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趣味のある人生

       今後このページから掲載いたします。大変暑い日々が続きますが無理をせずに過ぎしてください。
       今していることは挿し木です。接ぎ木もこの時期にいたしますと9月頃までに芽が動き出してきますので

       私は数本行いました。管理が少し大変ですので、明るい日陰(玄関の所や駐車場等)に置いております。
       安心で確実性のあります接ぎ木は秋ごろが良いと感じております。ただし芽が動き出すのは来年の春になります

       ので7月に接ぐのと比較しますと成長速度に違いがあります。この時期に挿し木と接ぎ木をしますと、この暑い時期ですので
       注意が必要ですが、9月の時期に発根や活着が楽しみですので私は毎年行っております。

2024.6月 27日
                      五島の藪(山)椿

ハッピー・まひろ

五島 橋本 利晴氏発表


 数か月前に送られて机の中にいれっぱなしに, してしまいました。
 小輪の濃紅色。花色、花形、大きさシベ全体がまとまり

 藪(山)椿の特徴がみられると思います。写真では大きく
 拡大してありますが、小輪の花とのことです。

 鬼岳の近くで発見された花だそうです。
            
     → 岩永氏の説明によります。
黒龍

五島 岩永 章氏 発表 

  実生の筒長の見事な花に思えます。
  一休の実生花細御前同様育てて

  見たい花の一つに入ると思われます。
  筒長の濃紅色。

  以前お話いたしましたが、五島の藪椿
  の種子を蒔き続けて数十年。

  素晴らしい花の発表に驚いております。
  気に入った藪椿の苗を求めて育てていきますと

  自然交配により思いもよらぬ花との出会いになり
  一生新花を楽しめ、増やし続けていける楽しみ

  があると思われます。私もいろいろ苗を分けていただき
  良い花が咲いております。岩永氏の実生花の誕生

  方法の考え方も私に大いに参考になっております。


2024.2月28日

                   五島の藪(山)椿

竜馬

 発見者  広瀬 健司氏 

 命名    岩永 章

 濃紅色、一重、筒咲、筒芯の小輪

 幕末の志士、坂本竜馬のゆかりの地である五島
 にちなんで。
 
 広瀬氏は紫の椿を発見しております。
 その名前は夢式部。今年あたりその花が五島の

 地区ではなく紫の花が見られないか楽しみにしております。 

 
褒章
     発表者  五島  川口い四朗氏
  
  春望の自然実生。 濃紅色、一重筒咲、筒芯
  の小輪(極小輪かも)。

   竜馬も褒章も五島を代表する藪(山)椿と
   言えるでしょう?

   自然実生でも毎年このような素晴らしい花が
   見られますので、綺麗な花の実生や苗を求め

   て育てますと藪(山)椿の美しさに惹かれ
   自分の目標を定め、生きがいとして光を当てて

   くれると信じております。このことは椿だけでは
   ありませんが、どのようなことでも一生懸命

   頑張りますと、素晴らしい明日が訪れるのでは?


2024.6月29日

         五島の藪(山)椿

鬼ごっこ 

  五島の藪(山)椿   発見者 橋本 利晴 氏   
               命名

   濃紅色、一重、筒咲で輝くような色合いの花弁が
   目立ちます。シベも藪椿に見られる特徴を示し

   まとまっています。ハッピー・まひろでご紹介
   いたしました橋本氏の発見であります。

   長年自然交配を繰り返していると思われる五島の
   椿林ではまだまだ多くの素晴らしい椿が存在している

   とおもわれます。


 みつあみ     
           発表者  岩永 章

  筒長 自然実生花 
  今までとは違う筒長の花ですね。自然実生花の楽しみを
  感じられるようです。

2024.6月29日

               本格的な暑さ到来。昼間も夜間も熱中症に注意しないと! 今後50℃以上の暑さが来ることを考えて対策を考えなければならなくなるかも?
                気温の上昇に伴い多くの面で経済的打撃をこうむることが予想されます。世界が一つになり、取り組む問題なのでは?

                今日の花では山百合の実生花白花です。山百合も個体差があり時々紅筋の入った花も見られます。アザレア椿はこの暑い時期に真っ赤な
                色合いの花を咲かせます。この花と小笠原姫椿の交配をする予定です。数日で小笠原姫椿が咲きだしそうなので、交配できそうです。

                挿し木はすでに50本程度行いました。五島や知り合いの人から送っていただいた穂木を6月下旬に挿しました、これから今週中に挿し木を終わらせる予定です、
                接ぎ木の方は写真のように太い庭木の台木に接ぎました。五島の夜明けの枝に月照、陽の岬、 加茂覆輪等接いで10日経過。うまく花芽がが落ちなければ

                来年咲いてくれると思います。そのために小さなビニール袋に水を入れさらに大きなビニール袋に水を入れて接ぎ穂を管理。1週間に一度程度噴霧器で
                接ぎ穂に水滴をかけております。太い台木、花芽のある穂木など花を咲かせるのに大事な湿度と水かけ、陽の当らない明るい場所等毎日の管理が

                必要かと思われます。この時期の揚げ接ぎはしておりません。あらかじめ鉢に植えられてある台木に接ぐことが大事かと思われます。
                次に椿の葉ですが、まどかは葉変わりが見られます。特に盃葉が多く見られます。同様に奈留侘しん椿も変化の多い椿だと思います。

