咲き 小輪.
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小田原姫 → 農紅色 一重 小輪 筒咲 小田原には5品種位の花が見られます。 酒匂藪が最初に発表されています。
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2019.3.17 庭に咲く花
色々な花が咲き綺麗ですが時に名札が消えて困ることがあります。それを防ぐために、数か所に同じ
品種を接いて、いざという時に困らないようにしてあります。また名前が消えないように彫刻刀で
名前を彫り色鉛筆で擦ると名前が浮かび上がるようにもしてあります。名札を庭の土の中に差し込んで
おきますと名前が消えないようです。名前が分からなくなりますと、どんな良い品種でも困るものです。
特に園芸品種では自分で名前をつけるわけにはいきません。自分で作出しました品種で外部に出して
なければ再び名前を付けられますが、出来るだけ消えないように工夫したいものです。
春望 → 五島の品種 農紅色 一重 小輪 筒芯 岩永氏発表作品
黒船 → 黒紅色一重咲き、中輪 数品種黒系の椿あり。この黒系の品種に綺麗に白斑が入るといいのですが。
千寿 → 暗紅色の一重、長筒咲き、筒しべ、小〜中輪 黒百合とは実生姉妹 孔雀椿の自然実生と言われています。
小田原の星 → 農紅色 一重 小輪 青海姫の自然実生ではないかと言われています。
小田原には小田原小町 小田原ヤブ 小田原城と数品種見られます。
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2019.3.16 庭に咲く花
大分暖かくなりました。色々な植物の芽が伸び始め春めいてきました。庭の椿の花も次第に
少なくなってきました。接ぎ木や挿し木などが置いてありますので足場がないほどです。
五島から送られてきました種子からの花もいろいろ咲き出し、花を見ながら選別しています。
植物の種子や野菜の種子も蒔き始め忙しくなりそうです。
小田原ヤブ → 農紅色 一重 中輪 色の濃さは見事ですが、花弁が最後に開ききるのが少し残念です。
花咲く未来 → 白色 一重 小輪 自然実生 良い花が咲いてくれました。筒咲の気に入った花です。
王昭君 → 淡桃 基部ほど濃く、弁端は白覆輪となる 千重咲
指月山 → 淡桃地 白覆輪 一重 筒咲き 小輪 10年以上前に穂木を送られ接ぎ木。
枯れたと思っていましたら庭木の下から花が見え、急いで写真を撮る。
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2019.3.14 庭に咲く花
今年は雨が多く写真を撮る機会が少なかったです。花がすでに満開を過ぎて残っている花も雨や風で大分痛んでいます。
知り合いの庭でもほとんど咲終わり遅咲きの花が咲き出しそうです。これからの楽しみは接いだ芽が順調に伸びてくれる
ことです。1月の下旬から接いでいますので4月になりますと少しずつ芽が動いてくると思います。
秋の接ぎ木ではすべてビニール袋にナイフで切れ目を入れて外気に慣れさせています。秋での接ぎ木では管理が楽です。
白万代 → 純白、一重、キキョウ咲、ユキ蕊、小輪 ユキツバキの白色の椿でとても気に入った花です。
小黒侘助 → チョコレート色の一重 小輪 盆栽に適するかもしれません。
青海姫 → 紅、一重、筒咲、小輪、早春咲、対馬ヤブツバキ選別 新潟より入手
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2019.3.13 拡大した椿の花
以前ご覧いただいた花をご覧ください。 私が気に入っている花の品種です。すべて庭木や太い台木に
接ぎ木して楽しんでいます。20本の台木で100品種が目標ですので、数年以内には鉢で鑑賞できる日が
楽しみです。太い台木に接ぎ木します時は、なるべく最上部かーその周辺の胴体に接いでいます。最上部
から離れすぎたところに接ぎ木しますと、下のほうの枝が伸びなく、その枝は枯れる恐れがあります。
接ぎ木の芽は頂芽優勢と説明され下のほうの芽は必ず抑制され伸びが悪くなると思います。頂部かその周辺
の部分にできるだけ接ぐと多少の差異はありますが、伸びていくと思われます。( それでも頂部の枝がが最も早く伸びていくと思います)
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2019.3.13
庭で咲く花
今日は強い風が吹きまくり椿の花も痛んでしまいそうでした。色々な花が一斉に咲き出し野菜や植物の
種を蒔く時期になりました。庭では五島の白咲のアザミが大きな株になり今年もたくさんの花を咲かせて
くれそうです。春はいいですね。モクレンや梅が咲き、周囲では河津桜に続き春めきの桜が咲き出しました。
椿も満開を過ぎております。接ぎ木や挿し木の管理に注意しなければならないくらい陽気が暖かくなって
きました。大事な接ぎ木は必ず直射日光を避ける対策が必要になってきます。
伊予姫 → 花弁は白地で 弁端は桃色ぼかし 一重 小輪 とても可愛らしい花です。
沖縄の姫サザンカとともにに庭で咲いております。
黄の道程 → 淡い黄色 丸みを帯びた一重 中輪 岡山より求める
ベティーズ・ビューティー → 白地に赤覆輪・牡丹咲き、大輪 .
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2019.3.12 庭で咲く花
今日は少し離れた畑に出かけ花の様子を見てきました。雨が降りますと花びらが痛んでしまい掲載できない
品種があります。色々な条件で最も良い撮影はむずかしいですね。それでもある程度咲いている状態の花の
感じが伝わればと思いながら写真を撮っています。場合によっては花びらだけを持ち帰り自宅で撮ることもあります。
写真を習ったことがありませんので、あまり良い写真が撮れませんがご覧ください。
氷上の舞 → 極淡いピンク 一重の小輪 親不明の自然実生 五島の岩永氏発表
鳳凰 → 今日の鳳凰 はっきりしませんが、比較的色合いや形を崩さず長く咲くのでは?
庭木の接ぎ木が咲くのが楽しみです。 親木は兄に譲り楽しんでもらっています。
黒曜 → 暗黒色 一重 中輪 黒味がかった椿も色々見られます。
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2019.3.11 岩永 章氏 作出の実生花など
今日は岩永氏が長年五島の大地で実生から作出しました数品種をご覧ください。長年の努力が実り
多くの感動する花を誕生させています。また、椿仲間の作品を発表するなど五島の椿発展のために
貢献されてきました。多くの品種を発表されましたが、今庭で咲いています花を数品種ご覧いただきます。
紅栄 → 農紅色 一重小輪 筒長 鉢で育てていますので、庭での栽培よりも少し小さめの見事な花になっています。
祈りの女神と共に岩永氏発表の代表品種。 発見者は坂口 栄氏であります。
鷺浦 → 小輪の一重筒芯、玉之浦実生花 玉の浦からもこのような白花が誕生するんですね。閉じ芯の花です。
黒潮のたより → 農紅色 一重 小輪 閉じ芯の花で我が家で7〜8年近く育てています。
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2019.3.10 庭に咲く花
今日ハ久しぶりに畑で仕事をしました。畑では今そら豆、 さやエンドウ、 ネギ、 玉ねぎ、 ニンニク等育てています。
午後からは10品種位接ぎ木をし、残りの枝を挿しました。今日の接ぎ木は穂木を得るための接ぎ木です。確実にするために
若木の実生苗の4年生を使用。1本の枝に2〜3本接ぎ木。絶対に成功するために若木を用いて失敗のないように
しています。 太い庭木に接いで早く穂木を得ることもあります。今日の花はいずれも10年以上前から育てている品種です。
花岬 → 緋色、 筒咲き、 一重、 小輪、 愛媛より入手 私の好きな花で15年は庭で咲いています。
コガネユリ → 淡黄色 一重 小輪 少し葉も細長で可愛らしい花ですね。
サニーサイド → 桃色ぼかし 弁端ほど色合いが濃くなり、 日本人好みの花として人気があるのでは?
