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趣味のある人生 - 今までの椿等の花と、これから咲きだす花を中心として 

2024. 6/1

                  完全に椿の花が咲き終わり、新芽の葉も固まり挿し木や接ぎ木が出来る時期になりました。すでに挿し木や接ぎ木も行いました。
                  最初の花は五島の藪椿です。少し花弁が最後に開き気味ですが、総合的に見ますと花形、色合い、シベ等良く整っており、特に

                  花弁の色合いは農紅色の特徴が見事に思えます。このような藪椿を何本も集め、毎年自然交配を継続していきますと楽しみですね。
                  次に奈留侘しんですが、花の形、色合い等変化が見られ実に特徴のある花かと思います。岩永氏の発表されました品種の中でも

                  変化に富んだ品種かと思われます。右側の葉もご覧ください。3枚の葉が重なっております。2枚葉もあります。花も同様に花弁が
                  同じ大きさでないものもあり、変化に富んでおります。野ヒメユリはとてもかわいく小輪に思えます。今年は咲きだす直前に花が咲かずに

                  落ちてしまいました。黄金オニユリを交配しました。数年後に変わった百合の花が見られるかも?  → 黄泉の銀花も花弁の形が揃っていない時や
                                                                                弁数も一定していないときもあるようです。



五島の椿  藪椿

   橋本 利晴氏発表


 

  奈留侘シン

花弁の形が揃っていない
 変化にとんだ品種です。

  五島 岩永氏より。

奈留侘シン3枚葉

今年は開花せずに花が落ちてしまいました。

     五島より送られる。



2024. 6/13


比較的新しい品種との交配

名前を付けず交配 どのような花が咲きか?

中央の親から落ちた」ムカゴの1〜2年生の苗

今咲いている黄金オニユリ


左に黄と同じ椿の木です。気が太るに従い幹を切り
接ぎ木を2回してあります、今年また伸びましたら
枝と幹を切り接ぎ木する予定です。

挿し木2年目。黒のビニール鉢の2御本程度挿し木。
駐車表につるしてあります、

今年の五島からの挿し木苗。全部で30本程度、8月中には発根すると思います。



2024.
5/28
                   椿や桜の時期が過ぎて                                                               


                    早いもので5月も数日を残して6月の梅雨の時期を迎えます。椿や桜の花が終わり、紫陽花の季節になりました。                 
                    これからは百合の花を期待しております。黄金オニユリは対馬に自生しているオニユリの変種だと言われております。              
                                                                                   
                    この百合の特徴としてムカゴが見られ、このムカゴで増やすことが出来ます。数年(3〜4年ぐらいか?)で花が咲くと思われます。       、
                   この時期は紫陽花の花が楽しませてくれます。色々な品種が見られ、比較的挿し木も簡単ですので試してたのしまれては。            
 
                                                                                                         
                    今年も2年連続で椿の交配をいたしました。白花の小輪や抱え咲き等種子をかなり多く蒔きました。どのような花が咲いてくれるか        
                    楽しみです。交配がうまくいかない品種や種子を蒔いても新芽が伸びないなど難しい面がありますが、花が咲くまで楽しみです。

                    次に庭木に毎年接ぎ木しております。1年中時期に関係なく挿し木や接ぎ木をするのと同様に大変難しく、失敗を繰り返しましたが
                    何とか出来るようになりました。庭木として接いでおきますと、管理の面で手間が省け挿し木や接ぎ木などで利用できますので

                    役に立ち楽しめます。次に五島の紫の椿を挿し木や接ぎ木して今年で2年目。花が咲くと良いのですが。1年中枯らさないように、花芽が
                    付きますように大事に育てております.紫の花はなかなか固定せず難しいと言われていますが、発見者の広瀬氏に良い知らせが

                    出来ると良いのですが。最後に一休の枝変りの白手香ですが庭木や、挿し木、接ぎ木などして白蕊の極小輪の花を咲かせたいものです。
                    侘しん花として咲かなくとも、もともと一休の枝変わりですので、花自体は綺麗で育てていく価値は十分あると思います。

                    今年は例年よりも気温が高いようです。体に気を付けてお過ごしください。


黄金オニユリ

紫陽花    藍姫

紫陽花   未来

紫陽花    くれない

紫陽花    アナベル

羽地白鷺 × おぼこ

清香 × おぼこ

紅栄 × 玉章   紅栄の木に取り木を5本してあります

黒曜 × ?

鳳凰 × 玉章

花衣の接ぎ木 枝が大変長く伸びております。

庭木にさきほ( 玉之浦の白花)と菊百合接ぐ
紅栄に西湖雷神を接ぐ
ロイヤルベルベットの庭木に白竜接ぐ。左側→白竜
                     右側→ロイヤルベルベット

小白竜、 彗星、笹百合
等接ぐ

野口慎一氏発表の花衣。庭木に接ぎ木 大きくなりました。

紅三光の庭木に五島の白椿(白穂) と 平戸の鎮信
接いであります。

野口慎一氏発表の西湖を庭木に接ぐ。
こんなに大きくなりました。

五島の夢式部。接ぎ木2年目。今年咲くか
          期待しています。
挿し木苗と接ぎ木苗で管理。最初の花が咲くか
楽しみです。

珠姫 五島 岩永氏より  輝きのある花弁でシベの綺麗な花ですね。
輝きのある素晴らしい花ではないでしょうか。


黄金オニユリ    今年は6月中に咲くかもしれません。

黄金オニユリのムカゴ。2本で40個くらいありそうです。

白手香の石付け  五島の岩永氏より送られる。

白手香の庭木 − 現殊院に接ぎ木してあります。

白馬の天使  岩永章氏 発表

                   ( 追記 ) 岩永氏発表の珠姫と白馬の天使は自然実生から誕生しました品種です。長年五島の藪椿の種子を蒔き続け、1年に満足する花はわずかであると思われますが
                            10年〜20年蒔き続けますと1年で2〜3本これはと思われる花が咲いてくますと20年間では40〜50品種の堂々とした花が見られることになるでしょう。まず最初に
                            藪(山)椿の良い品種を集め、その集めた椿の木々が毎年自然交配をし、年を重ねていくうちに何百何千と種子をもたらしてくれると思います。我慢比べ的な要素が
                            あるかもしれませんが、ある時その努力が実る時がやってくると思われます。技術的な面でも自然から教わり、何故、どうして、こうしたらと自問自答しながら年齢とともに
                            自分の作品が完成されていくものと思います。岩永氏の事例が参考になりますことを願っております。


2024. 4.25


                   庭の椿の花もほぼ咲き終わり新芽が伸び始めてきました。庭木の新芽は相当長く伸びております。
                   次の接ぎ木は6月中旬ごろかと思われます。新芽が固まる頃ですね。その頃になりますと挿し木や接木

                   等が可能になると思います。今行っていますことは庭木を鉢に植え替えましたので毎日水を与えております。
                   3番目の写真のように1本の台木に5品種以上接ぎ木をして、なるべく庭木を少なくして、鉢で管理しようと考えております。

                   残した庭木にも接いでおります。だいぶ管理が楽になるのでは?庭木が大きくなっており、枝にも取り木をしながら
                   そのあとに接いで鉢の数もなるべく少なくしようと思っております。取り木は比較的簡単に行えますので鉢苗や台木に

                   できますので時々行っております。台木がありませんと、穂木が届きました時、あるいは大事な品種を接ぎ木する時など、とても
                   困る時があります。細くとも台木はいつでも必要になると思います。そのために現在では挿し木をして、いつでも接ぎ木が出来る

                   ようにしてあります。花の交配は人工あるいは自然にしましても、どんな花が咲くか楽しみだと思われます。椿は以前述べました
                   ように1年中何かしら作業がありますので多少頭の体操になるのではと考えております。

                   接ぎ木は7〜8月も可能ですが、失敗しましたら9月中旬以降にされますと管理が楽で比較的成功率が高いかと思います。
                   色々試しながら今日は良かったと思う日々を過ごしたいですね。



   アヤメ   新潟より  25年以上前に求める。

          濃紫色の素敵な花です。

庭木に接ぎ木   雷神 と 西湖  庭木は紅栄 頂点に接いであります。

小白竜、聚楽、彗星、玉ピーコック等5品種接ぐ→台木20年以上の庭木を利用。

庭木に花衣接ぐ →すでに穂木を利用しております。

庭の紅栄に5本取り木。4本外し1本だけ残す。種子を得るため。

今年も庭木や鉢苗の花と交配



2024. 4.25

         
         数日前まで庭木を鉢に植え替えていましたので、忙しかったです。新芽が動き出していましたが、雨が2〜3日降りましたので
                   大変助かりました。今年の夏は少し蚊などで苦労することがなくなると良いのですが.

                   2番目の花は玉ありあけかもしれません。この時期になりますと白覆輪が薄くなりますね。 玉ありあけならば濃紅地白覆輪
                   の綺麗な八重咲〜牡丹咲の綺麗な花です。長崎県産の岩根絞×玉之浦交配とのことです。

                   今年接いだ椿も新芽が動き出しました、。庭木を少なくするために少なくとも1本の台木に5〜6本接いで鉢に植える予定です。
                   接木もいろいろ難しさがありますが、接ぎ木後の管理が最も大事かと思います。接いだ後にローソクをたらし、ビニールテープで

                   縛ります。さらに少し大きめのビニール袋内を、水で濡らし湿度を保ち、新芽が伸びやすい状態にして管理しております。
                   いろいろな方法があると思いますので詳しい説明は省きますが、専門家の書かれました椿本やネット等で確認して試されてください。

                   初黄は寒さに強く、色合いもなかなか良いと思います。金花茶類の花は寒さに弱いですので、初黄は日本の天候に適応出来ますので
                   お薦めの品種かと思います。最後に百合の花ですが、五島よりムカゴや球根を送っていただき3〜4年目で花が見られました。

                 
百合を鉢に植えるときは球根の2〜3倍の深さに植えつけると良いと言われております。堆肥や腐葉土を混ぜながら植えつけております。
                   百合は増やすことが比較的簡単ですので(分球ムカゴを利用)とても楽しめます。良いゴールデンウイークをお過ごしください。

                   


海棠椿(ハイドゥン)  少し咲き方が遅いと思います。色合いはいいですね。

名前が不明。 この時期ですと白覆輪が消え始めています。

根際や枝に数本接ぎ木。

初黄  寒さに強く、時により比較的黄色の色合いが良く出る場合があります。


野ヒメユリ

黄金オニユリ


野ヒメユリ  五島より送られる。  

         綺麗な小輪の花です。 九州、四国、沖縄、朝鮮、中国
         アムールに分布する百合と言われています。(ネットの説明より)


黄金オニユリ   特徴のある花ですね。分球したりムカゴを蒔いて増やしています。
            対馬特産で絶滅危惧種になっているようです。    

クレマチス    ジョセフィーヌ

      挿し木で増やしています。椿より苦労しています。

2024. 4.22


                ほとんど花が抱き終わり、たまに遅く咲いている花があるくらいです。今は新芽が伸びて、垂れている状態の芽もあります。
                今からでは接ぎ木が難しい時期になってきたのでは。少しくらいの新芽の伸び位では接ぎ木が可能と思えますが、大事な品種では

                確実に成功させたいと思いますので、新芽が固まってからの接ぎ木が安心だと思えます。6月頃の新芽の様子を見ながら、接ぎ木を
                されるといいですね。接ぎ木はほぼ1年中可能と思いますが、新芽の伸び始めてから固まるまでは無理して行わないほうがいいですね。

                私の接ぎ木は秋接ぎが最も多く行っております。挿し木も管理状態では春から秋まで可能ではないかと考えております。真冬の挿し木も
                可能と思えますが多少の施設とか温度が保てる場所が必要になると思います。でも太い枝では可能かとも思われます。

                しかしながら、確実性を求めるときは挿し木は6月の中旬過ぎ〜9月初旬頃までが良いのではないかとおもえます。接木は2月中旬〜3月頃
                が良いのでは。これらは色々な条件に左右されますので、椿の挿し木や接ぐ時期の説明本やネットで確認されて確実に行う方がいいですね。

                真冬などに行うときもありますが、色々工夫がいると思います。あまり慣れていないときには無理をせずに、安全な時期に行い、だんだんと
                自信が持てるようになりましたら、色々挑戦されて楽しみの幅を広げていくようにしたらいかがでしょうか。

                今日の雪嶺は岩永氏作出の白手香の実生品種です。以前撮影した花ですが、白手香の実生ですのである程度は親の趣が感じられます。
                おそらく白手香からの実生品種は数品種に限られていると思われます。陽の岬は最初から極小輪の蕾で白蕊のシベを期待したのですが

                残念ながら、思うようにはいきませんでした。右側の陽の岬の花と比べますとかなり小さな花です。交配用につかいました。
                ジョセフィーヌは目立つ花なので庭に植えて増やしております。旅情旅愁同様藪椿の美しさが見られ好きな花です。
  
                花色やシベも整い長年楽しんでおります。岩永氏より数年間五島の藪椿の種子を送っていただき、花が咲きだしております。どのような
                花も毎年見ておりますと、多少違った変化のある花が見たい欲求に駆られますね。岩永氏の行っております五島の藪椿の自然実生花

                は毎年鳥類や昆虫などで自然交配を繰り返しておりますので、毎年期待が膨らむものと思われます。五島の藪椿は濃紅色の小輪が
                多く侘助同様、心惹かれる要素を多く持ち合わせているのが特徴です。数多くの藪椿の苗木を管理されているようですので、ますます

                期待は膨らんでいくのではないでしょうか。 最後に広西美人は長崎から送られて接ぎ木したものです。濃紅色の一重でやや筒咲で
                20年以上接ぎ木して経過しております。

                