                円留侘しんの他にも五島の岩永氏の説明によりますと五島の藪椿などにも変わり葉が見られるようです。最後に花芽の付いた穂木を接いで
                来年の花を心待ちするのも楽しみかと思います。猛暑に注意されて、この夏を乗り切って下さい。

            (★) 接ぎ木した穂木に噴霧器で水をかけたり、手で水を与えて湿度を保てるように管理しています。水分が接いだところに入って活着しないのではと
                 思われるかもしれません。私も最初はそう思いました。ところが水道のホースで水をかけても全く心配はありませんでした。それは接いだ所に

                 ローソクを垂らして完全にふさいでいたからです。また、もう一つは接いでその上にビニールでぐるりと巻き付けて縛り、水等が入らず2重にふさいでいたからです。
                 ビニールに噴霧器などで接いだところや穂木全体に水を噴霧して湿度を保てるように管理しています。


山百合の実生花白花 

今咲いているアザレア椿→ 小笠原姫椿と交配予定

今年と昨年の挿し木

月照、 陽の岬、 加茂覆輪 などを接ぐ 花芽を接ぐ 
下の写真の庭木の台木に接ぐ。

まどか(円)の葉 連理葉など

円の変り葉 盃葉のようになっています。

奈留侘しん → この品種の葉もいろいろ変化します。

庭木を掘り起こしハニカミと五島の夜明けを接ぎ
さらに五島の夜明けの枝に上の月照、陽の岬、加茂覆輪接ぐ。


2024.7月16日     

                    花芽付きの穂木の接ぎ木

           この夏に2回目の花芽接ぎを行いました。前回の花芽接ぎをして2週間経過しました。1つだけ花芽が落ちていました。すべて活着していると思われます。
           今回は月照という品種を接いでみました。全部で5本月照を接ぎました。すべて花芽接ぎです。月照を求めてかなりの年数が経過しております。

           白の先細りのシベの綺麗な花です。花芽接ぎをする目的は来年交配を目指しているからです。いろいろな花芽を接いで花が咲いてくれますと、数多くの
           品種の交配が可能になるのではと期待しているからです。花芽つぎで難しいと思われるのは、花芽が落ちないかということです。

           花芽が落ちないようにするために気を付けていることは、花芽が形成されましたら出来るだけ早く接ぎ木をすること。花芽が大きくなり遅く接ぎ木しますと
           それだけ花芽が落ちてしまうと思われるからです。そのために、6月の初旬(花芽が形成されてすぐに)。枝を切ることは養水分を遮断することですので

           出来る限り花芽が小さいうちに接ぎ木し、養水分を吸い上げなければなりません。今年は6月の下旬に接ぎ木しましたので遅かったのではと思われます。
           さらに花芽が落ちないように出来る限りビニール袋内の湿度を保てるように、霧吹きをして活着するまで穂木の状態を人工的に保ってやることが大事かと

           思われます。花芽付き接ぎ木は初めての試みですので、花芽が一つでも残ってくれれば良いと思っています。最初の接ぎ木は2週間経過していますので
           ほぼ活着していいると思われます? 次に白手香ですが、一休の枝変わりの素晴らしい白花です、ほとんどが固定しにくく、正常花に戻るようですが

           見事な花を咲かせることもありますので、今年は多くの苗木を管理して、花芽が多くついていますので、期待しているのですが。育て方も自分なりに
           工夫しながら全部の白手香の木に変化を与え管理しています。花芽が多く見られますので正常花に戻らず咲いてほしいと願っております。

           この白手香の品種の苗木や育て方等多くの面で五島の岩永氏の協力を得て管理しております。


白手香  接ぎ木10年

白手香 接ぎ木16年

白手香 接ぎ木20年

白手 接ぎ木6年

白万代×おぼこ   極小輪の抱え咲きを期待しているのですが?

月照 3本月照の穂木を接ぐ

月照 同じく月照を接ぐ

月照、陽の岬、加茂覆輪 6月29日の画像

2024.7月20日     
    
              
 花芽接ぎなど

            暑いですね。昨日は車で1時間以上運転しましたが、車から外に出ますと熱風に近い暑さでした。家の中でも例年よりかなり温度が高めではないでしょうか。
            温室などで管理されておられる人たちは温度の調整や苗木などの管理が大変だと思われます。水分を出来る限り摂って熱中症対策をしてください。

            さて、今日も花芽接ぎをご覧ください。今日の接ぎ木はすべて1本の台木に接いであります。 最初の細雪は頂点に接いであります。7月1日に接いでありますので
            ほぼ活着したのではないかと思います。花芽の付いた穂木を接いであります。来年の交配を考えております。ハイドンとシルヴァー・タワーの接ぎ木です。

            最後は五島の春望褒章の藪椿です。全て1本の木ですので、同じ管理の下で2〜3日おきに穂木に噴霧器で水分をかけております。接ぎ木後20日経過
            しましたので安心しております。これからの接ぎ木は9月に入ってから毎年行っております。管理的な面で楽で活着率が高いからです。

             ★ 細雪はAとBがあるようです。さらにあるかもしれません。AとBとの違いは花弁とシベの状態で分かるかと思います。この品種は交配がなかなか難しく
                上手くいきません。今年も交配を試みてうまく種子が得られると良いのですが。花芽接ぎがうまくいきますと、いつでも交配や自然実生で種子を得る

                ことが出来ますので、台木を出来るだけ多く養成して接ぎ木の準備をする必要があります。花芽接ぎでは出来るだけ太めの挿し木苗がほしいですね。
                花芽が付いておりますので、出来るだけ台木に養水分を吸い上げる力が必要だと考えられるからです。