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2019.3.9 五島の椿など 岩永 章氏 発表 紅リボン ( クレナイ リボン )
今日は挿し木接ぎ木など行いました。今年の接ぎ木はすでに終わっていますが、友達より穂木が送られてきますので
順次接いでいます。2〜3芽接いで残りは挿し木をしています。必ずどちらかで成功して育ってくれればと願って接ぎ木
と挿し木を行っています。今日の画像は鳳凰の開花した状態と五島の藪椿→紅リボンです。広西美人は以前掲載いたし
ましたので画像をごらんください。今日は風が強く家の中で接ぎ木をしました。
鳳凰 → 開花した状態の花です。 太い台木や庭木に接ぎ木。数年後にはたくさんの花が見られると思います。
紅リボン → 暗紅色の一重小輪。 丸みを帯びた藪椿の特徴が見られます。咲いている花を撮影しましたらもっと
この花の素晴らしさを感じてもらえるかもしれません。藪椿はいいですね。 2本接ぎ木して管理しています。
広清美人 → 以前掲載しましたが、 気に入った花の一つです。庭木で15年経過しています。この花は取り木の花です。
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2019.3.8 庭に咲く花
今日は暖かな一日でした。春の訪れも近いのでは。接ぎ木などはある程度予防策として寒冷紗や日よけ等
工夫が必要になると思います。これからは気が許せませんね。庭木の接ぎ木等留守の間に心配な時も
あるかと思います。ビニール袋内で接ぎ穂の葉が茶色にならないように管理しています。羽衣は良い花ですね。
太い枝を毎年挿し木しております。この花も昨年挿し木した枝から咲いた花です。うまく挿しますと接ぎ木は必要
でないかもしれません。相当の太い挿し木も発根いたします。1年間試しています。
鳳凰 → 桃色 八重 蓮華咲き 中輪 羽衣とチューリップタイムの交配
羽衣 → 蓮華咲き 筒しべ 中〜大輪 八重 咲き 私の好きな花です。
筑紫舞 → 農紅色 一重 筒咲き 福岡の八尋氏から穂木を送られる。太い台木に接いであります。
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2019.3.7 庭に咲く花
今年は雨が多く畑の仕事が出来なくなっています。椿の花も痛んでなかなか写真が上手く撮れません。
来週あたりから春らしい季節になってもらいたいものです。今日はフキノトウを見つけに行きましたが
ほとんど花が咲いていました。昨年より暖かな日々が多かったのかもしれません。毎年畑にフキノトウを
少しずつ植えて増やしています。苦みがあり健康にも良さそうなので毎年食べています。
ファイヤーダンスバー → 農赤色に白斑入り。豪華な花で人気のある花だと思われます。
日本の誉 → 濃桃色白覆輪、赤の絞りが入る時もあります。
紅華 → 紅色・八重・中輪. 大阪の椿
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2019.3.6 庭に咲く花
玉之浦系の花は白覆輪が比較的安定し、毎年きちんと白覆輪が見られますが、昨日述べましたように時に
乱れることもあります。今日掲載しましたタマビーノは数年間白覆輪が見られませんでしたが、今年は写真
のように、白覆輪が良くみられます。分からないものです。玉の浦の花も時々細覆輪や糸覆輪が見られます。
白覆輪があまり出ないからと言って、すぐにに切らないで数年待って、どうしても白覆輪があまり出ない時は
接ぎ木をされたら良いかと思います。接ぎ木の時期ですので、気に入った花がありましたら、ぜひ接いでみて
ください。台木がないときは、同じ花や切っても良い品種がありましたら台木として使用されたら良いと思います。
タマビーノ →ヌチオで作出された玉之浦交配種。赤・白覆輪、八重咲き、小〜中輪 15年くらい我が家で経過
福江の春 → 五島の岩永氏より送られた種子から誕生。 とても良い花です。1年中椿と楽しむ中に、この新花の誕生は最も
大きな喜びでもあります。毎年少しずつでも種子を蒔いておきますと、毎年楽しみがあります。何かしらの喜びが
毎日の生活の原動力になるかもしれません。趣味をいくつか持つことは生きる上で大事な要素かもしれません。
夢の故郷 → 淡桃色 一重 キキョウ咲き 筒しべ 可愛らしい花でネイミングも素晴らしいと思います。
桃湖 → 淡桃、唐子・獅子咲、中輪、早冬咲 ( ネットの説明参考 ) 10年以上前に穂木を送られる。
画面を拡大した画像 紅都鳥も良い花ですね。夢の故郷も好きな花です。西湖は新品種かと思います。
咲き出しですので、もう少し開きますと感じが違うかもしれません。野口慎一氏の作出。
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2019.3.5 庭に咲く花
玉之浦系の白覆輪は比較的安定して見られますが、今日友の浦の花をみましたら、右側の花が見られました。
綺麗に白覆輪に覆われて、玉の浦の花とまったく逆の白と赤色が逆転していました。この花が固定して毎年
咲いてくれるといいのですが。覆輪系や白斑系の花は難しいですね。色合いも写真の撮り方により変わりますので。
明日は鹿児島から届いた穂木の接ぎ木をいたします。おそらく1時間くらいで終わると思います。
王冠 → 肥後日本錦の枝変わり。白地に紅色の覆輪と縦絞りが入る。 玉の浦と同様に人気のある花かと思います。
紅都鳥 → 濃紅色地の八重蓮華咲きで、大輪。 とても気に入った花です。今年で7年くらい経過しています。
黒百合 → 紅色 一重 長筒咲き 筒しべ 中輪 孔雀椿の自然実生
友の浦 → 紅色に白覆輪 八重咲き 大輪 この花はほとんど白覆輪で赤がわずかです。
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2019.3.4 庭に咲く花
昨日掲載しました久田紅をもう少し拡大してこの花の本来の花形をご覧ください。五島の岩永氏の祈りの女神等の品種と
同じくらい良い花と巡り合えたという感じです。全国各地にはもっと素晴らしい藪椿や交配椿が存在するものと思われます。
形や色合い蕊の状態等素晴らしいのでは?色合いはこの写真と同じです。昨日述べましたが鉢植えです。庭植えと多少
小さめな花かと思います。
久田紅 → 農紅色 一重 、小輪〜中輪 東京に出かけたとき、偶然見つけた品種。
出雲大社藪 → 松江産 筒咲き、筒しべ、小輪 紅栄同様農紅色の松江を代表する椿だと思います。
アイ アイ アイ → オーララの枝変わりとして購入。 少し感じが違うようにも思えますが。
タマ・グリッターズ → 玉之浦系の花は白覆輪がはっきりとして美しいですね。友の浦も同じ感じです。
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2019.2.3 庭に咲く花
今日の庭の花では久田紅の花を見てうれしくなりました。色々な花を見てきましたがこの花は
私が育ててきた椿の花の中で最も感動した花のひとつになるかと思います。良い花と巡り合えたと
喜んでいます。五島の岩永氏の作出されました新花と同じくらいに気に入った品種になると思います。
この花は鉢で育ていますので庭木よりも引き締まり花全体もきりっとしています。
久田紅 → 農紅色 一重 、小輪〜中輪 東京に出かけたとき、偶然見つけた品種。 久田という名はおそらく人か地域等の
名前かと思われます。 九州の青海小紫という品種も見事な花かと思います。
ヌチオズ・ベラロッサ → 紅色 千重咲き 大輪 アメリカ 7年前くらいにヌチオ農園より求める。
土佐有楽 → 桃色 花底は少し色が濃く 一重 中輪 太郎冠者の実生と言われ有楽椿よりは少し花は大きい。
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2019.3.2 庭に咲く花
今日は親戚の家に行きましたら庭に椿の木が根元から切られ、芽が5〜6本出ていましたので、いただいて
家に持ち帰り7本の接ぎ木をしました。昨年も根元から芽が出た台木に7本近く接ぎ木をしました。2〜3年
経過しましたらたったの2〜3本で20品種近く、10月〜翌年の3月ごろまで咲き続けると思われます。
このように根元から出た枝に接ぎ木して花を楽しんだり、品種の保存にも役立つと思われます。
草原の輝 → 五島の種子から誕生した品種。 最初の花と最後の花が同じ品種です。今年の花は少し痛んで本来の花ではありません。
痛む前に撮り、再び掲載したいと思います。