雪嶺  白手香の実生  五島 岩永章氏 発表

     以前撮影しました雪嶺です。


陽の岬 (白) 極小輪  右側の陽の岬と比較してください。
                 半分以下大きさです。



陽の岬  とても良い花だと思います

       長崎県の八尋氏より穂木を送られる。

テッセン   クレマチス ジョセフィーヌ 

八重の豪華な花で、挿し木で増やしています。とても伸びの良い品種です。

旅情   五島  岩永氏 発表

       五島の藪椿。以前撮った花ですが、とても花色、シベの綺麗な花です、

広清美人  長崎県の人から穂木を送られる。

         接木をして20年以上経過。



2024. 4.17

            
    今日は接ぎ木の報告をいたします。接木もいろいろな接ぎ方がありますが、自分に一番適した方法で行うことがいいですね。
                  接ぐ時期も春接ぎや秋接ぎ、あるいは夏接ぎなどいたしますが、今一番多くおかなっている時期は秋接ぎです。

                  春の接ぎ木をしていましたが、新芽が伸びてきます時期の管理が少し大変で秋接ぎに変えました。秋に接ぎますとしたのは写真の
                  ように鉢から庭に植え替えて寒冷紗やダンボールなどで日差しを遮っておけば安心して管理できます。植え返すときは新芽が

                  少し動きだしてから庭に植えかえしております。新芽が伸び切ってしまいますと、萎れたり芽が折れたり等しますので、新芽が動き出す
                  タイミングを見計らって行うと良いと思います。又は鉢のままで管理していても良いと思います。庭に植える理由はその後の管理が

                  楽だからです。庭木に秋接ぎを行う場合は新芽がある程度伸び始めてきましたらビニールにナイフなどで数センチ、数か所切り込みをいれて
                  おきますと外気になれますので、そのまま様子を見ながらビニール袋の切り口を大きくして完全に新芽が固まり次第ビ二ール袋を取り

                  除けば大丈夫だと思います。秋接ぎの時心配しますのは、枝はどのように処理するのかという問題です。色々試してみましたが、
                  頂点に接ぐときは多少強い枝や徒長枝を切り詰めておくと良いと思います。それでも何もせずに頂点に接いでも翌年芽が出て伸びて

                  来ると思います。枝に接ぐ場合は頂点に接ぐときよりはある程度枝数を少なくしたり、切り詰められると良いと思います。秋接ぎの
                  利点は接ぐ台木(庭木など)が成長を止めて休眠の状態に入っていきますので比較的接ぎ木に有利な条件が整うのかもしれません。

                  口や書いて説明するのは簡単ですが、実際初めて行ってみますと、そう簡単ではないかもしれません。大事な品種では行わず
                  切ったり枯らしたりしても良い庭木などで試すことをお勧めいたします。挿し木でも接ぎ木でも最初は大変だと思います。私も最初はほとんど

                  穂木を枯らしてしまいましたので。ある程度接ぎ木などに慣れ始めてから試みると良いと思います。
                  最後に種子を蒔いて芽が出始めたばかりです。       
 



昨年10月の接ぎ木   新芽が動き出しております。
まほろば(2本)、 西湖、雪舟が接いであります。芽が動きだしました。庭に
植えて2週間経過しております。相当太い根際に接いでおります。


昨年の白手香の挿し木。新芽が伸び始めて
きました。
親指くらいの太さだと思います。

五島の岩永氏より太い枝を挿し木のために送って
もらいました。咲き方に変化があればよいのですが。


昨年の10月に蒔く。色々な品種を交配してあります。新芽が出たり出なかったり
色々あります。今年も交配をしております。実がつくと良いのですが。



2024. 4.14


                  今日は暖かく午前中庭の椿の木を12本掘り出し小さな鉢に植え替えました。根を切り戻したり、すべての植え替えた木の枝を少し整えました。
                   春には強い剪定をしないほうが賢明であると言われておりますので。花芽を付けるためであると思います。

                   今日は海棠椿(ハイドゥン)椿が咲きだしました。冬の寒さを乗り越えて綺麗な花弁を広げ始めました。前回冬の保護対策を書きましたが、
                   枯れずにほっとしております。冬の管理対策が少し大変ですので、大きくしないで、なるべく小さめにした枝に咲いてくれますと、冬の管理が

                   楽になりますので。接木するときに太い台木に接いで、短い枝に花をつけるようにしたいと思います。紅栄は雌蕊が長く出ていたのですが
                   この花の枝だけ雌蕊が短くなっており、今年接ぎ木をして花を咲かせてみようと考えております。ポーラー ・ベアー はオーストラリア産の椿だと

                   思います。八重咲の綺麗な、ふくよかな花だと思われます。今年中にほとんどの庭の椿の木を鉢に植え替えるか少なくする予定です。
                   鉢での管理で少し楽になるかと考えております。その代わり1本の台木に5〜6本接いで本数を減らす予定です。 今まで多くの椿の花から

                   感動や喜びを与えられてきましたので、これからは自分自身少し休養したり、他のことにも少し目を向けて頭の体操をしたいと考えております。
                  


海棠椿(ハイドゥン)   冬の寒さを乗り越えて咲き始めました。


紅栄  五島の藪椿  岩永氏 発表  筒長  農紅色


ポーラー ・ベアー   白色 八重咲き 大輪




2024. 4.11
   
                  雨のために花弁が傷んでしまい残り少ない花になってしまいました。少し残念です。ほとんどの庭木から新芽が伸びてきましたので
                   接木もそろそろ終わりになりそうです。白手香の正常花は一休よりも少し小さめの花です。この花の花粉で交配をする予定です。

                   五島の藪椿の種子を蒔き4年目で綺麗な花が咲きだしました。極小輪の花で、写真を撮った後おぼこと交配しました。
                   さやけは白花の一重小輪花で、シベは良く整い優れた品種に思えます。花々はそれぞれ個体差があり、同じ品種でも時により花弁の

                   色合いや形、大きさ等に変化があるように思われます。私は一重の小輪花が好みですが、どのような花もそれぞれ良さがありますので
                   自分で誕生させた花は大事に育てたいと考えております。これからは接ぎ木や挿し木などの新芽の伸びを楽しみに管理していこうと

                   考えております。今まで1年間振り返ってみますと、挿し木や接ぎ木は何時試してみましても何本か成功するように思います。昨年の12月
                   下旬、今年の1月、2月と接ぎ木しましたが、それぞれの接いだ枝から新芽が、まもなく伸びようとしています。12月、1月は零下一℃等

                   厳しい寒さの時もありました。ハッポウスチロールを用いて管理し、2階の陽の当たる場所で管理し5か月経過しております。1〜2週間に一度
                   接いだ穂木の葉に霧吹きで水を与えたりしながら管理し、雨や曇りの日はハッポウスチロールの蓋をかけて外気に当たらないように注意

                   いたしました。同様に外に置いてある海棠椿(ハイドゥン)花もまもなく咲きそうです。
                   葉と花芽の場所をハッポウスチロール箱で覆い12月から3月まで管理。水は普段と同じように与えておりました。

                   しかしながら、中国やベトナムなどの黄色の椿は寒さに相当注意して管理されたほうが安心だと思います。私は2回黄色の椿を枯らした
                   経験がありますので。
                   


ハッポウスチロール箱を使いで海棠椿(ハイドゥン)の葉と花を囲む。
冬の間は密閉し大きなビニール袋を2枚程かけて保護します。

囲んだハッポウスチロール箱の中の花
4か月間、外でハッポウスチロール箱で囲む。


海棠椿(ハイドゥン)
椿の花
昨年も同じ方法で冬の寒さを乗り切りました。


                                     

                                     



一休→白手香→正常花に戻る   一休より花弁は少し小さく思えます。


五島の種子より  すっきりとした綺麗な藪椿。オボコと交配しました。

さやけ

白一重の綺麗な花に思えます。

特にシベに特徴があるように思えます。


2024. 4.7

                
この数日で桜の花が満開になり、卒業生、社会人、あるいは何かに挑戦される方々を祝福されているようで
                   明るい未来が待ち受けているように感じられます。人生の新たな出発ですので、頑張ってください。

                   今日の最初の紅栄は何度も掲載しておりますが、今までの紅栄の花の中で最も素晴らしい花に思えます。色合い、しべ、花形、筒長の花弁等
                   総合的に判断して五島の藪椿実生花の中でも優れているように思えます。

                   夢の古里は可憐で優しさを感じる花に思えます。紅色の花が多い中で、このような色合いの花もいいですね。
                   花岬も良い花です。シベの太さがもう少し細ければと個人的には感じますが。ターミアも良い花です。もう少し早く写真を撮れば

                   良かったと思います。写真を撮る時は完全な花の状態の時にすぐとることが大事ですね。明日に撮ろうと延ばしますと雨や強風で
                   花弁が傷んだりしますので。これからは交配した花に実が付くか楽しみにしています。五島の岩永氏のように種子が沢山得られれば

                   楽しみも膨らんできます。気に入った藪椿の種子を毎年蒔き続ければ10年も続けますと相当の良い花が期待できると思いますが。
                   素晴らしい藪椿の種子であれば毎年自然交配を繰り返しますので期待できると思いますが。

                   


紅栄  五島  岩永 章氏 発表

      小輪、濃紅色、筒長 で今までの紅栄では最も見事な
      花に思えます。

夢の古里  明桃色の底白ぎみ、キキョウ咲き、小輪。
        
        久留米市の自然実生花と言われています。

せと千鳥   

白地弁先淡紅ボカシ・一重・小輪〜中輪


花岬  小〜中輪 濃紅色 シベがまとまっている。
ターミア   

白色弁周桃紅色の千重咲き、中輪。


リトルマイケル

小輪  淡桃  唐子咲


2024. 3/27

                   大谷選手がドジャースに移籍して1号ホームランを打ったニュースが流れました。良かったと思います。精神的に少し滅入っていたかと思いますので。
                   人生には誰もが浮き沈みがあると思います。海外でよく耐えて頑張ったと思います。今後期待したいですね。

                   佐田錦は福岡県の八尋氏から穂木をいただき接ぎ木したものです。白地にピンクの絞が入る目立つ品種です。
                   久賀一号は濃紅色の花形の良い花でシベもまと待っています。久賀島には白色の久賀白という綺麗な品種もあります。

                   覆輪乙女は綺麗な花色ですが、もう少し花弁の桃地色が明るいといいと思いますが?
                   エレガンススプレンダーは 淡い桃地に幅広の白覆輪が入ります。大輪の花です。エレガンスシャンペンは白花で人気のある花かと思います。

                   五島の翁頭紅の枝変わりは猪口先の花で、薄桃色の花です。翁頭紅は侘しん咲の濃紅色の品種です。最後に百合ですが、五島の黄金百合です。
                   綺麗な黄金色の花で半日陰で管理しております。植物は個体差がありますので花形、花の大きさ、花色など多少変化することがあると思います。


佐多錦--- 白地にピンクの絞りが入る椿です。 花付きが良いです。


久賀一号--- 濃紅. 花形, 一重筒咲. 小〜中輪.

覆輪乙女---覆輪の入る品種で中輪〜大輪の花に思えます。

エレガンス・スプレンダー--- 淡い桃色、唐子咲で弁端は波を
                    打っています。
 
       八重の唐子咲で花弁の先は波を打つようになります。
                



翁頭紅の枝変わり----五島の椿の枝変わり、極小輪、猪口咲

五島の黄金百合 −- 今年の新芽




2024. 3/27

                  この数日暖かいというよりは初夏のようですね。寒暖の差、黄砂、花粉等色々注意しなければならない時期になりました。
                  皆様方の椿の花はいかがですか。ほとんど咲き終わったと思いますが、交配などで楽しんでいる方もおられると思います。

                  新花の誕生には交配や種子を蒔かれて咲かせる方法などがありますが、年数を必要としますね。それでも新花が咲いた
                  時の喜びはとても言葉で表現できないほど大きなものに違いありません。世界でたった唯一の花だからです。

                  色々試して頑張ってみてください。 今日の花では以津の夢はチューリップタイムの実生ですので良い花に思えます。
                  雷神は都鳥の交配実生からの誕生ですので筒長のすっきりとした感じの良い花に思えます。

                  玉三郎は濃紅色の小輪花です。愛媛県産の椿で20年以上庭で咲いております。津川絞は比較的目立つ花色ですね。
                  久留米乙女宝珠〜千重咲きの良くまとまった花に思えますが。ひな桜は桃色一重の魅力のある花に思えます。

                  今私は庭に多く椿の木を植え過ぎましたので数を減らし、その代わり切った根を掘り起こし、その根に5本から10本程接ぎ木して
                  鉢で観賞しようと作業しております。管理も楽になりますし、20本くらいの20年生の根がありますと、気に入った品種だけで

                  十分楽しめるのではないかと考えております。この春は30種くらいの品種を接ぎ木しました。色々な楽しみ方があると思いますが
                  特に大事で珍しい品種は、枯らさないように数本の根の台木に接いで管理しております。

                  


以津の夢   極淡桃色〜トキ色 ,一重キキョウ咲き  

     チューリップタイムの自然実生  右側は
古都の香

 雷神 花は中形です。花腰は細く、時に少し弁先で開きます。
                  野口 慎一氏発表
都鳥(の交配実生の後代から選別)白 一重 小輪 筒蕊(説明文より)


玉三郎   紅色 一重 筒咲き 愛媛県産
       三弁花 、四弁のときもあります。


津川絞  淡桃地紅縦絞・千重咲・中輪 新潟より

 久留米乙女

     淡桃色の宝珠〜千重咲き、大輪では。




ひな桜
  桃色一重の美しい椿です。


2024. 3/27                最近の岩永氏の発表品種

              多くの新花を発表されてきました岩永氏の最近の品種を再び掲載いたします。 ほとんどが五島の藪椿の実生からの新花です。
              園芸品種が多く発売されている時期に五島の藪椿に着目し相当の年数をかけて毎年新花誕生に毎日を費やして来られたようです。

              人工交配と同様年数のかかる作業だったと思われます。それでも誕生地の五島の藪椿だけに焦点を当てて、見事に自分の目標
              を達成しつつあるのでは。私はほとんど苗や穂木を購入し、挿し木や接ぎ木で増やすことに全力を傾けておりました。

              最近になり、少しずつですが、交配や種子を蒔き新花誕生に向けて力を注いでおります。以前にも書きましたが、新花誕生には
              かなりの努力と年数がかかりますので、出来る限り若い時代に取り組んだ方が楽しみや期待が膨らんでくると思います。