小笠原姫椿 最初の花は7月12日咲く

細雪(A?)花芽接ぎ 7月1日接ぐ

ハイドンとシルヴァー・タワーの接ぎ木 7月1日接ぐ

春望や褒章等  7月1日接ぐ

褒章 → 春望の自然実生     五島  川口い四朗氏

春望 五島の藪椿より   五島  岩永 章氏発表
五島の藪椿を掲載させていただいておりますが、
人工交配でなく、自然実生により誕生している花です。

おそらく花を咲かせるためには種子を蒔き
数年の年月を要すると思われます。

しかしながら、毎年蒔き続けますと5年後位からは毎年蒔き続けた種子苗から花が人工交配によらずに、ある程度花が

咲き続けると思います。もちろん周囲に違う品種の椿が植えられていますと、かなり変化に富んだ花が見られると思います。

自然実生による花の誕生は最初の5年くらいまで我慢して
種子を蒔き続けますと、その後は毎年蒔き続けた苗から

新花の誕生になると思われます。藪椿の花を見て、これは
良い花だと思われた花の種子を蒔き続けると、数年後に

新花の美しさに酔いしれるかもしれません。最初の一歩は
出来るだけ自分が気に入った花の種子を蒔いてみることですね。

五島の岩永氏の長年に亘る実生苗からの新花誕生を参考に
自分の思いをまとめてみました。

2024.8月9日

                8月に入り大きな地震が2回ありましたね。買い物に出かけましたので、食べ物や飲み物を用心のために購入してきました。
                地震の怖さはいつ、どこで起こるか分からないところですね。寝場所、飲料水、最低限の食糧等考えておきたいですね。

                五島の藪(山)椿はいいですね。色合いや花形等変化に富み、挿し木や接ぎ木などで絶やさないようにしております。
                野口慎一氏の椿の花もいろいろ変化に富み接ぎ木をしながら、楽しませていただいております。

                五島の藪(山)椿の挿し木も7〜8割発根したようです。特に白手香の親指大の枝の挿し木も2〜3本新芽を伸ばしております。
                この挿し木の枝を接ぎ木して2〜3年後には花を咲かせたいと思っています。挿し木苗からは挿した翌年花を咲かせることもあります。

                実生苗で1〜2年で花を咲かせるのは難しいのではただし花芽を接ぎ木や挿し木をしますと来年花を見られることが出来ると思います。
                今年多くの品種を花芽接ぎしてすでに一カ月。来年が楽しみです。花が咲きますと交配の楽しみがあります。花芽接ぎして以カ月経過して

                おりますので活着していると思います。花芽も落ちた花芽は2つだけでした。これからも出来るだけ花芽接ぎをして増やす楽しみをしたいと思います。
                交配が難しいと思われる細雪も花芽接ぎをしておりますので交配をしながら新花を見られるのを期待したいと思います。

               ★→ 花芽接ぎはすべて7月2日ですべて1カ月以上経過しております。



翁頭紅
実生
  五島  岩永 章氏より    極小輪〜小輪

          咲き始めて20年以上経過しております。
          いつもながら五島の藪椿の美しさに感動しております。
          

笹百合
    野口 慎一氏発表  極薄桃色 筒咲

         接ぎ木2年目

    野口氏の新花を庭木に接ぎ色々楽しませていただいてお     ります。

珠姫     五島 岩永氏 発表

        五島の藪椿の実生花  この花もシベや花弁の輝きなど
        納得のいく品種で、気に入っております。




雷神と西湖の接ぎ木枝 1本の木に数本接いであります。

五島の増やしたい枝を挿し木しました。 1年経過

白手香の挿し木 1年経過  親指大の太さ

細雪の花芽 花芽多く極小の花です。

海棠椿(ハイドゥン、  月照等   7月2日接ぎ木

月照  7月2日接ぎ木

ハネムーン、褒章など   7月2日接ぎ木

 春節、 シルバースター等  7月2日接ぎ木

7月27日 

               五島の椿と葉挿し

                                     台風の接近で今日は庭の椿の置き場所を変えたり植え替えたりで大変でした。そのあと台風に備えて買い物をしてきました。
                                     家で出来る対策も明日までに終わらせたいと考えております。

                                      今日の椿は五島の椿です。おさななじみは岩永氏の実生作品です。筒長の花弁と良い色合いの綺麗な花です。岩永氏は
                                      一休の自然実生からおさななじみと同様の細御前という品種を発表しています。七五三もいい花ですね。近くの場所から

                                      発見されたそうです。五島の大地は椿の花にとても向いていて椿が育つ環境がそろっているように思われます。
                                      この花は閉じ芯の見事な花に思えます。雄蕊が綺麗ですね。

                                      さて、今日は葉挿をご覧ください。時々行っておりますが、成功率は五分五分位かと思います。いらない剪定した葉や
                                      挿し木に適した時期にいつでも手軽に挿せますので簡単だと思います。保存のためにしております。時々名札が落ちたり

                                      名前が消えたりしますので、そのために数本挿し木や接ぎ木、今日のような葉挿しをしておきますと役に立つと考えております。
                                      葉挿しをして考えるべき点は葉柄を付けて挿すほうが発根率が高いと思います。当然椿には葉柄が付いておりますので

                                      そのまま挿すか、ナイフで切り戻して挿しても良いと思われます。時々葉が抜けて枯らす時がありますので注意が必要かと思います。
                                      台風に備えて1週間分の食事や水、懐中電灯、車のガソリン、食べ物ではテレビで冷凍食品の購入をすすめておりました。