箱根の香 → 淡いピンク色の香りのある花です。香りの品種は比較的淡いピンク系の花が見られます。
午前中のほうが強い匂いがするように感じますが。
対馬の娘 → この花も良い花ですね。対馬ヤブツバキ選抜種
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2019.3.1 庭に咲く花
今日から3月。あちこちで椿や桜祭りが行われているのでは。梅まつりも行われていると思います。
桜は河津桜の早咲きが有名ですね。熱海桜も早咲きで知られています。両品種ともに接ぎ木や挿し木で
育てています。桜は早く育ちますので、地域起こしとして活用できると思われます。椿の花もそろそろ
満開をむかえたり、すでに満開を過ぎた地域もあると思います。大事な品種がありましたら1〜2芽残して
接いでおかれると良いと思います。私は毎年これはという品種は何本も接いで楽しんでいます。どこに
植えてあるかわからない時もありますが、花が咲き出して初めて、こんなところにあったのかと発見して
良かったと思う時もあります。とにかく大事な品種はどこかに接いだり挿したりして残しておきたいですね。
ヌチオズ・ベラロッサ → 紅色 千重咲き 大輪 アメリカ 7年前くらいにヌチオ農園より求める。
紅栄 → 農紅色 筒長咲の中輪花 五島 岩永 章氏作出
春風 → 桃色、一重、極小輪の花 香りがあり、多くの花が見られます。サルウィンツバキとヒメサザンカの交配から生まれた品種。
凹脈金花茶 → 花は淡い黄色で底がやや赤味がかって、時期により黄色が非常に濃く出ることもあります。
接ぎ木ではよく活着する品種だと思います。時期や天候によりもっと黄色の色が強く見られる時もあります。
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2019.2.28 庭に咲く花
椿の花が満開を迎えている地域やすでに咲終わりの地域などあるかと思います。1年間丹精を込めて
管理してきた花が咲いたときはうれしいものですね。これから接ぎ木をされる方も多いかと思います。
その後、太めの台木や庭植えの木に呼び接ぎや寄せ接ぎをされたら良いと思います。接ぎ木自体は
4月初旬ぐらいまで(新芽が伸びる前まで)可能かと思います。私は呼び接ぎヤ寄せ接ぎ、ビン接ぎなどは
3月中旬から〜7月にかけて行っています。できるだけ、多く試して頑張ってみてください。
姫サザンカ → ヒメサザンカ(姫山茶花)はルチエンシスとも呼ばれる原種です。沖縄県西表島〜奄美大島に自生。
花は白色〜薄桃色で一重咲き、極小輪。交配種として用いられています。香りのある品種です。
沖縄県の日高氏より送られる。日高氏はとても椿に興味関心が強く椿に関する情熱の深い方です。
沖縄県に適応する椿や植物など考えながら育てておられるようです。
小白竜 → 純白色の中折れする細弁、八重咲き、中輪。葉はやや小形の百合葉 ( ネット上の説明 )
前回掲載したよりも開花が進んでおります。良い感じの花に思えます。昨年からたくさん接いでおります。
最初の蕾の時より、完全に開花したほうが見ごたえのある花に思えます。
イワナガズ・ドリーム → 自然界でこのような花が咲き出すのは少ないかと思います。この花は久賀白の自然実生と
聞いております。赤花や白花から色々な花色が見られるのも自然交配の楽しみの一つだと思います。
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2019.2.26 庭に咲く花 五島の椿など
昨年と今年駐車場につるした椿の苗を数えましたら500本近くありました。3月になりましたら畑に植えて
大きくする考えです。鉢で管理しますと大変ですので、3〜4年経過しましたら気に入った花だけ庭や鉢に
植えて楽しむ予定です。同じ品種も挿してありますので台木として使用することもできます。ほとんどが
新しい品種か五島の種子を蒔いて誕生した椿です。さらに、畑には種子を蒔いた2〜3年生の苗が同じ程度
植えてあります。こうしておきますと、毎年台木の心配はなく新花も楽しめるかと思います。
高台寺 → 桃色 一重 筒咲き 小輪 感じの良い花に思えます。
細雪 → 小輪の 最初は侘助椿と呼ばれていたそうで、細雪に名前が変更になったそうです。現在2品種あるようです。
春眠 → 五島の椿 農紅色 筒咲 小輪 岩永章氏の発表。
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2019.2.25 庭に咲く花
椿でもサザンカでも種子がありましたら、蒔いておきますと大変役に立つと思われます。サザンカでも椿でも
鉢苗を求めますと少し値段が高いようです。種子を蒔いて数年経過しますと台木として利用できますので
種子を蒔くか挿し木をしておきますと、長年趣味として楽しむことが出来るかと思います。
小白竜 → 純白色の中折れする細弁、八重咲き、中輪。葉はやや小形の百合葉 ( ネット上の説明 )
この花は今日咲き出した花で花弁が完全に開ききっておりません。昨年から今年にかけて10年生の台木に
何本も接ぎ木してあります。接いで初めて咲きましたので、小輪の花のように感じますが、数年後には
もう少し大きな花になると思われます。
黄の蝶 →淡黄色 一重ラッパ咲き小輪 蝶千鳥×金花茶
少し残念なことは交配種は黄色の色合いが薄く原種の色にはかなり色合いが劣ると思われます。
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2019.2.24 庭に咲く花
3月も目前。皆様方の椿の花はいかがですか。暖かな地域ではすでに満開を過ぎているかもしれません。自分が大事に
育ててきました椿の花が初めて咲き出した時はうれしいものです。苗木を求めて育てて花を咲かせる喜びや、さらに
自分で増やしたり新花を誕生させる喜びなど毎年毎年楽しみは尽きません。何でもいいですから、何かに夢中になれる
事は素晴らしいことだと思います。いつまでも何かに興味や好奇心を持ち続け生き生きとした日々を過ごしたいと思っています。
友の浦 → 太い庭木に接いで3〜4年経過。花芽が6〜7個見られます。 覆輪が良く見られる品種だと思います。
白手香 → 白色 一重 小輪 石附の椿です。五島の岩永氏より数年前に送られる。数種類の実生の曲付きの実生苗を送られ
その曲を生かして違った品種を1本の木に数品種接いで面白い椿苗を考えております。
君といつまでも →五島より送られた藪椿の実生花。種子を蒔いて6年経過。色々な花が毎年見られます。
黄河 → 黄色味を帯びた獅子咲の花。新潟より求める。
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2019.2.22 庭に咲く花 アザレア椿の実生等
ユキツバキ → 近くの山で1本だけ見つけたユキツバキ。 小輪の可愛い花です。
以津の夢 → キキョウ咲 白地に弁端が淡桃色のぼかしが入る一重 チューリップタイムの自然実生
日高の里 → アザレア椿の実生 紅色に班が入る八重の中輪 沖縄産 日高清宜 氏 発表 日高の輝も発表
津黒 → 暗紅色・筒咲き・一重中輪. 庭木に接いで3年目 蕾が多く見られる品種です。
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2019.2.21] 庭に咲く花
少しずつですが庭では花が咲き始め、ノートに撮った花の名前を順番に記して忘れないようにしております。
白花や藪椿の赤花はたくさんありますので、すべての名前を間違いなく覚えるのも苦労します。今日は近くの
山に出向き白花の抱え咲や八重の綺麗な花を見つけ、接ぎ木をしました。3〜4mにもなる大きな木で運よく
白花と出会いました。畑に行き太い台木を持ち帰り40分ほどで接ぎ木を完了しました。同時に聚楽、鳳凰、覆輪乙女
故白鳥、 小白竜等接いで終了。昨年の秋や今年の1月に接いだ枝は青々していますのでうまく活着したものと
思われます。接ぎ木はこれからも適期と思われますのでぜひがんばってみてください。
白西王母 →白色の一重 筒〜ラッパ咲き 中輪 この花は庭木から取り木で鉢に植えてものです。
友の浦 → 紅色に白覆輪 花形 八重咲き 大輪
白覆輪が綺麗に入り毎年安定しています。この花は福島百合の庭木に
接ぎ木して今年3〜4年目です。蕾が5〜6個見られます。太い庭木ですと成長が良いですね。
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2019.2.20 庭に咲く花