              最近では遺伝子組み換えなどで花色などを変える研究などが進められて、大きな希望を抱かせる情報が聞こえてまいります。
              しかしながら自分の家で簡単に出来ることではありませんので、可能な限り自分の知識で可能な方法を考えて進んでいきたいと

              思います。自分の庭ではある程度植える本数の限界がありますので、狭い土地で出来る限り多くの品種が楽しめる方法を考えながら
              取り組んでいきたいと考えております。


たらちね     五島  中輪  濃紅色  

           良い品種だと思って大事に育てております。


珠姫     五島 岩永氏 より

        五島の藪椿の実生花  この花もシベや花弁の輝きなど
        納得のいく品種で、気に入っております。



エビ茶式部  五島 岩永氏より

シベの綺麗な藪椿だと思います。
  

        

  奈留侘しん  五島産 濃紅色 一重咲

          葉や花形が変化し興味深い花です。

     花形や葉の変化に、他の品種にない喜びを感じています。



春望
  五島の藪椿の種子より誕生     岩永 章氏発表

     良く整った藪椿だと感じております。


黒龍
  濃紅色〜黒味を帯びる 岩永 章氏 発表

     少し筒長の濃紅色の花色です。
     実生花でありますが、一生懸命頑張りますと
     それだけの努力が報われる結果が得られる
     ものだという感じを強くしました。
     何事も頑張ることですね。




2024. 3/25



久留米乙女? 勘違いかもしれませんが?。


淡桃色の宝珠〜千重咲き、大輪では。


薄桃色で花形や花弁から判断したのですが。


都鳥


3〜4月に花が咲く  大輪  花形、花色共美しい

別名→ユリカモメともいわれております。

ユリカモメという鳥は繁殖期になると、

頭が真っ黒な羽
に生え変わるそうです。 →(ネットより)

流星→白一重 少輪 筒蕊  

野口慎一
氏発表   「百合絞」の交配種。(ノートより)

花は正面から見ると星形のように開きます。花弁は白ですが
細かい紅色の筋や斑点がすこし出ることがあります。(説明文より


2024.3/18           褒章はシベの綺麗な良くまとまった花です。春望の実生。岩永氏はとても褒めている品種です。
                   彗星野口氏の発表品種で、横張性すっと花弁が前につきだすような花形です。時に咲き進むと少し花弁は中折れします。(野口農園作出花より)
                        ( 笹百合同様接ぎ木して2年目で咲きだしました)
                   つたの細道白百合は筒長の花形で春咲です。 この品種には赤咲の花もあります。 鳳凰はアメリカ産の品種で桃色の綺麗な花です。
                   今年3月に庭の25年〜30年生の根を5本掘り出し気に入った品種を接木しました。徐々に庭木を減らし鉢での管理に移す予定です。
                   庭に植えたままで管理しますと大きく成長し、管理が出来なくなるのではと思い、思い切り庭木を少なくしております。



褒章 − 濃紅色の極小輪〜小輪   五島 岩永氏より


→ 彗星 野口 慎一氏 発表   → 紅栄 岩永 章氏 発表

金魚葉白侘助

白一重筒咲の小輪タイプ


つたの細道白百合
  一重、、長筒咲、筒蕊、小輪。花の色は、
              白色である。12月から3月咲
              


紺侘助
  ワビスケの品種ではありません。藪椿系の品種です。
       黒侘助と似ている品種と言われています。


鳳凰  桃色の中〜大輪の美しい花です。

     アメリカ産   春咲の品種です。



20243/20
                     椿とともに

                         今日は午後より寒くなりました。スギ花粉も多く花粉症にかかっている人たちは毎年大変ですね。
                         花粉のない杉の木の植樹が一刻も早く全国で行われてほしいですね。

                         今日の最初の花はサニーサイドです。薄桃色の日本人好みの花ではないかと言われております。
                         花の咲きだしは写真よりもっときれいに見えます。この木は挿し木苗より咲きだしました。

                         次の花はたらちねという品種で五島の藪椿の種子より誕生いたしました。五島の岩永氏の発表品種です。
                         色合いや花形など人を惹きつける要素があるのでは。我が家で育てて6年目になります。

                         最後の白万代は極小輪かと思います。雪椿系の花でシベの綺麗な花です。
                         椿を楽しむにはなるべく若い時代から興味を持たれるといいですね。退職してからでも良いのですが

                         種子を蒔いたり、人工交配をして育てますとすぐ5年10年と経過してしまいます。なるべく年齢の若い時に
                         椿に接しますとそれだけ多くの取り組みが出来、新品種への期待が膨らむかと思います。

                         私も数年前より交配をしておりますが、もう少し早く取り組んでいたらと思います。五島の岩永氏は種子苗より
                         五島の藪椿より大変すばらしい花を誕生させております。私も最初は好きな品種を集めて増やすことだけに

                         集中しておりましたが、新花誕生という段階にまでもう少し早く考えが及んでいればと残念な気持ちもあります。
                         これからは色々な技術が発達し、ネットなどで多くの情報が入手できますので、若い人たちに期待したいですね。


サニーサイド  淡いピンク/中輪(6〜9cm)

たらちね  感じの良い花です。


白万代
  
   白万代はユキツバキ系の品種。
   一重の白花で綺麗な花です。
   赤色の万代もあります。



2024.3/16             五島の椿 

                          今週でいよいよ寒さも峠を越えて来週から本格的な春の訪れを感じる季節になりそうです。
                           椿の花もそろそろ咲き終わりそうになりました。これから雨が降り始めましたら、写真撮影は

                           無理かもしれません。最初の奈留侘びシンは五島の特徴のある品種で、葉や花形が変化する
                           品種です。変化にとんだ葉や花形も変化して咲くこともあるようです。次の鳳凰の花は薄い桃色の

                           花で感じの良い花です。最後の春望は五島の藪椿の実生から誕生した見事な花です。
                           極小輪〜小輪の藪椿の中でも秀でていると思われます。岩永氏の発表品種できりっとした

                           端正な花形は五島椿の最高峰ともいえるかもしれません。この花の種子から誕生した褒章
                           素晴らしいとの評価です。諦めずに長年努力しますと報われることも多くあり、励まされますね、

                           人工交配や種子苗は年月がかかりますが、それだけ花が咲き始めた時の喜びは大きなものになることと思います。


奈留侘しん  五島産 濃紅色 一重咲

          葉や花形が変化し興味深い花です。

鳳凰  濃い桃色の中〜大輪の花です。

      感じの良い花で今年で5年目を迎えます。

春望  五島の藪椿の種子より誕生     岩永 章氏発表
褒章 − 濃紅色の極小輪〜小輪   五島 岩永氏より説明受ける
    春望の実生 岩永氏の説明によると見事な藪椿の特徴を有しているようです。



2024.3/12             五島の椿

                             五島ではほぼ椿の花が咲き終わっているかと思われます。春の到来も、もうすぐですね。椿の新品種の出会いも
                             交配や種子からの誕生、あるいは椿林などの散策等で意外と発見されるかもしれません。自然界の営みも私たちの

                             想像を超える勢いで進んでいるかもしれません。毎年自然界ではかなり多くの自然交配が行われていると思われます。
                             たまに、ぶらりと散策するだけで見事な花との出会いを経験するかもしれません。そう考えると時々近くの山々などを

                             歩いてみるのdも楽しいかもしれません。今日は五島の椿を3種ご覧いただきます。
                             最初に黒龍の花です。濃紅色の筒長の良い花ですね。花弁の色合いとシベの白さがマッチして、このままの

                             状態で咲き終わるといいですね。次にみつあみですが女性の髪のみつあみの意味ではないでしょうか。
                             岩永氏の発表した細御前同様に筒長のシベの整った良い花ですね。実生からの新花作りも、これからは大いに期待できると思います。

                             黒覆輪は花弁のふちに白覆輪が見られますが、もう少し早ければ黒みがかった花弁に白覆輪の組み合わせで今までにない花が見られたことと思います。
                             来年に再び掲載してみたいと思います。椿の撮影は(花全体に言えることですが)咲き始めから2〜3日頃までが良いですね。ただし購入する場合は

                             花をじかに見て購入出来れば一番いいですね。挿し木や接ぎ木などこれからまだ出来る作業があるかと思われます。色々試されていきますと
                             慣れてきますので、ますます面白くなり、毎日が充実されてくると思われます。 


黒龍  濃紅色〜黒味を帯びる 岩永 章氏 発表

みつあみ  筒咲 紅色  岩永 章氏 発表

黒覆輪 濃紅色〜黒味を帯びる  中村 泰治氏発見


2024.2/28           椿とともに


                    だいぶ暖かくなってきましたが、時に5度前後の時もあります。椿の花を撮るときに最も心配することは雨です。せっかく明日写真を撮る計画をして準備していますと
                    雨が降っていて、花弁が傷んでいるとき、しかも新花などの品種で1輪しか咲いていないときはがっかりします。1年以上かっけて管理しますので誰でも経験がある

                    かと思います。最初の羽地白鷺は沖縄の椿かと思われます。色々調べましたが良く分かりませんでした。白鷺と名前が付きますとすっきりとした白色の良い椿を
                    思い浮かべますので、花が咲いた時なかなか良い花だと満足いたしました。庵紅は抱え咲き濃紅色の花です。現在庭で咲いています玉茜(おぼこ)に似ていますね、。

                    おぼこは数十年前に九州より入手しましたが、枯れてしまい今家にあるおぼこは最近接ぎ木して増やしています。よく交配に利用されるようです。
                    青い珊瑚礁は色々な紫色の品種とともに話題になりました品種ですね。ところが紫色のなる確率は思うように固定せず赤花や黒みがかった色になることもあります。

                    いろいろ説明されおりますが、紫の花色はおそらく天候(気温)に左右されることが多いのでは?若木ではあまり紫色になることは見られないのでは?
                    私の庭で咲く青い珊瑚礁は2度ほど紫がかった色合いがみられました。求めて30年以上経過していると思います。桜島黒神は濃紅色や黒ずんだ色、時には八尋氏の説明では

                    ビロード色の花も見られるとの説明を記憶しているのですが。椿は毎年新花が見られます。接ぎ木や交配をされて楽しんでください。接木は管理(湿度)が大事だと思います。


羽地白鷺 小輪  沖縄の椿では。

庵紅  濃紅色 抱え咲き 野口 慎一 氏発表

紅都鳥  八重の蓮華咲きの大輪で濃紅色 

青い珊瑚礁天候により色合いの変化が見られます?


2024.3/5           椿とともに

                    今日は今まであまり掲載していない椿を2〜3掲載いたします。中部の千羽鶴です。とても淡い桃色となる花で、茶花にも利用されているのでは。
                    この千羽鶴の特徴筒状になって咲く花形の良さもあります。対馬の娘は人気のある品種かと思われます。掲載いたしました花は交配のためにシベを

                    取りましたので少し乱れています。しかしながらとても素晴らしい花で挿し木や接ぎ木で枯らさないように管理しております。咲きだしを撮るといいですね。
                   細御前岩永氏の発表品種ですが、一休の最初の実生花で岩永氏にとっては大変思い出の深い花ではないでしょうか。

                    四君子は侘しん花です。椿の愛好者とともに五島の山林で発見されたと聞いておりますが?濃紅色の極小輪の花です。

                 ★ ほとんど接ぎ木が終わりになりました。これからは管理が大事になります。管理と言っても7〜8割が外での管理ですので、大きな段ボールを接いだ庭木や鉢の
                   上にかけたり、立てかけて直接陽が当たらないようにしております。15日も経過しますと接ぎ木が成功したかどうかの判断が分かるような気がいたします。


紅都鳥    濃紅色の八重蓮華咲き大輪

千羽鶴  中部  トキ色  筒咲

庵紅   濃紅色 抱え咲 一重

対馬の娘   対馬産の野生椿から選抜
          良い写真ではないですね。

細御前  一休の実生 岩永氏
      一休
からの最初の実生花

四君子 侘しん花 極小輪 岩永氏 提供 



024.2/28           椿とともに



                     岩永氏より送られた種子より少しずつ花が咲きだしました。5年〜7年経過しています。その中で接木するために台木の幹を短く
                      切って5〜7年経過した台木の芽から侘しん椿が2〜3見られるようになりました。最近は接ぎ木下台木の新芽を外さず残して

                      その枝からどのような花が咲くか観察しています。最初の紅湖畔は藪椿で濃紅色、極小輪〜小輪の素晴らしい花に思えます。
                      鳳凰は濃紅色の中輪、少し花弁が虫のために傷んでおります。庵紅は咲きだしとは違った花に思えますが、間違っているのか

                      来年の花をよく観察してみたいと思います。

                      清香一重筒〜ラッパ咲きーー小〜中輪の花です。玉章 は昨年購入して苗木でしたので3輪咲いてくれました。抱え咲きの
                      良い花ですね。この花の花粉を利用して現在何本か発根し芽が出ております。交配への挑戦は初めてですので、来年あたり花が

                      咲いてくれるか楽しみでもあります。種子蒔き、交配、取り木、接ぎ木など色々楽しみがあり、1年中何かしら椿と接しているようです。
                      今年はこの春200本近くの穂木を接ぎ木しました。これからだんだんと温かくなりますので、管理が大変になろうと思われます。
                           
                      まだまだ挿し木や接ぎ木は可能だと思われますので、楽しみのためぜひ試してみてはいかがでしょうか。
                      三橋孔雀であれば5〜6年前に接ぎ木した品種です。
   
 
                      


紅湖畔 --- 五島 岩永氏発表--小輪---濃紅色

鳳凰---中輪--紅色

庵紅 -- 濃紅色--中輪

  今年の花と今掲載しております花形と色合いが
   大分違いますので以前の花を掲載させていただき
   ます。

   野口慎一氏発表

箱入り娘--一休の実生花  五島 岩永氏より

   色合いや花形が綺麗でシベもすっきりとして
   います。時間はかかりますが種子を蒔き

   数年間大事に管理しますと、自然もきちんと
   その努力に応えてくれるものですね。
        

孔雀椿? 名前ははっきりと分かりません。 おそらく三橋孔雀と思われます

清香--一重筒〜ラッパ咲きーー小〜中輪 春咲き

玉章  -----  抱え咲きーー 野口 慎一 氏発表

玉章
  抱え咲きの良い花ですね。  



2024.2/28           椿とともに

                          もうじき春になるのではと思いながら、なかなか暖かな日々が続きませんね。少し油断しますと接ぎ木の穂が萎れてしまいますので
                          全体に寒冷紗などかけております。最初の笹百合は購入して2年目で咲きだしました。発表者の説明を赤色で書かせていただきました

                          がほんのりとした紅色で、筒咲の花です。葉は笹のような細長で可愛らしい乙女のような感じのする花です。
                          福岡県産の耳納のは絞り咲きの香りツバキ。大輪の八重蓮華咲き。 薄紫ピンク地に濃い紫ピンク色の美しい縦絞りが入るはなです。

                          むりぶしは沖縄県の花かと思います。極小輪〜小輪の花に思えます。ごく薄く黄色味がかかっているかと思われますが?
                          翁頭紅実生は15年近く庭に植えられています。五島の岩永氏より穂木を送っていただきました。極小輪の良い花に思われます。

                          最後の花は1本の台木に5品種接ぎ木しましたので、玉グリッターズ笹百合の咲いている花だけ撮影いたしました。 ...