                                      今までにない大きな台風のことですので準備もしておきたいですね。


おさななじみ

            五島の椿

    親不明の自然実生
         

七五三
          五島の椿

     紅色、 椀咲き、先細りの小輪花

     発見 命名   岩永 章氏

美穂の関と五島の椿の →     葉挿し

     時々行っております。良く根ガ出ていると思われます。

見驚、 百合の香 の 葉挿し

      カルスの状態  左の根の出ている挿し木より
      3か月位挿すのが遅いです。

10月3日      接ぎ木について

                          今年は暑かったですね。外で管理している方々は大変だったと思われます。これからは少し楽になると思われます。
                          今日は太い台木に接ぎ木をしてみました。夏中少しずつ接いでいましたが、全部親指大の台木でした。

                          今日は相当の太さの台木で11品種接いでみました。秋の接ぎ木は新芽は伸びませんが、管理が楽になり、活着率が
                          高いと思われます。それでも寒冷紗や日陰で管理するなどの注意は必要かと思われます。6月に花芽接ぎをしましたが

                          ほとんどの花芽が落ちないでおりますので、来年の交配を楽しみにしております。花芽が見られなくとも花芽接ぎをしますと
                          毎年多くの花に交配が出来ますので、偶然思いもよらぬ花の出現に期待しているのですが?花の交配は期待する花が咲くのは

                          かなり難しいと聞いております。それでもある程度の見られる花が咲いてくれればと期待しながら、続けていこうと考えております。
                          



          相当太い台木です。 おそらく10数年経過していると
          思います。 
相当太い台木に11品種接ぐ

     白手香、 桃割れ、 夢式部、小白竜

     玉風、 多摩の流れ、 初黄、 笠山紅


     ブライトアイズ、 ニライカナイ等。

これから気温が20〜25℃くらいになると思われますので
接いでみました。2〜3日前にも庭木3本に合計10品種

位接いでみました。それぞれ枝の頂点に接ぎ、ロウソク
を垂らして水が入り込むのを防いでおります。

接いだ後に霧吹きで水を吹きかけて、大きなビニール袋
をかけて管理しております。
           
         10月3日接ぐ。



6月下旬に接いだ品種です。

このころは月照、 細雪、 白菊
五島の椿等かなり多くの品種を

接ぎました。また、多くの花芽付き
の穂木を接いであります。

10月13日

              接ぎ木について

                              今年は暑さが長く続き鉢の管理が大変だったのではないでしょうか。特に外の庭で鉢を出して管理していますと、常に水枯れの心配を
                              しなければなりません。それに、花芽が落ちたり枯れたりする心配があります。さらに、果実が付かない現象も起こります。

                              そこで私は接ぐ時期を秋にしたらどうかと考えて毎年接いでおります。もちろん春から秋までいつでも接ぐことが可能だと思います。
                              それでも、秋の時期は次第に木自体の成長も抑えられ、接ぎ木の活着が良いように思われます。温度が15℃〜20℃くらいの気候を狙って

                              接いでおります。接いだ後もビニールをかけて保護しますので春に接いで管理する時と比べて、とても接ぎ木後が楽になると思われます。
                              さらに管理を楽にするために一本に一芽接ぐのではなく5芽〜6芽違う品種を接いでいます。一本一本植えると大変ですので一鉢に

                              5〜6本植えて管理しています。花芽が見られるようになりましたら、一鉢一鉢に植えて花を観賞します。このように3〜4鉢用意しますと
                              25〜30品種位は3〜4鉢で管理できますので、枯らす心配もなく管理しやすいのではないかと思われます。勤めていても、出かける際に

                              半日くらいは日陰になる場所を選んで、朝出かける前に水くれをし、さらに心配な場合は寒冷紗や段ボール等を用いて工夫しますと良いと
                              思われます。接ぎ木後は接いだ場所に陽が当たらない場所か接いだ場所に寒冷紗や段ボールを被せて管理しています。段ボール箱を

                              用いて日陰をするときは4本の竹を支柱とし、その竹の上に段ボールを載せております。今年も良い結果が出ますことを願っております。

管理の楽な接ぎ木

それぞれの鉢に5本位台木を植えて接いでおります。
一本の台木に数本接ぎますので品種としては

25品種〜30品種位は接げると思われます。すでに
花芽が見られますので来春植え替える予定です。

とても管理が楽に感じます。

都鳥、 藪椿【山椿)の抱え咲き、 金魚葉椿等


紅三光 

      
 とても濃い紅色、 三弁花 筒しべ 極小輪
 
 時に4弁花が出るかも?花芽がありますので開花後 

 掲載したいと思います。庭に植えて25年以上経過。


 3年目にはある程度花芽が付き花の鑑賞が
 出来るのでは。
 さらに穂木を利用して庭木に接ぎ木しながら白椿の
 鑑賞が出来るのを楽しみにしています。 
白椿 

   今年五島の岩永氏より送っていただいた
   白椿の品種です。

   全て発根して来春植え替える予定です。
   畦別当、 久賀白, 蜜姫等です。

   右の花はアザレア椿です。小笠原姫椿
   と交配してみましたが、うまく成功するか

   心配です。昨年は失敗しました。

   → 久賀島は藪椿が多く見られ、久賀白、
      久賀一号等の良い椿が見られます。

     ネット上では次のように解説されています。

    久賀島といえば「ツバキ」。
    島内にはヤブツバキが
    至るところに自生しており、
    広大な原生林や大木も見ることができる。

近くに住んでいれば一度久賀島に行って、咲き誇る
椿の花を見てみたいと思う島ですね。


アザレア椿

   右の3本の枝は接ぎ木した枝です。さらに
   この枝を利用して数種類接いであります。

   うまく接ぎ木しますと次々に何段にも接ぎ木が
   出来そうです。昨日6品種この木の枝に接ぎ木
   しました。代表的な椿の花をこの木一本で
   まとめらるかもしれません。