今日は暖かな一日でした。春もすぐそこに来ている感じです。狭い庭では花と葉が重なり合っていますので、花が見えずに、地面に
落ちている時もあります。庭のいたるところに椿が植えてありますので、写真を撮るのが大変です。すでに庭木を短く切って最上部に
何本か接ぎ木をしました。20品種以上接いだと思います。穂木さえあればいつでも増やせますので、あちこちに同じ品種を接いであります。
紅栄 → 五島の椿 農紅色 一重 筒咲 この花は鉢植えですのでかなり小さく見えます。庭木ですと、もう少し大きな花びらです。
五島の岩永氏の発表。とても素晴らしい品種だと思います。
出雲大社藪 → 松江産 筒咲き、筒しべ、小輪 紅栄同様農紅色の松江を代表する椿だと思います。穂木を接ぎ木して15年経過。
一休 → 白の極小輪花 一重筒咲き きりっとした上品で整った品種です。
秀蘭 → 桃色地の一重 弁端ほど色が濃く、気品のある品種です。
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2019.2.19 庭に咲く花
椿を始めて30年近くなります。最初は梅の接ぎ木を始めかなり多くの品種を接いでいました。その後種子島
出身の方と知り合いになり椿に夢中になりました。各地の椿園も訪ねて各種の椿の花を見て回り、学んできました。
最も学ばせていただいた方は新潟の大岡氏です。何回か自宅を訪ねたり、電話で色々椿に関するお話をさせて
いただき感謝しております。色々なことに興味関心を持ち、研究心の深い方でした。人との出会いは大事ですね。
大岡氏は常に多くの花を観察し、その花の特徴を調べ、どのような花が優れているか勉強するように話されていました。
今年も電話で2〜3度お話いたしましたが、椿に関する知識は衰えることはないように感じました。再び新潟を訪ねたく思います。
王昭君 → 淡桃 基部ほど濃く、弁端は白覆輪となる 千重咲
斑入り紅三光 →鮮紅色 一重 3弁花〜4弁花 入手10年後斑入り花になる。
青い珊瑚礁 →紅色〜紫色 一重 中輪. 鹿児島県・種子島で発見。 気象条件や場所、樹齢により紫色の出方に違いが見られます
今日の花は少し紫色が見られます。
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2019.2.18 庭に咲く花
もう少しで温かさが感じられるようになるのでは。庭では蕾がだんだんと膨らんできました。
今日は剪定した枝を挿し木にしました。今年秋の台木にしたり、気に入った品種を選んで挿しました。
また、庭木の太い木をほとんど短く切り、珍しく数の少ない品種を最上部に接ぎました。
庭木として大きくしても手入れやチャドクガの消毒など手間がかかりますので太い庭木は
2〜3本下枝を短くして残し、接ぎ木しております。今年は庭木を半分くらい他に移動して草花を植える予定です。
青い珊瑚礁 →紅色〜紫色 一重 中輪. 鹿児島県・種子島で発見。 気象条件や場所、樹齢により紫色の出方に違いが見られます。
写真の色合いは紫が薄いほうです。ものすごく紫〜黒みがかった色合いが見られる時もあります。私の庭の木は
20年以上の太い木です。もともと椿には紫の色素がないと言われていますので、毎年同じ色合いは少ないかも?
箱入り娘 → 五島の岩永氏の作出。小輪の可愛らしい実生花。岩永氏から送られた種子からは小輪の綺麗な花が毎年誕生しています。
→ 椿の花の感想は写真の撮り方により(光の具合など)だいぶ違ってきます。単に写真だけで注文しますと
少しがっかりしたり、逆に驚くほど感動する花もあるかもしれません。花色や大きさがはっきりとしないこともありますので。
時には樹齢による花色の変化もあるように思われます。特に桜島黒神は発見者の八尋氏も述べておられますが、樹齢に
よる色合いの変化は確かに影響があると思われます。それにしても、寒中に咲く椿の花はいいですね。
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2019.2.15 庭に咲く花
私の庭ではまだまだ開花している椿の花は少ないです。寒さですぐに花弁が痛んでしまいます。
すでに接ぎ木をされている方々もおられると思います。これから4月にかけて接ぎ木を本格的に
する予定です。大事な品種は30本ほど接ぎ木をしてあります。 多少の寒さは影響ないと思われます。
イースターモーン →淡桃色八重、牡丹咲き 大輪〜極大輪
庵紅 →農紅色の抱え咲 抱え咲の品種では玉茜(おぼこ)がありますが両品種ともに大事に育てています。
浅香姫 → 桃色 筒しべ 極小輪 香り椿 新潟より入手
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2019.2.13 庭で咲く花
今週まで寒さが続きそうです。風邪には気を付けて、絶対インフルエンザには気を付けてください。外出にはマスク、
帰宅したら手洗い、うがいをかかさずにしたいですね。また、緑茶やレモンティーを間隔をあけて飲み続けますと
風邪などの予防に良いと聞いております。喉にいる菌を胃の中に洗い流すと良いそうです。今日は3品種です。
君の瞳 → この品種は五島の種子を蒔いて6年目。農紅色 一重 筒芯 小輪 なかなか良さそうな花です。岩永氏より種子送られる。
王昭君 → 淡桃 基部ほど濃く、弁端は白覆輪となる 千重咲 昨年より少し早く咲き出しました。綺麗な花だと思います。
イースターモーン →淡桃色八重、牡丹咲き 大輪〜極大輪 この花はたくさん接ぎ木して増やしております。
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2019.2.12 五島の藪椿 発表者 田中範彰氏
再び五島の田中氏から五島の藪椿の画像が送られてきました。自宅から椿の花を求め散策している時に
目に飛び込んできましたのがこの藪椿の花だったそうです。花全体は農紅色で咲いている中に一枝だけ
ピンク色の花が目に留まり立ち止まって確認したようです。枝変わりの花だったそうです。自宅においても
種子苗や藪椿を集めて管理されているようです。毎年が楽しみですね。偶然とはいえ、偶然の感動に出会
えるのは田中氏の椿に対する関心が強いからであると思われます。今後を期待したいと思います
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藪椿の枝変わり 藪椿の農紅色の中からピンク色の花が目に留まり 写真を撮って私のところに送っていただきました。 この花の特徴はピンク色で花弁がこれ以上開かない とのことです。時々お話いたしますが、毎年自然交配 を繰り返しておりますので時々椿の散策に出かける のも楽しめだと思います。このような花を残すためにも 挿し木や接ぎ木をして保存していただきたいですね。 来年再び、あるいは今年もう一度この花をじかに見たい 思いです。写真ですと色合いが少し薄らいでいますので 早く増やして咲いている花が見られればと思います。 |
2019.2.11 一休の自然実生 五島より
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一休の自然実生花 五島 田中範彰氏 数日前に五島の田中氏から一休の実生花の写真が 送られてきました。写真を見ますと種子を蒔いて 4〜5年経過していると思われます。一休は種子が 誕生しないと思われていましたが、岩永氏や九州の 知人からの知らせでは毎年見られるとのことでした。 五島から一休の自然実生は岩永氏の細御前とこの花で 2品種目となります。まだ苗木自体が充実していません のでこれからの生育次第では少し変化のある花になる かと思われます。五島ではさらに一休の実生花が誕生 したとの連絡が届いております。皆さん方がそれぞれ種子 を蒔かれて新花を誕生させている知らせを聞きまして 大変うれしく思います。今後さらに多くの新花が誕生 するものと思われます。来年もこの花の状態を見たいと 思います。 |
2019.2.11 庭に咲く花
寒さが最も厳しい時期ですが庭で凹脈金花茶が咲き出しました。すべての花が外で管理していますので葉が痛んでいます。
椿を始めたころは何でも集めていましたが原種の金花茶は寒さに弱く諦めたり枯れてしまった品種もかなりありました。それでも
何品種かは毎年花が咲き楽しませてくれます。寒さが厳しいときは家の中に入れたりビニール袋で防寒して管理しますと温室
がなくとも育てることが出来ると思います。苗木を求めたら、すぐに太めの台木に接いで管理しますと、より寒さに耐えるのでは?