笹百合  野口慎一氏 発表     ほんのりと紅色がかる花

耳納の香   福岡 香椿です。

むりぶし  沖縄  極小輪〜小輪と思われます。

笹百合    野口 慎一氏発表  極薄桃色 筒咲

翁頭紅実生  五島  岩永 章氏より    極小輪〜小輪

玉グリッターズ  笹百合


2024.2/25            椿とともに


                           マリア様は野生のヤブツバキから選抜した品種。小輪、筒〜盃状咲きで、たくさんの花を咲が咲きます。田平町で発見された可愛らしい花では。
                           ときめきは五島の種子より誕生。筒咲の濃紅色のシベの綺麗な花です。紅栄は岩永氏発表の良い花ですね。青い珊瑚礁は気温の影響かどうか

                           分かりませんが黒味を帯びた色合いです。時によりとても素敵な紫色の時も見られます。貴美は一重の筒長野花です。
                           翁頭紅の実生は五島産の椿の実生花です。極小輪の花盆栽などに向いているかも。額田姫は香椿です。良い香りのする椿です。


マリア様   五島の岩永氏より

ときめき 五島の種子より

          長筒咲の良い花だと思われます。
      

五島のヤブ椿  紅栄     岩永氏より   

青い珊瑚礁     黒味を帯びています。 気温との関係か?

貴美ーーー 白・一重 筒長の花です。

        大阪より25年位前に購入。

翁頭紅の実生花 濃紅色  極小輪 五島産

額田姫? 綺麗な丸みを帯びた花です。

親不明の自然実生ーーー各花弁に班が入るシベのまとまった
                綺麗な実生花。

2024. 2/23          岩永氏の発表した五島の花

白馬の天使  岩永章氏 発表

前回掲載いたしましたが、山林や野生での白花は
比較的見受けられるのは少なく
、貴重な白花であると考えます。

色々な野営の白花を集めて保存しておくことも今後大事なことになる
と思われます。岩永氏は素晴らしい五島の藪椿を集め毎年その種子を

蒔き新花作りに励んでいるようです。毎年何十何百という種子を蒔けば
何千、あるいは何万という苗木が誕生し、さらにその種子苗から

優秀な種子苗を選択し蒔き続けるのですから楽しみは尽きませんね。
五島の椿栽培に適した地域に住んでおられるだけの理由だけではなく

五島の藪椿の美を追求し続ける岩永氏の長年に亘る努力を見逃す
わけにはいきません。 努力し続けることが未来への光の到着点で

あると教えられているように思います。さらなる躍進を期待しております。

珠姫 五島 岩永氏より  輝きのある花弁でシベの綺麗な花ですね。



2024. 2/21                 五島の椿等

                   本当に暖かいですね。色々な花が一斉に咲きだしそうです。最初にせと侘しんですが、今日で5日経過しました。
                   10日くらい咲き続けてくれるといいのですが。次に鬼ごっこハッピー・まひろですが、良い花を探されてくるものですね。

                   時々個人的に思いますが、五島や色々な椿林に毎年お弁当でも持って山々を散策しますと、かなりの良い椿に巡り会う
                   ことと思います。毎年自然交配で新花が誕生していると思われますので、ぜひ歩かれてみましたら、どうでしょうか。

                   スイート・ジェーンは日本人好みの花ではないでしょうか。極小輪の可愛らしい花で色合いもいいですね。久留米乙女
                   大輪で見ごたえのある花であると思います。福島百合は昔からの名花であるのでは?良い花であると思います。

                   この福島百合にたまたま斑が入ってしまいましたが、アクセントととして良いのではないか。これほどこの時期が暖かいと接ぎ木なども
                   ある程度早めにしないと芽が伸びて予定が狂ってしまうのでは?気に入った花がありましたら少しでも接いでおかれると

                   花が咲かれたときに感動を覚えたり、家の中に飾られて楽しめると思いますが。

                   


せと侘しん − 花が咲き始めて5日経過、

鬼ごっこ     橋本 利晴氏発表


      五島の藪椿

        色合いやシベがきれいですね。
        採取してから少し日数が経過。
        その場ですぐ撮影してましたらと思います。

ハッピー・まひろ    橋本 利晴氏発表

         五島の藪椿

           エンゲージ・リングの発見者である
           橋本氏が発見。色合いシベの美しさ
           良い椿を発見されるものです。       
           

内弁は薄い桃色 外弁は色濃い 牡丹〜千重咲き 極小輪 
オーストラリア、 ボタン、千重咲、 極小輪。

スイート・ジェーン 日本人好みの花に思えます。

久留米乙女ー
淡桃色の宝珠〜千重咲き、大輪では。

福島百合ー 斑入り 
福島百合はいい花ですね。

         
               五島の椿等  
2024. 2/18

                     だいぶ暖かくなり春の気配を感じてきました。接ぎ木など少し予定より早めになりそうで戸惑うこともあると思います。
                      さて、今日は五島の椿を中心に掲載いたしました。最初のイワナガズ・ドリームは五島の玉之浦等の苗を色々な国々へ

                      届けて、お互いの友好関係を築いたり、世界平和に貢献できたらと願う気持ちを大事にしたいと思い誕生いたしました。
                      絞や斑の花は毎年出方が変わりますので、難しい品種かと思います。

                      せと侘しんは前回お話いたしましたが、普通の花よりは長く咲き続けると同時に今までの花色よりも、はるかに濃紅色の
                      花が咲いてくれました。生け花や茶花にも使用できるかもしれません。期待の花かもしれません。

                      あの大空へは椿としては普通の花ですが、横から見ますとシベが長く綺麗に思えます。それぞれの花がすべて最高の花弁、葉、
                      花形、色合い全体の調和を有しているわけではありませんので、何か特徴があれば保存していく考えです。

                      白馬の天使は岩永氏の発見です。家の近くの通路の脇で発見されたそうです。おそらく岩永氏の椿畑の花粉を昆虫や鳥類
                      により運ばれ受粉したものと想像されますが?良い花が偶然見つかるもので、山林だけでなく、どこでも綺麗な花が見られましたら

                      その花を確認してみるものですね。陽の岬の実生ですが最後の陽の岬と大分違う花に思えます。港の朝は花形、色合いともに
                      いいですね。五島の椿とのことです。プリンセス・マコも五島の藪椿で筒咲きの見事な花です。

                      長い間椿の花を見ていますと、色々な花に出会ってきましたが、それぞれ独自の良さがあり、人により好き嫌いもありますので
                      自分の気に入った椿とともに、少し違う花もあって彩を添えていくものと思われます。接木の方はいかがですか。良い成果を期待しております。


イワナガズ・ドリーム  五島 岩永 章氏発表

せと侘しん   五島の椿  五島

 あの大空へ   五島の藪椿の種子より

白馬の天使  岩永章氏 発表

陽の岬実生   八尋 晋策氏発表

港の朝     五島の椿  

プリンセス・マコ     五島の椿  田中範彰氏より

八尋晋策氏発表

2024.2/15            五島の椿等

                        日中15度くらいの暖かな気候でした。五島では、ほとんど花が咲き終わるのではないかと思います。 ★印 五島の 橋本 → 橋本晴に訂正させていただきます。
                        今日は五島の橋本氏より玉之浦椿の特徴ある花を紹介させていただきます。

                        普通の玉之浦より小さく、小葉でシンガ細くまっすぐに伸び、良くまとまっております。白覆輪の幅もちょうど良く
                        実際に花をご覧いただけると特徴が良くお分かりになられると思います。

                        再びせと侘しんですが、何といってもこの花の特徴は濃紅色で咲き終わるまでその形態を崩さず、花の咲く時期が
                        長いということです。色々な侘しん椿が見られますが花の時期が長いというのは、この花の秀でているところです。

                        みさこ慕情はやはり五島の花で、紅桃色で筒咲の花で小輪のように思えます。れいめいも濃紅色の筒先の小輪の思えます。
                        奈留侘しんは桃紅色の筒咲。極小輪の葯が退化し、葉に最も特徴があります。

                        現殊院はごく最近見られるようになった品種かと思われますが?とても素敵な花でびっくりしております。盆栽にも庭植えにも
                        ふと振り返りたくなるような花だと思います、シベも細くまとまり、良い花が沢山五島には見られると思います。

                        これらの情報は岩永氏よりお聞きしてまとめてあります。これらの花を含めて五島の品種を12品種48本くらい穂木を接ぎ木しました。
                        岩永氏の種子からの花は毎回その美しさと花形に(極小輪〜小輪)驚いております。さらなる躍進を期待したいですね。


エンゲージリング   五島の椿  
          橋本 
氏 発見・発表
               

瀬戸侘しん  五島の椿

みさこ慕情 五島の椿


れいめい  五島の椿
        
八重咲き〜牡丹咲き
 中〜大輪 
  玉之浦の血筋を受け継いでいますので
  花弁の先端の縁取りがきれいですね。
  タマグリッターズ

奈留侘しん 五島の椿 小輪〜極小輪

現殊院  五島の椿 極小輪 〜 小輪

瀬戸侘しん  極小輪 〜 小輪 花の咲いた状態



2024.2/5

                       今日は五島の岩永氏より送られました種子より白卜伴の唐子咲の花をご覧ください。
                       種子蒔きより8年経過。このような花が咲くのですね。卜伴椿はネットなどでしばしば見ますが

                       種子より咲きだしたのは初めてです。岩永氏に尋ねましたところ、五島には日本種、洋種の植えられた
                       椿園があり、鳥類や昆虫などの媒介により誕生したのではないかとの説明をうけました。

                       人工交配も自然(人工)実生も期待が持てますね。出来れば同時に実生や交配を試しますと、かなり多くの
                       新花を楽しるのでは。肱川紅は拡大しおりますが一重の小輪かと思います。紅福籠は抱え咲の素敵な花です。

                       最後の花は現殊院という花です。あまり広まっていないと思われますが、私は気に入った花で、接ぎ木や
                       挿し木で増やしています。 今年の接ぎ木は庭木を切って台木にし、1本の木に12〜3種接ぎました。

                       今年は庭木を切り台木に利用する考えです。そのためにチエンソーを購入し根を取り出そうと計画しております。
                       気に入った品種だけ残し、新たに太い根に気に入った品種を接ぎ直し庭の椿の木を少なくしてすっきりとしたいと計画しております。


  五島の藪椿の種子より誕生     
  
       白の唐子咲で岩永氏より送っていただいた
       種子より咲きだす。種子を蒔いて8年経過。
        
       種子からの花は思いもよらぬ花と遭遇するものです。
       時間はかかりますが、種子蒔きも新花の大事な
       1つの方法かもしれません。

肱川紅 ー  暗紅色地に白斑
         
         一重咲き、小輪

      大洲市を流れる肱川に由来する椿とのことです。


    小輪系の抱え咲の花です。

     シベの整った抱え咲きの

     良い花であると思われます。
 
小夜侘助
 久留米市で藪椿から選抜された
                                   
        椿で一重咲き猪口咲き、小〜極小輪 。

        久留米市内のヤブツバキから選抜されました

        とても可愛らしく可憐な花です。

初嵐   少し花形が乱れていますが、良い品種だと思います。 

五島産の気に入った花です。

カタログなどでは、あまり見られませんが

濃紅色の庭木などに向いていると思います。



2024.1/26                    五島の花々   藪椿【山椿)の美しさ
 

                   最初の省吾は上五島の荒木氏から送られました。数年前に穂木を送られ接ぎ木したものです。写真も同封されておりました。
                   ネイミングを見ますとすぐに思い出されると思いますが、華道の假屋崎省吾氏の名前を付けていただいたそうです。

                   薄桃色の小輪でとても可愛らしい花です。我が家ではもう少しで花が咲きそうです。荒木氏は椿以外にも山草などにも興味を
                   持たれているそうです。 次に褒章ですがとても素晴らしい椿です。春望の実生花で極小輪の花。岩永氏の絶賛する藪椿です。        白手香について

                   春望も素晴らしい実生花ですが、シベの整った濃紅色の五島の花です。竜馬は五島の広瀬氏の発見された整った花ですね。            遺伝子組み換えなどの高度な技術で花の固定化を行えば
                   広瀬氏は以前このページでもご紹介いたしました見事な紫色の花を発見された方です。おさななじみ原殊院もも花弁やシベ           毎年正常花ではない固定した花が咲くと思われますが、

                   の綺麗な花だと思います。五島は椿の好きな人たちにとっては一度は訪ねてみたくなる地域ではないでしょうか。最後に白手香            忘れたころに時々固定した花が見られる時がありますので
                   ですが、一休の枝変わりです。侘しん花として固定するにはかなり難しさがあるように思われます。個人の努力で固定すには困難          自然の状態で白手香の固定を出来ないか考えております。