12月21日      庭で咲く椿

                     今年も残り少なくなりました。今まであまり咲かなかった椿の花が咲きだしました。今年は暖冬で咲く時期が今までよりは
                     変化があるように思います。最初の白侘助は良い花ですね。早咲で生け花や切り花として人気のある花ではないでしょうか。

                     香もあり、稀に赤筋の入ることも知られております。瀬戸侘しんは花形の良い小輪〜極小輪の花かと思います。五島の岩永氏より送られ
                     花付きも大変良いように思います。さらに花の咲く期間が長いように思われます。次の白花は名札が外れて正確に確認できません。

                     最後の花のタマ・グリターズは白覆輪で八重から牡丹咲きの大輪です。以前ヌチオ農園より取り寄せた品種です。下段の接ぎ木は
                     全て庭木の頂点に接いだ品種です。今年相当の数の庭木を鉢に移し庭を整理しました。鉢ですと枯らす心配がありますので、庭木に

                     接いでおけばいつまでも花を咲かせることが出来、管理も楽になるからです。穂木も沢山利用できますので、いつでも接ぎ木挿し木を
                     して増やせる利点があると思います。2〜3月頃にすべてのビニールを外しています。

                     椿の好きな品種や珍しい品種を早く増やしたり、育てたいときは太めの庭木や何本もある太めの鉢植えの枝に接いでみると良いかもしれません。
                     昨年接いだ品種の中で細長い葉が倍以上大きくなったり、太さも成長も倍近くなり1年目で穂木が得られ、数本ずつ接ぎ木をしました。

                     花芽が付くのも早くなり挿し木の苗木の2〜3年生に接ぐより、はるかに成長している感じがいたたします。庭木の頂点に接いでも同じことがいいえると
                     思います。活着しますと成長も早く穂木も沢山得られ、気に入った、あるいは珍しい品種の増殖にも役立つように思われます。

                     五島の藪椿や他の地域の藪椿からは侘しん椿が数種類見られ、楽しみが増えております。多くの藪椿のある地域の椿の種子を蒔かれたり、藪椿の
                     ワビスケや侘しんと思えるような小さな花や葉の枝を繰り返し挿したり、接ぎ木をすることにより侘しん椿として固定できるかもしれません。(?)

                     長い年月がかかるかもしれませんが、余裕がありましたら試してみますと期待が持てるかもしれません。現在私のところでは2品種侘しん椿と
                     思われる花が咲くようになりました。2〜3年同じ花が咲いておりますので、もう少し長く観察が必要かと思われます。

                     今年から来年の3日位まで厳しい寒さが続くようですので風邪には注意されて良き新年を願っております。


白侘助 香があり、良い花ですね。

瀬戸侘しん  五島の椿  極小輪〜小輪?

名札なし (ししま)という品種かも?
タマ・グリッターズ
濃紅色地に白覆輪で八重から牡丹咲きの大輪

庭木の頂点に好きな品種を接ぐ。

同様に珍しい(?)と思われる品種を接いでおります。

この接ぎ木は3本に分かれた幹に3段階接いであります。

小笠原姫椿の木に10品種位接いでおります。
手前の枝はハネムーン、右上に流れている枝は早咲きの
桜です。日除けしてある枝全部で20品種位接いであると思います。

11月23日
               庭の椿

 
                    昨日の白侘助と同時に挿し木しました苗木から赤筋の入った白侘助が咲きだしました。あまり見たことがありませんが、本やネットで説明されていることがあります。
                    この花が誕生した時に何らかの理由で赤筋が入ったのかもしれません。来年再び見られるかは分かりません。2番目の花は名札が消失したために確かな品種名は

                    分かりません。同じような花が見られますので、名札は絶対付けておかないといけませんね。最初から親不明の実生苗であれば仮の名前が付けられるのですが。
                    3番目の奈留侘びシンは花弁や葉に変化が見られ、特徴のある品種です。交配に適していると思われます。最後の羽地白鷺は沖縄の椿で綺麗な花です。

                    沖縄には特徴のある品種があり、これからも収集していきたいと思います。もう少し花弁が開きますと、違った印象を持たれると思います。
                    今年も残りわずかです。寒さも厳しく風邪にかからないようにしながら、良い新年を迎えたいですね。


白侘助ー縦の赤筋入り長めほんの少し見える筋があります。
これは昨年挿し木した枝に見られた初めての赤筋の入った花です。

庭木を鉢に植え替えたために名札紛失。

奈留侘しんー2度目の掲載です。
葉や花弁に変化があり、興味のある品種です。
五島の岩永氏より送られる。

羽地白鷺 −沖縄の椿
         とても色白く綺麗な色合いです。
         もう少し花弁が開くと違った印象を持たれると
         思います。

3月4日
              昨年は猛暑でしたが、今年は寒さで時折雨のために良い花が咲きませんでした。                 ★印  実生の花にびっくりするときがあります。