凹脈金花茶 →花は淡い黄色で底がやや赤味がかって、時期により黄色が非常に濃く出ることもあります。
この花色は黄色が薄いですね。おそらく温度との関係があるのかもしれません。
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2019.2.10 庭に咲く花
洋種椿もかなりの品種があり、種子を蒔いて新花作出するには大変役立つと思います。自分の好きな品種を集め
日本の椿と一緒に楽しむといいですね。洋種系の椿は花弁が大きく豪華でもあります。日本人と多少楽しみ方が
違っていたのではないでしょうか。目的や楽しみ方で、今では色々な椿が育てられていると思われます。色々な花が
庭に植えられていますと変化があり庭を引き立てる効果があると思います。自然交配で面白い新花も期待できるのでは。
ピオニークイーン →やや紫色を帯びた桃紅色、八重、牡丹咲 藤紫を帯び美しい
額田姫 → 香り椿・白色・一重盃状咲き・極小輪
イースターモーン(蕾) → 淡桃色八重、牡丹咲き 大輪〜極大輪
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2019.2.8 庭に咲く花
椿の楽しみ方は人により違いと思いますが、自分はこのことがしてみたい、このことに楽しみ方を見い出したいと
思うことをするのが最も良い楽しみ方だと思います。これからは色々な作業があります。その中で自分がやってみたい
作業がいくつかあると思います。色々工夫されて今年1年ぜひ頑張っていただきたいですね。今日は3品種です。
紅日向 →濃紅色 千重咲き 中輪 長年育てている椿です。
夢の故郷(古里) →淡桃色 一重 キキョウ咲き 筒しべ 可愛らしい花でネイミングも素晴らしいと思います。
聚楽 → 淡桃色地に淡紫紅色の覆輪ぼかし、一重 平開咲き
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2019.2.4 庭に咲く花
今日私の好きな花が咲き出しました。まだ小さな苗木ですので充実した花ではありません。庭木にして
充実した花で再び掲載したいと思います。
島の娘 → 鮮濃朱紅、一重、抱咲、太い筒しべ、小輪 少し蕊が太く感じ方が違うかと思いますが私は
気に入っている椿です。
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2019.12.3 庭に咲く椿
今日は節分の日。各地で豆まきの行事が行われたと思います。私のところでは子供たちが各家庭を回り豆まきを
していただきました。お正月からあっという間に2月になりました。椿の花もだいぶ咲き出したのではないでしょうか。
そろそろ接ぎ木を考えております。知人から送られてきました穂木はその日のうちに接いで管理しています。
今日の花は対馬の娘と村下です。
対馬の娘 →濃紅、一重、筒咲、対馬ヤブツバキ選抜種。 とても良い花ではないでしょうか。
村下 → ヤブツバキの突然変異。葯が退化して白い蕊になっています。松江より入手。
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2019.1.31 五島の椿
今日は五島より綺麗な花が届きました。ほとんどが小輪の花です。五島の良い藪椿の種子を蒔いて新花を誕生させて
いますので、日本人好みの花であると思います。色合いも濃く咲いている花を見たときは驚きました。私の周囲の山で
見られる花と比べますと、その差は明らかです。このような良い花と巡り合えて幸運であると思います。
祈りの女神 → 農紅色 一重 小輪 五島の椿 岩永 章氏発表
まほの笑み → 覆輪入りの小輪 玉之浦との自然実生かと思われます。 五島の椿 細覆輪 岩永氏発表
旅情 → 農紅色 一重 小輪 五島の椿 岩永 章氏の発表. 寒さで少し痛んでいます。咲いている
状態で撮影出来たら素晴らしいと思います。
一休 → 純白、一重、筒咲、筒蕊、小輪 いろいろと確認しましたところ、種子が見られるようです。
→ 椿の苗を求める時写真だけですと、大きさや色合い、最初から最後までの花弁の開き方等多少わからない面が
あると思います。さらに写真でご覧いただいても本当の色合いは少し違うこともあります。高い苗を求める時は
実際に目の前で咲いている花を見てから購入できれば一番良いのですが。
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2019.1.30 庭に咲く花と五島の椿
いよいよ2月もすぐですね。暖かな地域や温室利用の方々はすでに接ぎ木をされていると思います。接ぎ木も最初は
大変難しく感じます。私も挿し木接ぎ木を始めたころは大変でした。ほとんどうまくいかなかったと思います。それでも
25年以上やり続けましたので、それなりに増やすことが出来るようになりました。工夫して、失敗し、やりなおしの連続
だったと思います。最近では色々な説明書やネット等がありますので、とても楽しみやすくなったと思います。それでも
近くに椿を楽しんでおられる知人がおりましたら、技術的な面で教えていただくと参考になると思います。
畔別当 → 白、一重、長筒咲、筒蕊、小輪 藤田友一氏発表 五島の椿
夢明かり →内弁紫紅、外弁白、小輪、、獅子頭x悠県油茶
対馬の娘 →濃紅、一重、筒咲、対馬ヤブツバキ選抜種 杉本氏発表
夢 →桃と白の弁が交互に並ぶ、一重、椀咲、中輪、微香あり 新潟より入手 種子が多く見られる
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緑茶
2019.1.26 庭に咲く花と五島の椿
寒さが厳しくなりましたが、元気で過ごしておられることと思います。風邪をひかないようにしてください。
先日テレビで風邪の予防に紅茶を飲むと喉の菌を洗い流す効果があると聞きました。緑茶でも良いと思います。
外出する時もマスクと水筒を持ち歩き、インフルエンザにかからないようにしたいですね。
今日は七五三、 卜伴、 白穂と褒章をご覧ください。白穂と褒章は花びらを送られてきましたが、少し痛んで
しまい本来の姿ではありません。五島の藪椿です。
七五三 → 桃色で、雄しべが弁化する時もある。 弁数は5枚になります。
卜伴 → 唐子咲きで、3〜4月咲。 唐子弁は白色 時に赤が混じる時もある。
白穂 → 五島の椿。 白色小輪。 岩永 章氏発表。やや細長の私好みの椿です。
褒章 → 五島の藪椿。 このページで掲載したことがあります。極小輪、農紅色(やや黒ずんでおります)
川口れい四郎 氏発表。この花は一重では五島を代表する見事な花の一つに思えます。
我が家で来年咲きましたら掲載したいと思います。今年も数本太い台木に接いでありますので。
![]() 桃色で、時には雄しべが弁化する。花弁数5枚。 |
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2019.1.24 庭に咲く花
寒いですね。これから2月中旬にかけて最も寒い時期になると思われます。
1日中陽が当たる場所では、だいぶ花が見られるようになってきたのではないでしょうか。今日は数種類接ぎ木を行いました。
少し早いかと思いましたが穂木を送っていただいたりしましたので、午後から1時間ほどで終わりました。
西湖 → 今年初めて咲き出しました。小〜中輪の桃色の花です。庭木にも接いでありまますので、今年は増やせるのでは。
タマ・グリッターズ → 接ぎ木3年目。中〜大輪、八重咲き〜牡丹咲き。玉の浦が交配親。太い庭木に接いであります。
久田紅 → 抱え咲の良花に思えます。東京の園芸店で見つけ求める。20年以上経過。小輪の農紅色。
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2019.121 庭に咲く花
陽の当たる場所では椿の花も大分咲き出しています。我が家の庭は半日陰のために遅れています。
温度が15度以上になりますとあちこちで花が見られると思いますが。
a. → 自然実生。わずかに覆輪が入ります。おそらく玉の浦との自然実生と思われます。抱え咲の花です。
古都の香 → 濃桃色の小輪 一重の盃状咲 香りあり 新潟より。
春の雪 → 白色 花弁が細長のツツジのような花です。淡桃、八重咲、ユキ芯、中輪、晩春咲
b → 自然実生花。 農紅色 一重 小輪。黒ずんだ花です。
![]() a |
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![]() b |
2019.1.20 庭に咲く花等
後1か月厳しい寒さが続くと思われます。朝夕の寒暖差が大きく、一斉に花が咲き出すまでは、もう少し時間が
かかると思います。地域によってはすでに接ぎ木を行っていると思われます。桜の接ぎ木はすでに行いました。
桜は芽が動き出し、花が咲いている品種もあります。昨日数品種桜の接ぎ木を行いました。
赤初嵐 →濃紅色 一重 筒〜ラッパ咲き 筒しべ 中輪.