                   かもしれませんが、2度ほど白蘂の見事な花が咲き、固定しないか努力している最中です。諦めたら終わりですので、交配とともに           長い時間がかかるかもしれません。あるいは不可能かもしれません。
                   この白手香の花の固定に向けて期待したいと思っています。五島の岩永氏にはいろいろな要点を教えていただいております。              毎年いろいろ試しながら観察していきたいと思います。  

  
省吾 − 薄桃色の小輪 − 上五島産 ー 荒木 広太氏 発表

褒章 − 濃紅色の極小輪〜小輪   五島 岩永氏より説明受ける

竜馬 - 濃紅色小輪 〜筒咲筒芯ー 五島 広瀬 健司氏発見 岩永氏発表

おさななじみ −濃紅色 − 親不明の自然実生  五島 岩永氏より
                   可憐なすっきりした花ですね。
         

               五島の椿で筒咲、筒しべ。大変気に入った
               花です。色々な評価の仕方があると思いますが

               2〜3優れた特徴がありますと私は大事に保存して
               います。多くの見事な花が見られていますが、

               近くに椿林がありましたら、時々花を見つめながら
               何か特徴がないか見てください。思わぬ花との出会いを

               するかもしれません。木に登って確認するのは大変
               ですので、根元に落ちている花びらを見て判断する
               と楽かもしれません。変った花を発見しましたらその
               周辺の木々の花を調べてみると良いと思います。
 拡大した白手香 白蕊の極小輪の花
                        

数日前にテレビで胡蝶蘭の放送を見ましたが紫色に変える
花色の研究で30年程の年月を要したとの説明を聞きました。この
白手香の侘しん花として固定しないか努力していますが、この
放送を見て難しさを認識いたしました。でも何年か一度に侘しん花
として咲くこともありますので、何回か咲くときのいろいろな条件を
記録して半侘しんでも咲かせるヒントを得たいと考えて
おります。一休の枝変りで、とてもきれいな花弁をしており、
現在5〜6本、来年には10本程鉢栽培で侘しん花の咲くの夢見て
頑張りたいと考えております。12年間で侘しん花2回
半侘しん1回。他は正常花です。2〜3年前より関心を持ち色々
試しております。



                         今年に入り最も寒い季節になりました。なかなか咲ききらないでいた椿の花が楽しめるようになりました。
   五島 瀬戸侘しんの特徴        このような寒い時期に咲く椿の花はいいですね。ダローネガや雪舟、五島の藪椿等咲き始めました。
       他の侘しん花よりも
       長く咲く傾向があります。
                         玉之浦の実生花で八重の花が咲きだしましたが、白覆輪が少ないです。でも、数年待ってみますと白覆輪が比較的多く
                         見れれ変化することもあるようです。 数年間は花の変化を見守り続けた方が良いかも知れません。

                          色々な花が見られますが、私は小輪のヤブ(山)椿が好きなようです。特に侘しん(侘びしべ)花等の花がいいですね。
                          五島の岩永氏より多くの種子を送られ、毎年少しずつ咲きだしました。家に咲く椿からも侘しん花が見られます。

                          12月20頃接ぎました穂木の葉が今も青々としていますので、一安心です。大分工夫しましたが、春に接ぎ木する
                          と同じようにほとんど成功しているように思います。いつ穂木が届けられましても、うまく接ぎ木が出来るように毎年

                          1年中接いだり挿したりしていましたので、今役立っております。この冬の寒い時期に接いだり挿したりすることは
                          あまり適していませんので、勧められません。温室もありませんから、日の当たる家の中の2階窓際に置いてあります。

                          詳しく説明して失敗し迷惑をかけますといけませんので省きますが、春〜秋までの時期が適していると思います。
                          最後に瀬戸侘しんは花付きも良く長く咲き続ける侘しん花のように思います。五島の岩永氏より送られました。

                          最も寒い時期ですので風邪に注意して過ごしてください。


ヌチオズ・ベラロッサ  ヌチオ農園より 濃紅色 大輪

ダーロネガ 千重咲 花弁が幾重にも重なる良い花だと思います

名札が落ちてはっきりと分かりませんが、確認中です。

我が家の玉之浦の実生花。全ての花弁に白覆輪
の綺麗な花が見られると良いのですが。

瀬戸侘しん  比較的長期に咲き続ける侘しん花。 岩永氏より

白髪山 島根県の松江の白髪山で選抜された藪椿。


島根県の野生椿選抜種。小輪〜中輪で白い一重の筒咲きです。

五島の藪椿  数年前に咲いた藪椿です。



                         五島の椿等


                   今年は暖冬の影響で花の咲く時期や花数に少し変化があるように思います。私の庭では花数が少なく、花の咲くのが
                   少し遅いようにも感じられます。日陰に多く植えてある関係かもしれません。

                   本日は五島の藪椿や藪椿の実生花を中心に掲載いたします。 最初のプリンセス・マコは田中範彰氏より送られた五島の
                   つばきです。濃紅色の小〜中輪で花形や花弁の開き具合も申し分ない花のように思われます。田中氏はこの花以外に

                   夢の扉、望洋など五島の藪椿の中から見事な花を選抜して発表されております。次に珠姫ですがシベ花弁の色合いが 
                   見事です。これから椿林を散策しますと見事な花が開花しているかもしれません。

                   王招君は良く知られた花ですが、中国の美人の代表的な名前ですね。私はネイミングだけで求めました。次に吉兆もネイミングの良さで
                   求めた品種です。錦腰蓑×イワジエンシスからの誕生でかなり前に求めた品種です。ソウシン侘助は良く知られた品種ですね。

                   一重猪口咲極小輪の美しい花で花付きが大変良いように思います。これから椿の花が色々咲きだし、写真撮影や散歩等楽しみ
                   な時期ですね。偶然魅了される花に出会うかもしれません。健康を兼ねて椿の花を求めて外出するのも楽しいと思います。

2024 - 1/10


プリンセスマコ   五島   田中範彰氏より

珠姫     五島 岩永氏 より

        五島の藪椿の実生花     

       

王招君

中国の悲劇の美女の名がついたツバキで
時々濃桃の縦絞が入る、美しい椿です。左下に少し見えますが、

珠姫 五島 岩永氏より  

吉兆  大阪より

      唐子咲きの白花です。桃割れなどと育てております。


ソウシン侘助

   玉之浦系の花では小輪系の代表的花では
   ないでしょうか。

2023.12

              今年も残りすくなくなりました。。スポーツ界では日本選手の活躍が話題になりましたが、悲しみで悲嘆に暮れている
              多くの人々も世界中に見られます。一刻も早く光り輝き、笑顔で毎日が過ごせる日々が訪れることを望みたいですね。

              今年は異常な暑さのために比較的花芽が落ちてしまい庭木の花が少ないように感じられます。ある程度挿し木苗を育て
              天候に左右されないように管理出来るようにしたいと思います。近くに置きますといつでも管理が出来、目が届きますので。


小夜侘助 − 猪口咲き、筒しべの侘芯の
小〜極小輪品種。ヤブ椿の突然変異

楼蘭の実生

ソウシン侘助    一重猪口咲・極小輪

台湾椿 ( ゴルドニア)

瀬戸侘しん 極小輪  庭木より
花の咲いている期間がとても長いです。 五島岩永氏より

 極小輪 庭の木よりひこばえが発見され
 2年連続で侘しん花が見られる。

姫侘助ー紅〜桃紅色の一重咲きツバキ

極小輪の花。シベが整い私が大事に育てたい品種。
庭木より発見。正式な名前があるのかも?
来年は咲きだしを撮りたいと思います。

           白手香は固定が難しく正常花になりやすいと思われます。現在10数本育てておりますが、この2〜3年で侘しん花を咲かせ固定化に向けて努力したいと思います。
           細午前は一休の実生花で、とても良い花だと思います。矢上は中輪の濃い色合いの、実が大きめの品種とのことです。磯辺乙女は優しさを感じる色合いです。


2023/ 10            藪椿( 山椿 ) の美しさ − 実生による長年の成果
              
              長年藪椿の実生による新花を作出してきました五島の岩永氏の品種をご覧いただきながら、今年私が庭木に接いだ木々や初めて交配した
              状態を掲載いたします。椿の美しさは晩秋から咲き始め真冬の厳しさを耐えしのび、6月位まで長期間に亘その美しい姿を楽しませてくれるところにあるのでは。

              これほど長期間に亘、椿という花を咲き続ける植物は貴重だと思われます。藪椿( 山椿 )や交配による椿等人により好き好きはありますが
              花弁、シベ、葉、色合い、それに全体の調和等椿の見方や評価等良く観察するように指導されました。しかしながら椿は1年中接ぎ木、挿し木、取り木、交配

              種子蒔き等出来ますので私自身は45年以上椿が毎日の生活の一部になっているように思われます。時々お話をいたしますが、何かに夢中で取り組めるものがある
              ことはありがたいと感じております。椿とともに歩んでいる中で最も私に影響を与えてくださった人は五島の岩永氏でした。長期間に亘五島の藪椿の実生花に

              人生の大半の時間を注ぎ、しかも五島の藪椿(山椿)だけに焦点を当てられてこられました。
              、私の育てている品種をお送りしましょうかと話を向けましても必ず五島の椿だけで楽しんでいきますと返事をされておりました。
             
              それほど五島の椿を愛し五島の椿を日本いや世界に広めたいとの情熱をもっておられたようです。それ以外の理由の一つに数多くの
              五島の種子を蒔き多く苗を現在も育てておられますので、手がまわらないことも五島の椿だけに焦点を絞ったのかもしれません。

              掲載しました写真では庭木の写真は10か所くらい頂点に接いであります。植木そのもには何も手を付けずに単に頂点に接いであるだけです。
              9月中旬から接ぎ始め10月まで接いでおります。それぞれの木の枝に5〜6本接いであります。このようにしますと来年の春接ぐよりは活着率がよく

              管理が楽だからです。五島の椿に関してはシベや色合いの良さ、花形などが整っているように思います。現殊院はあまり見かけない花だと思われます。
              色々な椿を発表されておられますが、これからも実生花の発表を続けていくと思われます。14年生の鉢植えの枝には数種類の新花を接ぎました。

              いろいろ接いでおきますと管理の面や枯れた時等心配せずに接ぎ直すことが出来るからです。椿の花がますます全国に広がり、愛好者が増え続けていく
              ことを願っております。


庭木の頂点に接ぎ木
一枝に5品種位接いであります。
ほとんど整枝をせず、接いであります。9月に接ぐ。

五島の苗木に接ぎ木。一本の木に10品種位接いであります。
9月に接ぐ。


エビ茶式部  五島 岩永氏より

五島の椿紅栄の取り木。花芽がそれぞれの枝に多く見られる。

五島の実生14年生の鉢苗に数品種接ぐ。9月に接ぐ。

紅栄 五島 岩永氏 発表
接いで20数年経過。

旅情 岩永氏発表
とても良い花に思えます。旅愁も気に入っております。

岩永氏より。五島の椿

一休の実生 箱入り娘   岩永氏 発表

松江より  接木で20年ほど経過

2023/ 9        挿し木 接木 交配した種子等

                        


花衣の接ぎ木 庭木の頂点へ接ぎ木

玉章の接ぎ木 同じく庭木の頂点へ

挿し木 6月挿し 50本程度挿しています。

挿し木  6月挿し

交配した種子を蒔く 今日蒔きました、

抱え咲きの種子を交配 

手香、一休、 侘しん系の種子を蒔いて2年経過

年輪を重ねますと、このようにビロード色の花が!


庭木への接ぎ木→ 野口氏の発表品種である花衣と玉章を庭木の頂点につぎました。2年目で花芽が接いでいる枝もあります。この接ぎ木は9月の下旬から10月に接いでおります。
             頂点より下の枝は全く短くしたりきったりしていません。普通に考えますと、下枝を出来るだけ少なくしたり、枝を短くして新芽の充実に気を使うべきだと思います。
             接木の時期の問題に晩秋の接ぎ木にヒントが隠されていると思います。

挿し木 →       最近はあまり挿し木をしませんでしたが、今年は1500本程さしました。 ただ、ハサミで切ってハッポウスチロールの箱に挿しています。長さは10cm〜15cmくらいです。
             大きめのビニール袋に入れて駐車場に吊るしたり、日陰に置いています。水かけは午前と午後1回、雨の時は1回あるいは鉢の状態により噴霧器でかけるか、全くかけません。
             ハサミで穂木を切っています。枝を切る角度はそれほど気にしなくてよいのでは。前もって水に浸しておくか、切ったらそのまま鉢などに挿して水をくれてもそれほど発根に関係 しないようです。
             最も大事なことは直射日光に当てないことです。明るい木陰や私みたいに駐車場につるしておくのも一つの方法かもしれません。挿し終わりましたら、鉢を軽くたたくか、水道水かじょうろで水をかけて
             用土を固定すると良いと思います。いずれにしてもそれほど気にすることはないと思います。頑張ってためしてみてください、

種子苗
 →      五島の岩永氏より種子や種子苗を送っていただき管理しております。一休、白手香。侘しん系の品種です。特に白手香の苗は2年目の苗の枝を切りとり太い台木に接いでおります。
              種子苗からは思いもよらぬ花を咲かせたりしますのでとても楽しみです。この点では人口交配よりもある面ではびっくりする花の誕生があるかもしれません。確率的には少ないと思いますが。
              この種子苗の育て方注目すべき点などに関しては五島の岩永氏の長年の研究に教わるところが多いかと思います。特に侘しん椿に関して電話で多くの要点をおそわりました。
              交配しました抱え咲きの種子がある程度得られましたので数年後がたのしみです。さらに色々交配に、向くと思われます苗木を集めて交配に備えております。いつの日か私の願いが叶うと良いのですが?

.