              パソコンが今日まで良く壊れないでやっとの思いで掲載出来ました。                             花色や雄蕊の変化など色々見られますので、5−7年位育てて観察することをお勧めいたします。

              現在色々な実生苗を育てていますが、かなりの時間がかかると思いますので、掲載できるか分かりませんが、
              変化に富んだ良い花が咲きだしましたら、掲載したいと思います。

              


まほろば   千重〜風車状咲き

実生椿  実生椿でも年数はかかりますが、良い花が
       咲くものです。

吉備 − 侘しん花

     村下や翁頭紅等咲きだしました。

一の谷の枝変わり

雷神 蕾付きよく、交配を試みています。

実生椿 - 昨年おぼこと交配

名札なしー 確かな品種名確認できません

長崎の藪椿

藪椿実生8年目 ー 唐子咲か

唐子咲で実生苗か?

氷上の舞 − 五島の椿 岩永氏より
  百合葉でなくとも細長い花が咲くものです。

極小輪の藪椿実生 2.5cm位

久留米乙女

     ★印 覆輪乙女と説明しましたが
         久留米乙女の間違いでした。
    
         覆輪乙女が咲きだしましたら
         掲載いたします。

翁頭紅 − 極小輪  五島椿 岩永氏より

玉ありあけの実生花   実生より7年経過しております。

一重咲の中輪花で玉ありあけとは全く違って咲いています。

たらちね − 五島の椿  岩永氏より

3月8日
                笠山の北端(虎ヶ崎)にある椿群生林には、約10haの広さに約25,000本のヤブツバキが自生し、色々な花々が咲き乱れるそうです。(ネット参考)
                25年くらい前に数種類取り寄せて庭に植えてありますが、最近笠山黒の品種を購入いたしました。色合い、形、大きさ等満足できる品種でした。

                25000本の藪椿が群生しておりますので、自然交配で多くの新品種や枝変わり等見られるのではないかと思います。
                最近感じることは、品物を購入する際は必ず花の咲いた状態を観察して購入するほうが良いのではないかと感じます。

                さらに、実生など花が咲き始めましたら、数年観察することが必要かと思われます。接ぎ木や挿し木による色や大きさ等の変化が
                見られますので、びっくりすることがあります。藪椿等は短く切って育てますと侘しんと言われる小さな葉や花の咲くときがあります。

                椿の楽しみは尽きませんが、長く楽しむには毎年変化のある花色の椿を作出されると良いと思われます、それには、人工交配や
                自然交配による種子を蒔いて新品種を作出する試みをされるといいですね。毎年毎年手入れや期待で充実した日々を送れるのでは。

                体に注意されて、頑張ってください。
                ときめきは種子から育てた品種でとても気に入った花です。相当の太さがあり、このほかに彗星や百合系の品種が接いであります。
                福島百合は筒長の良い花で蕾も多く見られます。
       


笠山黒椿   濃赤色 小輪 雄蕊の整った良花だと思います。

寒月  新潟  一重中輪

長崎 藪椿 接ぎ木15年位だと思います。

津川絞  雪椿  桃色地に縦の赤絞 千重咲き〜列弁咲き

ときめき

        五島の椿実生花
  
        畑で12年 鉢で10年育てる。種子を蒔いて咲いた
        花の中では最も気に入った花の一つです。
        色合いや花形等気に入っております。

福島百合  とても整った花で、25年位庭で咲いております。

        時々交配種に用いております。

五島の藪椿   濃い紅色の花で中輪花です。

光の春   五島の椿   岩永氏より


4月16日     庭の椿

                              今日は雨が降り続いています。温度も下がり椿の花にとっては良くない状況だと思います。          
                              特に紫の色合いがこちらでは少し薄く思えます。本来はもっと紫色が濃くでるのですが。

                              特に広瀬氏夢式部はびっくりするくらいの紫の色が強くでていました。天候具合、用土、自然と鉢苗の肥料の違い等
                              条件が違いますので変化があるのは当然のことかもしれません。しかしながら、五島の広瀬氏の説明では比較的

                              毎年紫色の花が咲き安定しているようです。紫の色が長く見られるか短いかの違いはあると思われますが、楽しみな品種ではないでしょうか。
                              さらに今後数年この夢式部を観察して紫の色合いが五島で咲く紫の濃い見事な花色と変わらない花が咲いてくれるか見守りたいと思います。

                              藪(山)椿の実生から比較的良く整った花が咲いてくれました、ある程度抱え咲きや咲き終わるまで花弁が反り返らないような花です。
                              紅三光も庭木で20年以上経過しています。あまり花が咲きませんでしたが、今年は小輪の綺麗な花が咲いてくれました。3弁が普通かと
                              
                              思われますが、時に4弁が咲いていたとの記事を見たこともありました。ユリカモメも20年以上育てていますが、今年は花芽が見られ、
                              咲きだしました。この花は花弁の先端が少しよれています。ネイミングはいいですね。伊予姫は可愛い花で色合いもほんのりとしています、
                        
                              自然実生花は花が咲くまで少し時間がかかりますが、期待以上の花が咲くこともあり楽しみです。その花との交配も楽しみで1年中楽しみを
                              与えてくれています。大学の研究室での詳しい取り組みとは違いほんの初歩的な取り組みですが、それなりに1年中夢中にさせてくれます。