成長が少し遅いのでは?
古都の香り→ 濃桃色の小輪 一重の盃状咲 香りあり
タマグリターズ → 玉之浦を交配親として、アメリカで作出された豪華な花です。
伊予侘芯 → 桃紅色 一重 猪口咲き 侘芯 愛媛県産 我が家で20年以上経過
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2019.1.16
庭に咲く花等
寒さが厳しいですが、すでに桜の花が開花しています。季節はゆっくりと春の足跡を忍ばせています。
自宅の庭では6年目で五島の種子から極小輪の花が咲き出しました。我が友と名付けました。
これから五島の種子から色々咲き出してくれると思います。紅福籠は岡山県の椿です。見事な花です。
7〜8年前に入手。今年は数本太い庭木に接ぎ木の予定。絶やさずに増やしていきたいです。
色々気に入った椿がありますので、自然に増えすぎてしまいます。2月中旬から今年は接ぎ木を予定。
自分の庭の品種や知り合いの友達からの品種を接ぐように台木の準備は整えました。庭先で100品種
花がすぐに見られるように鉢苗で管理いたします。早いものでは来年から咲き出すと思います。
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2019.1.14 庭に咲く花
乙姫 → 三河数寄屋に白斑入り。 桃地 白斑入り 侘芯 中部産 小崎氏発表
広清美人 → 濃紅色 一重 筒咲き 小輪 長崎県産
乙姫は葯が退化し子房は無毛。 広清美人は農紅色のまとまりのある花であると思います。
白穂は以前掲載いたしましたが白花筒長の感じの良い花です。五島の岩永氏の発表。
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2019.1.11
庭に咲く花
今日は4品種ご覧いただきます。 寒さと日陰のために咲いている椿は少ないです。
旅情 → 五島の椿。咲き出しの花は綺麗です。小輪の花で、この種子から旅愁等が生まれています。
椿姫 → 桃色 八重 極大輪。とても大きな花びらです。
玉之浦 → 五島を代表する椿。1本は庭に植えていたい椿です。白覆輪も多少苗により細覆輪も見られます。
一子侘助 → 極小輪 筒咲 藪椿系。 藪椿の雄しべの葯が白く退化。
![]() 岩永氏作出。 旅愁も綺麗です。 |
![]() 極大輪の花で人目を惹きます。 |
![]() 世界の玉の浦になりましたね。 |
![]() 侘芯ツバキで最初に発見された椿 |
2019.1.10 呼び接ぎの状態
庭木の20年生以上の枝に呼び接ぎ。友の浦と千寿は白椿の2mくらいの高さに呼び接ぎ。アザレアの日高の輝き
は愛媛県の雅という25年生の庭木に接ぎ木。こうしておきますと、毎年確実に花が見られ枯れることも、水をかける
こともありません。穂木は2年目から得られます。高価な椿はこのように太い庭木に接いでおきますと、多くの穂木が
得られ2年目より多くの苗を作り出せることが出来ます。
→ 太い庭木に接ぎ木(呼び接ぎ)されるときは庭木の枝をほとんど切り、2〜3本短くして残しておきます。太い庭木の枝を全部
切って枝をなくしてしまいますと、木が枯れることがあると思います。枝を数本短くして残しておくようにしています。
接ぐ枝だけを切って何本も枝を残して接ぎますと、養水分が接いだ枝に行き届かず枯れてしまうことがあります。できるだけ
思い切って余計な枝は切り払い接いだほうが賢明かと思われます。
友の浦→ 白椿の2mくらいの高さに呼び接ぎ。 昨年の春接ぎ木。今年は花芽をもっています。
千寿 → 同じ白椿の2mの高さに呼び接ぎ。 暗紅色 長筒咲き 筒しべ。黒百合とは実生姉妹。
日高の輝き → 沖縄の日高氏の作出。とても色合いの良い花色。 半年間咲いています。愛媛県産の雅に接ぎ木。
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2019.1.9
庭の花と日の出
今日は今年の日の出をご覧ください。今年も明るく輝く1年であるように感じられます。すべての人々が健康で
素晴らしい1年であるといいですね。 さて、今日の椿は太い取り木に綺麗な花が咲き出しました。
3番目の写真は広清美人です。太い庭木に取り木をかけて2年目で切り離しました。濃紅色 一重 筒咲き 小輪。
長崎県の椿です。私の家に来られる人がとても気に入って品種名は何ですかと尋ねられる時があります。
とても良い椿だと感じています。 最後の花は友の浦です。咲き出しの蕾ですが、接いで3年目になります。
庭の白花の太い木に接いであります。さらに、太い台木に何本も接いで飾り花として楽しんでおります。
→ 椿の増やし方は色々あります。2月からが良いと思います。私の知り合いの人の話では相当太い枝を切って庭に
打ち込み発根させているという話をされていました。すべてが発根するかどうかは分かりませんが、1本でも成功
しますと後は簡単だと思います。挿す時期や管理の仕方を変えながら1年間繰り返し試してみるといいですね。
私も数年にわたり試してみました。最近ではどうにか台木として利用できています。さらに、種子を蒔いた苗が10年
以上経過し台木として役立っています。少しでも種子を蒔いたり、挿し木をしておきますと数年後には必ず良かったと
思える時期が来るように思えます。
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2019.1.6 庭の花
あと1か月しますと挿し木接ぎ木が始まるかもしれません。もう少し台木を鉢に移し接ぎ木の準備をしなくてはと思います。
ユキツバキは色々品種があり庭に植えられています。桜島の品種は八尋氏から送られたものです。桜島黒髪も良い花です。
ただしある程度の成木になりませんと、ビロード色の黒ずんだ色にはなりません。福島百合も気に入った椿です。
琉球の香りは沖縄の日高氏より送られて、庭でひっそりと咲いていました。香り椿です。沖縄には沖縄独自の品種があり
交配にも適しています。香り椿を作出させるには貴重な品種が見られます。 日高氏は多くの品種を管理され非常に熱心な
方でアザレア椿の実生や黄色椿の原種の実生花、ハイドン椿の実生花などを誕生させています。今後ますます沖縄椿会の
ために頑張ってほしいと願っています。
![]() ユキツバキ |
![]() 桜島の椿 鹿児島 |
![]() 長崎の椿 |
![]() 沖縄の椿 |
2019.1.5 五島の椿など
今日は五島の椿をご覧ください。エビ茶式部と畔別当は大分前の品種かと思います。岩永氏から穂木を
譲り受けて接ぎ木をしたものです。おそらく中には藤田氏と中村氏が育てていた品種かと思われます。
たらちねは岩永氏の作品で10年ほど前に送っていただいたものです。五島の椿全体について言えますことは
藪椿が主体で交配されていますので、小輪の農紅色の色合いが強い花に思えます。全国各地にはその土地
にしか見られない素晴らしい椿の花が見られると思います。毎年繰り返されます自然交配により昨年見られな
かった素晴らしい花が目に留まることもあると思います。これから時間がありましたら、椿の咲く山々に出かけ
椿の花を観察されると思いもよらぬ素晴らしい花が目に留まることもあるかと思います。下に落ちている花を
手に取り見極めながら気に入った花を見つけ、その周囲の木々の花を探されるとわかるかと思います。
時間がありましたら、ぜひ椿林を散策されてみてください。お弁当やお茶を持って歩かれるのも健康に良いではありませんか。
畔別当は長崎の椿で八尋氏が発表された品種かと思います。五島や長崎県では色々な品種が発表されていますので
できるだけ確認をしながら掲載したいと思います。、
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2019.1.3 秋から初秋に咲くみしょう品種 鹿児島より
侘助の実生花 と 春サザンカ 鹿児島産 田邊 幾之助氏 発表
昨日に続き田邊氏の作出しました実生花をご覧ください。色々な花が咲くものですね。
毎年種子を蒔き続けますと5〜6年から毎年順次新花が見られると思います。普通の
椿林から種子を得たり、何百品種とある椿園の種子を譲り受けたり、友達から種子を
得るなど色々な方法で種子を得て蒔いておかれると楽しみだと思います。あるいは自分が
育ててみたいなーと思う品種を育てている人に連絡して種子を譲っていただくなどできるのでは
ないかと思います。挿したり、接いだりして育てる楽しみもありますが、新花を誕生させる