玉章の説明

丸く花弁は広がり、花は開き切っても丸形を保ち、花弁は落花時でも外反しにくい。
と説明されています。咲きだしから数日で花弁がその形を崩し、がっかりすることもありますが、この玉章は長く丸形を保ち、咲くように思います。今年この椿の花粉で交配をし数種類
種子が得られどのような花が咲くか楽しみです。
玉章 (たまずさ)
             野口 慎一氏発表          


 今年はこの玉章や玉霞、おぼこ等用いて交配をして
 2〜3年後の開花を期待しています。新花作りには
 年数がかかりますが、新しいこの世で唯一の花を
 見られるだけでも楽しいではありませんか。

 五島の岩永氏は五島の藪椿を数十年種子を蒔き
 新花を発表されてきました。人工交配とは違った方法で
 世の中に藪椿の美しさを楽しませていただきました、 

 人工交配でも、種子蒔きからの新花作出でも1つのことに
 長年目標に向けてコツコツと継続することは大変なことだと
 思います、それでも、数十年後に振り返ったときに、

 自分はこんなことをやりきってきたんだという満足感と充実
 感にひたり、良い人生だったと次ぎのstep へ気持ちを新たに
 することが出来るのではないでしょうか。

 どんなことでも継続と好奇心さえあれば
 ある程度は成し遂げることが出来るのではないでしょうか。
 失敗しても失敗しても繰り返しますとあるヒントが得られる
 ものです。余裕がありましたらあらゆることに挑戦し頑張って

 ほしいですね。私もこの写真の玉章などの野口氏の作品に
 少しでも追いつけるように、がんばりたいですね。

現在侘しん椿の固定に向けて色々な角度から試しています。
椿に関する侘しんの完全なる固定化に関する報告は今のところ
順序たてて説明がなされていません。大学ー研究所等のあらゆるネットやAI等も調べております。数年先に良い報告が出来れば
うれしいですが?五島の岩永氏の協力もお願いしています。

gennzai

                                  

2027.                           

      一休の枝変わり  →  驚く極小輪花  白蕊の小さな花で、これほどの花が存在するのか?

                   十数年前に戻りますが岩永氏より送られた花に今私の全ての思いが向けられております。それほどこの白手香の品種に思いを寄せる理由は?→この花が一休の枝変わり
                   で、極小輪。さらによく言われております言葉侘しん花であるということです。その当時はこの花(今言われております→(侘しん花)に対してあまり関心、いや知識がなく

                   単に白蕊の極小輪の花としか感じておりませんでした。ただ良いことに、この花の写真はこのページに掲載されて、パソコンに保存されていました。それだけでも良かったと
                   ほっとしています。早速庭の椿の木を調べましたら数本白手香の木を発見、さらに小さな挿し木の台木に数本接ぎ木の白手香を発見。今月も数本接ぎ木をして育てています。

                   この白手香の由来は福岡県在住の八尋氏により一休の枝変りとして発見され、玉之浦町長であり玉之浦椿を世に初めて発表しました藤田氏の手に。さらに岩永氏の下に穂木が                                                           送られ管理されてきました、それぞれの方々の管理の下で白手香の花の固定化に向けて色々な方向で努力を重ねられてこられたと聞いております。この白手香の管理上の                                                                                                       

                   難しさは正常花になることが多く侘しん花として固定化するのが難しく数年(あるいは1年後)経過しますと正常花に戻ってしまうそうです。日本全国において一休の枝変わりを
                   お持ちの方がおり、侘しん花?として毎年固定した花を育てているかもしれません。発表の場があり、お教えいただければありがたいのですが。

                   現在幸いにも白手香の庭木や接ぎ木苗を数本持ち合わせていますので、あらゆる情報を収集して白手香の固定化に向けて頑張ろうとしております。の写真は白蕊の極小輪の花
                   で花粉がありません。の花は正常花で黄色みを帯びて正常花になっております。

                (注) 侘しん花→ 藪椿や雪椿系の椿で太郎冠者の遺伝子を受け継いでいないために侘助椿ではなく、侘しん(侘芯)ツバキと呼ぶことはどうであろうかと問われる意見もあるようです、
                            色々な議論を経て新しい発見へと高められていくといいですね。。
                         

                 ★  上記で述べました白手香が誕生した一休の椿の木をお持ちの方々は大変夢が持てるのでは。いつの日か白手賀と同じような枝変わりが出現し
                     侘しん椿等のような突然変異による見たこともない椿の花に遭遇することがあるかも? 一休の品種を育てておられる方々、あるいはこれから

                     一休を育ててみたいと思われる方々もこの一休という品種に関心を持たれて観察し続けますと思いもよらぬ枝変わりが目の前に現れるかもしれません。
                     ぜひ1本求めて庭木として育ててみてください。一休そのものが素晴らしい花を咲かせますので。        

          



侘しん花の白手香
 ( A )拡大した写真


正常花の白手香(  B )

岩永氏より送られる。
一休より誕生。

 白蕊の極小輪の花

2025.



                      温暖化による天候の異常な状況が続いていますが、このままこの状況が続きますと50年後はどうなるか
                      恐ろしい感じがいたします。さて、黄金オニユリは毎年ムカゴが見られますので増やし続けております。

                      桜島黒神は以前にも掲載いたしましたが、このように黒みがかった、あるいはビロード色した色合いが見られます。
                      いくつかの品種では成木や老木になるに従いこのような色合いが見られる傾向があるように思われますが?

                      紫色の品種も若木よりも数十年経過した木に紫色の濃い花が咲くことがあるように思われます。小笠原姫椿は今年
                      多くの花が見られそうです。相当太い木で成長が早く樹勢が良いので、ざわざわ茂っております。今まで花が咲いた

                      数はたったの一つでした。そこで取り木を何本かすれば樹勢を抑えられて花芽が付くのではないかと思い取り木を
                      しましたら見事4本の取り木の枝に花芽が沢山付きました。この花の花粉を冷蔵庫に入れて早咲きの椿の花と

                      交配出来るのではと期待しております。果たして結果がどうなるか。秋から来春にかけて果実の実が見られる日が楽しみに
                      なりました。ハイドンキングは整枝しまして新芽が伸びてこれから花芽が形成されていくのでは。黄色い椿の管理が

                      最も大事ですので、枯らさないように気を付けております。温室がありませんので、段ボールやビニール袋に入れて
                      庭を掘った穴や玄関内に入れて管理しております。ハッポウスチロールが役立っております。

                      人工交配も10品種程行い初めてにしては果実がみられました。抱え咲の花を目指して、玉章とそれぞれ交配いたしました。
                      細雪との交配はたったの一つしか残りませんでした。これから落ちるかもしれません。玉之浦や鳳凰等それぞれ果実が

                      付いておりますので8月まで落ちないように祈るばかりです。白手香は岩永氏より送られた一休の枝変わりの品種です。
                      白シベで一休の枝変わりの極小輪の花です。いわゆる侘しんが見られる花です。侘しん椿はなかなか固定するのが

                      難しいようです。この白手香も同様に固定するまで相当の努力が必要かと思います。固定できるかどうかは分かりませんが
                      出来る限り情報を集め色々試みていこうと考えております。諦めてしまいましたら終わりです。10年近くかけて侘しんの

                      固定にある程度良い結果を得た人もいるという話も伺っております。とにかくやるしかないと思います。がんばりたいですね。
                     
                     ★ 桜島黒神の写真が出ておりません。次回に掲載したいと思います。


黄金オニユリ ムカゴが多く見られます。

ハイドゥン椿 整枝して新芽がのびてきました。

桜島黒神a

笹百合の新芽 1本の台木にいろいろ接いで
あります。

黄金オニユリ 今年で4年目です。

小笠原姫椿 もうすぐ咲きだしそうです。

白太郎庵 × 玉章

細雪 × 玉章

黒曜 × 玉章  大きめの果実です。
乙女の祈り 五島の藪椿

     濃紅色・一重・極小輪


    五島の岩永氏より
    右側のひのもと(日本)も岩永氏より

黄金オニユリとともに大切に管理している百合の花です。


白手香 
  一休の枝変わり

極小輪 白しべの筒咲きとなる素晴らしい花です。

侘しん椿は何種類かありますが、固定しにくく、正常花になりやすように思えます。

数年前より岩永氏に教わりながら固定化を試しているところです。

五島の藪椿

    岩永氏より送られる。小輪の綺麗な藪椿です。

2025.

           以前にも掲載いたしましたが、庭木の頂点に接ぎ木し、2年足らずで庭木として成長しております。aの接ぎ木は庭木の頂点に接いで約2年です。
           高さは1m20cm程度に抑えてあります。庭木の頂点に接ぐ場合各枝を短く切り取り接ぎ穂の成長を促すようにすると良いと思われますが、

           それ程気にしなくとも頂点に接いで穂が伸びている状態です。台木に接いで管理しますと1m以上で太さのある庭木にするには相当の年数がかかる
           と思われますが、2年足らずで枝が伸び今年から来年にかけて花が咲くのではないかと思われます。色々試してみるものですね。

           乙女の祈りは五島で誕生したと思われますが、侘しん花で色々と藤田氏が固定に向けて研究努力されたようです。侘しん花は固定するのが大変
           難しく、たとえ侘しん花が咲いても翌年は咲いたり、咲かなかったりするようです。さらに同時に正常花と侘しん花が見られたり、早く侘しん花が咲いたり


           同時に咲くようなことも見られるようです。色々な現象が見られるようですが、あきらめずに侘しん花が完全に固定できるようにしたいものです、
           侘しん花が固定している品種も数品種あるようなので、何とか努力して成し遂げたいと思っています。色々情報を入手している段階です。

           


白アザミの花

   五島より。種子で自然に増えていきます、。

浦島草

 五島より送られる。これよりも小さな姫浦島草
 も咲いております。

黄金オニユリ 
  2本鉢に植えてあります。毎年ヌカゴがなりますので
  蒔いて増やしております。

黄金オニユリ

寒葵

花衣 →庭木の頂点に接ぎ木左側や下の方に枝を
そのまま残してあります。 野口氏発表品種 a

乙女の祈り → 五島 岩永氏より
  正常花を固定するために長年研究されたようです。

玉之浦の白花

  玉之浦より白花に咲いた花。

2024.
                        村下は極小輪、侘しん花で、ほとんど正常花になることはないようです。今年白手香との交配で
                        2個だけ上手く果実がついています。それでも8月〜9月まで落ちるかどうか分かりません。

                        侘しん椿を固定すのが、なかなか難しく、数年後には正常花になりやすいようです。色々岩永氏に
                        侘しん花の固定について教えていただいていますが、色々多くの試みをしながら様子を観察しようと。

                        思います、毎年変わることのない花色侘しん花が見られる品種の誕生を期待して取り組んでみたいと思います。
                        氷上の舞は五島の岩永氏の発表品種です。おそらく実生花だと思われます。藪椿の白花は少ないように思えます。

                        同じ白花でも濁りや絞などが少し混ざっている品種もあり、完全に純白な白花で抱え咲きなどの藪椿が見つかると
                        いいですね。交配や山の散策などで偶然出会うことがあるのでは?


村下 →極小輪で花粉なし。現在交配して2個だけ
      小さな果実がありますが、いつ落ちるか
      心配です。

祈りの女神 五島の藪椿かと思いましたが、
  色合い等違い、はっきりとしません。

名前不詳 →同じような花がいくつもあり
         確認中。

2024.

                  今年は色々な花々と交配をしてみました。すでに2週間以上経過しますが、今までそれほど本格的に試したことは
                   なく、大変難しい作業であると思っていましたので、ほとんど行いませんでした。五島の岩永氏が五島の藪椿の種子

                   を蒔き数多くの綺麗な花の誕生を見せていただき、少しずつですが、毎年種子を送っていただき蒔き続けてきました。
                   数年前より五島の種子から綺麗な花の誕生を見て、種子を蒔き続けてきて良かったと思い、今年からは交配にも挑戦

                   しようと色々な花の交配をしてきました。花の発表まで数年かかり、大変なことですが、少しずつ試し新しい花の誕生へと
                   期待を膨らませていきたいと思います。 種子苗からは全く予想もつかない花の誕生があり、人工交配ではある程度

                   花色や花形が予想できるかもしれない花の誕生を期待できるかもしれません。5年から10年程度かかるかもしれませんが
                   1輪でも2輪でも思うような花の誕生が出来ればと考えております。           


白菊 →白色、千重〜列弁咲き

流星→白一重 少輪 筒蕊  
野口慎一氏発表

五色八重散椿 →抱え性の八重咲き、散り性、
筒しべ〜割りしべ、の花です。

白山吹 → 種子苗より5年経過

ダーロネガ
淡い黄色のツバキです。千重咲きの中輪花

紫陽花→ 早咲きの花のようです。

ハネムーン →八重咲の薄桃色から白色の
    色合いになる庭木として良い花に思えます。

タマピーコック→白い縁取りのある立体的な咲き方
をする綺麗な花です。

2023.

                毎日暖かいですね。桜の咲く時期も各地で一斉に咲きだしてびっくりしています。
                異常気象の影響かもしれないですね。色々な花々が一斉に咲きだし、花見などで予約をされている
 
                方々の変更も多いかもしれめせんね。さて、花の方では、ハイドンキングは寒さに弱く管理が難しいですね。
                いろいろ工夫して玄関内に入れて管理しています。今考えております管理方法は黄色の椿系は庭を深く掘り

                大きなハッポウスチロールの箱を利用し、箱型にして寒さを防ごうと考えております。
                さらに、二重の段ボール箱外側にハッポウスチロールと、風が差し込まないようにしますと冬の管理は大丈夫

                でないかと思われます。。心配な時はさらに、ワラや大きめのビニール袋などかけて管理すればさらに安心できると確信しております。
                この冬の寒さを上記のように管理して、もう一つ工夫するのが寒さに弱い椿の高さを出来るだけ短くしておくことです。

                そうしますと庭の土の中に30cm以上ハッポウスチロールの寒さ除けを50cm位にしますと寒さを防ぐ箱が簡単に作れると
                思われます。今年ハッポウスチロールの中に白色のハイドンキングを入れてビニール袋をかけて管理しました。

                外に置いたままでしたが全く傷まず青々として生き抜いてくれました。出来るだけ寒さに弱い品種の背丈を短作りあげて
                ハッポウスチロールなどを利用した寒さ除けで管理しますと温室での管理をしなくとも無事に冬を乗り越えることができました。

                発泡スチロールを利用する管理方法→発泡スチロール、ワラ、ビニール袋、段ボール等
               庭の土をある程度の深さに掘り、上記の材料を利用して管理箱を作りビニール袋をかけて紐等で縛って春まで管理する。
       

                 暖かな日に2-3回箱を開けて水をかけていました。鷺浦は玉之浦の実生で、白色です。実生での誕生です。
                 種子を蒔かれますと、偶然変化に富んだ花が誕生するものですね。そこに実生の楽しみがあるのかと思います。


我が家の椿 →五島の藪椿等

ポーラーベアー →洋種椿

ハイドンキング →寒さに弱いので育てにくいですね。

日本春蘭

孔雀椿? 名前ははっきりと分かりません。


玉之浦椿の実生→白咲の玉之浦
            珍しいのでは?