                              紫の色合いがいつでも見られるようにしたいと願っていますが? 交配を続けて努力していきたいと思います。


夢式部 − 五島   発表者 広瀬 健司
              濃紅色になっていくようです。

青い珊瑚礁  完全に濃紅色になっています。

夢式部 − 咲きだしの色 夢式部

        発表者 広瀬 健司

 伊予姫    
        好きな花色です。

ヤブ椿【山椿)のに自然実生 − 4〜5年経過

          実生の花は楽しみが多く見られます。
ヤブ椿【山椿)の自然実生
 
      5〜6年経過していると思われます。


紅三光 − 赤の小輪 筒咲 三弁花 4弁花もあるかも

         20年以上育てております。

ユリカモメ − 育てて20年以上経過

      ネイミングがいいですね。


3月19日( 水 )   庭で咲く椿

                              いろいろ庭の花が咲きだしましたが、色々接ぎ木をしております。同時に挿し木もしております。
                              西湖は良い花色ですねと声をかけられます。目立つ色合いですね。ときめきは実生椿ですが

                              私が大好きな椿です。ハイドンキングは白の覆輪が入る綺麗なベトナムの花です。少し寒さに
                              弱いと思います。秋から蕾には寒さ除けをして保護しております。笠山黒椿は小輪の良い花だと

                              感じて思います。交配もしております。玉章は抱え咲きの見事な花に思えます。この花との交配もしております。
                              色々な花が咲きだしましたが、これからは交配をして楽しんでいきたいと思います。どのような花が咲くか分かりませんが

                              思いもよらぬ花に出会えると良いのですが。
                              


西湖 − 綺麗な色どりです。 野口慎一氏発表

ときめき − 実生20年以上 期待以上の花に思えます。

花衣 − 野口慎一氏発表

ハイドンキングー花は淡い紅色に白い覆輪が入る八重咲

佐田錦   このような花も変化があり、楽しみです。

耳納の香 ー 古都の香とともに楽しめる品種です。

夢式部 ー 五島での花の方が紫色が見事のようです。

笠山黒椿 ー 大変気に入った花に思えます。

 ー 野口真一氏 発表 見事な椿に思えます。

夢式部 − 白菊

夢の故郷( 古里 )明桃色の底白ぎみ、キキョウ咲き、小輪。

瀬戸千鳥 −白地弁先淡紅ボカシ・一重・小輪〜中輪 



3月23日    紫色の花 ー  五島の椿 − 夢式部   発表者 広瀬 健司氏   続く

                   昨日咲きました。 前回の夢式部より紫色が濃く、この時期にしてはびっくりしています。
                     紫色の花は今まで何種類か見ておりますが、時期や色々な条件で紫色が出にくく、本来紫の色素がないので

                     長年育てていてもはっきりとした紫色を出すのは難しいのではと言われていたようですが。広瀬氏から穂木を
                     送っていただき5本程接ぎ木や挿し木をしましたところ、昨日写真のような花が見事に咲いてくれました。

                     広瀬氏の説明ではこの夢式部はよく言われておりますが紫の花は紫色が安定しにくく固定しないのではと言われていましたが
                     初めての接ぎ木で初めての花に写真のような紫色の花が咲いてくれました。接ぎ木2年目で、栽培場所は1年中陽の当たる

                     庭で育てておりました。花弁の紫の出方も一部だけ紫が出るのではなく、花弁全体に良く紫色が見られます。今後さらに数年
                     観察しなければならないと思いますが、五島から離れた場所で色々な条件が違う場所でも初めて咲いた花に紫色の花が咲いて
            
                     くれたことは今後期待の持てる品種になってくれるのではないかと期待しております。写真は外で撮りましたので多少光が当たり
                     紫色が薄れたこともあると思います。いつもは家の中で撮りますが、本来の花色をそのままご覧いただけるほうが参考になるかと

                     思いましたので、ご覧いただいております。毎年紫色の濃い花が咲くこと良いのですが。期待の持てる花かと思われます。
 
      →  玉之浦は白覆輪が春に近ずくにつれて、花弁全体が赤色になるようですが、それとは反対に紫の色合いは春に近ずくのつれて、紫色が強く感じられます。
            今年の最初の紫の花よりは2番目の花色の方が紫色が強く感じられます。今後数年間の観察が必要かと思われます。

            青い珊瑚礁も以前見事な紫色で咲いたことがあります。ほかにも藪椿の実生からもかなりの紫色の花が咲いたことがあります。どのような条件で濃い紫の花色
             が出るのか研究するのが大事ではないでしょうか。色々な紫色の花の交配も大事かと思います。時間がかかると思いますが、ひょっとすると数年で見事な紫の
             色合いを目にすることもあるように思われます。色々試みながらじっくりと頑張っていきたいですね。現在 青い珊瑚礁。千年藤紫、大社紫、、松江紫、山椿の紫
             等育てていますがいろいろ交配を重ねて、安定して紫色の花作りに取り組んでいきたいと思います。


サニーサイド − 白菊ー 夢式部

 夢式部

夢式部


4月4日        庭に咲く椿等

                           4月になりましたが、寒いですね。ほとんどの花が咲きだしました。今年は庭木を少なくしましたので少し楽な状態です。
                           村下の花はいいですね。花形、色合い、大きさなど総合して私は気に入って品種だと思います。

                           越来白球は沖縄の椿です。歴史的価値のある白椿だそうです。白万代は新潟の品種で極小輪〜小輪になると思います。
                           赤花の万代椿もあります。ダローネガ椿は黄色みを帯びていますが、金花茶との交配ではなく、そのため寒さにとても強い品種です。