喜びは最も大きな喜びになると思われます。今までにない椿の花があちこちで咲きほこりますと
うれしいですね。お互いに頑張ってみたいと思います。
![]() ツバキ実生 |
![]() 春サザンカ |
![]() ツバキ実生 |
2019.1.2 秋から初秋に咲くみしょう品種 鹿児島より
侘助の実生花 と 春サザンカ 鹿児島産 田邊 幾之助氏 発表
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今日は鹿児島県から侘助の実生や
春サザンカの実生の花をご覧いただきたいと思います。 数多くの実生花を作出されておられる田邊氏の思いの
こもった花々です。 A.の侘助実生は普通の侘助の花よりも比較的色合いが濃いように思われます。侘助の花は
平均的に淡い桃色が多く見られます。種子を蒔かれますと夢が膨らみますね。最後の花は笑顔の実生で春サザンカ
です。春咲は玉之浦型。但し子房有毛、とのことです。冬咲では白覆輪が多く見られるそうです。
これらの花を見まして、ますます種子を蒔く意欲が湧いてきました。皆様方もぜひ種子を蒔いて新たなる夢を
追い求めてください。 今年も花とともに良き年でありますように願っております。
![]() A. 侘助実生ー |
![]() 侘助実生 |
![]() 侘助実生 |
![]() 春さざんか |
2018.12.31 五島の椿など
今年最後の掲載です。 掲載しました椿以外にもいろいろ誕生しました五島の椿があります。機会がありましたら
掲載いたしたいと思います。岩永氏、 田中氏、、藤田氏、川口氏、上五島の荒木氏他多くの人たちの椿仲間に
助けられまして今年1年も終わろうとしております。このホームページをご覧いただいた皆様方にも御礼申し上げます。
椿の楽しみ方もいろいろあると思います。また、品種の好みも違うと思います。皆様方が何か夢中になられる趣味
を持たれることは素晴らしいことだと思われます。趣味の中から友達の輪が生まれ、その輪がいろいろな活動の源に
なり、明日への活力になっていくと思われます。来年もさらにいろいろな活動の輪が広がり、元気で活動されることを
願っております。来年もより良き年でありますように!
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2018.12.30 庭に咲く花
以津の夢 →白地に外弁が紅のぼかしの一重桔梗咲き椿。石川県産
一子侘助 →極小輪 筒咲 藪椿系 写真の椿は斑が入る。接ぎ木の時に班が入るか台木に班があったものと思われます。
侘芯ツバキで最初に発見された椿。藪椿の雄しべの葯が白く退化。
ジロー →沖縄 宮古島産。 沖縄日高氏より数年前に送られる。
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2018.12.29
庭の花
日本の誉 →濃桃色白覆輪、赤の絞りが入る花もある。
昭和錦 → 淡い桃色地。わずかに絞やぼかしが入る。長く枝が伸び葉は硬そうである。
最近畑で椿の苗を育てています。太りも早く台木としても便利です。少し弱った小さな木は
一度日の当たる場所で大地におろし1〜2年育ててみますと息を吹き返し充実した木に戻る
と思います。場所がありましたらお勧めします。また、大きめの鉢に植え替えしてみるのも
良いと思います。小さな鉢のままですと、いつまでも細く育たないみたいです。来年は指の
太さ以上の枝の挿し木をお勧めしたいですね。親指大の太さならば発根すると思いますが。
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2018.12.28
庭に咲く花
湊晨侘助 → 数日前に掲載いたしました。今見ごろになっています。 極小輪の綺麗な花です。
玉グリターズ → ヌチオ農園の作品。よく覆輪がでます。八重の良い花です。
青海姫 → この花は新潟の大岡氏より苗を送っていただきとても素敵な花です。農紅色 小輪。
青海姫のほかに青海白という品種もあります。
椿の接ぎ木では秋がいいですね。私はどんな時期でも行いますが、秋が最も確実で安心が出来ます。
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2018.12.27
五島のツバキ等
白西王母 → 白色 一重 筒咲き 筒しべ 小輪 西王母の実生。 取り木です。良いはなですね。
弥生姫 → 紅栄の実生。今年3月岩永 章氏発表 初めて咲く花。 4〜5年経過しますと
花弁によじれがなく、素晴らしい花になると思われます。
氷上の舞 → 親不明の自然実生。白〜薄ピンク色。 岩永 章氏発表 小輪の可愛らしい花。
来年でも良いと思いますが接ぎ木をする1か月くらい前に鉢に台木を植えて接ぎ木しますと活着率
が高くなると思われます。2月初旬に植え替えて、3月中旬に接ぎ木されると良いかと思います。
今年の秋に台木を植え替えておくと接ぎ木の成功率が高くなると教わり毎年秋に植え替えて準備
しております。春の接ぎ木では揚げ接ぎでも大丈夫ですが、あらかじめ鉢に植えてから接ぎ木されますと
成功の確率が大変高くなると思われます。
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2018.12.25
庭のツバキ
楼蘭 →桃色で、底白ぼかしがとても美しい椿です。この自然実生で里の秋が誕生。
湊晨侘助→白覆輪のよく入る花で極小輪。とても人気のある花かと思います。
咲き出しの花が良いと思います。おそらく玉の浦との自然交配かと思われます。
月照→ 中部を代表する椿と思われます。純白の一重筒咲き。シベが美しく白花椿では
トップ級であると私には思われますが。この花は取り木の花です。
![]() 楼蘭 − 感じの良い花です |
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2018.12.24
庭のツバキ
下総侘助の自然実生。紅色地 白覆輪 一重 極小輪。白覆輪のよく入る花です。角の光は濃紅色 一重 侘芯 極小輪。
写真の花は咲き終わりかけている花ですので色合いは良くありません。
金花茶椿を数品種育てていますが、これからは寒さが厳しくなります。私はビニール袋を
2〜3枚覆ったり時々玄関内に入れて管理しています。相当太めの台木に接いで育ててみますと耐寒性が増すかもしれません。
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![]() 角の光ー侘芯 綺麗な花だと思います。 |
2018.12.24
庭のツバキ
黄河は新潟より入手。15年以上経過。淡緑(黄)白色、獅子咲き、中輪。新潟を訪ねた時大岡氏より
分けていただいたものです。姫侘助は淡桃色地 淡紅縦絞り 猪口咲き 極小輪。
バターミントはクリーム黄色
千重咲き 小輪.の可愛らしい花です。花付きの良い品種。ヌチオ農園作。
色々多くの品種を入手いたしましたが、中には全くカタログと違った品種が届くこともあります。
大変多くの品種を扱っていると思われますので、仕方ないことと思います。残念なことは2度とその品種が
手に入らないことがあります。そのために、知人に穂木を譲り育ててもらっています。一人だけですと
枯れたときは、がっかりして、どこかに接いでないか色々な場所を探し回ることもあります。大事な品種は
あちこちに接ぐか、友達に穂木を分け与えて何人かで保存するようにすると良いですね。
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2018.12.22 庭の椿
霜月と銀杯ともに10年以上我が家で育てています。霜月は大阪より、銀杯は中部より入手いたしました。
菊の花も色々な時期に咲きますので楽しみです。挿し木をしますと何本でも増やせます。
椿の種子を発泡スチロールに入れて防寒対策を終わっています。来年の3月下旬〜4月下旬ごろ気温を
確認しながら鉢に植え替える予定です。あまり早い時期に植え替えますと霜にあたり枯れてしまう
恐れがありますので、できるだけ様子を見ながら植え替えております。
![]() 鳴海潟とグランサム椿の交配、桃色一重 |
![]() 中部より入手 |
![]() 白い菊の花 |
2018.12.21 庭の椿
白菊は白色の千重咲き、中輪で、江戸期から知られる古典品種。中心ほど花弁が小さくなりとても綺麗な花です。
白侘助も好きな花です。多少香りがすると思います。もし、種子が見られましたら蒔いてみてください。