202

                今日は紅侘助の取り木2本を外し、その木に10本程他の品種を接ぎ木したり、一子侘助の取り木にも接ぎ木いたしました。
                最近自分で種子を蒔き台木として利用してきましたが、太い台木が数少なくなり、取り木の太い台木を利用しています。

                今日の花の中で玉之浦系の玉グリッターズですが白覆輪と言われています白系の色合いが多く表れています。
                普通12月から春にかけて次第に白覆輪の色合いが薄れてきますが、今年は反対です。赤覆輪を支配する何かが弱まり

                全体が白色になってくるのか、よく分かりませんが何かしらの要因があると思われます。枝変わり、遺伝子、ウイルス等
                色合いに変化を与える要因で、変わった色合いや形状の変化が見られますので、これらの変化を見逃さないことが

                新しい発見へとつながっていくように思われます。種子蒔きや交配、花咲く時期の観察などで新品種の誕生へと期待を
                持ち続けていきたいですね。


白孔雀 → 白色 蓮華咲き 多花性 枝垂れ性。

タマグリターズ → この時期に、この色合いです。

都鳥? 名札なしのため正確には分かりません。

赤孔雀? 名札なしのため正確には分かりません。

佐渡紅覆輪 →桃色地に紅覆輪と紅色小絞り
が入る八重咲き

リトルマイケル →淡桃色 唐子咲き

雪月花 → 淡桃地に紅の吹掛け〜小絞り

桃割れ → 松江より

早春賦 → 極淡桃・一重・筒〜ラッパ咲

202


                 以前掲載しました花等です。沢山の花を撮りましたが、手違いのためにすべてだめにしてしまいました。
                  そこで私の好きな花を再び掲載いたします。桜島黒神はビロード色の黒みがかった花色になります。

                  陽の岬と雪舟は以前から私の好きな花色で、大事に育てております。毎年全国各地で新品種が誕生している
                  と思われます。このあくなき挑戦が素晴らしい花の誕生へと結びついていると思われます。

                  五島の岩永氏のように何十年も種子蒔きに専念し多くの五島の藪椿などを発表されてきました。地味で年月のかかる
                  努力はいつかは実るときが来るように思われます。陽の岬や雪舟はいかがですか。私の大好きな花です。

                  筒しべや抱え咲きの花はいいですね。挿し木でも接ぎ木でも数年経過しますと、穂木が得られ増やすことが出来ます。
                  最初は大変難しく思えますが、すぐに慣れてくると思います。失敗を重ねながら、うまくなっていくように思います。

                  そのうちに自分の意欲も次第に大きくなり思いもよらぬ発見やあっという間に庭いっぱいの花に満たされる日が来るものと
                  感じております。お互いに出来る限りの試みをしながら、花を、人生を楽しんでいきたいですね。


黄金オニユリ

202
   
                 今日は岩永氏の自然実生花等をご覧ください。たまこは玉之浦の自然実生で誕生しました。
                 玉之浦の白覆輪は変化し、春になるにつれて覆輪の幅や色合いが薄れていくようです。

                 この玉之浦を台木にして接ぎ木しましても、白覆輪が接ぎ木した枝に影響することがないように
                 思われます。ウイルスではなく遺伝子ではないかと思われますが?

                 白手香は一休の枝変わりで岩永氏の話では、侘しんが固定することはなかなか難しいようです。
                 岩永氏が畑に植えて成長した白手香の木からは侘しん花がなかなか見られないようです。

                 今私の家で鉢栽培の白手香の花が咲きだしそうです。その中の1つの蕾が極小さく普通の白手香
                 の花の半分くらいの大きさですので、侘しん花を期待しているのですが。今後色々な情報を調べて

                 侘しんの固定を試していきたいと思います。 最後にイワナガズドリームは綺麗な久賀白
                 自然実生です。多くの種子からは思いもよらぬ花が咲きだしますね。そこに期待を込めて毎年種子蒔き

                 をし、いつの日かこんな花が咲いたと報告できる日を待ちたいと思います。


              


たまこ  → 五島の玉之浦自然実生

   岩永氏発表

雪嶺  → 白手香の自然実生

     岩永氏発表

白手香  → 一休の枝変わり

    八尋氏発表

イワナガズドリーム →久賀白の自然実生

    岩永氏発表

令.5. 3.


              桜が各地で咲き始めました。同時に椿の花も一斉に咲きだし、交配等しておられれる人たちにとっては少し
              慌てておられるのではないでしょうか。新芽の伸びも早まるとおもわれます。

              写真の中でときめきは五島の藪椿の実生花です。岩永氏より種子を送られて10年近くなると思われます。
              西湖は野口氏の発表作品で庭木に接いで2年経過しております。陽の岬は八尋氏の発表品種ですが、

              少し薄桃色がかった気に入った花です。玉章は丸みを帯びた、最後までその形をくずさないとても素晴らしい
              花だと思います。現在増やしたい接ぎ木の作業は終わり、少しですが、交配を試みております。果たして

              うまく果実が見られ、種子を蒔くことが出来るか楽しみにしています。


鳳凰 →中〜大輪

ときめき →五島の藪椿 岩永氏より種子を送られる

西湖  → 野口氏発表

遠茜 →新潟より

陽の岬  → 八尋氏より

名前不詳

美保の関 → 島根半島のヤブ椿から選抜
    島根半島の野生ヤブツバキの選抜種。
    桐野秋豊氏の命名・発表。

玉章 →野口氏発表

令.5. 3.

            ここ数日間暖かいですね。庭の椿の花も咲き始めました。鳳凰は以前掲載いたしましが、濃い桃色の花だと思います。
            首里乙女も数日前に掲載いたしました。今日完全に開きました。中輪の八重咲の花です。このような花もありますと

            変化があり増やしていきたいと思います。最後の2つの花は藪椿の実生花ですが色合いと花形に、種子を長く蒔き続けると
            自分の好みの花が見られることにうれしさを感じております。交配や種子蒔きでも花が見られるまで数年かかりますので

            ある程度の我慢が必要になりますね。それでも、毎年蒔き続けたり、交配をしていきますと数年後には毎年どのような花が
            咲いてくれるかという楽しみがあると思います。 皆楽しみ方は違うと思いますが、いつもお話いたしますように、何かに夢中に

            なるものがあることは大事なことだと思います。ところで、接木はされたでしょうか。まだまだ大丈夫だと思います。
            
          接木 → 庭に植える → 支柱 → ビニール袋 → ビニール袋の端に土をかぶせる
 → 温室状態にする 
           このようにしますと管理も楽になります。日除けが必要な時は段ボール箱を使用しております。 私の接ぎ木とその後の

           管理の1例です。 ぜひ頑張って楽しみを増やしてください。

 



鳳凰  中〜大倫 

首里乙女  沖縄 完全に開いた状態

藪椿  五島より  今のところ抱え咲きです

藪椿 五島より  

令.5. 3.


玉章 今日咲きだしました。
  
   白 一重 小輪 花形は丸みを帯びて、
   最後までその形を崩さないように思えます。

佐田錦  白地にピンクの絞りが特徴の椿です

   長崎県の八尋氏より送られる。

出雲大社藪椿

紅色の一重咲きで筒咲き、小輪のツバキ



白太郎庵

   白一重の中輪。綺麗な花に思えます。



白スミ→白角倉とも言われています。  
   
    白色 千重咲き 中〜大輪


首里乙女 (沖縄)

 沖縄から送られた品種で、中輪の八重。

 


 我が家の庭で咲く青軸系の梅。
    
  接木して毎年咲き誇ります。


我が家で咲く紅筆系のうめ。
  接木で20年以上経過。

令.5. 2.

              玉章は昨年入手。白一重で早春咲。この写真は昨年撮ったものですが、今年はもうすぐに咲きだしそうです。
              玉風や紅丸等抱え咲きの素晴らしい花が発表されております。玉三郎は小輪の可愛らしい花で、庭で育てて

              20年以上経過していると思います。津黒は前回掲載いたしましたが、はっきりとした色合いをご覧いただきたく
              再び掲載いたしました。 古都の香は香り椿です。可愛らしい花で花付きの良い椿だと思います。

              これまで色々な椿の品種を求めてきましたが、これから交配や気に入った花の種子を毎年蒔き続けて
              楽しんでいきたいと思います。比較的長い年月がかかると思いますが、頑張ってみたいと思います。


玉章  抱え咲の新花(昨年の花)今年はもうすぐ
   咲きだしそうです。 野口慎一氏作出

玉三郎  濃赤色、小輪の一重筒咲き

津黒  やや筒先の、黒味を帯びた良花。 

古都の香 明紅色、小輪、有香で花付きが良い。


令.5. 2.

                  2月も残り1日となりました。庭の花はその輝きを日ごとに増しております。特に五島の実生花が毎日1〜2輪咲きだしております。
                  五島の岩永氏より送られました穂木を接ぎ終わり、早いもので半月位経過しております。特に侘しん花をまとめて1本の台木に

                  5〜6本接いでおり、ほぼ早い接ぎ木は活着したのではないかと思われる状態です。五島列島は侘しん花が比較的多く発見されているようです。
                  侘しんが固定する率は多くはないかと思われますが、岩永氏は侘しん花の固定に向けて長年努力されているようです。

                  玉之浦の花色が春に向けて白覆輪が薄れていくと同様侘しん花も正常花になりやすく固定するのはなかなか難しいようです。
                  それでも椿に関する疑問点や、なぜそのような花色になるのか、毎年観察し続ける岩永氏の椿に対する情熱は羨ましいですね。。

                  皆さん方、接ぎ木の状態はどうですか。まだまだ接ぎ木のできる季節です。繰り返して頑張っていきますと、必ず接ぎ木なんて、なんと
                  簡単なことか、という確信を持たれる時があると思います。諦めずに頑張ってやりぬいてください。どのようなことも、1つのことを完全に

                  やりぬき、我こそは日本一、いや、世界一だと思うくらいの思いがもてるまで頑張ってみたいですね。皆様方の頑張りに期待しております。


玉童子  玉之浦の実生 一重 少し抱え咲きか?

津黒  やや筒長

さやけ   筒咲 筒しべの小輪

五島の藪椿

紅千鳥 青軸に接ぎ木

花弁の1枚1枚が極小です。


    大社紫 → 時により色合いが変わる
 
             紫紅色、一重筒咲き
             

五島の藪椿
 
     毎年実生の花が咲き始めています。

令.5. 2.

               五島福江島の岩永氏よりきれいな椿の花が送られてきました。侘助椿も見事ですが、藪椿の美しさも
               いいですね。飽きることのない見事な花だと思います。黄泉の銀花は侘しん花の中で唯一の八重の椿のようです。

               ネイミングは松江の黄泉坂という地名から付けられたそうです。これらの花々は五島の岩永氏より送られて
               1時間ほどかけて庭木に接ぎ木いたしました。庭木の頂点に接ぎましたので、活着しましたら成長は早いと思われます。

               岩永氏より送られてきました五島の藪椿を中心とした花々は出来るだけ庭木として育ててあります。枯らさないように
               するためです。1本の庭木に出来るだけ多くの品種を接いで、出来るだけ分かりやすくするためでもあります。

               今まで蒔いた種子苗からも花が少しずつ咲き始めてきました。家にいながら藪椿の美しさを楽しめますので、毎年毎年が
               楽しみです。今年はどんな花が咲きだすか期待を込めて時間が過ぎていく毎日でもあります。


乙女の祈り 五島の藪椿

     濃紅色・一重・極小輪

五島の夜明け 五島の藪椿

   五島の藪椿から選別。綺麗な色合いです。

黄泉の銀花  松江の藪椿
       
  松江市の藪椿から選別、八重・濃紅色。
         

慕情 五島の藪椿

    侘しん花も見られる小輪花。

令.5. 2.

           ほとんど接ぎ木を終了し、これからは時々思いついた品種や送られてくる品種を接ぐ予定です。
           白手香は一休の枝変わりと聞いております。福岡県の八尋氏の発表品種ですが侘しん椿として

           育てていましたが、正常花に戻り、色々工夫して侘しん椿として固定しないか研究したそうです。
           完全な固定化は難しく正常花になりやすいとのことです。しかしながら、ほかの侘しん花と同様に

           時には固定化したり正常花になったりすることもあるそうです。岩永氏は色々な形で試してみた
           そうですが、なかなか完全に固定せず、正常花に戻るようです。侘しん花の花の中では数年後

           あるいはそれ以上の年月を経て正常花から侘しん花になることもあるそうです。侘しん花の固定が
           完全になる方法はないか、あるいは交互の侘しん→正常花と繰り返すか、侘しん花と正常花が同時に

           混じっている花が咲く方法を考え出したいですね。岩永氏の知恵を借りて2〜3年試したいと思います。
           



白手香   No1

  岩永氏より
岩永氏の話によりますと
福岡県の八尋氏の発表
品種で興味ある花だそう
です。 品種名確認出来ず

品種名確認出来ませんでした、

五島の藪椿  岩永氏より

五島の藪椿    岩永氏より

一休の枝変りとのこと。

No1と同じ品種とのことです。

令.5. 1.