                           淡黄色の綺麗な花で、庭木として楽しんでおります。ポーラーベアー、スーパースター等は大輪の白花で見ごたえがあります。
                           玉の糸は玉之浦系の花ですが、春になるに連れて白覆輪が薄れてきます。玉之浦の白覆輪も色々変化して咲きだします。覆輪の

                           出方が一定していないようです。 友の浦は覆輪の幅が広く見事な花が見られる時もあります。


佐田岬 - 白地にピンクの絞が入りめす。少し多く入りすぎの感があるのでは. 華やかな色合いです。

村下 ー ワビ芯椿  花色、大きさ、シベ等見事な椿だと思います。

越来白球 − 沖縄の椿  白椿(ごろくしろたま)

白万代 − 雪椿系の品種。

ダローネガ −淡黄色の綺麗な花です。
ポーラーベアー  白色の大輪花。交配をしています。
玉の糸 − ほとんど白覆輪見られません。
スーパースター −大輪、八重の見ごたえのある椿。

4月5日

              4月になり温かいですね。外ではツツジが咲き始めました。5月の連休には咲き終わるかも? 写真の小白竜野口氏の発表作品ですが、今年で接ぎ木3年目です。
              細長い花弁で今までの椿の花弁と違った印象を受けます。友の浦は時々良い色合いの花が見られます。内弁と外弁の覆輪の比率が良く出ているように思います。

              陽の岬は以前掲載いたしましたが、とても気に入った花です。白の筒長の花は清楚でいいですね。エレインズ・ベティーも違った面で豪華な目立つ花です。
              青い珊瑚礁ですが、先日掲載しました紫の式部同様時期が遅いほど紫色が良く出てきています。先日もお話いたしましたが、紫色は気温の上昇と

              ともに深くなるように思います。普通の藪(山)ツバキなども赤色が相当濃くなる傾向の品種がありますね。これからは色々な紫色の品種の交配を繰り返し
              ましたら誰でも紫色の良く出る花と出会う時が来るように思われます。何事もあきらめずに色々なことを試されることを期待しております。

              現在紫色の品種は4種類位育てておりますので、色々交配してそれぞれの紫色の特徴を組み合わせれば素晴らしい品種が出来るかもしれません。
              すでに紫色の有名な品種に負けないくらいの品種に出会うように頑張っていきたいと期待を抱いております。


庭で咲く藪椿の実生花

小白竜  ー  接ぎ木3年目  右側は白竜 

友の浦ー 花弁の覆輪がうまく調和して出ています。

陽の岬 長崎産  白花の良い品種だと思われます。

紅三光  新潟産   

エレインズ・ベティー  ・ 接ぎ木して10年以上経過

青い珊瑚礁 ー 紫色が強く出てきました。

陽の岬 − ネイミングや白の色合いがいいですね。


4月13日   庭に咲く椿    色合いの変化

                  この時期になり、赤花の色合いが品種により濃紅色や黒みがかった色合いになってきました。特に紅福籠や桜島黒神は黒味の度合いが強い気がいたします。
                  このような品種と紫の品種と交配することも面白いと思われます。シャクナゲは小さな苗木をいただき咲きだすようになりました。

                  ハイドンキングとの交配を色々な品種にしました。どのような品種とうまくいくか分かりませんが、一つでもうまく交配が出来ればと思います。
                  早めに交配いたしました品種から種子が付き、大きくなりはじめました。秋まで落ちないでほしいと思います。

                  白毛紅は笠山椿ですが、実をつけません。五島のせと侘しと同じです。ハイドン椿との交配はうまくいくか全くわかりませんが、難しいのでは?
                  楽しみで行っておりますので、たとえ平凡な花でも実が付き咲いてくれるとわくわくするのですが。


   → 4月を過ぎましても玉之浦特有の白の覆輪が綺麗に出る品種が見受けられます。その品種は玉童子という品種です。玉之浦系の花はほとんどが春になるにつれて覆輪が
      薄れていくように思われますが、玉童子は全く同じ状態の色合いで咲き続けています。どのような要素が原因しているか分かりませんが、交配するには有効な品種であると
      思われます。この品種は玉之浦の実生から誕生したそうです。小輪の筒咲のように思います。一番下の2番目の花が玉童子です。


紅福籠 昨年よりは黒味がはるかに強いように思われます。

ー花弁の先端が内側に
曲がっているように思います。

野生シャクナゲ − 10年位経過して咲きだしました。

白毛紅ー 実の付かない品種

青い珊瑚礁 × 紅福籠  
ハイドンキング − 
いろいろな品種に交配いたしました。

接黒か? 濃紅色の良い花だと思われます。

春になるにつれて、黒味を帯びてきます。

色々な品種の実が付き始めました。

良く覆輪が出て、調和がとれているように思います。玉童子

以津の夢  淡い桃色が普通ですが、時期的なものなのか?

月照 × 細雪   実が落ちないで欲しいと願っています。

友の浦×ハイドンキング

   うまく夏を乗り越えて実が落ちないでくれると
   良いのですが。

月照 × 細雪

   細雪との交配はなかなかうまくいきませんでした。
   今年は何とかしようと、細雪×月照、 月照×細雪
   母親と父親を変えて、どちらが良く受粉してくれるか
   試しています。


以前掲載いたしました陽の岬です。年によりこのように
綺麗に咲いてくれます、
ポーラーベア

  この花にもハイドンキングを交配して2つ程果実が見られます。
 ております。次回実を掲載したいと思います。