日高の輝きは6月下旬から12月まで花が見られています。この品種は太い雅の庭木に呼び接ぎしています。
椿の花は真冬の厳しい寒さにもめげず、美しい姿を毎年見せてくれます。少し太い庭木に4〜5品種接いで
ぜひ鑑賞してほしいと思います。花のある生活はいいですね。これから椿→梅→桜と続きます。それぞれみな
自分で増やせますので楽しみは増えます。それぞれ種を蒔いて何本でも増やせますので、本当に楽しみは
尽きません。来年の春が楽しみです。挿し木や接ぎ木の季節が待っています。本当にこれほど多く増やせる
花は見当たりません。それも1年中楽しめるのですから。挿し木、接ぎ木、取り木、種子蒔きなど。
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2018.12.14
庭に咲く花
五島の椿も少しずつ咲き出したそうです。数日前に岩永氏から数品種送っていただきましたが、今頃はもっと咲き出していると思います。
最初の 酸豆金剛院は極小輪の花で葉も小さいです。白唐子は蕾も多く見られます。 台湾椿も蕾が多いですね。少し寒さに弱いと思います。
賀茂覆輪→薄紅色の覆輪花。 もう少し全体に色合いが濃いほうが目立ちますね。佐渡紅覆輪も植えてあります。これからが椿の花が咲き誇る
時期ですね。どんな花が咲き出してくれるか楽しみであります。特に種子からの花が楽しみです。
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![]() 台湾椿(大東茶) |
![]() 加茂覆輪 |
2018. 12.13
呼び接ぎ用の挿し木
最初に凹脈金花茶の蕾が少し膨らんできました。比較的寒さに強いと思います。原種の椿はなかなか冬場の寒さを乗り切るのは
難しく思います。この凹脈金花茶は挿し木苗でなければ寒さに耐えられる品種かと思います。次に今年の挿し木苗ですが、
長い挿し木苗は太く長めの台木に使います。すべて小さな鉢に植え替えして呼び接ぎするか、庭に植えて呼び接ぎをします。
来年の2月の下旬頃から挿し木をします。挿し木の枝の太さは相当の太さから指の太さくらいまでです。呼び接ぎでは差し苗の
上部しか接ぎ木しませんので、1年後には切り離し、その下の部分は畑に植えて大きくします。最後の写真の挿し木は苗は
高尾の香と久米島絞です。 久米島絞は沖縄の品種ですが、白斑の入った花です。これらの挿し木苗も2年で花が見られる
かもしれません。10年生以上の台木にすべて呼び接ぎして1年で30cm〜40p位の長さに成長します。2年目で花が咲き出す
と思われます。今年の春の接ぎ木では今30cm〜40cm位伸びていますので。12月11日の写真をご覧ください。10か月で
相当の長さに伸びております。挿し木苗では、どんな苗でも呼び接ぎ用として用いることが出来ますので形がどんなであろうと
庭木にしたり、呼び接ぎ用として使用してください。
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2018.12.11 今年の接ぎ木
今まで20年近く細い台木に接いでいましたが、これからは10年生以上の太い台木に接ぎ木して
早く咲かせて管理する予定です。庭木を少なく、品種も整理する予定です。3番目の接ぎ木は今年の
春接いだものです。9か月経過しましたが、すでに40cm以上伸びております。五島の種子から誕生
しましたそよ風の誘いです。来年には花を咲かせるのではと思うほどの成長です。今年はすでに8本
10年生の台木に接いであります。来年の2〜3月には目標の20本ー100品種接ぎ終わると思います。
太い台木であれば、成長が良く、花も早く咲き穂木もたくさん得られます。いくらでも素晴らしい椿を
増やすことが出来ます。さらに、挿し木苗を利用し、今年接いだ場所の少し下の幹や枝に呼び接ぎを
する予定です。色々な方向に枝を曲げることも可能です。新芽が伸びてから枝が柔らかい時に針金
を用いて曲をつけておきますと、色々な方向に枝が伸びて色々な花が見られます。1本の台木に5品種位
接いでありますので、1本の台木で6か月近く花が見られるかもしれません。庭で管理するには太い台木
に数本接いで色々な花を観賞できるようにしますと、管理も楽で庭にそんなに多く植えなくて済むのでは。
![]() 8月の接ぎ木 10年生の台木に接ぎ木。 すでにビニール袋は外しています。 |
![]() 7月の接ぎ木。 白くヒモが 蒔いてある太い台木。15年生 くらいの太さ。 |
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![]() エレインズ・ベティー 綺麗な花ですね。20年近く経過。 ヌッチオ農園より求める。 |
2018.12.8 庭の花など
今日は庭の花と台木を掲載いたします。白髪山は松江より穂木を送っていただき接ぎ木したものです。白色 抱え咲き 筒しべ 小輪。
以前松江の椿についてお話したことがありますが、とても多くの素晴らしい品種が多く見られます。
日高の輝は沖縄の日高氏の発表品種です。アザレアの実生です。花付きも良く今も咲いております。交配種として役立つと思います。
最後の台木は来年用の台木です。秋に植え替えて準備しました。このような台木を20本来年まで準備し、100品種接ぐ予定です。
今年すでに8本近く接いであります。呼び接ぎや割り接ぎ、ビン接ぎなどを行い1本の台木に5品種接いでいます。台木の長さは
10cm〜15cm。必ず1〜2の枝を残しそのすぐ上に接いでいます。枝は2〜3芽残し短く切り詰め接ぎ木しています。
ほとんどの台木が実生の10年生です。畑で育てていましたので太りがとても早いです。来年の春には良い接ぎ木ができると思います。
接ぎ木は来年の2月下旬になると思います。早く花を咲かせ太い鉢苗を作るにはある程度太い台木が便利です。
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2018.12.6 五島の椿
五島の椿を育てて10数年経過します。日本全国の地域にはまだまだアッと言わせるような
椿の花が今も咲き誇っていると思います。現在ある品種以上の花は現れないだろうと、思い
がいちですが、そんなことはないと思われます。たくさんの花を観察されていきますと、色々
花から教えられて椿を見る目が違ってくるように思います。ぜひ新花誕生に種子を蒔き、あるいは
交配を繰り返し頑張ってもらいたいと思います。いつの日か自分で作出した椿の庭を楽しめる
日が来ることを願っています。
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夢の扉 望洋 発表者 田中範彰氏 農紅色・抱え咲気味の小輪一重。望洋やプリンセス・マコなど見事な 五島の花を発表されております。このページに発表された花々は 五島の藪椿の特徴を良く表しています。田中氏の椿を見る鑑識眼には 驚かされることがあります。右の望洋は筒シベ・農紅 の花で私も太い庭木に接いで大事にしております。福江島を含めて 五島地域全体の藪椿の美しさに感謝しております。 |
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2018.12.4 庭に咲く花
12月に入り今年も残り少なくなりました。それにしても気温が高いですね。11月の接ぎ木もすでに活着したように
感じられます。12月にも五島の椿を挿し木しました。全部が発根しないと思いますが、1品種1本発根してくれれば
ありがたいです。あとは、挿し木接ぎ木でいくらでも増やせますので。今日の彩霞は新潟より求めた品種です。淡い
桃色弁端農桃色ぼかし。底白の花です。 袖の香は伊豆大島の品種です。香りが強く、蕾が沢山付きます。この花
にメジロやウグイスが花の蜜を吸いにきます。菊の花は畑や庭で咲かせています。同じ場所ですと少しずつ絶えていくように
思われます。毎年挿し木をして場所を変えて植えています。ザル菊も5〜6品種求めて畑に植えてあります。
植物は陽の光が大事ですね。日陰では良い花は咲かないように思います。特にザル菊は1日中陽が当たりませんと
丸くなりません。その点、椿はある程度日陰でも咲いてくれます。咲く時期が遅くなりますが。庭で花を咲かせるには
あまり木を多く植えないほうがいいですね。私の庭は狭く足の踏み場もないほどです。何とか工夫して楽しんでおります。
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