                依然として寒いですね。この温度では温室で管理しませんと活着が難しいように思われます。
                 私は穂木が10日前ぐらいに届きましたので、接ぎ木をし、2重にビニール袋に入れて段ボール
                 
                 の中で管理しています。無理をしないで温度が15度以上になりましたら接ぎ木をされたら良いのでは
                 ないかと思いますが?写真の中では、紅湖畔は気に入った花で、庭木と鉢植えで管理しています。

                 庭木の頂点に接いだ10品種ぐらいの接ぎ木は昨年の9月下旬に接ぎました。すでに5か月目に入りました
                 ので活着しているとおもいます。あまり長くビニールや囲いをかけておきますと、水滴が垂れて葉が

                 落ちてしまいますので、今日ビニールに穴をあけて外気に慣れさせるようにしました。最後の写真を
                 載せましたのは、庭木の接ぎ木する場所よりも下枝はほとんど整姿したり、切っておりません。

                 秋接ぎは冬にかけて成長が止まりますので、頂点に接いでもそれほど活着に影響を及ぼすことは
                 ないようです。 今年の5月頃この接いだ枝に取り木をかけて鉢苗にする予定です。取り木をした後
 
                 にまた頂点に接ぎ木をして鉢苗にする予定です。1本の庭木からそれぞれの枝に取り木をかけますと
                 2〜3年後には10本ほどの太みのある苗木が出来ると思います。取り木をしてから、接いでも同じ苗木が

                 できますので、やりやすい方法で接ぎ木をしています。
                        ★  さきほ → 玉之浦の自然実生で白花です。 
                                                                                             



胡白蝶
    白侘助と細雪 の交配で一重、小輪。
    白侘助との交配で素晴らしい花が出来たことに
    驚いております。 

紅湖畔

    五島のヤブ椿  濃紅色 一重
                
    岩永氏より送られる。

庭木に10品種接ぐ
     菊百合、久留米乙女、陽の岬、御来光
     ポーラーベアー、さきほ、かくれんぼ、乙女椿
     白手香等を接ぐ。

左側の写真を斜めに変化。
見やすくなるように。

 →   最後の写真は庭木の頂点に左側の穂木を
     接いだ写真です。   

令.5. 1.
 
           No 1の花はスーパースター(白花)の枝から咲いてきた赤花だと思われます。スーパースターの枝を庭木に接いで2年目ですが赤花が
            咲いているのが分かりました。よくわかりませんが、本来なら白花ですので、確認したいと思います。手前の蕾が白花ならばどうして

            赤花が咲いたのか確認が必要だと思われます。 旅情はいい花だと思われます。紅栄同様岩永氏の発表品種ですが、ネイミングや
            ヤブ椿の中からの選別も優れていると思われます。最後の酸豆金剛院は極7小輪の花で藪椿とのことです。園芸品種も素晴らしいですが

            ヤブ椿の美しさもいいですね。毎年種子を蒔く必要性を感じております。毎年蒔きますと毎年それだけ夢や楽しみが増えますので
            花が咲いた時の喜びも大きいのでは。 この花の咲くまでのわくわくする期待感が長生きの秘訣かもしれません。時々お話いたしますが、

            一つのことに、いつまでも打ち込める何かを持つことはすばらしいことですね。継続はすべてのことに当てはまる言葉だと思われます。    
 


スーパースターの枝変りか?

   No 1.

旅情  − 五島のヤブ椿  岩永氏より

紅栄 -  小輪 綺麗な花です。 岩永氏より

酸豆金剛院
    
    極小輪の花。


令.5. 1.

         毎日寒いですね。接ぎ木をして半月経過しますが、少し心配になってきました。活着しているか、葉が落ちてないかビニール袋と寒冷紗等取って
          様子を見たいと思います。島の娘は比較的長く抱え咲を維持しているように思えます。ネットで最近発表されました新花のように最後まで丸みを

          維持して咲き終わって欲しいです。出雲大社藪椿は良い花ですね。松江より送っていただき長い年月が経過しています。玉グリッターズ
          花弁の先端の縁取りが鮮やかによく出ますね。玉之浦の系統を受け継いでおりますので当然かと思いますが。白玉唐子のネイミングははっきり

          しません。瀬戸侘心は侘心の状態を保ちつつ、毎年同じ花(花粉が付かない)が咲くようです。すなわち正常花にならないそうです。




島の娘 − 5日経過しても抱え咲き。
  最後まである程度の抱え咲で
  散るか、見届けたいです。



出雲大社藪椿 − 花は鮮やかな小輪の椿で、
 一重の筒咲です。
 ヤブ椿の選抜種とのことです。





玉グリッターズ
 中〜大輪、八重咲き〜牡丹咲き

 玉之浦の血筋を受け継いでいますので
 花弁の先端の縁取りがきれいですね。




白玉唐子 ?

  白卜伴か ?

  良く分かりません。色々調べようと思います。





瀬戸侘心

  長い間花粉が見られない品種とのこと。
  葉は少し大きく丸みを帯びています。

五島の藪椿からは色々な侘しん椿がでるものですね。
岩永氏より送られる。

令.5. 1.


               最初の洋種椿は名札が外れて正式な名前が確認できません。エミリー 〜?と書かれていますが、はっきりとしませんでした。
                黒曜は赤みがかった黒色に近い花です。 島の娘は抱え咲の花で、最後まで抱え咲か確認しておりません。

                桃割れは唐子咲で松江より送っていただきました。すでに20年以上経過しているのでは。庭では少しずつですが、花が咲き始め
                ました。撮影しても名札が外れていたり文字が消えていたりして困ることがあります。枝の整枝や草刈りの時名札を折ったりしますので

                根の付近に1~2枚埋め込んでおくように考えております。まだまだ朝晩凍り付く寒さですので、風邪には十分注意されて
                お過ごしください。2月中旬位までは注意が必要ですね。病院で治療や入院出来るかなどの心配もありますので。


洋種椿  正式な名前確認できず

黒曜  我が家で育てて20年近くなります。

島の娘 − 咲きだしは抱え咲き

松江産 一重 唐子咲

令.5. 1.

          椿の楽しみは、花の鑑賞とともに増やしたり、種子を蒔いたり、交配して新花を作出することにあるように思います。
           さらに、もう一つの楽しみは椿油を求めることです。椿油を得るにはかなりの太い椿の木があるか、かなり多くの

           椿の木が必要になると思われます。そこで、椿の品種の中でかなり大きめな種子を得られる品種を得られるものは
           ないかと探しておりましたが、知り合いから情報を得て、接ぎ木をしているところです。どのくらいの大きさか分かりませんが

           楽しみでやりますので、数年後にはある程度の種子の大きさが分かるのではないかと思います。広い場所がありますと
           普通のヤブ椿で量的に十分だと思いますが、ほんのわずかでも油を得るには普通の種子の2倍くらいの大きさがあると

           自分の手で椿油が得られて、楽しみも増えるのではないかと楽しみにしています。下の花ではヤブ椿はいいですね。
           美保関は桐野先生が発表された品種ですが、色合いやシベのまとまり等飽きないですね。

           千代の春、小夜侘助、バターミントなども特徴があり楽しみな花だと思われます。2月〜3月に入りますと接ぎ木の時期に
            なりますが(地域により異なりますが)接木されるときに台木を切りますと、台木から水が少しずつ流れ落ちてくることが

           ありますので、早めに台木を準備されておかれた方が良いかと思われます。


小夜侘助 久留米市で藪椿から選抜された
       侘芯椿です

美保の関  島根半島のヤブ椿から選抜
         された椿とのこと。

バターミント 白〜クリーム色で小輪、
     千重咲きの洋種ツバキです。

千代の春 三浦乙女と八重白玉の交配種
        千重咲 中輪

令.5. 1.


      昨日は五島より送られました椿の接ぎ木を行いました。岩永氏の話では今年椿の花付きがあまり良くなかったそうです。
      秋の果実の実が少し心配のようです。天候具合とか、椿の木々が大きくなりすぎて、ほとんど手が届かない状態で草や

      蔦等が絡まっているとのこと。多くありますと手入れも大変ですね。それでも、多くの五島のヤブ椿を発表して充実した日々を
      過ごされてきたのではないかと思います。種子を蒔き、花を咲かせ、花が固定するまで、すぐに6〜7年経過しますので、楽しみも

      多いと思いますが、発表されるまでの苦労も同じく多かったと思われます。何十年間も椿とともに歩まれてこられましたが、今後も
      頑張ってもらいたいと思います。1つのことに夢中に取り組めるものがあることは、毎日を豊かに、生き生きと、させてくれるのでは

      ないでしょうか。全国の椿愛好家の人達の活躍も願っております。お互いに椿の美しさを追い求め、頑張りたいですね。


夢はるき 五島 岩永 章氏 発表
           
          白手香の自然実生

ひのもと (日本) 五島 岩永 章氏 発表

           五島のヤブ椿

哀愁 五島 岩永章氏 発表

 大輪の花

令4. 12.


       No 5の写真の接ぎ木は野口慎一氏発表の花衣を黄蝶の庭木に接木したものです。1m50cm位の高さの頂点に接ぐ。
         下枝はほとんど切り取らず接いであります。心配な時は下枝は短く抑えて接いであります。普通の接ぎ木では台木だけで
     
         下側の枝はほとんど外して接ぐのが普通かと思います。そこで、綺麗な花の庭木や、鉢植えの台木に他の品種を
         1本の木に数品種接いで、花咲く期間を長くして鑑賞したいということもあり、1本の台木に数品種接いでいます。

         庭木での接ぎ木で感じることは、下枝を残して頂点に接ぎますと、成長しないのではないかと思っていました。しかし
         秋の接ぎ木では(例えば9月中旬〜11月初旬)木々の成長がストップしてきますので、頂点への接ぎ木の成長も同じように

         ストップしています。しかしながら9月から11月頃まで接ぎますと来年の春まで半年ぐらいありますので、完全に活着しており
         普通の木々の枝の芽と同じように芽を伸ばして来るように思います。心配な時は下枝を少なくするとか、短く整枝しながら

         管理しますと安心していられると思います。黄蝶の芽と葉が接いだ花衣の右隣に見えます。鉢植えの台木では数多くの
         品種を1本の台木に接ぐことが出来ると思われます。接ぐことと、管理が簡単だからです。鉢植えの台木に侘助系統(侘しんも含む)
              
         と綺麗な花を10本程度1本の木に接ぎ木して、自然交配を試みるのも楽しみかもしれません。侘しん系統の花は正常化に戻る
         ことが多くなりそうです。( 時に正常花から侘しん花もあり、全く正常化にならない品種もあるようです )色々試されると
         
         思いもよらぬ現象に突然出会い、これからの椿の楽しみに新たな1ページを加えることになるかと思われます。
          接いだ後はすぐに少し水分を含んだビニール袋で覆い、管理いたしています。
         
          これらの椿の楽しみ方は五島の岩永氏からの長年の観察を参考にさせていただきました。

         



ソウシン侘助 庭木5年位経過

 新潟より

玉ありあけの実生 6年位経過
玉ありあけは岩根絞と玉之浦の交配種。
多少花形が変化します。

楼蘭 接木5年位経過 
桃地に底白の花で、綺麗な花です。
取り寄せた苗は相当太くなっています。

庭木の1m50cm前後の高さに花衣接ぐ。

昨年の春(2月初旬)接ぎ木。下枝は
4~5本残して接いでいますが、考えている
よりも長く伸びています。
黄蝶の庭木に下枝をほとんど切らずに
 接いであります。枝の隣に見えます
 芽が黄蝶の芽と葉です。

          no5


久米絞

岩根絞のような花とのことです。
今年初めて咲きそうです。

どのような花が咲くか楽しみです。

令4. 12.

                 今年も数時間残して2023年を迎えます。今年は世界的に不安定な年となりました。民主主義とは何か問われる時代ともなりました。
                  また、自分され良ければ良いという時代ではなくなり、地域社会や世界全体が共通の助け合いの下に、いかに平和を希求し、助け合い
                  の精神が大事かを痛感させられました。この1年間こ、このページをご覧いただき有難うございました。
                  来年が皆様方にとって、どの年よりも幸せで生き生きとした年でありますよう願っております。 




箱入り娘
   一休の実生  五島 岩永氏発表


ひのもとー岩永氏発表

白手香 − 八尋氏発表 
        岩永氏より送られる


岩永氏より送られる

令4. 12.


小笠原姫椿
多くの台木が出来ます。
取り木が出来ますので。

五島 岩永氏より

姫侘助

種子より10年くらい経過 

福岡県 八尋氏より 筒芯 花弁は長細の花

令4. 12.


庭植え 


久賀白の実生  五島 岩永氏より


白色、花びらは5〜7枚 

香花 大輪

令4. 12.


福岡ー八尋氏より

岩永氏より  五島のヤブ椿

白手香の実生 − 岩永氏より 一休の枝変り

玉之浦の実生花

良い花だと思います。

この花も気に入っております。

ネイミングが気に入っております。
小学生時代を思い出します。


令 4.12.


一休の枝変り

 五島のヤブ椿 岩永氏より

五島の椿

野口氏発表


松江より

ヌッチオ農園より

金花茶との交配でなく、寒さに強い品種です。

五島の椿

松江の椿

沖縄の椿

実生椿ー  7ー8年経過

福岡県の椿。八重蓮華咲。


令 4. 12.


好きな花でムカゴが毎年見られます。

侘しん椿ー 岩永氏より
氷上の舞も岩永氏より
.
写真が違うと思われますので、後日白手香
実生品種を掲載の予定。写真の夢はるき
白手香の実生品種です。

白手香の実生ー種子を蒔いて数年経過。

桜島で発見。成長してきますと黒味を
増してくるように思われます。

八尋氏より。
黄金オニユリ。
ムカゴが毎年見られ、増やすことが出来ます。

野口氏発表品種
野口氏は多くの新品種を発表されております。

興味ある品種かと思います。

唐子咲、12月より咲きだします。

4品種接ぎ木と台木の枝。台木の品種は
白手香と思われます。雷神、笹百合、マホロバ
白手香等接ぎ木。野口氏の品種を1本の木に
接いであります。

桜島月光と四君子は岩永氏より